1989年のシカゴを舞台とした本作のタイトルは、『サウスサイド・ウィズ・ユー(原題) / Southside With You』。当時ハーバード大学・ロースクールの1年生だったバラクは、夏休みの間に弁護士事務所で働き、そこで弁護士のミシェルと出会う。映画は二人の初デートを描き、長い散歩をしたり美術館や映画館を訪れたりする様子は、映画『恋人までの距離(ディスタンス)』のようだという。
1年のうち公開された映画の中から“最低”を決めるゴールデンラズベリー賞(通称ラジー賞)が現地時間21日に発表され、キャメロン・ディアスが日本未リリースの『The Other Woman(原題)』と『Sex Tape(原題)』の2作品で、初の最低主演女優賞を受賞した。また、キャメロンが出演したヒットミュージカル映画のリメイク『アニー』は、最低なリメイク、パクリ、続編賞の不名誉に輝いた。
ワインスタインによる約30年にわたるセクハラ疑惑は5日に New York Times が告発して大騒動に。ハリウッドの大物プロデューサーであることを笠に着て女優などに性的な関係を迫っていたといい、アンジェリーナ・ジョリー、グウィネス・パルトロー、カーラ・デルヴィーニュ、レア・セドゥらも彼からセクハラを受けたとコメントしている。彼の行いを“公然の秘密”としてきた業界にも批判の目が向けられている。