印象派絵画テーマ別コレクションコミュの印象派の画家が描いた雪景色

雪の絵は見ていると気持ちが落ち着きますね。たとえば、2007年の大モネ展にあった「カササギ」など。
印象派の特徴のひとつは色彩ですが、雪の日を色彩豊かに描くことは難しいですね。それでもモネには雪の絵かなり描いていますね。雪の陰影の色などは凝ったものがありますね。
人物画を得意としたルノワールはフランス南部に居を構えたこともあって雪の絵は極端に少ないです。ピサロ、シスレーは探せばかなりありそうですね。探して見ましょう。

トップ絵はモネ、カササギ、オルセー美術館

コメント(52)

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[13] mixiユーザー 08月30日 21:50

モネ、ノルウエー・コーカサス山、1895、個人蔵

[14] mixiユーザー 08月30日 21:56

モネの旅行先はオスロ（当時はクリスチャニア）でそこから数10キロのサンドヴィクでこれらの絵を描いたという。サダトシもサンドヴィクはオスロからレンタカーでドライブしたことがあります。コーカサス山は気が付きませんでした。

モネ、ノルウエー・コーカサス山、1895、

[15] mixiユーザー 08月31日 13:36

セーヌ川の氷結が融ける様子ですね。

モネ、解氷、1882、ベルン国立美術館

[16] mixiユーザー 08月31日 13:40

モネ、セーヌ川の解氷、1880

[17] mixiユーザー 08月31日 14:29

2007年７月オルセーへ行ったとき見ました。ルーヴェルシエンヌで描いた雪景色です。

シスレー、ルーヴェルシエンヌの雪、1878、オルセー美術館

[18] mixiユーザー 08月31日 14:30

シスレー、雪のルヴシェンヌの庭、1874、・フイリップス・コレクション（ワシントン）

[19] mixiユーザー 08月31日 16:37

ルーヴシエンヌはパリの西郊約25キロの静かな村で、のどかな風景が広がり、風景画を描くには絶好の場所であったといわれる。シスレーはこに1871-74年の間住んでいる。
なお、ピサロも1868-72にここに住んだが、一時普仏戦争を避けてモネとロンドンに住んだ。

シスレー、冬のルーヴシエンヌ･クールヴォラン通リ、1873、個人蔵

[22] mixiユーザー 08月31日 17:01

シスレー41才の時の作品。前年はサロンにも落選しひどい窮乏の中にあったが、この年から画商（デユラン・リシエル）に殆どの作品を買い上げてもらう契約をしたという。

シスレー、ヴヌーナドンの雪の季節、1880、オルセー美術館

[23] mixiユーザー 08月31日 17:31

ピサロは1890年代にパリの大通リ（ブールヴァード）の連作をしているが、これは1870年代の作品である。
このころピサロは困窮しており、大通リをうつむいて小走りに駆ける人物は彼自身を暗示したものという説がある。

ピサロ、外環大通リ･雪、1879、マルモッタン美術館

[25] mixiユーザー 08月31日 20:46

サダトシさん

ありがとうございます。至福の時を過ごさせて頂きました(^-^)

どれも好きですが。何より嬉しいのは大好きなモネの「雪のアルジャントゥイユ」が松方コレクション所蔵だったことです。東京にいらしたとは、折をみて会いに行かなければ(*⌒▽⌒*) 相変わらず｢カササギ」も見入ってしまいます。

シスレーの雪の絵はおそらくフィリップ・コレクションでお目にかかったと思いますが、他は初めて見るように思います。随分あるのですね。川の氷などは色々工夫して描いているのでしょうね。ノルウェーの雪山は寒そうな感じがでてるように感じます。

[26] mixiユーザー 08月31日 21:53

Marilyn さん
コメント有難うございます。今後とも雪の絵を集めて行きたいと思いますのでご協力いただければ幸いです。

[27] mixiユーザー 08月31日 22:07

シスレーは1875年から77年まで、セーヌ川流域のマルリ・ル・ロワに住む。マルリ・ル・ロワはサン・ラザール駅から約30分のところ。

シスレー、マルリ・ル・ロワの雪景色、1875、オルセー美術館

[29] mixiユーザー 08月31日 22:22

モネ、霧氷、1880、オルセー美術館

[30] mixiユーザー 09月02日 11:34

道路の上部に鉄道がある。

ピサロ、雪景色、1873、東京･国立西洋美術館

[31] mixiユーザー 09月02日 13:33

サダトシさん

印象派の描いた雪の絵は持っていませんので、嗜好を変えて印象派に影響を与えた浮世絵、歌川広重、東海道五十三次から｢蒲原・夜の雪」はいかがでしょうか。水墨画の雪の絵も雪舟の秋冬山水図の冬を。まぁ、日本画はもともと雪月花ですから、禁じ手っぽいですが、浮世絵はモネのジベルニーのお宅にもありましたので。。。

[32] mixiユーザー 09月02日 13:37

こうやって雪の絵を比較して見ると、カササギの絵の光の暖かさは際立っていますね。光や温度まで描き込んでいるように感じます(^-^)

[33] mixiユーザー 09月02日 22:23

Marilyn さん
ジベルニーへ行かれたですか、いいですね。まだ行ったことはありませんが、200点以上の浮世絵が展示されているようですね。
ご指摘はそのとうりだと思います。
先日の大モネ展でも、ジャポニズムのコーナーでいろいろな例でモネが浮世絵から受けた影響を示していましたが、雪の絵も絶対影響を受けていますね。
広重の｢蒲原・夜の雪」はモネっぽいですね（逆ですが）。

[34] mixiユーザー 09月02日 22:40

雪の絵にしてはかなりカラフルです。これもノルウエー旅行の時の絵ですね。ノルウエーの農家の家や小屋は今でも茶色に塗っていますね。
それにしても表題の水色の家というのは何ですかね。

モネ、ノルウエー風景･水色の家、1895、マルモッタン美術館

[35] mixiユーザー 09月02日 22:42

モネ、ノルウエー・ビエルネゴードの赤い家、1895、マルモッタン美術館

[36] mixiユーザー 09月02日 22:44

ジベルニーはぜひぜひ睡蓮の咲いている時期に訪ねて下さい。１０年以上前ですが、６月に行ったので、他の花も咲いていてとてもきれいでした。私が行った時は浮世絵は２００点もあったような記憶はありませんが、今は整理されているのかもしれませんよね。そういえばジベルニーのお宅にモネご自身の絵は飾ってなかったような気がします。私もまた行って見たいです。

浮世絵が印象派に影響を与えたというのは日本人としてちょっと誇らしいですよね。広重や北斎の距離の捉え方とか色彩感覚とか。

浮世絵といえばゴッホを思い出しますが、バックに浮世絵が描かれているタンギー小父さんの絵をロダン美術館で見たことを思い出しました。昔からとても好きな絵なのですが、ロダン美術館というのが意外に思いました。

[37] mixiユーザー 09月02日 22:45

モネ、ノルウエーのコーカサス山、1895、マルモッタン美術館

[38] mixiユーザー 09月02日 22:46

34の絵は夕日なのでしょうか、朝日なのでしょうか。雪に赤い色の映えている様子がいいですねぇ。

[39] mixiユーザー 09月02日 23:16

Marilynさん、
34の絵は綺麗で好きですが、絵の説明はありません。朝はあのあたりは恐ろしく寒いですからですから、夕方ですかね（いい加減です）。
あの印象・日の出も夕日だという説もありますね。

ところで、タンギー小父さんの絵は少し記憶があって（パリのロダン美術館は昔行きました）、調べたら背景に沢山浮世絵がありますね。タンギーの絵は合計３枚描かれたそうで、うち１枚（背景に浮世絵あり）は個人蔵、背景に浮世絵なしはデンマークの新カールスブルグ美術館にあるようです。

[40] mixiユーザー 09月03日 22:20

サダトシさん

朝が寒いから夕方って、、、でも本当かも。夕焼けっぽい感じもしますし。マルモッタンの｢印象･日の出」とプチパレ(パリ市立美術館)「ラヴァクールの日没」は日の描きかたも含め結構似ているので、｢印象･日の出」が夕日かもしれないというのも頷けますね。

タンギー小父さんのフォローありがとうございます。

[41] mixiユーザー 09月04日 10:39

Marilyn さん
プチパレのモネの日没の絵、よくご存知ですね。驚きました。
すごいデータベースお持ちですね。小生もどこかで見たことがあると思っていましたが、それは以前ブリジストン美術館であったモネ展でみたものでした。それは冬の絵ですのでアップします。

モネ、セーヌ川の日没・冬、1880、個人蔵
モネ、ラヴァクールの日没、1880、プチパレ(パリ市立美術館)

[42] mixiユーザー 09月05日 00:47

サダトシさん

好きな絵は結構場所も含め記憶してます。題名は多分Sunsetだったのを日没と記憶していたのだと思います。代表的な美術館のＤＶＤは多少持ってますが、他にはデータベースは持ってないです。ラヴァクールの日没という名前はネットで調べました。

家に画集があって、子供の頃からそれを見るのが好きでした。そんなこともあり、絵と所蔵されている美術館は何となく記憶するのが得意なのかもしれません。そういえば夏休みの読書感想文の宿題に世界名画物語を取り上げて、いつかはこの好きな絵を見たいなんて書いたような記憶も。確かボッティチェリの春について書いたので、この絵は特に思い入れが強く、ウフィッチ美術館に初めて行った時、この絵の前に30分はいました。ビーナスの誕生と合わせ至福の一時間かな、まだ、そんなに混んでいませんでしたね。その本にはタンギー小父さんの絵も取り上げられていたと思います。本の内容はもう殆ど忘れていますが、絵は何時までも、記憶に残っています。

[43] mixiユーザー 09月30日 22:05

モネ、サンドヴィッケン・ノルウエー、1895、シカゴ美術館