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妄執、異形の人々コミュの妄執、異形の人々?

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「5」(会期:2011/01/15〜 2011/02/18)の上映作品について、ご覧になった感想について、自由に書き込むトピックです。
また、上映、放映、ソフトなどの情報もお寄せ下さい。

開館5周年を記念しての第5弾!
今回のニュープリントは『セックスドキュメント 性倒錯の世界』。

タイムテーブル
http://www.cinemavera.com/timetable.html?no=83

『十字路』
公開:1928年
監督:衣笠貞之助
主演:千早晶子、阪東寿之助、小川雪子、相馬一平、中川芳江、関操、二條照子、小沢茗一
うらぶれた江戸の裏町でひっそりと暮らす姉弟。弟は矢場の女を巡る喧嘩で傷害事件を起こすが、姉はそんな弟を必死でかばおうとする。そんなとき、借金を返すあてのない姉に身売りの話がもちあがり…。『狂った一頁』に続き、衣笠貞之助監督がドイツ表現主義に影響を受けた前衛的な手法を使って作り上げた作品。短縮版でお送りします。

『怪猫有馬騒動』(有馬猫)
公開:1937年
監督:木藤茂
主演:鈴木澄子、森静子、高山広子、歌川絹枝、国友和歌子、甲斐世津子、草間房枝、三保敦美、高松昌子、東明喜子、柳瀬政子、浅野百合子、大江八重子、大久保とし子
入江たか子に先がけて“化け猫女優”の異名をとった鈴木澄子の代表作。有馬藩主の手厚い庇護を受ける側室・おたきの方は正室の千代姫の嫉妬を買って殺されるが、彼女は死の間際に愛猫タマに仇討ちを託す。ところがタマの牙は、千代姫のみならず無関係の者にまで向けられて…!?

『怪猫謎の三味線』
公開:1938年
監督:牛原虚彦
主演:鈴木澄子、森静子、歌川絹枝、高山広子、森光子、浅香新八郎、松本泰輔、寺島貢、尾上栄五郎、伴淳三郎、梅村蓉子、嵐徳三郎
三味線弾きの清二郎の飼猫を助けたお喜世。それがきっかけで二人が親しくするのに嫉妬した常磐津の役者・三津枝は、猫とお喜世を殺してしまう。その後、清二郎が三津枝に贈った三味線に黒猫の怨霊がとりつき…。『怪猫有馬騒動』に続く新興キネマのヒット・シリーズ、鈴木澄子主演の怪猫映画の一本。

『美女と液体人間』
公開:1958年
監督:本多猪四郎
主演:白川由美、佐原健二、平田昭彦、小沢栄太郎、千田是也、佐藤允、伊藤久、北川町子、中野トシ子、土屋嘉男、白石奈緒美、三崎耕、田島義文、中村哲、加藤春哉、大村千吉
麻薬密売事件の背後に液体人間が暗躍していると訴える大学教授・政田の主張を全く信じようとしない捜査陣。やがて重要な証人・千加子に魔の手が伸び…。核実験による放射能の影響で液体化した人間の恐怖を描いた、東宝の「変身人間シリーズ」三部作の一本。特技監督を務めた円谷英二による液体人間の造形に注目!

『青蛇風呂』
公開:1959年
監督:弘津三男
主演:島田竜三、毛利郁子、小町瑠美子、中田ダイマル、中田ラケット、伊沢一郎、高倉一郎、市川謹也、原聖四郎、荒木忍、玉置一恵、岩田正、越川一、横山文彦、宮田暁美
料亭を営む清吉夫婦と弟の佐助。ところが結婚間近の佐助に窃盗の疑いがかかり、清吉夫婦は弟を救うため証人を毒殺してしまう。その後、料亭では奇怪な出来事が次々と起こり…。大映「蛇」シリーズ第三弾。裸体に本物の蛇を巻きつけ、さらには箱一杯の蛇を役人めがけ投げつける、蛇女優と呼ばれた毛利郁子の面目躍如の一作!

『第三次世界大戦 四十一時間の恐怖』
公開:1960年
監督:日高繁明
主演:梅宮辰夫、三田佳子、故里やよい、神田隆、藤島範文
核兵器を積んだ米軍爆撃機が38度線上で撃墜され、世界情勢は一気に緊迫。ついに世界最終核戦争へと発展し…。特撮はしょぼく、世界情勢はほとんどラジオ・ニュースで説明される、という低予算映画ながら、高校生家族と新聞記者カップルの行動を通して戦争の恐怖を描く手法は素晴らしい。半島情勢が緊迫する今こそ是非!

『快人黄色い手袋』
公開:1961年
監督:市村泰一
主演:伴淳三郎、鳳八千代、小坂一也、北条喜久
「黄色い手袋」と言われる怪人が東京に出現、犯罪を次々に摘発して悪人に鉄槌を下していた。警察は正義のヒーローを逮捕すべきか頭を痛め、雑誌社は正体を暴くため賞金をかける大騒ぎ。そんな時、その正体を探る手がかりが…。タキシードにシルクハット、仮面舞踏会のようなマスクを着けた怪人スタイルもイカす、伴淳主演の活劇!

『ヒマラヤ無宿 心臓破りの野郎ども』
公開:1961年
監督:小沢茂弘
主演:片岡千恵蔵、進藤英太郎、水谷良重、佐久間良子、筑波久子、江原真二郎、片岡栄二郎、羅生門、山形勲、三島雅夫、堺駿二、関山耕司、潮健児、上田吉二郎
ヒマラヤで探検隊が次々に襲われた。その犯人とされるヒマラヤの雪男を土門博士が捕まえて帰国するというから、さあ大変!学者や国際警察、はてはギャング団まで東京に集結し…。“ボリショイの熊”“ヨッチー・三谷”などの出鱈目なネーミング・センスに加え、なぜか雪男コンテストに出場した土門博士が胸毛審査で圧勝する、という展開にもビックリの冒険活劇!?

『競輪上人行状記』
公開:1963年
監督:西村昭五郎
主演:小沢昭一、伊藤アイコ、南田洋子、高原駿雄、高橋昌也
犬供養で食いつなぐ貧乏寺を継ぐことになった春道。改修資金のために賭けた競輪で偶々大穴を当てたことから、ギャンブルにのめり込み…。住職の父は兄嫁と関係するは、その兄嫁は生活のため犬肉を飲み屋に卸すはと、周りは業を背負った“凄い”人ばかり。春道もまたギャンブル地獄に堕ちるが、とことん堕ちた先に浄土は見えてくるのか!?

『散歩する霊柩車』
公開:1964年
監督:佐藤肇
主演:西村晃、春川ますみ、曽我廼家明蝶、金子信雄、宮園純子、岡崎二朗、小沢昭一、大辻伺郎、浜村純、花沢徳衛、加藤嘉、杉義一、片山滉、谷本小代子、矢島由紀子、渥美清
小柄で小心者の夫・麻見。豊満ボディで大胆な妻・すぎ江。妻は三人の男と浮気をしていた。ある日夫婦は、すぎ江が関係を清算した後、自殺に見せかけ、浮気相手をゆする計画を思いつくが…。棺桶を担いで奔走する日本のロン・チェイニー、西村晃の演技が光る。

『自動車泥棒』
公開:1964年
監督:和田嘉訓
主演:安岡力也、デビィ・シェス、寺田農、フランツ・フリーデル、上岡肇、勝見守利、関本太郎、森田則之、田沢幸男、マイク・ピアス、小林リンダ、原田直美、メリー・ピアス、西村エオルド、中島めぐみ、関時子、城アキラ、石神正己、細川ちか子、宮田芳子、森今日子、田中淳一、B・ハッサム、上田吉二郎、平野威馬雄、武智豊子
混血児の“酋長”の夢は、盗んだ部品で作った自動車で仲間と孤児院を出ること。しかし、遂に車が完成し脱出した先に待っていたのは…。ラストでカラーが使われたり、度々ダンスシーンが挿入されるなど、斬新な手法が光る和田監督のデビュー作。

『「エロ事師たち」より 人類学入門』
公開:1966年
監督:今村昌平
主演:小沢昭一、坂本スミ子、佐川啓子、近藤正臣、菅井一郎、ミヤコ蝶々、殿山泰司、中村鴈治郎
エロのことなら何でもござれ、小沢昭一演ずる“エロ事師”のスブやんは、未亡人の春と彼女の二人の子供たちを養うためブルーフィルム制作に乗り出した。しかしエロを求める人々の要求に応えようと躍起になるうち、なぜだか自身は不能になってしまい…。人間の持つ生と性への執着をエネルギッシュに打ち出した今村昌平渾身の一作。

『怪談残酷物語』
公開:1968年
監督:長谷和夫
主演:川口小枝、田村正和、川津祐介、賀川雪絵、春川ますみ、桜井浩子、花柳幻舟、明石潮、田村奈巳、戸浦六宏、金子信雄、北村英三
旗本・深谷新左衛門は借金の返済を迫る鍼医の宗順を殺してしまう。ところが、宗順の呪いは新左衛門の息子たちにまで及び…。長男・新一郎役の若き田村正和が、春川ますみに童貞を奪われ、その後やけになって犯罪に手を染めるという汚れ役を熱演!原作は柴田錬三郎『怪談累ヶ淵』。

『妖艶毒婦伝 般若のお百』
公開:1968年
監督:石川義寛
主演:宮園純子、村井国夫、南原宏治、高野真二、小松方正、三島ゆり子、小島恵子、関山耕司、芦屋雁之助、関根永二郎、堀正夫、中村錦司、木谷邦臣、高並功、那須伸太郎、川浪公次郎、船越正雄、藤本秀夫、若山富三郎
美しく妖艶な夜鷹の娘・お百は浪人の新九郎に惚れ、誘われて金塊強奪に加担する。しかし、二人は仲間の裏切りによって捕らえられ…。ギロチンと火あぶりが連動したような変な道具で拷問を受けたあげく、佐渡に流されリンチを受けるという壮絶な目に遭うお百を、肌もあらわに宮園純子が演じる、「妖艶毒婦伝」シリーズ第一弾。

『怪談おとし穴』
公開:1968年
監督:島耕二
主演:成田三樹夫、渚まゆみ、船越英二、見明凡太郎、平井岐代子、三条魔子、田中三津子、福原真理子、津山由紀子、早川雄三、橋本力、片山明彦、佐伯勇、 谷謙一、遠藤啓平、大山健二、南方伸夫、渥美マリ
学歴もコネもない社長秘書の倉本は、社長令嬢と結婚するために邪魔な恋人を殺してしまう。その後、会社では幽霊が出るとの噂が…。深夜のオフィス・ビルに響き渡るタイプライターの音など、現代的なホラー・テイストが効いている。それより怖いのは、容赦なく倉本を追い詰める恋人役の渚まゆみの鬼気迫る熱演!

『空想天国』
公開:1968年
監督:松森健
主演:谷啓、京塚昌子、奈加英夫、酒井和歌子、宝田明、北あけみ、藤岡琢也、佐田豊、藤木悠、権藤幸彦、田中浩、木村博人、西岡慶子、中川さかゆ
空想ばかりしていて仕事はさっぱりのサラリーマン・田丸は守衛に格下げ。あげくに産業スパイ事件に巻き込まれ、犯人扱いされた田丸は…。ダニー・ケイの『虹を掴む男』を下敷きにした作品で、惜しくも亡くなった谷啓のおっとりしたキャラを生かしたファンタジー喜劇となっている。田丸がいつも一緒に寝ている怪獣の人形・ガマラが可愛い!

『地獄変』
公開:1969年
監督:豊田四郎
主演:中村錦之助、仲代達矢、内藤洋子、大出俊、下川辰平、内田喜郎、中村吉十郎、鈴木治夫、天本英世、大久保正信、音羽久米子、沢村いき雄、今福正雄
民衆が飢餓に苦しむ平安時代。天才絵師・良秀は、残忍な権力者・大殿に召された娘の良香を取り戻そうと、一世一代の地獄絵に取り組むが…。行き過ぎた絵への情熱に突き動かされた良秀が、実際に弟子を鎖で吊ったり牛車に火をかけたりと、ホラー顔負けのシーンも満載。中村錦之助と仲代達矢のテンション高すぎな演技合戦を見逃すな!

『夜のいそぎんちゃく』
公開:1970年
監督:弓削太郎
主演:渥美マリ、酒井修、篠田三郎、大塚道子、千秋実
妹・和子の罪をかぶって少年院に送られ、出院後は教会に引き取られた洋子だったが、その奔放な性格とセクシーすぎる肉体ゆえに、男たちが次々と彼女の虜になり…。二十歳の渥美マリの圧倒的な美貌と肉体、そしてボサノバを歌うハスキー・ヴォイスがたまらない、「軟体動物シリーズ」第四弾。

『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』
公開:1970年
監督:山本迪夫
主演:松尾嘉代、中尾彬、小林夕岐子、南風洋子、中村敦夫、高品格、浜村純、堺左千夫、二見忠男、宇佐美淳也、関口銀三
婚約者・夕子を訪ねたきり行方不明になった兄を探すため屋敷を訪れた圭子は、彼女が半年前に死んだことを知る。しかし疑いを持った圭子が屋敷を捜すうち…。小林夕岐子のまさに人形のように美しい吸血鬼ぶりは必見!「血を吸う」シリーズ第一弾であり、“日本のテレンス・・フィッシャー”山本迪夫監督による和製ホラーの傑作。

『日本悪人伝』
公開:1971年
監督:村山新治
主演:若山富三郎、渡辺文雄、江波多寛児、大木実、藤浩、遠藤辰雄、小松方正、金子信雄、楠本健二、阿波地大輔、名和宏、佐藤京一、沼田旺一、天津敏、志賀勝
昭和八年、不景気のどん底の日本。出所したてのヤソ熊、イカサマ師のゴト松、元弁護士のモト弁の三人は、ゆすりたかりで金を儲け、ついにはヤクザ相手に大勝負をかけるが…。若山富三郎演じる、額にマル警の焼印を押した悪の化身ともいうべきヤソ熊が、悪事の限りをつくす “日本悪人伝”シリーズ第一弾。

『セックスドキュメント 性倒錯の世界』
公開:1971年
監督:中島貞夫
主演:
女装趣味者、オカマたち、同性愛者たち、SMの世界に耽溺する者たちを追って、カメラは日本各地を駆け巡る。また、禁断の画家・伊藤晴雨について沼正三、団鬼六らが熱く語る。性倒錯の世界とは愉楽の極みなのか!?現代にあって個性的に生きる意味を追求する中島貞夫が、現代のセックスの問題を鋭く追及したドキュメンタリー。今回の特集のため新たに焼いたフィルムで見参!

『ザ・カラテ』
公開:1974年
監督:野田幸男
主演:山下タダシ、鈴木正文、山城新伍、堀越陽子
空手映画ブームに便乗せんと東映が目を付けたのが、『燃えよドラゴン』にも主演し、ブルース・リーに古武道を教えた?というふれこみの山下タダシ。クライマックスの「世界武道大会」で、世界の強豪を次々と倒すタダシの実践空手の技の数々を堪能せよ!山城新伍もお笑い担当で出ています。

『下苅り半次郎 (秘)観音を探せ』
公開:1975年
監督:原田隆司
主演:伊吹吾郎、森崎由紀、山城新伍、外山高士、田中浩、笹木俊志、北村英三、戸浦六宏、汐路章、堀めぐみ、白川みどり、高木亜紀、中井ミキ、舞砂里、潤ますみ、蘭えり子、叶優子、藤ひろ子、川村真樹、芹明香
来世に再び将軍として生まれるために“み仏の子宮”を持つ女を捜すことになった徳川家綱が、伊賀者の半次郎に女体探究を命じる、という小池一雄原作の笑えるポルノ時代劇。女性の陰毛を剃る“下刈り屋”となった半次郎が、若妻、吉原の太夫、女盗賊、奥女中、側室などあらゆる女たちを覗きまくる!

『好色元禄(秘)物語』
公開:1975年
監督:関本郁夫
主演:ひし美ゆり子、橘麻紀、山田政直、中林章、坂本長利、名和宏、川谷拓三、北村英三、三井マリア、唐沢民賢、汐路章、室田日出男、志賀勝、岩尾正隆、丸平峰子、片桐竜次、笑福亭鶴光、渡辺悟
肉体を武器にのし上がろうとするお夏と、男千人斬りを目指すお七の姉妹が、男たちを次々に手玉にとって元禄の世を逞しく生き抜いていくポルノ時代劇。色仕掛けでモノにしたはずの呉服問屋の若旦那の裏切りを知ったお夏が、赤い襦袢姿で祝言に乗り込むシーンはカッコイイの一言!関本郁夫監督の傑作の一本。

『処女の刺青』
公開:1976年
監督:荒井美三雄
彫師が若い女性の肌に刺青を彫る一部始終をカメラにおさめ、花柳幻舟のインタビューによって、刺青を入れようとする女たちの実態を明らかにする衝撃のドキュメント。神秘的なエロティシズムに満ちた美しい画面が、この作品を単なるキワモノに終わらせていない。監督は石井輝男の“異常性愛路線”で助監督を務めた荒井美三雄。

『恐竜・怪鳥の伝説』
公開:1977年
監督:倉田準二
主演:渡瀬恒彦、沢野火子、牧冬吉、清島智子、林彰太郎
樹海で偶然発見された巨大な卵、そして西湖で女の下半身をかじり取った狂暴な生き物。これをきっかけに、日本は恐竜パニックに…!チャチすぎて哀愁漂う特撮、無謀なストーリー展開、当時ヒットしていた『ジョーズ』からのそのまんまパクリなど、突っ込みどころ満載!何故か主演を引き受けた渡瀬恒彦の水玉シャツにも注目!

『積木くずし』
公開:1983年
監督:斎藤光正
主演:渡辺典子、藤田まこと、いしだあゆみ、志村百合子、風見章子、林隆三
俳優・穂積隆信の実体験を綴ったノンフィクションの映画化。家出、シンナー、家庭内暴力、万引きと、突然非行を繰り返すようになった娘と、更生させようとする親の戦いを描く。本、ドラマ、映画と大ヒットしたことで世間に『積木くずし』のモデルとして知れ渡った娘の、その後の人生も話題となった。未DVD化作品。

『人魚伝説』
公開:1984年
監督:池田敏春
主演:白都真理、江藤潤、清水健太郎、宮口精二、宮下順子、青木義朗、神田隆、関弘子
原子力発電所の誘致に揺れる漁村。誘致派の権力者たちに夫を殺された海女のみぎわは、さらに濡れ衣まで着せられ…。海女がたった一人で権力への壮絶な復讐に立ちあがるヴァイオレンス活劇。みぎわ役の白都真理の捨身の熱演が話題となった。水中写真の第一人者・中村征夫による神秘的な水中撮影も素晴らしい。

『超過激本番 失神』
公開:1992年
監督:中野貴雄
主演:水鳥川彩、山本竜二、風見怜香、平賀勘一、中村京子、伊藤舞、ジャンク斎藤、ラッキイ鈴木
東洋の魔窟と言われる女体渦巻地帯。全裸に近い女同士のレスリングを呼び物にするキャバレー「カスバ」の経営者・蛇沼は、見事な肢体を持つマリを新人レスラーとして雇い入れた。そんなとき、密輸業者の玄海竜からブツ入荷の一報が入り…。欲情渦巻くキャバレーを舞台に、とんでもない奴らが入り乱れて巻き起こす、旧新東宝映画へのオマージュに満ちた痛快アクション・ポルノ。

『全身小説家』
全身小説家
公開:1994年
監督:原一男
主演:井上光晴、埴谷雄高、瀬戸内寂聴、金久美子、山本与志恵、磯春陽、窪田匡哉、杉山裕哉
作家の井上光晴が癌によってこの世を去るまでの五年間のドキュメンタリー。文壇で交友のあった埴谷雄高、瀬戸内寂聴らの証言や、作家自身による発言も残されている貴重な作品。また、再現映像を加えることによって虚構と現実の間を文学者として生きた作家の人生が浮彫りになる。94年度キネマ旬報日本映画代1位に選ばれた渾身の一作。

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