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タイムパラドックスについてコミュのわかりやすいかいせつ編

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トップの文章は長くて、くどくて、よくわからん!

と言う人の為に、
ここでは、なるべくわかりやすさ重視で、
書いてみようと思います。


まず、図解してみました。(図左)をご覧下さい。
これは、このコミュニティの主張の根本である
「時間とは、二種のモデルの複合体である」
というものの図解です。

私たちはまず、
漠然とした時間に対するイメージを持っています。
それは、

「絶え間なく進んでいくもの、戻ることの出来ないもの、
〈時の流れ〉という言葉に代表されるもの」

そういうイメージです。(緑色っぽい流れがそうです)
しかし私たちはまた、
たとえば何か物事を思い出したり、
未来に思いを馳せる時、
それはなんか言わば「閉じた形」になっていませんか?
まるで「映画」や「演劇」のような。
いわゆる1エピソード1エピソードごとに思い出しますよね。

では今ちょっと「ああ、昔に戻れるのならあの時、あの頃に戻りたい!」
っていう「あの頃」を想像してみて下さい。
…ほら、その世界で時間は進んでいますか?
なんかまとまった一つの絵というか、
永遠に同じ場面が進展せず再生されてる感じじゃないですか?
それが「局所化」ということです。
それは、
「流れ」というよりは、おそらく「状況」という言葉の方がふさわしいものなはずです。
(図で言うと、ぽわ〜んとまるくなってるやつです)

で、この「局所化」された時の時間認識と、
先ほども言った漠然とした、
例えば「時の流れ」という言葉で表されるような時間認識とは、
私たちは同じ「時間」という言葉で
ひとまとめにして理解しちゃってるけど、
実は全然違うものなんじゃないの? っていうことです。
そしてそれこそが、
色々と矛盾を生んだり混乱しちゃう原因なんじゃないの? ということです。

私たちが主に「タイムトラベル」とか
そういうことを考える時には、ほとんど
この「局所化」されたものでしか語っていないと思うんです。
「ある時代」に行きたいとか、「あの頃」に戻りたいとか。
図で言うと「まる」から「まる」へ、
ポンっポンって飛ぶイメージなんですよね。
その中間を描くことは、ほっとんどない。
大抵はなんかへんなイメージ画像みたいなのでごまかされます。
それで、確かにこの「まる」自体は、
トップで書いたように「因果律がない」ものなので、
この「まる」の世界だけなら、
過去に飛び移ろうが未来に飛び移ろうが
全く問題ないわけです。
ただ、バックにある緑色のうねうね、つまり
「非数学的なモデル=時の流れ」を無視すれば、ということですが。
でも普通の人は、基本的に「時間」というものを
「まる」と「うねうね」の二つの概念の複合体として
無意識に認識しているので、無視することはできません。
そこで、パラドックスが生まれるのです。


  

コメント(21)

なるほどー…。
わかりやすかったです。

つまり、マルは過去とか未来とか関係なく、ただのマルだから永遠に存在する。でも、マルは必ず時間の流れの中にあるから、私たちはマルを見るとき時間の存在を決して無視出来ない、という事でしょうか?

でも、そうだとしたら永遠は有限があって、初めて生まれるものになると思うんですが。

なんだか、せつないですね。
いえ、マルを見てる時(例えば想い出を思い返したりしてる時)は、私たちは
「そこ」では厳密に言えば「時間の流れ」的なものは
無視してると思うんですよね。
ぐーっとクローズアップしてたら、
たとえそのマルが「時の流れ」に漂っていても、
それを感じることはない。
(よくマンガとかで、すごい想い出に浸ってる人の前に、ササッと手をかざしても全然反応がない、とか言う描写ってありますよね? その時、きっとその人物は永遠の中にいるのです…)
でもふと我に返ってまわりを見渡すと、
時の無常な流れをぐわ〜んと感じてしまって、
ちょっと切なくなったりしてしまう。
確かに私たちは
有限の世界から永遠という考えを生み出したのかもしれない。

でもだからこそ、私はむしろ、
「有限の中から永遠を生んだ」
という人類の素晴らしさを讃えたいです。
  
そうまようちえんさん
図解で、更になるほどな!って
なりました。どうも、ありがとうございます!!!!
すみません、因果律とはなんでしょうか。数学に因果律はないといってますが、でも関数は因果関係ですよね?
ごめんまだ長くて分からない(。´・ω・`)
ひょっとしたら的外れの発言かもしれませんが、
もしも時間も量子化されていた場合どうなるのでしょう?
つまり、もし「時」というもの自体が、そもそも非連続であったとしたら。
その場合、思い出或いは記憶という局所化された認識と元々の数学的な「時間」という概念に、何か違いがあるのでしょうか?
>おとーたんさん
それは違うと思います。
計算上では光の速度時に、質量は無限大になるということですが。
ブラックホールの質量は無限大じゃありませんよ。
現実世界に無限のものはないと思います。
私たちの宇宙とは別に、時間の流れが逆の鏡像宇宙がもう一つあるというアンドレ・サハロフの双子の宇宙説はタイムトラベルを可能にできそうな気がしますが どうなんでしょう?

メビウスの輪みたいな世界らしい。
初めまして。
読んでくうちに、行く事は無理なのかな。と言う結論に辿り着きました。
ただ、大雑把な?過去を見る事は出来るだろうと言う結論にも辿り着きました。笑

矛盾してるようですが、矛盾はしてないと思います。少ない知識で考えたので思い込みの可能性も有りますが。

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