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神話と神コミュのインドラ

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インドラは、太古のヒンドゥー賛歌集『リグ・ヴェーダ』で主役を務める、嵐と戦の神。暴風神マルトの軍団を率い、魔神たちと戦い続けた。日本では帝釈天として知られる。頭髪と全身の皮膚は黄金色に輝き、右手には稲妻を象徴する金剛杵(ヴァジュラ)を武器として持つ。そして、2頭の馬にひかれた戦車に乗るとも、4本牙の巨大な白象アイラヴァータに乗るともされ、またインドラが地上に降り立つときは空に虹がかかるともいわれている。

伝説によれば、天空神の子としてインドラが誕生したとき、雨を呼ぶ「雲の牛」が魔神ヴリトラによって捕らえられていたため、人間は旱魃に苦しめられていたという。生まれたばかりのインドラは、人々の困窮の叫びを聞くと、父から稲妻を奪い、神酒ソーマを飲み干し、奮い立った。そしてヴリトラの弱点を発見し、攻めることでヴリトラを打ち倒す。このように、インドラは誕生した瞬間から、圧倒的な力と、荒ぶる魂をもった神であった。

インドラは、その性格と力により神々のあいだであっという間に勢力を誇るようになるのだが、ときにはおのれの力を過信しすぎて暴走することもあった。

叙事詩『ラーマーヤナ』によれば、あるときインドラは、賢者ゴータマの妻アハリヤーを寝とってしまう。不義に気がついたゴータマは怒り狂い、なんとインドラの睾丸を切り取ってしまうのである。

のちに、他の神々によってインドラには羊の睾丸が与えられ、それで補ったと伝えられているが、なんともしまらない話だ。

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