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石鹸〜脂肪酸塩の化学コミュの石けんの嵩に関する事を測定してみました。

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よく粉石けんを合成洗剤に添付しているようなスプーンで「何杯いれてるから何グラムだ」と判断しているような事がありますが、合成洗剤と石けんは成分が全く違う物なので、体積、質量がちがうために添付スプーンで量ったところで参考になりにくいです。

そこで、比較したりするために実際にいろんな物を量ってみました。

容積は50cc(ビーカー使用)で統一し、各質量を何グラムか量りました。
合成洗剤の添付スプーンが50cc程度の物が多いようなので基準にしてみました。

簡易な物なので多少の誤差はある可能性がありますので、ご了承ください。
修正や追加を随時行う事があります。

水道水                50ccで50g  

食塩(財団法人塩事業センター製) 50ccで59g

砂糖(上白糖)          50ccで29g

炭酸ソーダ40%入り洗濯用米油粉石鹸 50ccで38g

米油洗濯用粉石鹸無炭酸塩       50ccで26g

硫酸ソーダ           50ccで79g

炭酸ソーダ(無水)        50ccで29g

重曹              50ccで54g 


硫酸ソーダは粉末状洗濯用合成洗剤の助剤としてよく含まれている成分です。
手元に含水炭酸ソーダ(一水塩や十水塩)が無かったので、どなたか手元にある方は量ってアップしていただけると助かります。

コメント(4)

合成洗剤も測ってみました。
私もビーカーを使い、1g単位で測れる電気の計りで測定しました。

★ふんわりニュービーズ 50ccで49g

★ブルーダイヤ 50ccで52g

★ボールド 50ccで54g

ちなにみ、ニュービーズとブルーダイヤの付属のスプーンは50ccで、ボールドのスプーンは60ccすくえるようになっていました。

こうして比較すると、合成洗剤のスプーンを使って粉石けんをすくうと、ブルーダイヤは52gすくえますが、粉石けんは26gしかすくえないわけですよね。
同じグラムだけ使うとなると、2杯すくわねばなりません。
二杯使うからと言って、合成洗剤より多く使っているわけではない、まったく同じ重さを使っているということです。

合成洗剤から石けんに替えた人が、石けんは使用量が多くなるので環境的にどうなんだ?という疑問を持つ方がいますが、それは重さに換算すると全然増えていないということが、この比較でわかります。
合成洗剤が結構重いのは、硫酸ソーダを含んでいるせいではないかと思います。

硫酸は化学工業の業界では結構余剰気味で、苛性ソーダや炭酸ソーダで中和して硫酸ソーダにしてしまって保管を楽にしてるんだと思いますが、合成洗剤の助剤くらいしか大量消費先が無いですから。

硫酸ソーダは中性で、ほとんど洗浄力には寄与しません。

合成洗剤を作る際に合成洗剤の濃厚原液を炭酸ソーダ、硫酸ソーダ、アルミノケイ酸塩などと混ぜて吸わせて、粉末状にします。
清さん、ありがとうございます。

精度に関しては、これはあくまで目安ですので問題ないです。

ということで、いままであげた全ての数字は2グラム程度誤差がある可能性がありますということで、皆様ご承知ください。

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