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「コメツキムシ談話会」コミュの#10 カエデに集まるコメツキムシ生態図鑑(みんなで作りましょう!)

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 今日、近くの公園へ出ましたら、カエデがもう咲き始めていました。関東の平地ではこの時期なんですね。カエデというと、カミキリを始め多くの甲虫が集まる花としてよく知られています。コメツキムシも同じで、春に出現する多くのコメツキムシがこの花には集まってきます。平地〜山地にかけて、これから咲き始めますので、5月末ぐらいまで楽しむことができます。
 さて、皆さんにお願いしたいのですが、今シーズンカエデの花をすくう機会がありましたら、ぜひ、採集されたコメツキムシやその生態写真をここに貼り付けてご紹介いただけないでしょうか。カエデの花に集まる。。。ということになれば種類も限定されるとおもいますので、ちょっとしたミニコメツキ図鑑ができるのでは。。。と思っています。カエデのシーズンはこれから1−2ヶ月ありますので、気にとめていただけたら。。と思います。みなさんで協力して、「カエデの花に集まるコメツキ生態図鑑」を作りましょう!よろしくお願いいたします。

コメント(126)

たけさん、こんにちわ。
↑これは、もしかしたら#2のテーマの方に書き込んでいただいた方がよかったかもしれませんね。
でも、この虫に巡り会うことができて、羨ましい限りです・・・(苦笑)。
表題の話題としてはかなり遅めの書き込みです。
5月23日に長野県〜山梨県界隈を散策してきました。
標高の高いところでは、かろうじて残りのカエデの花を見ることが出来ましたが、甲虫の訪花植物の主体はウワミズサクラ、アズキナシ、ズミに移っていましたね。
今回は、BPASさんがここのNo.78に掲載されていたカタモン〜カタアカ系のカネコメを初めてネットインできました。
他のカネコメはムラサキとキアシ、その他ニホンフトヒラタ、ハネビロアカ等を採りましたが、スィーピングで6頭ほど入りましたグラデーション赤翅アンペの名前が???です。
四角紙に並べて写真を撮ってみましたが非常に色味が悪く、その前に毒ビンから出した直後にざっと写した写真の方が色味がわかりやすいので、そちらの写真を貼ってみました。
これ、何でしょう?(と言っても、こんな写真で同定依頼は失礼ですよね・・・苦笑)
TOGASさま
さすが大成果ですね。カタモン?はその後全く採れないでいます。ハネビロアカも採ったことありませんし・・川原や河川沿いで採れるというのですが・・。私が行っている御座石〜北杜市一帯では色の暗いアカコメが優先種です。それがアカコメの色変わりではなくゴザイシアカなんだそうですが、私にはよくわかりません。
先週末に私も行ってみたのですが、肌寒く午後には雨。カネコメは早々に諦めでした。日ごろの心掛けが良くないようで今年も苦戦です。
TOGASさん 凄い成果ですね。
私は昨日FIT回収に行って来ました。小雨で出かけたら途中から本降りでした。土日共に雨予報でしたのでつらいことは早めに済まそうと思ったんですがちょっとしんどかったです。
カタモンカネ?は雌のようですね。雄のゲニは特徴あるんですが雌は難しい・・何せ今まで数が採れてなく比較も困難です。特に中部関東の春物はこちらからは標本収集も難しいです。
ハネビロアカは綺麗ですよね。写真のせいか色が暗く見えミゾムネアカっぽく写っていますが前胸に縦溝有りませんよね。
で、肝心のツートンのアンペですが該当種はないと思います。何かの極端な変異かも知れませんが、とりあえずNEWと言うことにしときましょう。このように1カ所でシリーズで採れると後々調べやすいですよね。
TOGAS さま

 なかなかの成果ですね。。。右の赤は、私にもミゾムネのように見えます。。。左の赤は面白いですね。
 
皆さま
大変失礼いたしました。
右写真のアンペ、確かに前胸背に溝がありました。
よって、この写真個体はミゾムネアカということになります(汗)。
皆さまのご指摘、流石に鋭い!

なお、今回の採集品の内、カネコメ系はカエデの花からでしたが、グラデーションのかかったアカコメは主に林道沿いのスィーピングで、またミゾムネアカは道路沿いのあったちょっとした土場の材上で採集したもので、ここのテーマからは外れてしまうことになりますね。

BPASさん
過日来、目に毒になりそうな写真の数々を拝見して、つい私もその近隣を散策してみました。(と言っても、私はS峠側ですが・・・)
以前カネコメについてここの諸先輩の皆さんから教わっていた際に、御座石界隈でニューが記載されている旨伺っており、その内行かねば!と思っていたところでした。
いやはや、まさかBPASさんがこの界隈をここまで調べられておられるとは!
このところの書き込みを感心しながら拝見しておりましたよ。
ともあれ、当コミュニティにとっては貴重な戦力に加わっていただき、頼もしい限りです。
(私の方がはるかに初心者ですので、宜しくお願いしますね!)
TOGASさま
S峠側も面白いのですね。といっても、採集に行ってTOGASさんのように採れるわけではないでしょうけれど・・。アカコメやカネコメなどはいろいろ場所を変えていく必要がありますね。今年も新しいマイポイント開拓で変わった樹相の林道や変わったカエデの種類などを探しているのですが、シーズン中では時間が足りません。U村も御座石もタマムシにはかなり芳しくないので、できれば両方採れる場所を見つけたいのですが・・。いつも虫屋さんには誰一人会わない場所・時期の採集なので、新たな発見や疑問が見つかればこのコミュニティでご質問させていただきたいと思っています。
追信:何でも採っておられるTOGASさんが初心者だなんて言われたら、みんな困ってしまいますよ(笑)。
TOGASさま、90のアカコメツキはゴザイシアカ A.gozaishiKishii,1990だと思います。この種類は上翅が薄黒くなる個体は結構多いですよ。関西ではまずお目にかかれない種類ですので、数稼いどいてください。
皆さんアカコメツキで盛り上がっていますが、あの類は外観分類はしない方が宜しいです。御座石のもので、K先生から返却されたものが 10種、帰らないのが 5-6種で、真赤なミゾムネアカやハネビロアカ、ツマグロ、など素人にも分かるものを除外すると区別できません。ゴザイシだけは黒味の強いのがありますが、黒味のほとんどないものも多く、optabilis や orientalis と大きさも変らず、困ったものです。少し小さめの otome, すこし大きめの pachycollis などが素人目にすこし違う気がするという具合。昔はアカコメツキは4種しか居なかったので分類も簡単でよかったとは k先生の弁。屋久島のあの大型のアカコメツキでも最初は
optabilis の同定ラベルで返却された経緯がありました。御座石のクロコメツキもひどいものです。K先生の結論が出ていないのが何種かあります。
BPASさん
確かに一定のエリアを、しかもカエデの開花期に合わせて調査するのは骨が折れますよね。
とても一人ではやり切れるものではありません。

地域を限定してさえもこうなのですから、これを国内の、しかも全コメツキ対象で行なうなどと言うのは、もはや遥かなる夢物語でしかないのでしょうか。
う〜む、日本のコメツキ界、奥深し!・・・であります。

コッキンさん
グラデーションアカコメの同定、ありがとうございます。
ゴザイシアカ A.gozaishiKishii,1990・・・了解しました!

ちなみに、本種の分布域はどの辺りまでなんでしょうね。
当日採集しました長野県側の採集品の中にも一頭ありました。
これはズミの花から獲られたのですが、色彩等全くの同物に見えます。

写真は色味が非常に悪く、実体をよくは表していませんが、ニュアンスは伝わりますでしょうか?
左のが山梨県産、右が長野県産です。

あ、すみません。このアカコメ、ここではテーマ外れでした(苦笑)。
TOGASさま
ゴザイシアカと思われるものですが、御座石一帯では比較的採れるのですが、SOKUHさんの言われるとおり暗い色彩から褐色から赤みを帯びてくるものまであって、どこまでがゴザイシなのかわかりませんでした。暗い色彩はタダアカにも出るそうなので??です。ゲニも良く似ていますし・・。体型、前胸背微毛も含めて南アの暗い色彩のとほとんど同じものは梓山あたりでも少ないながら時々見られましたが、県境を越えたU村では、同じものは全く見ておりません。反対に南アの裏側戸台方面は(有名採集地は苦手なので)どうなんでしょうか?樹相が違うのでこのタイプは結構狭い範囲かなと思っています。
ちなみに、ゴザイシアカは、カネコメ狙いのカエデ類、特にミツデカエデの葉掬いでなぜか結構採れるので大丈夫です(笑)。
九州の赤いアンペは皆珍品で大変ですが、本州、北海道では結構採れるように思いますので、皆さんで手分けして標本を沢山蓄積するしかないですね。
コッキンさん 有り難うございます。
 手元にゴザイシが無くこんなに黒化する種とは知りませんでした。
BPASさん
 良く読んでなかったですごめんなさい。

写真だけではよく判りませんが、アカと言うよりムネダカアカが暗色になった感じなのかな?いずれにしてもしっかり蓄積して「少しお裾分け」下さい。

ゴザイシアカがミツデカエデの葉掬いでよく採れるというのは面白いですね。
以前より気になっていたのですが、コメツキが良く集まる樹というのがありますよね。
この場合は樹種が問題なのではなくて、その樹の立っている場所がポイントのように思えましたが、今回ご指摘のミツデカエデは、この樹種に限ったお話なのでしょうか?
と申しますのも、この23日の採集中にオヒョウの葉掬いでドウガネヒラタが一度に30頭くらい入ったものですから・・・。
種によっては、特定の樹種の葉に集まる習性があるのかなぁ・・・と。
ご存知の方がおいでになりましたら、ご教示いただけましたら幸いです。
TOGASさま
ご参考になればと思います。樹種にこだわって葉っぱで採れるコメツキです。いずれも花がとっくに終わって実がついている新葉や1m以内の幼木です。ただ、これは韮崎市〜北杜市の範囲限定での観察・採集結果なので、他地ではどうでしょうか?。
「ウリカエデ、ミツデカエデ」・・・ゴザイシアカ、キンムネヒメ、ミヤマカネ?、ムラサキヒメ、キアシヒメカネの順(延べ採集数が多い順)。
・・・すみません。ミツデと書いてしまいましたが当地では広い範囲でウリの方が好まれます。(ちなみにキンムネは木曽福島でミツデから多数採集例が報じられていますが。)
「イロハカエデと思われるカエデ」・・・ベニコメツキ、キアシヒメ、キンムネヒメ、カタモンカネ?、タテスジカネの順。

その他、シデ類の葉にはミヤマフトヒラタがかなり集まりますし、長野と山梨で、なぜかイボタの新葉でムラサキヒメを複数個体採集しています。新潟のY先生はフタキボシカネはミヤママタタビに集まると報じておられますし、オオダイルリヒラタもブナ新葉で多数採っている方がおられます。
 誘引物質が新葉から出るのか、アリマキなのかわかりませんが、春先出現の種類では特定の樹種に集まる例は沢山あるようです。葉っぱを後食するわけでもないのに集まるのは何かある、これがわかれば採集が楽になるかもしれませんね。



BPASさん、詳しい情報をありがとうございます。
随分と貴重な経験を積んでおられますね。
以前コッキンさんが針葉樹の叩き網採集法について記されていましたが、これはアブラムシのいる樹にそれを捕食する為コメツキが集まってくる旨伺いました。

としますと、BPASさんの経験された植物にもアブラムシのいた可能性があるかもしれませんし、何かしらその植物特有の誘引物質を発しているのかもしれませんね。

いずれにしても、それだけ集まる事実があるのでしたら、今後は様々な状況下で各種葉掬いを行わないといけませんね。
さすが!タマムシ専科さんの調査は、種と植物の関係がよく分って大変参考になりました。
春先のオオダイルリヒラタは圧倒的にアオダモ類を好みます.ミズナラとかカエデ類にも来ますが少ないです.ブナの開芽はこれらより早いこともあってあまりチェックしたことがありません.開芽してしばらくたったくらいのものの芽の基部に頭をつっこんでいます.高くてはっきり見えないのですが,おそらくかじって樹液をなめているんじゃないかと思います.この虫はちょうど今頃から場合によっては8月初旬まで生き残っていますが,今の季節をすぎるとさまざまな花(ナナカマド,ツタウルシ,カラコギカエデ,タンナサワフタギとか)にやってきます.
昨日,アブラムシが発生したミズナラがあったのですが,これには沢山のジョウカイ類とコメツキ(2〜3種.種名わからないけどたくさんいるやつ)が来ていました.
はやっているし?,自分には判らないからついコメツキを採集してしまいます.昨日も3桁.どうせ大半は普通種なんでしょうけど.胸が赤くてエリトラが真っ黒なヤツは2個とれました.
ぱきたさん
百聞は一見にしかず・・・写真貼ってくださいな、その胸が赤くてエリトラが真っ黒なヤツ!
ちなみに、今の米虫の流れは、いわゆる流行り(=ブーム)なんですかね?
ぱきた さま

ご教示ありがとうございます。樹種限定に入れてはいけませんでした。標本だけで自分で生態を見たわけでもないのに・・・すみません。
いつぞや、岡崎で一度お目にかかったこと、はるか昔のことで覚えてはおられないと思いますが・・・。当時はオオクワを極めておられましたですね。
コメムシの解明は人海戦術につきるように思っています。タマムシがそうであったように・・、本当に流行りになれば良いと思っております。
BPASさん
ご無沙汰しています.よく覚えています.・・・・オオクワですか・・・・お恥ずかしい限りです.いまだにクワガタムシは大好きです.
7日土曜日に南アでカエデ掬いをしてきました。もちろん葉っぱと実です。
南アはガスって昼過ぎまで曇り、やや涼しいくらいの残念な天候でした。カエデのコメは、キンムネ、ムラサキ、キアシヒメのカネコメ6頭、狙ったアンペはオオアカ?(14.5mm)、アカアシアカ?、黒いゴザイシアカ、茶褐色のゴザイシ?の5頭だけでした。ミヤマカネ?は全く採れず、なぜかゴザイシアカも少なくて残念でした。オオアカ?、アカアシアカ?は当地域では初めて採ったのですが、前胸の毛は黄色っぽく以前写真で拝見したカイオオアカではなさそうです。
カエデ以外ではミノらしきフトヒラタ1、クロアシブト1などで計21種どまりでした。御座石そのものではコメがほとんど採れず、標高を下げて北杜市へ逃げての採集でしたが、天候のせいだけなら良いのですが・・。
13日、U村でも暗褐色のアンペが採れました。いろいろな種類のカエデ、ミズキの葉掬いをやったのですが、赤いコメは少なく苦戦しました。今年は発生?気候?が変です。中央の黒いアンペは暗い林内の広葉樹の樹皮下ですが・・・よくわかりません。
確かに、一見ゴザイシアカ風に見えますね。
ただ、エリア的にはちょっと離れていますので、川上村産と同じような解釈はできないかもしれませんね。
私の方は、14日に北富士の御坂山系に行ってみましたが、半日で見かけたコメツキは僅かに15種でした。
確かにカミキリも種類の少ない所なので、もとより多くは望めないのかもしれませんが、カネコメはウスチャイロが4頭採れただけで、アンペは真っ黒系が1種2頭のみ。アカコメはヌルでした。
クロサワツヤケシ♂が採れたのが唯一の救いでした。
TOGASさま
14日の間違いでした。晴だったのに暑くはならずU村でも何故かムシが飛びませんでした。日中は暗い林の中で変わったもの狙いだったのですが、黒いアンペ、オオベニボソヒラタくらいでした。イチハシチビはかすりもせず。
クロサワ♂は良いですね。まだ採ったことありません。
もう展足しているんですね!私は秋まで?冷凍です。
BPASさま なかなかの収穫ですね。こちらでは赤いAmpe自体が少ないんでそれだけでも反応してしまいます。中央の黒いのはクロコメA.ivanovi当たりに近いように思いますがこの当たりも難物が混ざっています。
TOGASさん クロサワの雄が一発で判るようになったらコメツキ屋免許皆伝(少なくとも上級者)でしょうか?
米屋さん、こんばんわ。

我ながら感心してしまいましたが、ネットを覗き込んだ瞬間にクロサワの♂であることを認識しました。
ネット上とは言え、皆さんに日々ご教示いただいた成果がこれであります。

逆に、これまでは闇雲に採集してきて、帰宅後の楽しみにしていたものが、今や現場で大方の種が同定で来てしまいますので、実につまらなくなった・・・という弊害?もあるんですよ。
困ったものです(笑)。
米屋さま
いつもいろいろ教えていただきありがとうございます。
U村ではカエデ掬いもそろそろ終盤戦です。これからは、林内の暗いところの採集でしょうか(FITも含めて)。今年は赤アンペを採っておこうと思ったのですが例年より少なめです。採集に行ける土曜日が涼しい天候のためなのか御座石のゴザイシアカも数頭止まりですし、ミヤマカネ?も全く採れません。
カエデ掬いは、イロハとイタヤが不振です。ウリハダカエデも普段はあまり食指が湧かないのですが、写真のようにチャグロヒサゴ(少ない種と思います)が高い枝先から落ちました。数もそうですが今年は何かいまひとつ調子が出ません。
カイオオアカなるもの、カエデには来ないのかも知れません。やはり針葉樹なのかも・・。
アカコメはなかなか厄介な一群ですが、素人質問をさせて下さい。
大型のアカコメがしばしば針葉樹の立ち枯れから獲られますが、あれは何でしょうか?
時期的には6〜7月で、私の経験上ではもっぱらアラメハナを散策していて目ににする機会が多いように思います。
もしかしたらBPASさんはご存知なのでは?
TOGASさま
お恥ずかしい話ですが、アラメハナを採りに行ったことがありません(苦笑)。
コメは動物食なので樹種はこだわらないのかも知れませんが、針葉樹林帯と広葉樹林帯で種類が違うような気もします。脚の黒い大型アンペは前胸背の微毛が黄色い(オオアカ?)と黒い(フトアカ?、カイオオアカ?)なんでしょうか?後者は富士山や湯の花、北海道で良く見られるように思いますが、環境はモミやヒメコマツ、トドマツの多い林ですよね。前者は分布が広いようで、場所によっては微毛が白っぽくなるのもいて良くわかりません。岩手や山梨では広葉樹材から割り出したことがあります。近似種が他にもあるようなので、是非、諸先輩方のご教示をいただければ幸いです。そういえば、ゴザイシアカが採れる地域も独特のマツ類が結構ありますね。素人知識でいいかげんな事を書いてすみません。
TOGASさん BPASさん
私も一度だけアラメハナを取りに行き、その時に立ち枯れで採ったのはフトアカコメツキAmpedus(s.str.) pachycollis Ohira,1973でした。この種は、中部以北から北海道にかけて分布し、針葉樹林帯にいて土場や針葉樹立ち枯れで比較的採れるようです。雄のゲニは比較的特徴がはっきりでるんですが、こんな採り方ではほとんど間違いなく雌ですね。オオアカとの比較だけなら、前胸にオパール光沢を欠く、体型はやや平たく幅広い、前胸則縁は比較的直線的に前方に細まる、前胸の点刻はやや強く多少シワ状になることが多い・・・などで難しくはないんですが、私自身カイオオアカなる物が把握できていないんでそれ以上は無理でしょうか。
 それから、材の好みは有るように思いますが、針葉樹林帯も土場もない国に住んでいますのでこれまた自信がありません。花に来ない(来ることが少ない)種も多そうです。


BPASさん、米屋さん
早速のご返答、ありがとうございます。
フトアカコメツキAmpedus(s.str.) pachycollis Ohira,1973、覚えておきますね。

ところで、既にカエデの花のシーズンはとっくに終わっており、このコーナーに別のテーマを掲示するのも何ですから、また新しいテーマを考えてUPしなきゃいけませんね(笑)。
今晩は、15日に大峰のミセンのすぐ下の狼平まで行ってきました。曇りで気温が低くじっとしていると寒かったです。1500m辺りではカマツカがたくさん咲いていましたが、虫は皆無に近かったです。1600m辺りでカエデが咲いていましたので掬ってみましたが、虫はほとんど採れませんでした。この場所はミセンを挟んで大台ヶ原と反対にあります。5月から数回行っているのですが、大台やミセンの反対側で採れるオオダイヒメアカがまだ1頭も採れません。オオダイクロも1頭だけでオオダイルリヒラタは10頭以下です。これまでの所とどうも勝手が違います。今年はここに通うつもりですが、今後一気に大爆発する日に当たることを願っています。
写真左 毒瓶に入れたコメツキ
写真中 うれしかったコメツキ 1頭はDNAのサンプルにしました。
写真右 A.tenui・・ホソクロコメツキは高標高では前胸背板の点刻は非常に小さく疎らです。以前から低標高の個体群とは少し違うように思っています。別種なのか同一種なのか、この答えが知りたいです。答えを出さないと日本産クロコメツキの「ややこしい」ところは解決しないように思います。皆さんの力を合わせて解決できればいいにナーと思っています。
中央の写真はカバイロの特殊な種類でしょうか?全く見たことありません。
右の写真はホソクロとのことですが、♂♀なんでしょうか?
ただでさえ近似種が多いアンペで、これだけ雌雄差があるとキツイです。
関東に居ると、大台やミセンは一度行ってみたい憧れの山です。是非、大当てして、ここに紹介していただければ。
コッキンさん、
ヨツモンナガクチキの頭胸部をとばしてしまうとは魂の入れ方が足らんですぞ。
ナガクチキ 1ex. はコメツキの 10exx. 分に相当する為替レートですから、大切に取り扱ってもらわないと困ります。
コッキンさん よく採っておられますね。
真ん中のカバイロですがmiyakeiとは雰囲気が違う感じですが、是非とも採って比べてみたいものです。
ところで、右のAmpeですが、左の雄個体がyashyaの黒化型のような感じに見えます。こちらでは結構斑紋が退化した個体がいます。触角基部のアップ画像をお願いできたらと思います。

SOKUHさま 10:1ですか!なかなかいいレートで魅力的です!是非とも頑張りたいと思います(笑)。ともあれ、FITは結構ナガクチキが入ります。今年の場所は、なぜかこのヨツモンが入ってきています。×10ならコメツキに換算するとなかなかの数ですがねー・・・
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=826302027&owner_id=7838903#comment
BPASさん今晩は。写真中はヒダムネナガカバイロコメツキEctinus hidaensis Ohira,1998 です。紀伊半島のものはこの様に黒くなります。中部地方のはムネナガカバイロと同じ配色です。紀伊半島では私が始めて記録したように思います。当時はミヤケムネナガで記録したような、、昔のことなので忘れました。ミヤケムネナガが手元にないので比較できません。持っておられる方交換希望します。もし何方か手を挙げていただければ、これから頑張って採ります。昔の標本はタイプになっていて手持ち有りませんので。中部地方のヒダはO先生におねだりして頂くことにします。
写真右のAmpedusは左がA.gyojya Kishii,2004ギョウジャホソクロコメツキの♂です。以前はミヤマタテスジコメツキといわれていた種です。オスは真っ黒ですが
メスはミヤマタテスジの様に黄色い斑紋が現れますが、殆ど出ない個体もあります。その右がホソクロコメツキA.tenuistriatus(Lewis,1894)と思っているものです。この種は前述しましたように慎重に調べなくてはなりません。大雑把に黒くて中くらいのはホソクロとしてしまうのも一つの考え方ですが、、どちらかというと私は大雑把な方が好きなのですがそうも行きません。
ミセンは良い山ですが最近世界遺産になってから、マイクロバスで来る登山客がメチャメチャ多く又、非常にパワフルで、山じゅう大阪のおばはんの下品な笑い声(ギャハハハハー)で充満していて、なんだかな〜です。
SOKUHさん今晩は。長朽木とった時は五体満足にあったのですが、家に帰ってみたら、アララの状態でした。残念です。
今年からミセンはチョウセン岳からのルートで登っています。途中は行者還ルートの様に虫は豊富では有りませんが、厳しさは半分くらいで比較的楽です(でもミセンですから本当にしんどい)。ミセンの頂上での採集を狙うならこのルートは疲れが半分で、いいかも知れませんね。
米屋さん、今晩は。ヒダムネナガは叩きで採れると思いますよ、ナナカマドの生葉が狙い目です。
A.gyojyaの触角は2.3節は短小でミヤマタテスジと同じです。といっても真のミヤマタテスジがどんな物か分かっていないのは悲しいです。
ミセンへのルートの1500〜1600m地点はそろそろナナカマドも蕾を付けてきましたので7月には花が咲くでしょう。オオヤマレンゲも1650mの所は大きな蕾を付けていました。15日は1700m以上には時間がなくて行けませんでしたが、太陽が出て気温が上がると、嘘のように虫が湧いてきます。お天気になることを祈ってください。ミヤマホソチャバネA.tokugoensisの黒い個体を自身で採ってください。驚きますよ。

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