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楽しく洋書を味わうコミュの○英語を学ぶ参考となる洋書

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洋書を読んでいて英語の勉強になる事柄を知った場合にご紹介ください。
また、英語ではどんな辞書を気に入っているかなどもここに書いてください。

コメント(3)

■ 英語の辞書の紹介

私が現在使っていて、気に入っている英語の辞書を紹介します。
最後のもの以外はパソコンにインストールして便利に利用できます。
写真はちょっと小さくて古いですが、参考までに載せておきました。
★印は特にお薦めします。

(1) 英語の文章を書くとき
★Longman Dictionary of Contemporary English
 これは例文が豊富なだけでなく、80,000 spoken examplesといって、例文を
 読んでくれるのです。これにはびっくりですが、聞いていると面白いです。
- Cambridge Advanced Learner's Dictionary(CD-ROM)
- Random House Webster's Unabridged Dictionary(CD-ROMだけ)

(2) 英語を翻訳するとき
(訳語を洗練させたいとき)
★ランダムハウス英語辞典 CD-ROM版(Ver 1.50: 小学館)
(多くの訳語を比べたいとき)
- 英辞郎(書籍版with CD-ROM)

(3) 秀逸な紙の辞書(数千のカラー写真と図版)
★The American Heritage Dictionary of The English
Language(fourth edition)
■ 雅子さまが教科書に

少し勉強をしようと考え、心理学の本を読むことにしました。ただし、普通の本ではつまらないので、あのMITの心理学コースで最初に読まされる教科書を選択してみました。Peter Gray の "Psychology"という本です(写真はこの本の表紙です)。値段が高い(2万円位だったかな?)のですが、カラフルな図や写真が豊富に取り入れられていて、とても興味深く読み進めます。

パラパラと先の方を見ていたら、Part7 The Person in a World of People という中の Chapter13 Social Perception and Attitudes の中に、何と!!和服姿の小和田雅子さまの写真を発見しました。その節のタイトルは Cross-Cultural Differences in the Balance of Social Identity and Personal Identity というものです。

写真のすぐ下には、次のように書かれています。

Walking a line between two cultures

Masako Owada was born in Japan, attended a public high schoold in Massachusetts, graduated from Harvard in 1985, distinguished herself as a brilliant executive in Japanese foreign trade, and then, in 1993, after much hesitation, accepted the marriage proposal of Japanese Crown Prince Naruhito. Her new role required that she give up much of her Western independence and refrain from expressing her own ideas directly and publicly.

幸いな事に本文中には記載はありませんが、文化は欧米に代表される individualist cultures とアジア圏に良く見られる collectivist cultures に大別され、次のような違いがあるという説明があります。

Individualist cultures may foster personal freedom and creativity at a cost of loneliness and insecurity, and collectivist cultures may foster a sense of belonging and security at a cost of reduced individual initiative and freedom.

この代表的な例として、雅子さまの苦悩が取り上げられているのは、いかにこの出来事が象徴的なものであったかを物語っています。
■ collectivistの識別方法

雅子さまの話から文化の大別方法の話が気になりましたので、individualist と collectivist の識別方法に関して少し書いておきます。あまり気づかない可能性がありますが、そう言われてみるとそうだなぁと思える話が書かれていましたので、ご紹介しておきます。

我々日本人のように collectivist の特徴として、良く言われていて英語をしゃべる際に、つい意識してしまうのが、individualist は個人主義なので、we とか they とか言わないということで、私もなるべくは we とか言わない方がいいのかなぁと思っていました。

この collectivist と individualist を区別して考えているので有名なのは、心理学における異文化(cross-cultural)研究のパイオニアの1人である Harry Triandis ですが、この人の説と同じような事を述べている人がいます。

Consistent with Triandis's view are numerous studies indicating that people in Eastern cultures such as Japan, Korea, Chaina, and India describe themselves differently than do people in Western cultures (Markus & Kitayama, 1991, 1994).

ここで、collectivist の一員として、インド人が入っているのに多少驚きました。長い間イギリスの植民地だったのと、顔つきがヨーロッパ系なので、当然、individualist だと思っていました。この事だけで、多少、インド人に対する認識が変わりました。

また、次のようにも書いてありました。これが私が「ハッ」とした文章です。

Asked to describe themselves, they are more likely to make such statements as "I am a student at University X" or "I am the eldest daughter in my family" and less likely to make such statement as "I am easygoing" or " I am ambitious."

すなわち、集団への帰属意識が見え隠れする事を普通に言ってのける人は、collectivist なのです。これは良く認識しておく方がいいなぁと思った次第です。

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