株券カフェコミュの日米株式優待の違い

日本では株式優待制度は沢山本も出版されているほど有名です。
ですがそれだけ会社も株主優待を考えている分、何かをもらう為には一定数以上の株保有していなくてなりませんし、株数に応じてもらえるものも違ってきます。
自分にとってお得な株式優待も勿論あると思いますが、結局投じた資金相応なものしかもらえない場合が多いのではないでしょうか。

株主優待制度は個人株主に何かを送ることによって、さらに多くの個人株主を獲得する為に広まったことのようです。
そう考えるとアメリカでも株主にちょっとしたプレゼントを贈る会社もありますが、日本の株主優待制度とは違うものだと思います。

逆に言うと何かをもらえる会社の株は千株保有していても１株しか保有していなくても同じように貰えることになります。

会社からのクーポン、プレゼントは年に一度送られてくるAnnual Reportについてくる場合がほとんどです。
Annual Reportは実際に"株券"を保有していなくてもご自分の証券会社で株を購入するだけで毎年証券会社から送られてきます。ですが、株はAnnual Reportを貰える権利確定日、権利確定期間保有していなくてはならないので、短期売買目的の株ではもらえない可能性もあります。

その時の株価にもよりますが、タイミングによってはほんの数年(数回のクーポンなど）で元がとれてしまう場合もあります。投資目的の株購入ではなく、クーポン、プレゼント目的で好きなお店、ブランド、レストラン等１株だけ長期保有しても良い会社も沢山あると思います。

ですが、何も貰えない会社がほとんどですのでご注意下さい。
私の知っている、クーポン、プレゼント等何か貰える会社はまた別の機会に紹介させていただきますね。