頑張れ！メディアアーティスト☆コミュの【コミュニティの意義】

文化庁
「21世紀に向けた新しいメディア芸術の振興について」（報告）
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/eiga_eizou/plan/media_geijutu_sinkou.html

(整備中)

コミュニティ意義

現在、国会の予算委員会により、メディア芸術総合センター(仮称)に対する反対運動が行われていますが、、その存在そのものの必要性さえ無い様な議論がなされています。

メディアアートの総合的な拠点は国内のみならず、海外にすらほどほどありません。

しかし、今後のメディアアート発展のためには、専門的な(動電源、メディア・インフラ等)設備を備えた施設が絶対的に必要性を求められます。
また、日本が世界とメディアアートを競合し勝ち抜く為には、いち早く総合的なミュージアムを創設し、マーケットの展開を謀り、どこよりも早くシェアを拡大・確保する必要性があります。

日本は過去に、浮世絵などで活躍したクリエイターやアーティストを春画の一部として軽く扱って、海外で高く評価された写楽や北斎の資料や文献に全く困りはて、展示会を行うにしろ、未だに流出した外国にそれらの作品を頼らざるを得ない様な、誰が誰をどこでいつ書いたか？すら解らない様な、大変恥ずかしく、苦い経験があります。。。
二度と絶対にそれを繰り返してはいけません

現代の名アーティスト、名クリエイターを１００年先の後世までも伝えられ無ければ、文化のある国だとは決して言えません

日本のメディアアートは、大衆風俗の一部だとして、アートとしては非常に低い地位に評価されていますが、世界ではご存知の様に、現代アートとして大変に高く評価されています

既に、かなりの日本のメディアアートの絵コンテや映像・原画作品などが、韓国・米国・欧州・中国など、海外に大量に流出・散逸してしまっていて、保護・収集は日を追う毎に困難な状況になっています。

アーティストに関する学術的な考察も、まだ極一部で始められだしたばかりですが、大変な人気があり、今後は世界的な資料・情報の集約が確実に必要性を増していきます。

いずれにしろ、早急な対応が求められています

芸術は、高尚ぶってる成金の気取り道楽だけでは決してありません

音楽であれ映画であれ、明日への活力になり後代に伝え遺してこそ、人間文化の向上が華咲くものです

欧州や米国ではアーティストやクリエイターやモデルに関して約８割は何らかの形で資料・文献が残っています。
しかし、日本ではそれが２割にも満たない様な現状です。

有名なアーティストやクリエイターであっても、作品集すらも持たない(そもそも経済的に作れない)様な人もいます。

新しい文化も次の世代へと引き継がなければ、さらに新しい文化は生まれません

日本の新興芸術とそれを生み出す文化を世界的に発信し、世界のアートシーンを先駆者として牽引することが世界から求められています

日本が世界の新たな文化を創造する大きなチャンスです

毎年、海外のアーティストやクリエイターなどが多数、来日していますが、日本でメディアアートを体感するのに何ら場所も提供出来ていないことは大変に恥ずかしいことです。
文化を遺さない、猿と変わらない野蛮な民族と言われかねないです。

メディアアートの一翼を担うアニメ関連では、０９年の国際展示場で行われた東京国際アニメフェアでは、僅か３日間で１３万人もの来場があり、その約１０％は外国人だったと言われています。

有力な観光資源としても、大変にモッタイナイ！ことをしています

世界のメディアアートの市場では、米国の映画配給会社などが大きなシェアを握っている為に、日本で創られた映画やアニメーション作品も米国や海外の資本を頼らざるを得ない様な状態です。

インドや韓国、中国などは戦略的に質・量を向上させ、世界マーケットの国家戦略を強めています。

日本ではメディアアートの業界が産業として確立してない為に、商社・メーカー・配給会社などが雑多に利益を分散してしまい、制作を担い本来受けるべきモデル・アーティスト・クリエイターや事務所などが安い報酬のまま過剰に働かざるを得ない状況です。

たとえ日本から世界でヒットした作品を生み出したとしても、複数のインセンティブが繁雑に絡み合い、アートから外国ほどセレブに伸し上がるのは、本当にごく稀なケースだと言わざるをえません。。。

多くのアーティストや作品が、その評価を高めるほど海外に流出してしまっている原因にもなってます。

国内におけるアーティストの地位の確立と生活の安定も必要なんです

(→これは経産省と厚労省にもですが…)

単なる税金の無駄遣いと言う人もいますが、そんな単純な話しでは決してありません。

内容を精査して、きちんと議論する必要があります。

現代の日本が創造した、大衆文化と１００年先の世界の大衆文化のアイデンティティーを失わせない為にも絶対に必要です

コミュニティを通して意見や情報の提供・交換をお願いします☆

芸術・文化やアーティスト・クリエイターの活動は未来の為に遺すものであって、