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パチンコ〜確率からボーダーへ〜コミュのパチンコ用語の解説

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 知らなければ意味不明な言葉を解説します。
 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を参考にはしていますが、私の言葉で表現を変えて再編纂をしています。

[001]パチンコ機内の名称について
・スタートチャッカー
・チューリップ
・電チュー
・電サポ
・アタッカー
・7セグ
[002]スペックについて
・賞球
・カウントとラウンド
・確変突入率
[003]時短について
・短縮機能
・時短
[004]確変について(1)
[005]確変について(2)
・潜伏確変(潜確、隠れ確変、内部確変)
・突然確変(突確、2R確変)
・突然時短、突然通常(突時短、突時、突通、2R時短、2R通常)
・小当り
・スペシャルタイム(ST、回数切り確変)
・時短的確変
[006]デジパチの大当りについて
・スタート
・抽選方法
・当選時の演出
・大当りの消化
・ボタンを使用した演出について
・表示物
・プレミア
[007]演出について
・擬似連
・ミッション
・再始動、復活
・再抽選、昇格演出
[008]確定関連の言葉について
・鉄板
・法則崩れ
・プレミアリーチ、プレミアムリーチ
・全回転リーチ
・プレミア外し、プレミアハズレ
[009]パチンコ店について
・サンド
・ドル箱
・データカウンター
・景品カウンター
・ジェットカウンター
・一般景品
・特殊景品
・交換率(等価交換、43玉交換等)
[010]貯玉について
・貯玉
・再プレイ手数料
・第三者貯玉保証管理制度
[011]パチンカーについて
・ハマリ
・ハイエナ
・ノリ打ち
・モーニング(朝一単発)
[012]よく使うアルファベット表現
・1K
・9C15R
・CB
・PB
・MM
・SU
・RSU
・RUB
・CR
・CRA
・CRF
・LED
・RAM
[013]パチンカーが使う独特な言葉について
・種(種あり、種なし)
・沖スロモード
・暴走モード
・傾奇ゾーン
[014]パチンコ機について
・CR機
・現金機
・デジパチ
・羽根モノ
・権利物
・一般電役
[015]ゴトについて
・セット打法
・セルゴト
・ハリガネゴト
・シャクゴト
・ガセ玉
・電波ゴト
・放電
・体感器
・ビラビラ
・現金サンドゴト
・台叩き(ドツキ攻略法)
[016]攻略法の類について
・攻略法詐欺
・打ち子
・サクラ
[017]オカルトとホルコンについて
・オカルト
・ホルコン
[018]パチンコの歴史(1)
“誕生〜戦前”
[019]パチンコの歴史(2)
“戦後〜「パチンコの日」制定”
[020]パチンコの歴史(3)
“デジパチ登場〜2008.7現在”

コメント(20)

【パチンコ機内の名称について】

・スタートチャッカー
 台の中央(ほとんどの機種では液晶画面の下部)にある穴のこと。ヘソとも呼ばれる。ここにパチンコ玉が入る(入賞という)ことで抽選が開始される。最大4個までの保留が認められているが、それ以上は入賞しても抽選はなされない。一部機種ではヘソと電動チューリップ(電チュー)で各最大4個で合計8個、ゲームセンター等にある娯楽用に改造された台では最大12個保留できるものもある。
 このヘソに入賞すると、機種により3個から6個の球が払い出される。

・チューリップ
 玉が入ると開いて次の入賞を容易にする役物のこと。

・電チュー
 玉が特定の穴やゲートを通ると電動で一定時間開いて閉じるチューリップのこと。

・電サポ
 電チューサポートの略。電サポが働いているときには、電チューが通常時よりもはるかに開きやすくなる。
 ただし、電チュースルーに球が入らなければ電サポは起きないので、電チュースルー周辺の釘の状態には特に注意が必要である。

・アタッカー
 主に大当り時に開放されるもので、形状はチューリップのものや長方形のものなど、機種により異なる。1個入賞あたり概ね10〜15個の玉が払い出される。
 規定個数(9or10個が多いが、高確率機種や右打ちする機種では減らされる場合もある)入賞するか、入賞しない場合は30秒程度でアタッカーが閉じられる。これをカウントという。
 それを1回とし、最大16回(機種による。基本的に大当り確率が高いほど回数は減る)繰り返される。これをラウンドという。

・7セグ
 7セグメントディスプレイ (seven-segment display) のことで、ディスプレイデバイスの一種であり、電子機器が何らかの数値を表示する際に使われる。
 7つの個々の部分が独自に点灯したり消えたりすることでアラビア数字などを表現することができる。
 近年のデジパチ機では、突然確変(突確)機能を搭載することが多くなったことからそれを判別させるための方法として用いられており、また多色LEDで構成された7セグメントディスプレイによるカラフルで派手な表現をするパチンコ機も発売されている。
【スペックについて】

・賞球
 例えば、“3&4&10&13”とスペック表に書かれているが、これは球が入った場所によって何球獲得できるかを示している。“3”はスタートチャッカー賞球、“4”は電チュー賞球、“10”はその他のチャッカー賞球、“13”はアタッカー賞球である。
 “3&4&10&13”以外にも表現法があり、“3&10&13”のように3種類しか書かれていない場合は、最初の数字がスタートチャッカーと電チューの両方を示している。つまり“3&3&10&13”と同じ意味。“3&10”のように2種類しか書かれていない場合は、3種類の表現法に加え、後ろの数字がその他のチャッカーとアタッカーの両方を示している。つまり“3&3&10&10”と同じ意味。

・カウントとラウンド
 例えば、“9C15R”とスペック表に書かれているが、9Cはアタッカーに9個入ったらアタッカーが閉じることを示しており、これが1R分であり、15Rは1回の大当りにつき15回アタッカーが開放することを示している。
 なお、9Cは9個目がアタッカーに入り奥のセンサーがその球をキャッチしてからアタッカーが閉じるので、タイミングさえ良ければ1Rあたりアタッカーに球が10球以上入ることもあり得る。アタッカー付近の釘の良し悪しは、大当りの消化時間・消費球数の削減や、アタッカーに入る球の増加につながるので、勝ち負けにかなり関係する。

・確変突入率
 大当り全体の内、確変大当りが何%あるかを示したもの。出玉なし2R確変を含むため、体感する継続率とは異なる場合が多い。
【時短について】
 時間短縮の略で、デジパチに搭載されている機能の一つ。時短と呼ぶのが一般的であり、“時間短縮”と呼ばれる事は滅多に無い。時短には2種類の意味があり、
[1]デジタルの変動時間を通常よりも短縮し、時間効率を高める機能。
[2]大当り終了後、強力なデジタル短縮機能と電チュー開放によるスタート入賞のサポートを組み合わせ、一定回転数まで持ち玉を減らさずに効率よく回転させる機能。
がある。単に「時短」といった場合は[2]を指し、[1]は「短縮機能」等と呼ばれる。

・短縮機能
 機種によって異なるが、通常デジタルが変動を始めてから停止するまで約10〜15秒程度かかるのが一般的である。しかし、大当りなのかハズレなのかはスタートに入賞した瞬間に決定しているため、変動時間は遊技者が楽しむのための演出に過ぎない。
 変動中にスタート入賞した場合は最大4個まで保留されるのだが、保留が貯まった状態で長い変動時間を消化するのは効率が悪くタイムロスとなるため、デジパチには保留が貯まるとデジタル変動の短縮機能が作動し時間効率を上げる機能が搭載されている。機種によっては2段階以上の短縮機能が設定されているものもあり、保留が4個貯まるとさらに強力な短縮機能が作動する。
 本来ならば常に短縮機能が作動していれば効率が良いのだが、保留が少ない状態で短縮機能が作動すると連続回転が途切れてしまうため、遊技者が「回らない」と錯覚してしまう。そのため、保留が少ない時は変動時間を長くして遊技者に「回る」と錯覚させ、保留が貯まった状態では時間効率を上げられるよう変動時間を短くするという仕組みになっている。

・時短
 時短は大当り終了後、一定回転数まで遊技をサポートする機能であり、機種によっては「チャンスタイム」等と呼ぶものもある。
 時短中は、強力なデジタル短縮が作動し小デジタルの変動も短縮され、また電チューの開放時間が長くなりスタート入賞しやすくなる。 これにより、持ち玉を減らさずに効率よく消化することができ、また持ち玉が連続して入賞することが多くなるため大当りを引きやすくなる。加えて、うまく打てば持ち玉を増やすことも可能である。
 これらの特徴は確率変動中にも表れるため、初心者は時短と確変を混同してしまいがちだが、時短中の大当り確率は通常時と同様、低確率である。また時短中に大当りを引くことを「時短引戻し」という。
 CR機の場合、時短は大当り終了後100回転までとなっている。時短回数が100回転よりも短いものもある。
 なお、機種によっては画面演出が確率変動と酷似していて、確変中なのか時短中なのか画面を見ただけでは区別できないものも存在する。ただし、実際には台のどこかにある7セグや小さなランプ等で、大当り時に判別は可能である。大当り消化後には判別できなくなる場合が多いので、注意が必要である。
【確変について(1)】
 確率変動の略で、デジパチタイプや権利物タイプのパチンコに搭載されているシステムの一つ。大当り確率や小当り(電チュー開放やアタッカー開放)確率を通常時よりも上昇させることにより、大当りを容易に得ることを可能にするシステムである。
 確変が搭載された機種では、大当り確率や小当り確率の設定が高確率と低確率のそれぞれ2種類ずつ存在し、通常時は低確率の状態に設定されている。大当り抽選に当選すると同時に確変の抽選を行い、これに当選すると大当り終了後に高確率状態へ移行して大当り確率や小当り確率が上昇する。この高確率状態への移行を確変と呼ぶ。
 高確率状態は次の大当り当選まで継続し、事実上次の大当りを約束するというシステムになっているのが一般的であるが、機種によっては一定の回転数が経過したり、スタート入賞ごとに行っている転落抽選に当選した時点で高確率状態が終了するものもあり、このシステムを導入している機種では次回の大当りが保証されるわけではない。
 高確率状態時の大当り確率は低確率状態時の10〜50分の1程度に設定されている機種が多く、最大で10倍までの上昇が認められている。
 確変に当選した大当りは確変大当りといい、当選しなかった大当りは通常大当りという。トータル大当りのうち、何%が確変大当りとなるかを表した数値を確変割合という。
 確変に当選したか否かは、大当り時に揃った図柄によって判別できるのが一般的である。揃えば確変となる図柄を確変図柄といい、揃えば通常大当りとなる図柄は通常図柄またはチャンス図柄と呼ばれる。
 機種によっては、通常図柄揃い後、図柄を変化させる演出が発生する場合がある。これを再抽選演出という。ただこれはあくまでも演出であり実際に“再”抽選が行われているわけではない。また図柄だけでは判断できず大当りラウンド中の演出によって告知する機種や、確変中である事を告知しない機種も存在する。そのような機種の場合、通常図柄が揃っても通常大当りが確定するわけではないという意味合いから、通常図柄ではなくチャンス図柄という呼称が用いられることがある。
 一般的には、高確率状態(確変状態)では次のような状態となる。画面に「高確率」や「確変中」と表示されたり、背景色が変化したりする等、高確率状態であることが常に遊技者に告知される。 強力なデジタル短縮機能と電チュー開放によるスタート入賞のサポートが行われ、持ち玉を減らさずに効率よく消化できるようになり、時短と同じような状態になる。以上の状態が、次回大当りか確変が終了するまで継続する。
 現在の一般的な確変は、高確率状態が次回大当りまで継続(1回ループ)するが、以前は1回目の大当りを挟んで2回目の大当りまで継続(2回ループ)する機種もあった。2回ループの場合、高確率状態で確変大当りを引くと、そこからさらに2回の大当りまで継続が上乗せされた。この場合、一度確変に当選すると連チャンしやすくなるため、一般的にギャンブル性が高いと言える。
【確変について(2)】

・潜伏確変(潜確、隠れ確変、内部確変)
 機種によっては、確変に当選しても告知されないものがある。そういった確変は潜伏確変、隠れ確変、または確変非報知型等と呼ばれる。この確変に当選した場合、確変大当りなのか通常大当りなのか区別できないようにしている。内部的には高確率状態が続くため、このタイプの機種では大当り終了後の即ヤメは厳禁である。この場合、電チューサポートがない、あるいは途中からなくなる機種も多い。
 ちなみに、画面演出上では高確率状態か低確率状態かは判別できないが、実際には台のどこかにある7セグや小さなランプ等で、大当り時に判別は可能である。大当り消化後には判別できなくなる場合が多いので、注意が必要である。一部の店では判別をさせないようにこれらの上に広告などを被せて隠してしまう行為も行われているが、画面の一部を隠す行為は違法である。
 なお、内規により電源投入直後は必ず確率の状態を告知しなければならないため、潜確搭載の機種であっても告知されるようになる。いわゆる朝一ランプである。
 高確率状態はRAMクリアを実行することで消去可能、すなわち低確率状態にセット可能である。しかし逆に、強制的に高確率状態をセットすることは不可能である。つまり、前日の確変状態をそのまま残した朝一ランプは可能であるが、確変状態ではなかった台で朝一ランプをセットすることは不可能である。イベントだからといって朝一ランプを恣意的にセットできないのである。

・突然確変(突確、2R確変)
 突確は、出玉がほとんど得られない大当りを経由して確変に突入するシステムで、低確率状態からいきなり高確率状態に突入するように見せかける演出であるのが特徴。確変は法律上必ず大当りを経由して突入しなければならないと定められているため、実際にはアタッカーが短時間(0.5秒程度)に2回開放し高確率状態に移行する。そのため、システム上では出玉がなくとも“大当り”とカウントされ、ホールの大当りカウンターの大当り回数が増える。
 アタッカーが2回開放する理由は、法律上大当りでは2回以上アタッカーが開かなければならないと定められているためであり、またこの間にアタッカーに玉が入れば当然規定の賞球がある。アタッカーが2回開放するので、2R確変とも呼ばれる。
 なお、突確は必ずしも2ラウンドでなければならないわけではなく、3ラウンドの突確が搭載されている機種もある。

・突然時短、突然通常(突時短、突時、突通、2R時短、2R通常)
 突確から派生したものであり、大当りを経由し低確率状態に移行させるシステムである。このようなシステムを採用(応用)したのがバトルシステムと呼ばれる仕組みであり、バトルスペック機とも呼ばれる。
 この機種では、突確を含むすべての大当りから高確率状態に突入し、確変中に突時や突通に当選すると低確率状態に転落するというものである。低確率状態に移行することを“敗北”という演出で表現する機種が多い。
 特に突時は時短あり、突通は時短なしを意味するが、機種により表現が異なる場合もある。
 なお、低確率時に突通に当選した場合、時短がなく低確率のままであるため、事実上ハズレである。

・小当り
 小当りは突確・突時と画面演出が似ているため紛らわしいが、小当りでは確率の状態は変化しない。すなわち低確率状態なら低確率のままであり、高確率状態なら高確率のままである。確変時に小当りに当選しても、低確率に転落はしない。
 なお、小当りは大当りではないが、ホールによっては小当り当選時に大当りカウンターの大当り回数が増える場合もあるので、注意が必要である。

・スペシャル・タイム(ST、回数切り確変)
 一定回数スタート入賞して大当りにならないと通常の低確率状態へ移行するシステムであり、ST機とも呼ばれる。現在STを搭載する機種は、高確率状態が次回の大当りまで保証されない代わりに、確変割合が100%であるものが多く、ST終了後そのまま時短に突入し時短引戻しによる連チャンの期待をさせるものも多い。また10000回転という、事実上次回大当りまで継続するSTもある。

・時短的確変
 「CR機では大当り確率を2種類まで設定できる」「高確率状態での電チューサポートは、確変割合が100%でない限り回数の上限はない」ということを逆手に取り、大当り確率の高確率を低確率とほとんど変わらない高さにすることで、CR機の確変機能による100回転を超える“時短”という、旧規則の現金機のようなスペックが実現された。この時短的確変は一般では時短とされているが、大当り確率が多少なりとも上がっているので、事実上確変である。
【デジパチの大当りについて】

・スタート
 スタートチャッカーに入賞することで大当り抽選が開始される。最大4個までの保留が認められているが、それ以上は入賞しても抽選はなされない。スタートチャッカーに入賞すると、機種により3個から6個の賞球がある。
 機種によっては、スタートスルーを球が通過することでスタートするものもある。この場合、賞球はない。

・抽選方法
 台に電源が入れられている間は、例え空き台であっても、内部の抽選プログラムでは常に超高速でルーレットが回転している。ルーレットは機種によりあらかじめ当選数字が決められており、ヘソに入賞した瞬間に選ばれた数字がその当選数字と一致すれば大当りとなる。平たく言えば、サイコロを振って1の目が出れば大当り、というものである。
 台には必ず低確率状態における当選確率と確変割合が記載されている。例えば“低確率1/315.5”と記載されていれば、抽選プログラムで0〜630の数字のうち、2個の当選数字が含まれていることを示している。この場合、315.5回に1回の割合で大当たりする、という意味だが、315.5回に1回は必ず当たるというわけでは当然なく、大当りが続くときもあれば全く続かないこともある。トータルで勘案するとその程度の確率になる、というものである。
 平たく言えば、630万回抽選すれば2万回当選するということである。極端に言えば、628万回連続でハズれても、その後2万回当選すれば“1/315.5”になるということである。

・当選時の演出
 当選すれば、画面にその旨(“大当り”“FEVER”等)が表示される。基本的には、縦・横・斜めいずれか一列で同一絵柄が3つ揃えば大当りとなるが、稀に大当り図柄(この図柄があれば、他が揃っていなくても大当り)の機種や絵柄のない機種もある。

・大当りの消化
 大当り中はアタッカーが開放され、そこに球が入賞すると1個入賞あたり概ね10〜15個の玉が払い出される。規定のカウント数とラウンド数を消化すると1回の大当りは消化され終了する。

・ボタンを使用した演出について
 現在では当たり前のようについている“ボタン”(チャンスボタンやプッシュボタン、ジョグシャトルとも言われる)を押すことで大当りを引きつけることがあるが、これもあくまで演出であり、いくらボタンを押したからといってハズレが大当りに変わることはなく、またその逆も絶対にない。中には必死に叩く人もいるが、前述のように当否に影響を及ぼすことはないため、無駄な行為である。
 ただし、ボタンを押すことで大当りかどうか判別が容易になることが多いため、演出として楽しむためには押した方が良いと言える。

・表示物
 現在の機種では、台のどこかに“2”“15”などと書かれた小さいランプが付いていたり、7セグが付いていたりする。このランプや7セグの表示で確変状態なのかどうか、また突然確変に当選したかどうか等が外部から判別できるようになっている。一部の店では判別をさせないようにこれらの上に広告などを被せて隠してしまう行為も行われているが、画面の一部を隠す行為は違法である。

・プレミア
 パチンコまたはパチスロの演出の一種。基本的に大当りがほぼ確定した場合にのみ表示される演出の総称である。
 大当りは通常、それぞれの機種の持つ様々な演出が表示された末に図柄が揃ったり、ボーナス確定となることがほとんどであるが、プレミアと呼ばれる演出は、表示された時点でほぼ大当りが確定する演出である。
 例としては、大当りが確定した場合にのみ登場するキャラクターが表示される演出や全回転演出等、デジタル画面に表示されるものがほとんどであるが、近年では京楽産業の機種に見られるハンドル部がフラッシュするものなど、筐体に仕込まれたギミックが発動するものもある。
 しかし、大当り確定演出であってもプレミアに含めないものもあり(例えば“再始動”“全回転”等は誰が見ても明らかに大当り確定であるためプレミア扱いしない人もいる)、一般的には各機種のメーカーが「これがプレミアです」と定義した演出だけがプレミア扱いされる場合もある。これらの場合、プレミア演出は極めて表示率の低い大当り確定演出であることが多い。
 なお、機種によっては「非常にレアな演出でありながら絶対に大当りに結びつかない」演出が存在し、これらを“逆プレミア”と呼ぶ。
【演出について】

・擬似連
 擬似連続回転の略で、リーチ演出の一つ。
 通常は1個の保留玉に対してデジタルが1回転するが、擬似連では保留玉1個に対してあたかも2回転以上しているように見せる。あたかも見せているだけで、1個の保留玉で何回も抽選しているわけではない。保留玉1個分で演出を連続させることで、打ち手の期待感を煽るものである。
 擬似連の見分け方として、
[1]複数回転しているが、保留ランプが減らない。
[2]複数回転しているが、データカウンターの回転数が増えない。
[3]複数回転しているが、7セグが停止しない。
[4]図柄が完全停止せずに、ふわふわと動きながら次の回転に移る。
がある。
 擬似連は機種により3回まで〜5回までがある。その機種の最高擬似連回数まで1個の保留玉で回れば当確になる機種もあれば、当確にはならない機種もある。擬似連が発生したら必ずリーチになる機種もあれば、リーチにならずに次の保留玉の演出に移る(ガセ)機種もある。擬似連を数種類搭載している機種もあり、出現率の低い方の擬似連は信頼度が高くなっている。また、普通は擬似連でリーチになってハズれると次の保留玉の演出に移るが、リーチ後にハズれても次の保留玉の演出に移らず擬似連が発生するというものも存在する。
 擬似連が発生後リーチにならずに次の保留玉の演出に移る機種の場合は注意が必要であり、この種の機種の場合稀に擬似連2回が2連続で起こることもある。この場合“擬似連2回ガセ”という演出が連続して起きているだけで擬似連4回とは異なり、基本的には信頼度が低い。擬似連かどうかを注意して見なければ、思わぬ衝撃を受けることにもなりかねない。
 擬似連は近年急速に普及してきたがその理由として、以前最大4つある保留をまたいで連続して演出を出す予告が存在したが、2004年の規則改正により保留をまたいでの連続予告が禁止となったという歴史的背景がある。ただし、2008年の規則改正により連続予告が復活したので、今後擬似連が衰退していく可能性もある。

・ミッション
 遊技者に対して指令が下される演出のこと。内容は“○図柄でリーチをかけよ”“○○予告を出せ”“○○リーチをかけよ”等があり、制限期間は“この回転で”“20回転以内に”“5分以内に”“(ランダム)”等がある。ミッションが成功すれば必ず大当りになる。ミッション突入時にリーチがかかれば大当りが確定する機種が多い。
 ミッション中の大当り確率は基本的に突入前と同じである。ただし、ミッション突入で2R確変に当選する機種もあり、そのような機種の場合、突入時に2R確変に当選したかどうか判別する必要がある。
 気を付けたいのが“○○リーチをかけよ”というミッションで、これはSPリーチで“○○リーチ”になれば成功なのであり“○○の図柄でリーチ”になっても成功ではない。
 なお、ミッション中は必ずしも成功になる必要はなく、ミッション中に別の演出で大当りになることもある。ミッションが成功せずにリーチになってもハズレが確定するわけではない。

・再始動、復活
 リーチがかかり一旦ハズれた後再び図柄が変動してリーチアクションに再突入するリーチを、再始動リーチという。大当りの期待度は様々であり、大当りがほとんど期待できないものもあれば、再始動すれば100%大当りになるものもある。
 再始動すれば100%大当りになるものを特に“復活”と呼ぶこともある。
 なお、復活演出があれば確変大当りが確定する機種も多いが、復活演出があっても通常大当りとなる機種も少なくない。

・再抽選、昇格演出
 大当りが確定した後もう一度抽選しているように見せかける演出を再抽選という。大当り確定後3つ揃いの図柄が再び変動し、全回転リーチのようなアクションをとる機種が多い。ほとんどの機種では、再抽選が発生した後に停止する図柄は元の通常図柄か確変図柄の3つ揃いである。過去には再抽選で確変図柄から通常図柄へ格下げになる機種や大当りが取り消されてハズレになる機種も存在したが、現在では確変図柄で大当りした場合、再抽選が行われないか、行われても必ず元の確変図柄になる機種がほとんどである。
 通常から確変になることを昇格と呼ぶ。昇格には、通常図柄から確変図柄になるものの他に、大当りラウンド中ないし終了後に確率変動を告知する演出もある。また、内部的には確変状態にも関わらず確変時に時短と同じ演出をとる機種の場合、見せかけの時短中に確変確定の演出を見せるものもある。
 なお、いずれの場合も遊技者にとっては通常から確変に“昇格”しているように見えるが、演出として確変昇格に見せているだけで、通常か確変かを実際に“再抽選”しているわけではない。昇格した場合は、最初の抽選で“確変大当り”に既に当選していたということである。
【確定関連の言葉について】

・鉄板
 板状に伸ばした鉄鋼材料のことで、鉄鋼製品の材料として加工される用途の他、板の形状を生かして単独でも様々な工業用途に用いられる。
 俗語としては、鉄板が硬いことから“堅い”にかけて、“間違いない”“確実な”等という意味で用いられる。これから派生し、芸能界の業界用語において、確実に笑いが取れる話・ネタなどを指して「鉄板の話」「鉄板のネタ」と呼ぶ場合がある。パチンコやパチスロにおいては、確実に当たる予告や演出のときに「鉄板」と呼ぶ場合がある。

・法則崩れ
 多くの機種では、予告演出の中に発展先が必ず決まる法則性のあるものが存在するが、その法則性が崩れることを法則崩れという。ほとんどの機種では、法則崩れが起きた瞬間に大当りが確定する。大当りかどうかを早い段階で知りたければ、事前におのおのの機種について正確に法則性を知っておく必要がある。
 ただし、シリーズ化された機種においては、機種により法則性が変わるものもあるので注意が必要である。

・プレミアリーチ、プレミアムリーチ
 スーパーリーチのうち、数千分の1〜数万分の1の超低確率でしか発生しないもののことを言う。スーパーリーチよりもアクションが派手である。キャラクターものの機種では通常のスーパーリーチと異なる姿をしていたり(コスプレもある)、過去の同一メーカーの機種のキャラクターが出演することが多い。版権ものの機種ではとっておきの名場面が再現されることが多い。メーカーのマークが出現するものもある。大当り確定の演出だが、機種によっては搭載されていないものもある。
 なお、プレミアリーチであれば必ず確変大当りになる機種が多いが、必ずしも確変大当りにはならない(通常大当りになることもある)機種もある。

・全回転リーチ
 ノーマルリーチやスーパーリーチと異なり、全く図柄が停止していない時点でリーチアクションが発生する。すべての図柄が同時にスピードを落とし、3つの図柄が揃った状態で変動する。そしてそのまま(揃った状態で)停止して大当りになる。見た目のとおり、大当りの信頼度は基本的には100%である。
 なお、100%大当りではなく、図柄配列をわざとずらして3つの図柄が揃った状態と揃わない状態を繰り返して変動する機種(「CR春夏秋冬」(西陣)等)や、初代ナナシーのように全回転でもハズれる機種も存在する。

・プレミア外し、プレミアハズレ
 プレミア演出があったにも関わらず、ハズレになることを指す。ホール側による遠隔だと囁かれることが多いが、遊技者の単なる見間違い、明らかな誇張、あるいは確定演出に関する知識不足による報告も多いことから、プレミア外しの存在を都市伝説として捉える者もいる。
 なお、“逆プレミア”という言葉もあるが、こちらは「非常にレアな演出でありながら絶対に大当りに結びつかない」演出であり、厳密に言えばプレミア外しとは異なる。
【パチンコ店について】

・サンド
 現金投入口のことで、パチンコ台の左上にあり、現金を投入して玉を借りることができる。ホールによって、すべての紙幣を使用可、千円紙幣のみ使用可、100円・500円硬貨のみ使用可等、さまざまである。

・ドル箱
 玉箱のことで、台にいっぱいになった玉を移す箱である。ホールにより大きさはさまざまである。

・データカウンター
 パチンコ台の上にある、大当り回数と大当り間回転数を表示している機械のこと。大当りカウンターとも言う。ホールによって表示の仕方は様々で、確変回数や前日大当り回数等を表示しているものもある。
 データカウンターにはボタンがあり“CALL(呼出)”と“DATA(データ)”がある。“DATA”がないものもある。
 “CALL”を押すとホールスタッフを呼ぶことができ、ドル箱の交換や詰まった球の救出、あるいは遊技終了後の球の精算等を依頼することができる。“DATA”を押すと過去数日の詳しい当たりのデータを調べることができる。
 大当りを引くとデータカウンター中の“大当り”が1つ増え、“大当り間回転数”がリセットされる。2R確変や2R通常等、出玉なし大当りも“大当り”とカウントされる。
 なお、ホールによっては小当りも“大当り”としてカウントされる場合があるので、注意が必要である。2R通常非搭載の機種、つまり2R大当りが必ず2R確変となり高確率に移行する機種の場合、データカウンターの“大当り”が1つ増えても小当りの可能性があり、必ずしも高確率に移行したとは言えない。ただし、2R確変に突入する可能性のある演出が起きた直後に7セグやランプによって2R確変かどうかを判別することは可能である。

・景品カウンター
 レシートや磁気カードを一般景品や特殊景品と交換するところ。

・ジェットカウンター
 獲得した出玉を計数する機器(計数機)のこと。シマの中央にあったり、両端にあったり、小規模な店舗では景品カウンターにあったりと、存在する位置は様々である。

・一般景品
 タバコや菓子のほか、店によってネクタイ、ハンカチ、靴下等の洋装小物、電気製品、化粧品、アクセサリー、CD・DVD、食料品等様々で、大型のパチンコ店内の景品交換コーナーはさながら小型のスーパーマーケットのような感じである。小売店で購入するよりも、景品としてパチンコ玉と引き換えてもらうほうが安く手に入れられることもある。そのためテレビの生活情報番組などでは、節約主婦がパチンコ店で現金をパチンコ玉に交換し、それを景品に交換してもらう場面が放送されたこともある。

・特殊景品
 特殊景品(主にライターの火打石やコイン入りのカードなど)と交換した後、店外(一部では店内に設置される例もある)の各都道府県の公安委員会に古物商の許可を受けた景品交換所で現金と替えることができる。したがって、パチンコはギャンブル的な要素を持っていると言える。しかしパチンコは、風適法第二十三条一、二で「現金又は有価証券を賞品として提供すること」「客に提供した賞品を買い取ること」が禁じられているため、パチンコ店が景品交換所を経営することはできない。そのため、パチンコ業界はパチンコがギャンブルでは無いという建前で三店方式と呼ばれる方法を採っている。
[1]ホールは客の出玉を特殊景品と交換する。
[2]客は特殊景品を景品交換所(替場)に持っていき、古物商である景品交換所は特殊景品を現金で買い取る。
[3]景品問屋が景品交換所から特殊景品を買い取り、ホールに卸す。
 つまり、法律的な位置づけでは“古物の売買”になり換金にはあたらないとされ、ホール、景品交換所、景品問屋の三店がまったく違う経営主体という建前のもと、パチンコ業界は違法性を逃れている。
 なお、特殊景品においても建前上は“等価交換”であり、表向きは景品交換所の買取差益分目減りすることになっている。愛知県など一部地域では200円の特殊景品に“320円”の値札が付いているなどして建前を守っている。

・交換率(等価交換、43玉交換等)
 遊技者側から言う“交換率”とは、一般的に特殊景品と交換する際の価値を指す。
 景品買取所で換金した場合の価値を「玉何個で100円か?」という表現をする。
貸玉料金は“玉1個=4円”と規定されているが、一般景品と交換する際の価値は警察の見解として“等価交換”とされている。
 景品として交換される品物の人気としては特殊景品が95%以上も占めることから、遊技者側からみた“玉1個の価値”は「買取所での買取価格を基に計算する」のが常識となっている。
 交換率の計算に関しては、同コミュニティの“簡単計算”トピックを参照のこと。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33486305&comm_id=3438274
【貯玉について】

・貯玉
 パチンコ・パチスロにおいて、大当り等で得た出玉を換金せずにそのまま店に預けておく行為、またはその預けた出玉のこと。パチスロの場合は対象がメダルとなるため貯メダルと呼ばれる場合もある。
 一般的には、店側が常連客の囲い込みのために行うものが多いが、客側にとっても
[1]一旦出玉を貯めることで、閉店直前などの混雑時を避けて景品を受け取ることができる
[2]余り玉が出た場合にそれを貯めておくことで、一定の玉数に達したところで換金できるので、端数の無駄がなくなる
といったメリットがある。また貯玉による再プレイを認めている店であれば、預けた出玉を後日引き出して遊技に使用することで、一度換金してから再度玉(メダル)を借りるのに比べより有利な条件で遊技を行うことができる。
 なお利用には通常会員登録が必要であることから、多くの店では貯玉と来店ポイントサービスや会員番号を利用した抽選会等をセットにした形の会員サービスを行っている。また貯玉によって預けた出玉は、基本的に預けた店でのみ有効であり、たとえ同系列であっても他の店で引き出すといったことはできない。

・再プレイ手数料
 大当り等で出た出玉を一旦換金し後日その現金で遊技するのに比べ、貯玉による再プレイは換金率によるギャップが存在しないため、客側はより有利な条件で後日遊技を行うことができる。しかしこれでは等価交換ではない店側にとっては利益が大きく減少してしまう要因となるため、貯玉を引き出して後日再プレイを行う場合には、玉の引き出し時に“再プレイ手数料”と称して一定の玉数を別途差し引く店が多い(なおこの手数料の料率は店によって異なる)。
 なお再プレイ手数料を設定している店でも、午前中や夜8〜9時以降などの台の稼動が落ち込みやすい時間帯に限り手数料を0にする場合も少なくない。また手数料を設定していない店では、一日に再プレイのために引き出すことのできる玉数に制限が設けられていることが多いため、貯玉による再プレイの場合は、その店のルールをよく確認してから利用することが求められる。
 再プレイ手数料の計算に関しては、同コミュニティの“簡単計算”トピックを参照のこと。
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=33486305&comm_id=3438274

・第三者貯玉保証管理制度
 貯玉は通常各パチンコ店が独自に管理・運営を行っているため、かつてはそのパチンコ店が万が一閉店・倒産してしまった場合、それまでその店に貯められていた貯玉は全て無効となってしまっていた。また貯玉の管理体制が十分に整えられていない店の場合、貯玉に関するデータが抹消、あるいは改ざんされるといった問題が起きる可能性もある。いずれの場合も、その店で貯玉を利用していた客は大きな損害を被ることになる。実際1990年代前半までは、パチンコ店の閉店に伴い貯玉が無効となった客が、パチンコ店の運営会社を相手取り損害賠償を求める訴訟を起こす例も見られた。
 このため、1993年にはパチンコ業界や警察等が中心となって、パチンコ店の倒産等の場合に客の貯玉分の金額を保証する制度として第三者貯玉保証管理制度が発足した。1998年には任意団体として「貯玉保証基金」が設立され、同制度に加盟するパチンコ店が倒産した場合の利用客への補償等を行っている。
 またデータの改ざん等を防ぐ観点からデータ管理の第三者への委託も推進され、現在は「第三者貯玉保証管理センタ」として、NTTデータ系のジャパンネットワークシステム株式会社(J-NET)、独立系の株式会社マーステクノサイエンス(MTS、マースエンジニアリングの子会社)の2社が管理受託業務を行っている。
【パチンカーについて】

・ハマリ
 相当の金額や持ち球を費やしても、大当りが出ないこと。あるいは、ある台が前回大当りから相当数の回転をしていること。
 語源は“深みにはまる”から。

・ハイエナ
 攻略法を知っている客が、他の客が打っている台に目をつけて、その客が諦めて台を空けるのを待つこと。以前はオカルトと言わざるを得ない攻略法でありあまり意味がなかったが、潜伏確変状態を持つ機種が出現し、大当り時に7セグやランプで潜確かどうか確認できることを知らないパチンカーの存在も否定できないため、ハイエナが有効である場合も少なからず存在する。

・ノリ打ち
 複数人で投資金も獲得した勝ち分も平等に分割する打ち方のこと。

・モーニング(朝一単発)
 以前、単発打ちによる“連チャン打法”が存在した機種に備わっていたシステムで、遊技台の電源を投入すると一定の確率またはは意図的なセットで内部乱数が連チャンゾーンからスタートし、ホールの朝一から“連チャン”の嵐が吹き荒れる仕掛けだった。
 これは、攻略法と言うより、ホール側が“サクラ”台で“客寄せパンダ”になってもらうことで稼働率アップを狙ったものである。開店後、無銭飲食(食い逃げ)防止のため、一定時間は出玉交換禁止のホールもあった。
 当然ながら“モーニング台”につくためには、他の客より早く行列に並ばなければならず、“早起きは3万円の得”という新諺まで生み出した。
 なお、“モーニングセット”は前日のゲーム状態に関係なくセットできるので、“モーニング台”を確保したからと言ってそれが優秀台であるという保証はない。
【よく使うアルファベット表現】

・1K
 千円のこと。例えば、30Kと言うと3万円を表す。
 Kは“キロ”が語源と思われる。ちなみに、1kgは1000g、1kmは1000m。

・9C15R
 9カウント15ラウンドのこと。
 詳しくは[002]参照。

・CB
 チャンスボタンのこと。

・PB
 プッシュボタンのこと。

・MM
 ミッションモードのこと。

・SU
 ステップアップ予告のこと。機種により様々だが、STEP1からSTEP5まである機種が多い。一般的に、STEPが少ない予告は出現率が高いが信頼度は低く、STEPが多い予告は出現率が低いが信頼度は高い。
 SUを数種類搭載している機種も多く、出現率の低いSUはSTEP1でも信頼度が高い場合が多い。

・RSU
 リラックスステップアップのこと。ビスティ製のCR新世紀エヴァンゲリオンシリーズにおけるSUの1つで、出現率が低いがSTEP1でも信頼度は高い。

・RUB
 ニューギン製のCR花の慶次S-Vにおける、大ふへん者大当りのランクアッブボーナスの略。
 上部アタッカー開放回数により、RUB16、RUB32、RUB48の3種類がある。例えば、RUB48は上部アタッカーがその大当りで48開放するという意味。

・CR
 CR機のこと。
 詳しくは[013]参照。

・CRA
 CR機の“甘デジ”という意味。“A”は甘デジのA。
 なお、甘デジに必ずしもAが付いているとは限らない。

・CRF
 CR機のSANKYO製のものという意味。“F”はSANKYOの登録商標である“フィーバー”の頭文字。
 なお、SANKYO製の機種に必ずしもFが付いているとは限らない。

・LED
 発光ダイオードのこと。ランプ等に用いられる。

・RAM
 Random Access Memoryの略で、コンピュータが一時的に記憶しておくための記憶装置。パチンコ・パチスロでは表示図柄や抽選乱数といった変化するデータをCPUが必要に応じて書き換えていく。現在ではCPUと一体化しているため、基板上に単体部品としては存在しない。
【パチンカーが使う独特な言葉について】

・種(種あり、種なし)
 潜伏確変かどうかを表す言葉。電サポなしの2R確変を搭載している機種では、液晶の演出で潜伏確変かどうかを判断することが困難な場合も多い。次回大当りに実を結ぶかどうかという意味を込めて、“種あり”“種なし”という言葉が使われるようになったと思われる。
 潜伏確変かどうかは、潜伏確変の可能性のあるモードの突入時に7セグやランプによって判別可能である。“種あり”“種なし”と表現するときは、結果論として早く当たったかどうかではなく、7セグやランプで確認をして“種あり”だったとか“種なし”だったとかと表現することの方が多い。もちろん判別方法を知らない遊技者に対して「それはおそらく“種なし”だった」等と表現することもできる。
 また、時短が同じ演出の確変がある機種で、時短回数を超えても電サポが継続して確変が確定する機種の場合は、厳密には“潜伏確変”ではないが、液晶の演出では時短と変わらないため時短回数を超えるまで判断できないので、“種あり”“種なし”と表現することもある。

・沖スロモード
 沖スロは、沖縄県向けのパチスロで、30パイ(スロット)とも言う。シオサイ30(パイオニア)で本土でも人気に火がつき、現在では沖スロは本土でも多数設置され、コアなファンが多い。沖スロは、ボーナスの告知方法は完全告知(先告知)を基本とする機種がほとんどである。完全告知型筐体になったのは、沖縄におけるパチンコ・スロット店には年配者の比率が他府県よりも高く、リーチ目や前兆演出等のいらないものが好まれたという説もある。
 パチンコにおいては、完全告知型連チャンゾーンを搭載している機種(CRそれゆけエリちゃん(タイヨーエレック)等)において、連チャンゾーンに突入した場合に“沖スロモード突入”と表現することがある。

・暴走モード
 ビスティ製のCR新世紀エヴァンゲリオンシリーズの特徴であるモードで、突確を引くと突入するモード。暴走とは、身体の制御が利かず力を抑えきれなくなることを意味するため、転じて、負けが続き制御が利かずパチンコ台に投資し続ける人のことを “暴走モード突入”と表現することがある。
 ただし、CR新世紀エヴァンゲリオンシリーズにおける暴走モードは電サポ付き確変であり、玉を減らすことなく次回大当りが保証されている状態であるため、ひたすら投資し続ける状態とは明らかに異なるので、このような用法に関して異を唱える者もいる。

・傾奇ゾーン
 ニューギン製のCR花の慶次S-Vにおける背景演出であり、通常時に2R確変、2R通常、小当りのいずれかを引いたときに突入するゾーン。2R確変に当選しても電サポはない。液晶の演出では、3つの内どれに当選したのかどうかを判別することができない。傾奇ゾーン突入時にランプによって判別は可能。
 また“傾奇者”とは、異風の姿形を好み異様な振舞いで人を驚かすのを愛する者のことを指し、『花の慶次』のテーマともなっている。
 傾奇ゾーンに突入しても2R確変である割合はあまり高くなく、しかしながら2R確変の可能性もあるために、傾奇ゾーン突入時にランプ判別をしなければその後かなりの投資を余儀なくされる。また、傾奇者の意味でもある『意地を通す』や、CR花の慶次S-Vの知名度が高くなったということも相まって、パチンコ台に投資し続ける人のことを前述の“暴走モード突入”ではなく、“傾奇ゾーン突入”あるいは“極傾奇ゾーン突入”と表現することもある。
 なお、読み方は“かぶきゾーン”あるいは“きわめかぶきゾーン”である。
【パチンコ機について】

・CR機
 プリペイドカードに対応したパチンコ遊技機のこと。CRとはCard Readerの略である。ただし最近では、プリペイドカードよりICカードが主流となっている。
 CR機とは上記のように玉貸に関する区分なので、近年の主流であるデジパチのことをCR機と言うのは間違いである。“CR機”に対する名称は、羽根モノ・チューリップ台などではなく“現金機”である。実際、現金機のイメージが強い羽根モノ機でも、現在は“CR〜”の接頭語を持つ機種も少なくない。

・現金機
 事前にプリペイドカードを購入せず、現金で直接パチンコ玉を借りて遊技するパチンコ遊技機のこと。

・デジパチ
 パチンコ遊技機の区分の一つ。2004年7月の改正までは「第一種超特別電動役物機」と区分されていたことから、「第1種」「旧第1種」とする場合もある。
 登場当初は、特賞(大当り)になるとパンクしない限り打ち止めまで役の継続が期待できた(2004年7月の改正以降Vゾーンが廃止されたのでパンクは発生しない)。その後、当局による規制と異常に射幸心を煽る機種登場の繰り返しを経て現在に至る。
 登場時は機械的なルーレット(ドラム式)、その後、ドットデジタル、セグメントデジタルが内蔵されていたが、現在の機種は液晶によるルーレット表示が主流で、リーチや大当り、確率変動において様々な演出が凝らされている。
 現在発売されているパチンコ機のジャンルのほとんどは、このタイプである。

・羽根モノ
 2004年7月の規則改正前まで「第2種」と区分されていたパチンコ遊技機の区分の一つ。台の下方に設けられた開放チャッカーに入賞することによって台中央に設けられた役モノへのルートが開き、その役モノ内部に設けられたV入賞口に玉が入れば大当りとなるパチンコ台の総称。デジパチ、権利モノと区別して呼ぶ。規則改正前の慣例から現在でも「第2種」「旧第2種」と呼ばれる場合もある。
 開放チャッカーに玉が入賞し役モノへのルートが開く様が飛行機の羽根のように見えるため「羽根モノ」と呼ばれる。別名「ヒコーキ」とも呼ばれる。
 「平台」「一般台」「普通機」と呼ばれることもあるが、こちらはチューリップ機と羽根モノを総称した言い方であり、羽根モノ自体を指すわけではない。
 CR機の登場によって確率変動機能つきのパチンコが登場した際、羽根モノは確率変動機能のついた一般的なデジパチよりも大当り1回あたりの出玉が少なく、大勝ちしにくいために人気は急降下した。近年は発売するメーカーが少ない。
 羽根モノは、デジパチなどと違い機械的な確率で大当りが決定するわけではないため、釘を読む能力や台のクセを読む能力が必要になってくる。しかし出玉の爆発力は無いものの、釘や台のクセさえ良ければ何度でも連続して大当りが引けるため、長時間粘ればデジパチよりも確実に大勝ちできる可能性はある。羽根モノがパチンコの真髄と呼ばれるのはこのためである。
 勝つための要素に第一に必要なことは「釘を見る」能力である。簡潔に言うと「良く羽根が開く(「鳴く」と言う)」かつ「良く羽根の中に入り込む(「拾う」と言う)」ための釘調整を探すことにある。しかしながら見るべき釘のポイントも多く、高い知識を必要とする。

・権利物
 パチンコ遊技台の区分の一つ。2000年頃までには権利物はほぼ消滅し、後述の一般電役に移行していく。
 仕組みについて一般的だったのは以下の形式を持つ機種である。
[1]始動チャッカー入賞によるデジタル抽選
[2]大当り権利獲得後に“特入賞口”入賞
[3]確率変動の権利を2〜3回獲得

・一般電役
 パチンコ遊技機の区分の一つ。複数の役物(電チュー・アタッカー等)の連動によって出玉を得る機種を指す。
 狭義の一般電役は、一般電動役物のみを搭載する機種のことである。通常のデジパチでの一般電動役物は電チューを開閉するための役割に使われるが、狭義の一般電役では確率変動がないため、最大4個までの一般電動役物を搭載できる。
 そのうち1個の役物をデジタル抽選やVゾーン入賞などで抽選し、それが当選すれば役物が開放し入賞した球で次の役物の抽選を行う。それら一般電動役物の連動によって出玉を得る仕組みである。
 2004年の新基準導入にともない、従来の機種種別が廃止されたことにより、狭義の一般電役に特別電動役物(一般的なデジパチの抽選システム)を併用する機種が登場した。この併用機種を広義の一般電役と言う。
 狭義の項目で説明した要件でいうと、2番目の役物が特別電動役物になり、この役物が確率変動状態にある間1番目の役物が高確率で当選する(いわゆる連チャン状態)。このシステムは特別電動役物がある点で狭義の一般電役とは異なるが、見た目の形状が同じなので“一般電役”と呼ばれる。
【ゴトについて】
 ゴトとは、パチンコやパチスロに於いて不正な方法で出玉を獲得することを言い、それを実行する者をゴト師と言う。“ゴト行為”という表現をすることもある。ゴト師とは賭博場(鉄火場)において“いかさま賭博”を行う者。
 語源は“仕事”から来たものと言われる。
 発覚すると窃盗罪で処罰の対象となる。店側でこの行為を発見した場合、全ての玉を没収の上出入り禁止か、悪質な場合は警察へ引き渡すことも多い。一度発見すると、店内の防犯カメラで撮影したゴト師の顔写真が近隣のパチンコ店に配られて、地域から追放するように連携がとられる事がよくある。普段はライバルである店同士も、ゴトに関しては団結する傾向にある。
 単独犯は発覚しやすいので、打ち子を雇ったり、数人で徒党を組んで役割分担することが多い。特に、台に細工を仕掛ける“セットネタ”関連は、カバン屋(裏モノを扱う業者)と組んでいる。

・セット打法
 予め遊技台に裏基盤(Cモノ)を仕組んでおき、打ち子に特定の手順で玉やコインを抜かせる。合い鍵作製や仲間を従業員に仕立てたり、大がかりなゴトである。正規の場合でも遊技台のバグをついたセット打法も存在する。

・セルゴト
 台枠の隙間からセルロイドなどのプラスチックの薄い板を差し込み、特定の入賞口に球が入りやすいように球筋を変えたり、普段閉じている入賞口をこじ開けたりする。

・ハリガネゴト
 針金を使ってセルゴトと同様のことを行う。

・シャクゴト
 磁石を使い特定の入賞口に玉を誘導し入賞させる。ガラス板越しに玉を誘導するためには強い磁力が必要であり、電磁石を手の中に隠し持つケースが多い。近年は小型で強力な永久磁石が容易に入手できるようになったため、シャクゴトの発見は困難になってきているが、メーカー側も台が磁力を感知したら高音のアラーム音がなるように対策を施す等している。

・ガセ玉
 正規のパチンコ玉ではない玉(大抵はベアリングの玉)を使い、特定の入賞口に玉を入賞させる(これは正規のパチンコ玉が直径11.0mmに対し、10.0mmのベアリング球を使うことで入賞率をアップさせるもの)。ただし、この手法は数個のガセ玉ではほとんど効果が無いため大量の玉を持ち込むことになり、発覚しやすい。

・電波ゴト
 電役機(デジパチや権利物等)の役物を電波発信機で開かせたり、玉の通過センサを誤作動させる。特定の周波数の電波を受信することによって不正なプログラムが始動するように予め細工された不正台に対して用いられるというケースもある。

・放電
 自動車のバッテリーなどを鞄に隠して持ち込み、遊技台の盤面に指先から放電をすることによって遊技台内部の電子回路を誤動作させる。

・体感器
 遊技者に玉の打ち出しのタイミングなどを遊技台内部の特賞抽選の周期に合うように知らせるための特殊な電子機器を言う。打ち手はこれを身体に取り付けて打つ。当たる周期を狙い打つということで窃盗とみなされる。特殊なパターンで玉を発射することによって不正なプログラムが始動するようにあらかじめ細工された不正台に対して用いられるというケースもある。また体感機と同類の器具として「低周波」と呼ばれる装置もある。

・ビラビラ
 1cm幅の透明のビニールひもに黒の縞模様をつけた物を、パチンコ玉計数機(ジェットカウンター)に差し込んで計数機を誤作動させる。玉の計数作業の様子が極めて不自然になるために発覚しやすい。またビラビラを含めた不正計数を防止するために、玉の計数は客にやらせずに店員が行うという店も多い。

・現金サンドゴト
 100円玉や500円玉を入れると玉が出てくる薄型の台間玉貸し機に異物を挿入して玉を出させる。台間玉貸し機のことをパチンコ店では“サンドイッチ”または“サンド”と呼び、これに不正操作を働くことを“サンドゴト”と呼ぶ。

・台叩き(ドツキ攻略法) 
 台を叩くなどして振動を与え、玉の流れを変える。古くから行われているゴト行為で、かつては一発台で行なわれることが多かった。最近では羽根モノで行われることが多く、マジカルカーペット・CRレレレにおまかせ!などがターゲットになっている。そのためマジカルカーペット登場以降、振動センサーを取り付けるなどして対策を施した店もある。また初期のフィーバーはリールの回転にステッピングモーターでなかったので、1コマズレなどの目をドツクことによって大当りにすることが可能であった。従業員に見つかればゴトになる。
【攻略法の類について】
 パチンコおよびパチスロにおける攻略とは、パチンコやパチスロで効率よく出玉(メダル)を得ることを指す。また、その手順を攻略法という。具体的には遊技台の特徴、ボーダーライン、ホールの営業方針から最適な立ち回りを選択し、投資を節約して出玉を得るというものである。
 攻略法はパチンコやパチスロが登場した当初から存在したが、最初のころは素人でも上手になれば実行できるものであった。その後、機種の進化と共に攻略法も難易度が高くなっていった。

・攻略法詐欺
 実効性のきわめて薄い、もしくは全く無いパチンコ・パチスロ等の攻略法を売りつける詐欺の俗称。実際にこのような名称の罪名が存在するわけではなく、警察庁が定めた『犯罪手口資料取扱細則』が規程する詐欺の手口の一つ、「売りつけ詐欺」(物品等の販売を口実として金品を騙取する手口)が正式な分類となる。
 攻略法詐欺においては、詐欺であることを明確に認識しにくいという問題がある。
 一般的には効果が十分に検証されないまま、あやふやな根拠で攻略法を販売する行為も攻略法詐欺に挙げられることもあるが、判例上詐欺罪が成立するには「相手を騙して金品或いは利益を得ようとする意思のもとに相手を欺罔する」という故意が必須条件であることから、最初から嘘情報と判っていながら販売する行為でなければ、詐欺罪が成立しない。摘発された業者が「有効な情報であると信ずる」等と主張して欺罔の意思を否認した場合は、捜査機関は客観的に故意があったことを立証せねばならず、パチンコ・パチスロという遊技システムの秘匿性も手伝って、立証は難しいと言われる。
 もともと(正当な)攻略法は経験則に基づいて作られるのが普通であり、それなりに実効性があると思われる攻略法においても根拠が示されていないことが多い。そのため偽の攻略法をつかまされても、すぐにはそれと気付かない。
 また、偽攻略法の効果が出ない原因を自分の腕の悪さに求めたり、逆にパチンコの確率論的性格から攻略法とは関係なく当たる場合があるので、発覚はさらに遅れる。攻略法の有効性に疑問を持って苦情を言っても、「打ち方が悪い」「その攻略法には対策が施された」等とごまかされてしまう。詐欺であることに気付いたときには既に連絡がつかなくなっている場合も多々ある。
 攻略法というものが持つ性格も詐欺行為を容易にしている。本当に有効である攻略法の場合、広く知られてしまうとパチンコ店やメーカーに攻略法の存在に気付かれやすく、即座に対策がとられてしまう。そのことから逆に、いかがわしい手段、あるいは高額で売られている「攻略法」ほど、かえって信憑性があると錯覚してしまう。
 また、そもそも安易に攻略法販売に飛びつくのは現代のパチンコがギャンブル性を過度に追求しているためであるとして、構造的な問題を指摘する声もある。

・打ち子
 ゴト用語で、ゴト師に雇われてパチンコ・パチスロの台から玉やコインを抜く者を指す。 5〜6人で徒党を組み、様々な手口で玉やコインを抜く。島の両端に監視人、実行犯を両隣から被せるようにして監視カメラから隠す等、役割分担をする。
 また、ホールに雇われてサクラとして遊技をする者を指すこともある。 ホールが繁盛していることを見せかけるための手段。報酬はあらかじめ決まっており、遊技代は店持ちで遊技する代わりに出玉の換金は全額返納をする。ただし遊技場組合を始め店側は打ち子の存在を一切認めていないため、公の存在ではなく都市伝説的な部分もある。
 インターネットや雑誌で打ち子を募集していることも多いが、これをカモに登録料を数十万円払わせる詐欺であることがほとんどである。

・サクラ
 サクラ(桜,櫻)から派生した隠語で、客寄せのための店が仕込んだ偽の客のことを指す。心理学実験でも使われることがある。
【オカルトとホルコンについて】

・オカルト
 オカルト(occult)とは元来は「隠されたもの」という意味のラテン語に由来する表現であり、目で見たり、触れて感じたりすることのできないことである。そのような知識の探求とそれによって得られた知識体系は「オカルティズム」と呼ばれている。ただし何をもって「オカルト」とするのかについては時代や論者の立場等により見解が異なる。
 パチンコ、パチスロにおいては、理論的な根拠がない攻略法のことを指す。

・ホルコン
 ホールコンピュータの略で、パチンコ、パチスロ店に設置される専用コンピュータのこと。
 パチンコ・パチスロ台とLAN接続され、各台がどの程度の出玉を出したか(いわゆる「差玉情報」)に関する統計情報をリアルタイムに収集し、パチンコ店の経営管理に利用するのが一般的な利用方法である。またそれ以外にも、CR機で使用されるプリペイドカード・ICカードの販売状況の管理、自店や近隣の競合店の来店者数等の比較や、従業員の給与管理等一般的な企業における経営管理システムと同等の機能も持つことが多い。中には最新のゴト手口やその防御方法の情報配信を受けたりといった機能を持つものもある。
 ホールコンピュータは一般的には統計情報の収集のみを行い、ホールコンピュータ側から各パチンコ・パチスロ台をコントロールする機能は持たないとされているが、「実際にはホールコンピュータ(サーバ)が大当り回数や大当りの発生をコントロールし、新台やいわゆる『本日のイベント機種』に当たりを集中させたり、ホールが赤字とならないように出玉・メダルの総数をコントロールしているのではないか」とする考え方をもとに、「サーバがどの台を大当りさせようとしているか」を読み取るという攻略法が存在する。
 法則として、
[1]ホールコンピュータが大当り判定を行う時間の法則
[2]台は、一定の法則により各シマ内で約4〜6台ずつグループ分けされている
[3]大当り判定の時刻になるとホールコンピュータがグループ単位で大当り抽選を行い、当選したグループ内に大当りが発生し、しばらくの間、大当りがそのグループ内を周回する法則
[4]ホールコンピュータがホール内の出玉数を平均化させるため、大当り回数や営業時間帯によって放出度合い(好調・不調)の切替え周期がある法則
等が存在するとし、これらを予想して『大当り判定に当選することが多いグループ』『次にホールコンピュータが大当りをさせる台』を探し出して待ち伏せるという、攻略法というよりは予想屋的な打法で、遊客が能動的に何かを仕掛ける“セット打法”とは内容が大きく異なる。
 なお、パチンコ・パチスロの各メーカーはホールコンピュータによる出玉の遠隔コントロールの可能性を否定し、純粋に各台の完全確率抽選によるものとしているが、同攻略法の支持者は「各台毎の純粋な抽選ならば新台やイベント台に当たりが集中することの説明が付かない」「イベント台も完全確率ならば、何を根拠にイベントとするのか」等と主張している。
 一方これに対し、メーカーは「新台や、店がイベント等と宣伝した台はそれだけたくさん遊戯されるため、当然抽選数が多くなるから大当りが増えることには因果関係がある」「イベントとは店が客に遊戯をさせるための宣伝手段に過ぎない」という理屈で一様に反論している。
【パチンコの歴史(1)“誕生〜戦前”】

1920年 アメリカからコリントゲームが渡来する

1925年 大阪で横型コリントゲームを改良したパチンコが始まる(パチンコの発祥)

1930年 風俗営業第1号店が名古屋で許可されパチンコ店が開店

1936年 高知でパチンコが大流行、半年で35店が開店

1937年 日中戦争勃発
    戦時特例法によりパチンコ店の新規開店が禁止される
    現在のパチンコと同じ鋼球式のパチンコが登場

1941年 太平洋戦争勃発

1942年 戦時体制により、パチンコは不要不急産業として全面禁止
    パチンコ店は閉店し台は処分される
【パチンコの歴史(2)“戦後〜「パチンコの日」制定”】

1946年 禁止されていたパチンコが復活する

1948年 風俗営業等取締法制定により、パチンコは許可営業となる
    「正村ゲージ」が登場

1949年 貸玉料金が1円から2円に値上げされる
    丸新物産(現:ニューギン)が名古屋市で設立

1950年 竹屋商会(現:竹屋)が春日井市で設立

1951年 法改正により18才未満の入場が禁止される
    ソフィア(西陣)が桐生市で設立

1952年 菊山徳治考案のオール20連発式(機関銃式)が開発される
    京楽が名古屋市で設立
    大一商会が愛知県(現在の北名古屋市付近)で設立

1953年 第1期黄金時代到来。パチンコ店387,664軒にのぼる
    製造メーカーは約600社
    循環器第1号機(高速度連射可能機:160〜180発/分の玉が自動的に発射)開発。これによりパチンコブームが加熱し、射幸心をそそるとして後の連発禁止令の要因となる

1954年 東京都公安委員会が「連発式パチンコの禁止」を決定、全国に広がる。
    豪快不況が到来、全国軒数も半減

1955年 モナミ商会(現:三洋物産)が名古屋で設立

1956年 第一回業界編成期を迎える

1957年 神武景気を意識した「ジンミット」が登場
    「竹屋式無人機」の登場で、従業員がシマの中に入らなくてもよくなった
    役物コミック機登場

1958年 藤商事が大阪市で創業(法人としての藤商事設立は1966年)

1960年 画期的な「チューリップ」が登場
    リモートコントロール方式をはじめて発売
    第2期黄金時代到来
    平和が桐生市で設立
    豊丸が名古屋市で設立
    パチンコメーカー60社が集まって日本遊技機工業協同組合(日本遊技機工業組合の前身)を結成

1962年 盤面のファッション化に拍車がかかる

1963年 分離式(ユニパック)発表
    メダル式パチンコ機登場

1965年 パチンコ店1万軒を越える
    オリンピアマシン(パチスロの前身)登場

1966年 三共(SANKYO)が名古屋で設立

1972年 電動式ハンドルが認可される
    貸玉料金が2円から3円に値上げされる

1973年 太陽電子(現:タイヨーエレック)が名古屋市で設立

1975年 間寛平の「ひらけ!チューリップ」が100万枚の大ヒット
    サミーが東京都で設立

1978年 貸玉料金が3円から4円に値上げされる

1979年 「パチンコの日」制定(毎年11月14日)
    高尾、三星(現:サンセイR&D)が名古屋市で設立
【パチンコの歴史(3)“デジパチ登場〜2008.7現在”】

1980年 現在のデジパチの基本である「三共フィーバー」が登場

1981年 現在の羽根モノの基本である「ゼロタイガー」が登場
    警察庁がフィーバー機の大当り時に開く大入賞口開閉時間を30秒×10ラウンドに規制

1982年 権利モノが初めて登場

1983年 大同(現:ビスティ)が東京都で設立

1984年 フィーバー機の大当り時の大入賞口開閉時間を15秒×10ラウンドに規制強化

1985年 保安電子通信技術協会によるパチンコ機の検定制度開始

1986年 「全国パチンコ・パチスロファン感謝デー」制定

1988年 警察庁が「CR機構想」を発表
    日本レジャーカードシステム設立
    東洋商事(現:フィールズ)が名古屋市で設立

1989年 日本遊技関連事業協会設立

1990年 遊技機規則改定
    最大大当りラウンド数が10ラウンドから16ラウンドに緩和

1990年代
    このころ車に置き去りにされた子供の熱中症事故が問題視され始める

1992年 最初のCR機「CRフラワーショップ」が登場

1993年 「ダービー物語事件」

1996年 射幸性の高い機種(約70万台)を自主撤去
    同時に確率変動の連続を最大80ラウンドに制限する(いわゆる5回リミッター)規則改定が行われる

1999年 遊技機内規変更
    5回リミッターが事実上の廃止

2002年 遊技機内規変更
    最低賞球数が5個から4個に緩和
    大当り確率の下限が1/320から1/360に緩和
    大当り終了後の時短が認められる

2004年 風適法実施規則改定
    新基準機が登場
    パチンコの種区分が廃止
    最低賞球数が3個になる
    確変割合の上限(50%)撤廃
    1/500以上まで大当り確率が緩和

2005年 1/500以上まで緩和された大当り確率が再び規制、1/400以上となる

2006年 規則改定

2006年5月 風適法改定
     閉店前やトラブル時の出玉保証の禁止
     明らかに18歳未満と分かる者を入場させたパチンコ店に対する罰則規定等が盛り込まれる

2006年7月 「みなし機」の完全撤去

2006年8月8日 有限責任中間法人遊技産業健全化推進機構設立

2007年4月 有限責任中間法人遊技産業健全化推進機構が「誓約書」を提出した全国のパチンコホールに対して、「随時・不通知」の立入検査を開始

2008年3月 内規変更
     2004年の規則改定以降なくなった連続予告が復活

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