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自分と向き合うコミュの人間関係の「役柄を降りる」ための10ステップ

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先日ブログにUPしたワークを、
こちらでもご紹介させていただきます。

私が実践し心がけていること、
そして、クライエント様に提唱していることを、
交流分析などを交え文章化してみたワークです。

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【ドラマと役柄】

他者との間にストローク(関係性)を持つために、
人間関係の中では、日常的に、数多くの「役柄」が演じられています。

そのグループが創り出している「ドラマ」の「役柄」を演じることにより、そのグループに所属することに暗黙の許可が得られる(居場所が与えられる)ので、人は、無意識に、その役柄を演じることで安心します。

個人が「得意とする役柄」がありますが、固定ではありません。
「グループの中での役柄」というものもあり、グループが変わる度に役柄が変わることもよくあります。(「会社」と「家庭」など)

不健全なドラマにおいての代表的な役割は、おおまかに次の三つに帰するようです。

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「迫害者」
自分の不愉快な現状は他者のせいであり、他者を責める権利がある。という意識を持つ。

[「迫害者」の代表的パターン]
○「他者を責める」ために、「被害者」を必要とする。
○「自分の権利は正当である」という意識のために、「被害者」と「救済者」を「悪者」にする。
○「迫害者」にとっては、「悪いのは他者(社会などの漠然とした概念を含む)」「自分のせいではない」ということが重要な場合が多い。

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「被害者」
自分はいつも虐げられる無力な存在で、救われるべき。という意識を持つ。

[「被害者」の代表的パターン]
○「救われるべき」という意識から、「救済者」を必要とする。
○「虐げられる無力な存在」でありつづけるために、無意識に「迫害者」を必要とするケースがある。
○「迫害者」を「悪者」にする。まれに「救ってくれない救済者」を悪者にするケースもある。
○「被害者」にとっては、「(自分は無力であり)悪者ではない」ということが重要な場合が多い。

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「救済者」
人を助けることにアイデンティティ(自己存在理由)を見いだしている。

[「救済者」の代表的パターン]
○人を助けることにアイデンティティを見いだしているため、無意識に「被害者」を必要としている。
○「被害者」を必要とする為に、無意識に「迫害者」を必要としているケースがある。(この場合の「迫害者」には「社会」などの漠然とした概念や団体も含まれる。)
○「迫害者」を悪者にする。あるいは「迫害者」も「かわいそうな人」として「被害者」のように扱う。
○「自分が(常識に照らし合わせて)いい人」つまり「悪役でない」ことが、「救済者」には重要な場合が多い。

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この三つの役柄を、持ち回りで演じることを、「三角形のドラマ」と呼びます。


たとえば、「被害者(または救済者)」が、「迫害者」を責める時、「被害者(または救済者)」が「迫害者」になり、「迫害者」が「被害者」に変化します。

一人が二役を同時にしたり、「得意な役柄」を拠点にして全員で全てのパターンをぐるぐる交代する場合もあります。

「誰が悪者か」のバトンを、ぐるぐると渡し続けているかのようでもあります。
特に、自分を「よい子(よい人間)」だと思いたがっていると、
他者にそのバトンを渡したくなるものですが、
本来は、「よい悪い」を超えて、ただ、多種多様な「人間」がいるだけですから、
自分がなにかの「役柄」に入っていることに気づけた時には、
その役柄を降りることで、ぐるぐるとまわる三角形から抜け出し、前進が可能になります。

一人一人を、「多種多様な人間」と、認め、
ありのままの自分自身を受け入れて(感じて)行動することで、
「ドラマ」から一歩一歩抜け出すことができます。

その、ドラマから抜け出すための、10ステップを提案いたします。

注) 生命を脅かすような迫害においては、その現実から抜け出すことが先決であり、ここに書いたものは、平素時においての、沢山ある対応方法の一部です。



【人間関係の「役柄を降りる」ための10ステップ】

1) 自分の正直な感情を感じる。必要があれば伝える。(※1)
  (自分を知る・感じる)

2) 自分自身の率直な本音に気づく。必要があれば伝える。(※1)
  (自分を知る・感じる)

3) 自分の本音や正直な感情が優等生でなくても許す。
  (「よい子」の役柄を降りる)

4) 他人の押しつける罪悪感を受け取らない。
  (「被害者」「加害者」「救済者」の役柄を降りる)

5) 他人に罪悪感を押しつけない。
  (「被害者」「迫害者」「救済者」の役柄を降りる)

6) 他人の感情と自分の感情を区別する。
  (「他人の感情の受け皿」の役柄を降りる。自分を知る・感じる)

7) 自分自身は尊重される価値があることを素直に認め、自分自身を尊重する。
  (「ダメな子」の役柄を降りる。)

8) 他人からのコントロールを受け取らない。
  (自分自身への尊重・「他人が与える役柄」を降りる)

9) 他人をコントロールしようとしない。
  (相手への尊重・「支配者」「ドラマの制作者」の役柄を降りる)

10) 「自分はどうありたいのか」と、自分自身に聞いてみる。
  (自分の意識の中心に自分自身を置く。)


(※1)伝える際には、「伝えることで相手をコントロールしようとしていないか」にも目を向けてみましょう。

はじめのうちは、一つ一つのステップに時間がかかるかもしれません。
慣れてくると、瞬間瞬間に出来るようになります。
必要があれば何度でも、1)に戻ると、更に、正直な感情や、率直な本音を感じやすくなるでしょう。

また、これらのドラマには、人間であればいつの間にか入ってしまうもの。
入らないことが大切なのではなく、気づいて抜けることが大切であり、
「自分の中心」に還るための大切な学びのプロセスです。

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出典:ブログ「現実を幸福に生きる・リアルスピリチュアル」
http://ameblo.jp/ragate/
人間関係の「役柄を降りる」ための10ステップ
http://ameblo.jp/ragate/entry-10789797670.html
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※ 転載自由です。"出典"を必ず残してください。

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