スビャトスラフ・リヒテルコミュのＭЕЛОДИЯ　シューベルト

三枚目（MELODIYA/BMG 29463 2）は、シューベルトです。
?．Piano Sonata No.16 in a, D.845, Op.42
?．Piano Sonata No.17 in D, D.850, Op.53
録音は、 D.845が１９５７年３月２日。
D.850が、１９５６年８月１１日。

リヒテルさんは、旧ソ連のなかにあって、シューベルトのピアノ・ソナタを評価し、演奏曲目に取り入れた最初の人といってもいいと聞いています。
録音があるものは、以下のものです。
Piano Sonata No.3 in E, D.459
Piano Sonata No.6 in e, D.566
Piano Sonata No.9 in B, D.575, Op.147
Piano Sonata No.11 in f, D.625
Piano Sonata No.13 in A, D.664, Op.120
Piano Sonata No.14 in a, D.784, Op.143
Piano Sonata No.15 in C, D.840
Piano Sonata No.16 in a, D.845, Op.42
Piano Sonata No.17 in D, D.850, Op.53
Piano Sonata No.18 in G, D.894, Op.78
Piano Sonata No.19 in c, D.958, Op.Posth.
Piano Sonata No.21 in B-flat, D.960, Op.Posth.
このメロディヤのＣＤに収録されている二曲は、リヒテルさんのほとんど唯一の録音です。
１６番は、文字通り唯一。１７番はプラハでのライヴがあるだけです。
その意味で、貴重なディスクといえますね。