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原始仏典コミュの七科2 「四神足1 略説」 (南伝16下)

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四神足について僕が個人的にまとめたものを貼っておきます。あるいはこれを読んで修行して大神通を得る人が現れるかも知れないと考えて。

以下のまとめは、四神足の修行に関してほとんど網羅しています。光耀心とは僕の造語です。光耀心修習(極光浄心修習)、それは忘れ去られた神通のための修行方法です。また漏尽のための修行方法にもなります。

以下参考にしてください。







光耀心 sappabhāsa citta  Iti vivaṭena cetasā apariyonaddhena sappabhāsaṃ cittaṃ bhāveti’. 極光浄心、光輝心、輝く心、輝きある心、有光心、有光耀心、

「sa」が「有る、同じ、共なる」の接頭辞
「pabhāsa」が「光輝、光耀、美麗」
「sappabhāsa」は「光輝ある、光耀とともなる、美麗なる」



1 戒    戒に依り戒に立ちて四神足を修習し四神足を多修す。
2 正見   見を正しく向け神足の修習を正しく向けて無明を破り明を生じ涅槃を現証せんことこの処あり。
3 不放逸  不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
4 五法   四神足とさらなる精勤。


1 四神足を修習し多修せば大果大功徳あり。(光輝心修習を指す)
2 四神足を修習し多修せるがゆえに如来・目連は是の如き大神通、是の如き大威徳あり。(光輝心修習を指す)

1 もし四神足を失することある者は正しく苦尽に順ずる聖道を失す。もし四神足を得ることある者は正しく苦尽に順ずる聖道を得る。

1 四神足を修習し多修せば、此岸より彼岸に到るに資す。
2 四神足を修習し多修せば、聖なる出離にして出離を作る者をして正しく苦を滅尽せしむるに到る。
3 四神足を修習し多修せば、一向厭患・離貪・滅尽・寂静・通智・等覚・涅槃に資す。
4 四神足を修習し多修せば、大果大功徳あり。光輝心修習。
5 四神足を修習し多修せば、諸漏尽くるによりて無漏の心解脱・慧解脱を現法において自ら通智し現証して具足して住す。
6 四神足を修習し多修せば、二果の随一ありと期すべし。現法において開悟あるか、もし余依あらば不還位を得。
7 四神足を修習し多修せば、七果七功徳ありと期すべし。現法において開悟を得。もし現法において開悟を得ずば命終時に開悟を得。もし命終時に開悟を得ずば、五下分結尽くるによりて中・損害・無行・有行・上流を得。

1 四神足を修習し多修せるがゆえに如来・応供・正等覚者と名付く。
2 四神足を修習し多修せるがゆえに如来は是の如き大神通、是の如き大威徳あり。(光輝心修習)
3 如来は四神足を修習し多修し乗作し地作し随成し積集し善く造作せり。もし欲せば如来は一劫もしくは一劫有余住せん。

1 三世の沙門婆羅門にして大神通・大威徳ありし者はすべて四神足を修習し多修せるによる。
2 三世の沙門婆羅門にして種々整備の神通種類を経験する者はすべて四神足を修習し多修せるによる。
3 三世の沙門婆羅門にして神足の一分を成就せる者はすべてこの四神足を修習し多修せるなり。
4 三世の沙門婆羅門にして神足の悉皆を成就せる者はすべてこの四神足を修習し多修せるなり。
5 三世の比丘にして諸漏尽くるによりて無漏の心解脱・慧解脱を現法において自ら通智し現証し具足して住せし者はすべてこの四神足を修習し多修せるなり。 

1 こは欲三摩地勤行成就の神足である、修習すべし、修習せりと、未だ曾て聞かざりし法において我に眼生じ、智生じ、慧生じ、明生じ、光明生じたり。
2 何の因、何の縁ありて神足修習するや。何の道、何の道迹ありて神足修習するや。
 ここに欲三摩地勤行成就の神足を修習する。是の如く我が意欲は退縮に過ぎじ精勤に過ぎじ、内に収まらじ外に散ぜじと為す。
 前後想ありて住す。後ろは前の如く前は後ろの如く、下は上の如く上は下の如く、夜は昼の如く昼は夜の如し。
 是の如く不纏・無制限の心をもって光輝ある心を修習す。六通。
3 比丘もし意欲に依止して三摩地を得、心の一境性を得、これを名付けて欲三摩地。四正勤。これを名付けて勤行。かくこの意欲、この欲三摩地、そして勤行。これを名付けて欲三摩地勤行具足の神足。
4 意欲を断ぜんがために世尊のみもとにて梵行を修す。四神足が意欲を断ずる道なり道迹なり。
5 神通  :ここに比丘あり、種々整備の神通類を経験する。
  神足  :神通獲得、神通獲得資に転じる道迹なり。 
  神足修習:ここに比丘あり、欲三摩地勤行具足の神足を修習し・・・。 
  神足修習に行く道迹:聖八支道なり。 
6 分別
 意欲、過度愛着す。意欲、懈怠倶行し、懈怠相応す。 
 意欲、過度策励す。意欲、掉挙倶行し、掉挙相応す。
 意欲、内に収まる。意欲、惛眠倶行し、惛眠相応す。
 意欲、外に散乱す。意欲、外の五妙欲に関して散じ広がるなり。
 ここに比丘あり。後前想ありて善持し、善作意し、善観し、慧にて善通達す。
 ここに比丘あり。足より上、髪より下・・・(解剖)。
 ここに比丘あり。昼に意欲三摩地勤行成就の神足を修習する行相をもって、特相をもって、因相をもって、夜にその行相によって、その特相によって、その因相によって意欲三摩地勤行成就の神足を修習する。
         夜に意欲三摩地勤行成就の神足を修習する行相をもって、特相をもって、因相をもって、昼にその行相によって、その特相によって、その因相によって意欲三摩地勤行成就の神足を修習する。
 ここに比丘あり。光明想を善持し、昼想を善摂持す。
7 鉄丸と空中浮遊  身を心に摂し心を身に摂す 軽想・楽想

 
・恒河広説
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばガンガー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばヤムナー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばアチラヴァティー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばサラブー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばマヒー川は東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
東  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえば諸々の大河あり。上の五川はすべて東に趣向し東に傾向し東に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばガンガー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばヤムナー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばアチラヴァティー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばサラブー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえばマヒー川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。
海  四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえば諸々の大河あり。上の五川は海に趣向し海に傾向し海に臨入す。

・不放逸品
如来  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
足跡  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
屋頂  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
根香  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
核香  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
華香  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
聖王  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
月光  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
太陽  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。
迦尸  諸善法はすべて不放逸を根本となし不放逸に等趣す。不放逸をその諸法の最上と説く。不放逸の比丘においては四神足を修習し四神足を多修せんこと期すべきなり。

・力所作品
力   戒に依り戒に立ちて四神足を修習し四神足を多修す。たとえば諸々の力所作の事業を作すはすべて地に依り地に立ちて是の如く力所作の事業を作す。
種子  戒に依り戒に立ちて四神足を修習し四神足を多修せば、諸法において生長・増大・増長す。たとえば諸々の草木の生長・増大・増長するはすべて地に依り・・・
龍   戒に依り戒に立ちて四神足を修習し四神足を多修せば、諸法において広大なるを得。たとえば龍はヒマラヤに依りて身を増大ならしめ力を獲得す・・・
樹   四神足を修習し四神足を多修せば、涅槃に趣向し涅槃に傾向し涅槃に臨入す。たとえば樹あり。東に趣向し・・・もしその根を断たばいずれに傾きて倒れんや。
瓶   四神足を修習し四神足を多修せば、定んで悪不善法を吐き還して呑むことなし。たとえば瓶を覆すに定んで水を吐き還して呑むことなし。
芒   見を正しく向け神足の修習を正しく向けて無明を破り明を生じ涅槃を現証せんことこの処あり。たとえば稲の芒、あるいは麦の芒を正しく向けて手足を踏む・・・
虚空  四神足を修習し四神足を多修せば、四念処修習円満し、四正勤修習円満し、五根修習円満し、五力修習円満し、七覚支修習円満し、聖八支道修習円満す。
雲   四神足を修習し四神足を多修せば、生ずるに随って忽ちに悪不善法を隠没せしめ寂滅せしむ。たとえば暑季の最終月に塵芥起こるに、大なる非時雲あり。・・・
大雲  四神足を修習し四神足を多修せば、生ずるに随って忽ちに悪不善法を隠没せしめ寂滅せしむ。たとえば大雲生ずるに大風暫くにして此れを隠没せしめ寂滅せしむ。
船舶  四神足を修習し四神足を多修せば、諸結容易に損耗し腐敗す。たとえば海上の船舶あり。籐綴にて縛し六月水上を漂流し、冬陸地に漂着し、・・・
客   四神足を修習し四神足を多修せば、応証知遍知法を証知遍知し、応証知断法を証知断じ、応証知現証法を証知現証し、応証知修習法を証知修習す。蘊明解脱止観道。
河   四神足を修習し四神足を多修せば、学を棄てて還俗せんことこの処あることなし。何をもっての故なりや。その心もし長夜に遠離に趣向し遠離に傾向し遠離に臨入せば下向せんことこの処あることなし。

・尋覓品
三尋覓を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。欲尋・有尋・梵行尋なり。
三次第を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。我勝れたり・我等しい・我劣れり。
三漏を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
三有を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
三苦を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。苦苦・行苦・壊苦なり。
三礙を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。貪瞋癡は礙なり。
三垢を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。貪瞋癡は垢なり。
三揺を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。貪瞋癡は揺なり。
三受を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
三愛を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。

・暴流品
四暴流を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。欲流・有流・見流・無明流なり。
四軛を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。欲軛・有軛・見軛・無明軛なり。
四取を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。欲取・見取・戒禁取・我語取なり。
四繋を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。貪・瞋・戒禁取・実執は身繋なり。
七随眠を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。欲貪・瞋・見・疑・慢・有貪・無明随眠なり。
五妙欲を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
五蓋を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
五取蘊を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。
五下分結を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。有身見・疑惑・戒禁取・欲貪・瞋恚なり。
五上分結を証知・遍知・遍尽・断ぜんがために四神足を修習すべし。色貪・無色貪・慢・掉挙・無明なり。

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