玄箱初心者が立てるコミュ。コミュの玄箱/HGをDebian etchにする。

http://www.kcat.zaq.ne.jp/aabjn506/debian/debian_etch.txt

上記のURLはこのトピックをテキスト化したものでありなんらここと内容は変わらない。

※誤植等々ありましたら、メッセージをよろしくお願いいたします。
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MontaVistaLinuxつまり玄箱標準OSに最近うんざりしてしまい、一層この際、玄箱/HGをDebian化してしまおうと思いつき実行したものである。
標準OSはやはり普通のコマンド群としてはいささか使いづらい、というよりかは世間で売られている参考書ではなかなか取り扱いがない。

ということで、ここは世間的に情報量は豊富なDebianLinuxを利用しようと結論を出した。
以下は管理者であるKamurshesUnakuwaが玄箱/HGをDebianLinux etchにした軌跡である。
Debian etch後使用できなくなった、接続が不可能である、ということに関しては一切の責任がもてかねないため、自己責任という形をとって頂く事はやぶさかではない。



http://his.luky.org/ftp/mirrors/genbako.vodapone.com/debian-2.6.17.3/debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz
http://his.luky.org/ftp/mirrors/genbako.vodapone.com/kernelimage-2.6.20-kuroHG.tgz
http://his.luky.org/ftp/mirrors/genbako.vodapone.com/modules-2.6.20-kuroHG.tgz

から3つのファイルをダウンロード。
上から
「カーネル2.6版sargeのイメージ」
「カーネル2.6.20にあげるためのファイル」


1、玄箱をEMモードにする。

# echo -n "NGNG" > /dev/fl3
# reboot

2、ディスクを割り当て

telnet で玄箱に接続
root/kuroadminでログイン

# /sbin/mfdisk -e /dev/hda
# sh /sbin/mkfilesystem.sh

3、ftpで玄箱に接続
　
/mnt2/share　に
・ debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz
・ kernelimage-2.6.20-kuroHG.tgz
・ modules-2.6.20-kuroHG.tgz
をアップロード


http://www2.biglobe.ne.jp/~sota/product/ffftp-1.96b.exe


4、転送したファイルを解凍する作業

# cd /mnt
# tar zxvf /mnt2/share/debian-sarge-2.6.17.3-kuroHG-20060702.tgz

5、EMモードを抜ける

# echo -n "OKOK" > /dev/fl3
# reboot



※再起動後、IPアドレスが192.168.0.100になっている

1、telnet接続しログイン

ユーザー名:tmp-kun
パスワード:tmp-kun

2、rootになる

$ su
パスワードはroot

適宜、ユーザー登録を行うが宜し

3、カーネルの2.6.20をインストールして再起動

# cd /boot
# tar zxvf /mnt/share/kernelimage-2.6.20-kuroHG.tgz
# reboot

4、再起動後、カーネルモジュールを展開

# apt-get install module-init-tools
# cd /lib/modules
# tar zxvf /mnt/share/modules-2.6.20-kuroHG.tgz
# depmod -a

5、/etc/apt/sources.listを変更



[a]←キーボードボタンを押すと内容が書き込める状態
[Esc]←コマンドモード初期化？
[a]のあと[Esc]を押すと内容が書き込めなくなる。
[x]←文字の消去

（例、/etc/apt/sources.listをviで作成する）

# vi /etc/apt/sources.list

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ sarge main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ sarge main
deb http://security.debian.org/ sarge/updates main

[Esc]キーを押す。
「:」を入力
「wq」を入力
でファイルの書き換えが完了する。

で/etc/apt/sources.listが作成できた。
ちなみに私は

# cp /etc/apt/sources.list /etc/apt/sources.list.org
# rm -rf /etc/apt/sources.list
# vi /etc/apt/sources.list

として「コピー&ペースト」を実行した。
ちなみに、[a]キーを押して書き込み可能の状態にしてマウスの右クリックを一回押せば、メモリ上のテキストファイルがviエディタ上にペーストされる。

6、そしてsarge版でのアップグレード

# apt-get update
# apt-get upgrade

7、先ほどの「5」の項目と同じ操作をして
/etc/apt/souces.listを編集

deb http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main
deb-src http://ftp.jp.debian.org/debian/ etch main
deb http://security.debian.org/ etch/updates main

8、etch化

# apt-get update
# apt-get -u dist-upgrade

終了。