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東アジア歴史文化研究会コミュの『日本人が知ってはならない歴史』?

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『日本人が知ってはならない歴史』?

18.フランクフルト学派

 歴史の運命の一変は1917年のロシア革命以降です。ロシア革命と言うのは、プロレタリアート主導の社会主義革命だったとの誤解が世を覆っています。当時はロシア・ユダヤクーデターと呼ばれた事件でした。マルクスがユダヤ人なのは周知ですが、レーニン、トロツキー、ジュノビエフ、カメーネフ・・・など指導者の殆どはユダヤ人なのです。先のルーズベルト大統領もユダヤ人です。
 第一次大戦の敗戦国ドイツは「社会主義革命」の危機に陥りました。有名な指導者、ローザ・ルクセンブルグやカール・リープクネヒトたちもユダヤ人です。敗戦国ドイツはワイマール共和国となりますが、主要な指導者をユダヤ人とするユダヤ・ドイツと目されていたのです。
 これらへの激烈な反動がナチズムですが、ナチを逃れて多数のマルクス主義者がアメリカに亡命しました。コロンビア大学やハーバード大学を拠点にしたフランクフルト学派はつとに有名です。ルーズベルト政権を支えたニューディーラーと呼ばれる一群の人々はマルクス主義者なのです。・・・・この中には当然に、ソ連やコミンテルンの要員が含まれていたことが『ビェノナ文書』等により明らかになっています。このことは現在の問題に直結していることなのです。マルクス主義を古臭いと感じる向きは、ちょっと認識を改めていただきたいものです。1917年のロシア革命の成功は当時の言葉でいえば、ユダヤクーデターの成功なのです。マルクス主義の勝利と錯覚されたにすぎません。・・・・
 さて、マッカーサーです。彼は総司令部(GHQ)の最高司令官ですが、部下の多数のニューディーラーたちの跋扈と、その正体を知り衝撃を受けたようです。農地改革も財閥解体、そして日本国憲法などはニューディーラーたちの「遺産」なのです。
 安倍政権が教育改革や憲法改正に意欲を見せましたが、根は深いのです。戦前の日本も深い部分には、マルクス主義者の潜伏を抱えていました。ゾルゲ・尾崎の事件が有名ですが、この事件は露頭部の一部に過ぎません。ニューディーラーたちの改革によって、戦後の日本の言語空間はマルクス主義者たちの支配するところとなったのです。日本の大学やマスコミ世界の現状は、敗戦日本の戦後利得者の利権構造にほかならないのです。
 日本で有名なフランクフルト学派の人物の名をあげておきましょう。都留重人氏です。アメリカ共産党のポール・スウィージーとの親交も知られています。都留氏の同志がノイマン(日本国憲法制定工作で名の出る人物)です。ちなみに都留重人氏の岳父は和田小六であり、和田氏は東工大の学長にもなりますが、彼は木戸幸一内府の実弟です。昭和天皇のすぐ側までコミンテルンの影が見え隠れしています。日本の大学の人事に通じている人なら、巨大な左翼支配の利権構造が直ちに理解できることと思います。
 高校教師の世界も同じです。殆どの都道府県で教育委員会の最高幹部の中に「隠れキリシタン」ならぬ、隠れマルキストがいます。現に文部省の最高幹部(事務次官)は「カクメイをやるには入るしかない」と若き日には公言していました。彼は今日の「ゆとり教育」なる教育破壊の責任者のひとりです。名など知る人ぞ知るです。
 彼は文部省(旧)のキャリアとして入省していきました。彼らの生き方のモデルは騙しも可のマルクーゼです。彼はライヒやフロムを引きながら父権の確立した家族、つまりは権威主義的家族は全体主義や軍国主義の基盤になるから、家族ではなく個人の人格を尊重する家庭にならねばならないのだと言っています。そして次官君は、民主教育の理論を体した者こそが、教育界を指導しなければならないとルカーチを賞賛していました。
「俺は国家の中枢に入るつもりだ。プロレタリアートなんぞ、いまは幻想だ。二・二六(事件)で、俺は一個中隊を指揮したかった。諸君もこれからどんどん国家の中枢に入れよ。総評(当時)なんかにいくら説教しても革命は来ない。中からそして上から知力と権力で革命はやるのだ。マルクスも『ドイツ・イデオロギー』あたりではそう言えばよかったのだ。マックス・ウェーバーはマルクスの裏を取ったのだ。ルカーチはそれを知ったのだ。だから潜るさ・・・」。
 二十三歳当時の会話でした。彼は文部省に入りました。そして彼は、ジェンダーフリーやゆとり教育の旗手でいます。同類の一人が外務大臣になった時には、私はさすがにささやかな義憤を感じたものです。
 私は法学の徒ですが、東大法学部憲法学(元)教授宮沢俊義氏(この先生はフランクフルト・シューレとして令名が高い)門下のイデオローグたちが何を考えているかぐらいは想像できるつもりです。GHQ御用達のフランクフルト・シューレの牙城は簡単には揺るがないでしょう。皇室典範改定の「クーデター」(未遂)騒ぎは確信犯たちの所業なのです。小泉首相が危うく「拉致」を逃れることができたのは、ただ秋篠宮家の親王御誕生のお陰にほかなりません。
 我妻栄(この先生もフランクフルト・シューレの令名が高い)教授の民法学のイデオロギー構造を克服しないことには、日本の民族的消滅を回避することはできません。何か大袈裟なことを言うつもりはありません。現民法を流れるイデオロギーは、家族制度否定のそれです。高校教師を定年まで勤めた私には「婦女子」という言葉が「腐女子」に聞こえたのは哀しかった。生徒指導部長という「非行」指導の責任者を十五年間勤めたから、中高生たちの「性の乱れ」には多少は通じている部類だと思います。特殊出生率が1.2を割り、このままでは2050年には日本人が三千万人減るといいます。人口が半分になる日は遠くはないと思います。私は五十年を待たなくても、この十年の間に日本の「生存」の危機が来るのではないかと恐れます。
 2005(平成十七)年は愛知万博の年でした。ドイツ民謡の歌舞団の一団(約四十人)が、岐阜の私たちの田舎町に民宿しました。通訳にと、私の貧しいドイツ語が狩り出されました。団長のドイツ人が言いました。
「日本とは奇蹟の国です。来日以来、犯罪に遭いません・・・アーバー(しかし)・・・女子高校生たちの不道徳な格好は理解に苦しみます・・・」

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