岡山美食倶楽部コミュの【おすすめのお店】

　【別館茶寮 お多津】
　
　私の手持ちのなかでは，一番の贔屓です。
　多分，ご存じない方が多いでしょうし。

　岡山県西部に位置する笠岡。
　人里離れた里山に建つ江戸時代頃の庄屋屋敷を改築して食を楽しむ場所とし，丁寧に手入れされたひろびろとした庭からは季節の美しさを愛でることができる，「お多津」はまさに和の心の粋が詰まった場所なのです。
　手彫りの看板をかかげた古めかしい造りの古民家。かるく石段を登り，重厚な門をくぐると，綺麗に手入れのされた庭がひろがります。
　点在する踏み石には打ち水がされて，庭の各所には甕や焼物，古い仏像などがあり，雰囲気を演出しています。
この店は，雰囲気や器・盛りつけや接客など，料理にまつわるすべてにこだわっています。
　この思想は「うつわは料理の着物」と言った，料理家にして美食家，希有の芸術家でもある北大路魯山人の思想です。
　実は，ここの若主人は，この魯山人の孫弟子にあたり，その思想を体現するためにこの店をひらいたのでした。
　季節のものを，いちばんのもてなしで。
　どの料理にも心が行き届いていて。五感で楽しめます。四季のある日本の暮らしとは，なんて素晴らしいのだろうと感じさせられる一時です。
　良いものに触れることができることは，なにより幸せなことだと思います。

　■別館茶寮 お多津
　■岡山県笠岡市東大戸3953-1
　■0865-62-6262
　■11:30〜14:00、17:30〜21:30（完全予約制）
　■水曜、祝日定休
　■お昼は1300円から。夜は4200円から。

　●味　　：★★★★
　●器　　：★★★★★
　●接客　：★★★★
　●雰囲気：★★★★★
　

　【ひさご四季亭】

　岡山でも有数の老舗『ひさご四季亭』。倉敷駅前の旧２号線沿いにある，格式高い外観のお店です。外見からすると恐ろしく高価そうなイメージがあるのですが，実はここではお昼にミニ懐石を出しているのです。知る人ぞ知る。
　ひさご，という名前の通りに，入り口には瓢が置いてあります。また箸置きなども瓢型。
　昼のミニ懐石は，1525円という値段ながら，焼き物も煮物も果物・デザート・珈琲まで付いて来るという，とっても有り難いもの。
　しかも美味しい！
　いつ来ても思うのが，お造りの美味しさ。量は少しですが，毎度出てくる魚の新鮮なこと。この日はカンパチでしたが，たっぷりと脂がのっていて，とろけるような味わい。
　八寸は，秋の吹き寄せをイメージして美しい盛りつけ。
　ご飯は舞茸。
　暖まる鱧の土瓶蒸し。
　どれをとっても満足です。
　倉敷駅前にあるので，ちょこちょこ利用できるのが嬉しい場所です。いつかは夜の本格的な料理など食してみたいものです。

　■ひさご四季亭
　■岡山県倉敷市阿知３−６ー１４
　■086-422-2525
　■11:30〜14:30（LO　14:00）　17:00〜22:00（LO　21:30）
　■日曜日定休
　■お昼のミニ懐石は1525円。
　■http://www2.odn.ne.jp/hisagoshikitei/

　●味　　：★★★★
　●器　　：★★★★
　●接客　：★★★
　●雰囲気：★★★★

　【安富牧場のジェラート】

　国道429号線沿い，足守の田園地帯のなかに牧場があります。
　『安富牧場』。
　牧場という名称から想像される雄大なイメージとはまったく違う，とってもこぢんまりとした牧場です。 牧場と言うよりも，「安富さん家」といった印象の方が近しいところです。
　しかし，ここのジェラートが逸品なのです。
　牧場で心をこめて飼育されている乳牛から取れる新鮮なミルクを使ったジェラートは，本当に美味。とても濃厚で素晴らしい味に仕上がっています。
　このジェラートとアイス（地方発送あり）は，この牧場の名前を広く知らしめています。
　ジェラートの種類も豊富で，さまざまな味が季節ごとにいつも用意されてます。
　いろんな味があって，悩みました。ピオーネ，メロン，とうがらし，塩，人参，などなど。変わった味も多くて，もう私のチャレンジ心をくすぐってくれるのですよ。でも，意外と変わってるように見える味も美味しくまとまっていたりして，楽しいのですが。
　個人的にお薦めは，期間限定のコシヒカリ。本当に米の粒が入っているのですよ。素敵。

　■安富牧場ファミーユ
　■岡山県岡山市下足守３８７
　■086-295-0394
　■10:00〜18:00
　■水曜日定休
　■http://www.yasu-tomi.com/index.html

　【cafe 麦わら帽子】


　岡山県西部。山間の古い宿場町・矢掛という町があります。
　この町の外れ，幹線道路から少し奥に入った場所に，ログハウス風のカフェ『麦わら帽子』があります。
　ここは私が高校生の頃から家族で贔屓にしているカフェ。昨今のカフェブームの波にさらされることなく，未だに隠れ家的なお店となっているのが嬉しい場所であります。
　ログハウス風のお店は，とにかく木の温かみが感じられます。そんなに広くない店内ですが，だからこその日だまりのようなぬくもりが感じられる空間がかたちづくられているように思えます。
　このお店は，カフェだけでなくランチなど料理もお勧めです。手作りにこだわっていて，年々どんどん味が向上していることからも，オーナーの心意気が感じられて良いなぁと思えます。
　ここで美味しいのは，特製のワッフル。注文を受けてから焼いてくれるベルギーワッフルは，ほっくりさっくりした食感で幸福な味。
　お店の庭で飼われている三匹のレトリバーが戯れる姿を愛でつつ，好きな本をのんびり読む。こんな落ち着いた一時が過ごせるから，私はこのお店が好きなのです。
　


■cafe『麦わら帽子』
■小田郡矢掛町東川面765-1（「高岡製材所」脇の道を入ります）
■0866-83-1586
■10:00〜21:00（OS19:00）
　11:00〜14:00（ランチタイム）
■水曜日定休
■手作りの本日のきまぐれﾗﾝﾁ1280円
　本日のﾃﾞｻﾞｰﾄ400円
　ｹｰｷｾｯﾄ1050円など

●味　　：★★★☆（素朴な感じ）
●器　　：★★★（清潔感があります）
●接客　：★★★（普通かな）
●雰囲気：★★★★（居心地の良い空間）

【茶の子】


　筍で知られる町・真備にあるカフェ……というか，お店ですね。幹線道路沿いにありますが，ちょっとスルーしやすいので注意。
　この『茶の子』というお店は，特に自然素材にこだわったところ。
　お昼のランチでは御飯が五穀米だったり，おみそ汁に豆乳が入っていたり，とても体に優しいお味。お店の雰囲気も温かくて，心にも優しいところであります。また，お茶などドリンクには，もれなく「むかしおやつ」が付いてきて，それも嬉しい心配り。
　落ち着いた時間を過ごせる，私の居場所のひとつです。
　ランチは，五穀米のご飯に，よい味のおかずにおみそ汁，メインは肉と魚が選べたりします。この日は，肉はポークチャップ，魚はサゴシのホイル包み焼き，どちらも美味でありました。
　たっぷりとご飯が出て，デザートと飲み物まで付くのでうれしい限り。お店の雰囲気もゆったりできて，肩肘張らずに良い感じです。
　胃が休まります。
　デザートは，シークヮーサーのシャーベットで，グラス下部には美味しいヨーグルトが。むかしおやつなども数個付いてきます。
　はっきり言って，すごく安くて満足できます。
　心にも，体にも，お財布にもやさしいお店。



■茶の子
■吉備群真備町川辺2059-9
■（0866）97-0585
■11:30〜14:00（ランチタイム）
　14:00〜16:30（ティータイム）
■定休：金曜二回，土曜日
■おまかせむかしごはん定食（限定20食）　1000円
　お子さまセット（むかしごはん定食の半分）　600円
　ミニミニセット　300円


●お薦め：★★★★☆（子供さん連れに優しいお店です）

【酒蔵レストラン　西蔵】


　岡山はお酒作りの盛んなところです。良質の米（雄町・朝日）を生産し，綺麗な水も豊富ですので，酒所にはピッタリの環境なのです。
　岡山県北部の街・勝山も，美しい水を活かした酒所で蔵元があります。『御前酒　辻本店』はそのひとつです。
　そんな蔵元が，昔の酒蔵を改築したレストランを運営しています。しかも，蔵元であるということをしっかりと意識したメニュー構成で。
　
　酒蔵レストラン『西蔵』は，酒蔵を使った空間作りをしているだけあって，とにかく天井が高くて広々。さりげなくギャラリーがあったり，品の良いジャズが流れる素敵な空間です。二階には予約用の席があったり，折々の時季にジャズコンサートが開かれるなどしております。また離れた場所に，予約制で懐石を楽しめる『如意山房』という空間もあります。
　さて，西蔵のメニューは色々と魅力的なものがありますが，今回はお手軽に西蔵の味を楽しめる「西蔵膳」（2,310円）をいただきました。
　まず出てくるのが，「酒肴三種盛」。塗りの盆に三つの小鉢に盛られた先付なのですが，味もさることながら器も素敵です。赤絵，塗り，志野風と。肝心の料理は，どれも美味しい。
　そして何より素敵なのが，食前酒。蔵元で醸造する大吟醸「馨」か「菩提もとにごり」の二種類が選べるようになっています。私は大吟醸だったのですが，とにかく美味！酒肴と合わせると，もう極楽気分でした。お酒のクセにぴったりあった肴に，キリリと辛口かつ飲み口爽やかな大吟醸。運転していなければ，本格的に飲みたいぐらいでした。
　そしてメインとなる焼き物は，肉と魚のどちらかを選択するようになっているのですが，私は来る前から楽しみにしていたものがあったので迷うことはありません。魚をチョイス。
　魚料理は，「銀鱈の粕漬け」。そう，粕漬けの酒粕は，なんと御前酒の吟醸粕を使用しているのです。これで美味しくないわけがないのです。そして，もちろん絶品です。食欲をそそる香りと照り，ぎゅっとあふれる旨味のつまった油，ほくほくと崩れる白身，素晴らしい味でした。私のなかの粕漬けの概念が変わるぐらいでしたから。
　ご飯も，具だくさんのお味噌汁も，大満足。


■酒蔵レストラン　西蔵
■岡山県真庭市勝山116　
■0867-44-5300
■昼　（金曜日〜水曜日）
　　　 11：30〜15：00（ラストオーダー14：30）
　　　 15：00〜17：00（喫茶のみ営業）
　夜　（金曜日〜火曜日）
　　　 18：00〜23：00（ラストオーダー22：00）
■木曜定休
■http://www.gozenshu.co.jp/
　（絶品の銀鱈の粕漬けは，ネットでも購入できます）

●味　　：★★★★（お酒にぴったり）
●器　　：★★★☆（ちゃんとした器だと感じます）
●接客　：★★★☆（きちんとしてます）
●雰囲気：★★★★☆（過ごしやすい空気です）

【Pesca】


国道429号線は，足守の町を抜けて北へと続く道。
田園地帯が続く景色のなかを突っ切る道で，北へと向かえば向かうほどに，少しづつ標高を高くしていきます。
足守を抜けて暫く走ると，加茂川という町に出ます。
道の駅『かもがわ円城』を過ぎてすぐ，北に向かって右手側に，レストラン『Pesca（ペスカ）』のログハウス風の建物が見えてきます。

国道429号線は，個人的に好きな道です。
何故かと言うと，理由の一つがこの道沿いには良い温泉が点在しているということ。浮田温泉，粟井温泉，そして加茂川にある小森温泉・湯ヶ瀬温泉と素敵な場所がたくさんあります。もう一つが，素敵な牧場がいろいろとあること。ジェラートで有名な安富牧場，チーズで有名な吉田牧場，動物を眺められる加茂川ストックファームなどなど。
長閑な景色と，ドライブしていて楽しい道なのです。
そんな429号線にある，このレストラン『Pesca』も，やはり素敵なレストランなのです。

とにかくランチの種類が充実。幾種類のランチを選べますし，そのどれもが美味しい。ここまで足を運ぶ甲斐を感じさせてくれるお店です。しかも，リーズナブルで。
このときは，日替わりランチを頂きました。
南瓜の冷製スープ。ひんやりとなめらかな口触りが嬉しい。とても優しい味。
メインは，薄切り豚肉の梅肉ソースのさっぱり味。これが美味しかった！温泉に浸かった後の，少し湯に疲れた胃にはぴったりの味。食欲をそそる風味と，歯ごたえ。付け合わせのコーンも，甘くて美味しくて。
今日も満足。
手をかけたまっとうな料理を，まっとうな食材で作ってくれる印象。
我が家からは距離も離れているし，なかなか足を運ぶことのない地域だけに，たまに味わう料理が嬉しい限りです。



■Pesca
■御津郡加茂川町円城1172-1
■0867-34-0538
■ランチは、11:30〜14:30
■定休：火曜日と第１月曜日
■日替わりランチ　　\900
　ステーキランチ　　\1500
　ハンバーグランチ　\900
　珈琲　　　　　　　\350
　ハーブティ　　　　\400

●お薦め：★★★★☆（ドライブがてらに，気軽に使えます）

椿姫さま＞
　レスが遅れました。
　ご紹介いただいたお店，とっても素敵そうですね。
　今度，是非とも利用させていただきたいと思います。
　ホームページもお洒落で，楽しみです。

【欧風料理Saveur】


　先日，赤磐市…ちょっと前まで山陽町と呼ばれていたあたりにあるフレンチのお店『欧風料理Saveur』のディナーに行ってきました。
　桜ヶ丘という住宅街のなかに，サヴールはあります。
　さて。
　サヴールは，オーナーシェフと奥様が二人で切り盛りされているお店で，人当たりが良く，お話好きの奥様のキャラクターのせいか，雰囲気や居心地は家庭的でとても良いです。
　このお店は食材にこだわっています。
　それは，とても幅広い話題に対応してくれる奥様と話していると，すごく伝わってきます。『美味しいものが大好きなんだな』と。
　ディナーは，2900円，3700円，5000円〜。シェフの技を味わい尽くすならば，5000円からのコースがお薦めとのこと。
　この夜は，2900円の小さなコースにしました。
　スープはやさしい風味。
　オードブルは，粒胡椒の香ばしいチーズとブルーチーズ，ぷりぷりの烏賊と甘エビ，生ハム。
　パンは，クコの実を使った自家製のパンと，フランスから取り寄せている小さなバケット。このバケットが，中がぎゅっと詰まっているパンで，食べる分だけその都度焼いてくれるので，とても美味しい。いっぱい食べてしまいました。
　メインは牛フィレ。トマトベースにタイムなどの香草が使われた芳しいソース。すごく日本人向けで，さっぱりと食べられる，良い味。
　このソース，本当に美味しくて，手間がかかってるな〜と思わせられるものでした。パンを付けて食べると，もう幸せ気分でいっぱいです。
　奥様から伺うに，ランチであっても何であっても，ソースは注文ごとに作っているとのこと。こだわりですね。
　デザートは，スポンジケーキ，フルーツ，そして岡山では大変珍しいパッションフルーツのソースが使われたパンナコッタでした。
　あたたかなもてなしと，美味しい料理に，満足しきり。
　最後のティータイムで紅茶用に使われているカップに，ふと違和感。一見洋風の染付磁器に見えたのですが…よく見ると，明治頃の日本製の印判手（印刷）でした。すごく薄造りのカップで，明治頃に海外への輸出用に生産されていたものです。
　どうやら奥様が京都の骨董品店を歩いて収集されたものとのこと。市場価値は決して高くはないものですが，それでも品があって良い品。こんなところにも，こだわりが感じられて好感です。
　また利用したものです。
　…などといいながら，この間，さっそく二度目の利用をしました。
　3700円のコースで，同行者がそんなに量を食べれないため，魚料理を省いて，肉料理をちょうどお店に入っていた佐賀牛の一番良いフィレ肉にしてもらいました。
　…いや，フレンチのフィレ肉であんなに美味しいのを食べたことはなかったです。
　ランチもあります。1300円ぐらいからだったと思います。ちょっと素敵に上品なランチ，いかがですか？私もまたお昼でも利用したいと思います。
　…ただし，利用するならば今年の秋ぐらいまでに。
　それ以降，なにやら京都に移転のお話があるそうですよ。



■『欧風料理Saveur』
■赤磐市桜ヶ丘西8-26-1
■0869-55-8988
■11:30〜14:15（OS）
　17:30〜20:30（OS）
■水曜，第2・3木曜定休

●味　　：★★★★☆（きちんと手間暇かかっています）
●器　　：★★★★（こだわりが感じられました）
●接客　：★★★★（アットホームな雰囲気。ただし評価が分かれそう）
●雰囲気：★★★★（家庭的）

　
【GRILL Rindo】


　岡山市南部の福富にある『GRILL Rindo』へ行ってきました。
　ここは街の小さなフレンチという感じのお店で，シェフは以前にホテルで働いていたとか。
　見た目にも凝った料理を出してくれて楽しめます。
　お値段も控えめなのが嬉しいですね。　
　私は，黒板に羅列されたメニューから，「天然真鯛のポワレ エビ仕立て」を。
　見た目にもこだわっていて，なかなかに素敵な料理。気持ちいいですね。
　ランチは1000円からで，ちょっとしたミニコースを楽しめますからお薦めです。



■【GRILL Rindo】
■岡山市福富西2-6-6
■086-263-7534
■AM11:30〜PM2:30
　PM5:30〜PM9:00（ラストオーダー）
■月曜定休

●味　　：★★★
●器　　：★★
●接客　：★★☆
●雰囲気：★★☆

【梅荘】


　水島から児島へと向かう道すがら。通生という町のあたり。
　塩田王と呼ばれた野崎武左衛門を祖とする豪商・野崎家の別荘「梅荘」を使って，饂飩の店を開いています。
　入り江を望む高台の斜面に面して，品の良い明治の和風建築。
　日露戦争の戦勝記念に建てられた別荘で，「梅荘」という名前の由来は，戦前の首相・近衛文麿が名付けたとか。
　岡山ゆかりの政治家・犬飼木堂や平沼騏一郎なども暫し訪れたという由緒ある空間。そこに野崎家の権勢を伺える。
　この「梅荘」では，そんな場所で食事を楽しむことができるという穴場なのです。
　当時を偲ばせる部屋で過ごす時間は，そんじょそこらでは味わえないものがあって。
　何でも，別荘管理について，そのままでは維持費がバカにならないということで，何らかのかたちで足しにしたいと始めたとか。よいことです。
　お薦めは「梅荘膳」（1545円）で，饂飩に天麩羅と小鉢と変わりご飯（この日はイクラご飯），そして最後に塩ぜんざいが付くという，実はかなりお得な感じ。
　塩に関わりが深いだけあって，饂飩や塩ぜんざいの風味も良い。
　ちなみに野崎家の塩については，現在でも「ナイカイ塩業」として岡山を中心に塩を生産しています。
　食後には，広大な庭を散策するのが素敵です。



■【梅荘】
■倉敷市児島通生1200番地
■TEL 086-473-0900
■営業時間AM11:00-PM2:00
■http://www9.plala.or.jp/homehome/umesou.htm

●味　　：★★★
●器　　：★★★☆
●接客　：★★☆
●雰囲気：★★★★★