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漂流小説コミュの漂流文字郡

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 文章にすらならない、台詞、言い回しなどはこちらへ。何か書き留めて置きたい時にも便利ですが、流され始めた文字はすぐに海の向こうへいってしまうかもしれません。

コメント(19)

 溢れる哀しみを涙で流し、全ての憎しみを言葉に込めた。



 なんとなーく思いついたフレーズ。捉え方は人それぞれかもしれませんが。
 「ガサガサ」。それは奇妙な音だった。いや、音自体は何かが擦れ合うような、どこかで聞いたことのあるような音の一つに過ぎない。しかし、何が奇妙かといえば。……その大きさ。普通に聞くとするならば、カサカサ、という音だったに違いないそれは、確かに私の背後で「ガサガサ」と鳴ったのである。私の頭の中に、一つの擬音が思い浮かぶ。今回の目標が何らかの生命体であったとして、そんな音が出るのはアレじゃないか。インセクトじゃないか。そういえば先程から目端に映る黒い物体が何かと疑問には思ってはいたが、もしかするとこれは単純な話かもしれない。ようは、なんか目の前を今まさに凄まじい速度で横断したゴキが目の前を今まさにガサガサと走り抜けたゴキのサイズで私の周囲をガサガサとってぎゃー!
「パンチ!」
「ぐおあ!?」
「な……! おい、大丈夫かっ ……て、てめえ、パンチっていっといてキックだなんて!」
「あん? なにいってんだ、日本人が英語使うわけないだろ。パンチは技名だ」
「我々には時を止めることも時を戻すこともできない・・・」
「だが・・・我々には時を紡ぐことができる!!」
例えこの身が滅びたとしても。この身が灯した俺の、俺達の憎しみは、絶対に消えることはない。俺の友へ、恋人へ、肉親へ、燃え広がって、必ず、お前を焼き尽くす。
いつか交わした約束と、かつて交えた契りを、そっと握り締めて。
歩き出す。いつか絶対、あの人の隣に、立ってみせる。
「どれだけ月日を重ねても、決して消えないものがある。……記憶、俗に言う思い出だよ。たいくさんの時間という単位を↑からかぶせても、見えなくなるだけで、絶対に消えない。記し、刻まれたものは。必ずこの世界に残り続けて、どれだけもみ消そうとお前が奮闘したところで、お前には埋もれてしまった記憶を見つ出すことすらできないのだ。お前は、記憶を刻むことを拒んだのだから、必然ではあるがな」
「交流するとは、相手を信じること」
「信じられない相手とは交流できないの?」
「違うよ、前提として信じるの。なにがなんでも、その人を信じて信じて信じ抜いて、そうして交流していけば、仲良くなれるはずなの」
「信じていたのに裏切られたらどうするんだよ」
「いいの、裏切った人はいなくなるから。信じている人だけしか私には見えないんです」
「じゃあ、俺が裏切ったら俺もここからいなくなるのか?」
「違うよ、私の中からいなくなるだけ」
私の心があなたに向いても
あなたの心は私に向かない

あなたの心が私に向いても
私の心が私にしか向かなかったように
「殺すなっていってんだろうがぁ!」
「なんでよ! いいじゃない、殺したって! なんで殺しちゃいけないの、犯罪だから? 命は重いから? 他人様に迷惑かけるなって!? あいつは私の恋人を殺したの! 目には目をあてるのは当たり前じゃない! なんでよお!」
「うるせえ、俺が殺すなっていったらそれがルールなんだ! 殺す殺さないレベルを超越して貴様は俺様に従えええ!!」

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