ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

映画DE哲学する会コミュの名言・迷言!

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
俳優・女優・監督など、

映画業界人の発言を紹介してください。

そして、その言葉の解説、解釈、突っ込みなど、皆様のご意見をお書きください!!


※可能な限り、その発言の出典を明示していただきますようお願いいたします。

コメント(29)

「人生はクローズアップで見れば悲劇。

ロングショットで見れば喜劇」

---チャールズ・チャップリン




僕が最も敬愛する監督であり役者であるチャーリーの名言です。

自分の人生を、ロングショットで見られる余裕が欲しいなぁと、いつもこの言葉を読むたびに思い知らされますね!
>観さん

まずは、当コミュにご参加いただきありがとうございます!!

チャップリンお好きなんですか!!うれしいですね。

マイケル・J・フォックスについてですが、バック・トゥ・ザ・フューチャー2のエピソードは知りませんでした。

あの頃は、まだ発病していないんだと思い込んでいました。深く考えさせられるお話を紹介していただき、ありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。
 はじめまして。私は、今ちょうどマイケルJフォックスの『ラッキーマン』を読んでいるところだったので、観さんの書き込みに感動しました。(私はまだ、マイケルのお父さんが亡くなられたところまでしか読んでませんが)彼の、「この病気にならなければ、僕はこれほど深くて豊かな気持ちになれなかったはずだ」という言葉も深いですよね。
 チャップリンは私も好きです。結構観ましたよ〜。社会風刺が鋭いですよね。
 最近ではスパイダーマン3を観て感動しました。
 これからもよろしくお願いします。
>みきぽんさん

当コミュにご参加頂き、心より感謝申し上げます。

マイケルの本は、まだ読んでいません。読み終わりましたら、是非とも感想をお聞かせください!

スパイダーマン3についても、みきぽんさん独自の観点で語って頂けるとありがたいです。

これからも宜しくおねがいします!
 早々にお返事いただきましてありがとうございますわーい(嬉しい顔)
 スパイダーマンは、1と2をまだ観てらっしゃらない方は、是非とも順を追って観てください。
 1で正義のために授かった力を使うことを決断した主人公が、2では世間のバッシングと、責任を果たす為に犠牲にする自分の人生のことで悩んでいました。
 3では幸せの絶頂にあった主人公が、すべてを失って(自分の信念さえも)しまいそうになるところまで話が急展開します。
 今回は主要な登場人物すべてが間違いを犯します。歯車が狂っていく中で、真実を知った時、一人一人が最後にどう決断するのか、そのあたりがとても感動的でした。
 長々と遠回しな表現ですみませんでしたがまん顔
 
>みきぽんさん

いえいえ、遠回しではありませんよ。お好きなように書いていただいていいんです。

僕はスパイダーマンは1も2も未見ですので、まずは見てから、またみきぽんさんのご意見を見直して、感想を書かせてもらいますね!
 マイケルの本、読み終えました。当初、想像していたより論理的な文章で、深い自己分析に感銘しました。
 進行性の病への恐怖から、アルコール依存症や、浴室での引きこもり。絶望の中での、あるセラピストとの出会いが彼の精神を救いました。
 精神が救われたことで、家族との関係を再構築することが出来、仕事も好転していったのです。
 奥さんが常に「お金ではなく、やり甲斐のある仕事を選んで」と言葉をかけていたことも、活動期間にリミットを抱えるマイケルに対しての深い愛情の表れでした。(長い間マイケルは素直には聞けなかったのですが) 
 絶望からの再生に至っては、本当に感動的でした。

 映画にも、そういう、どん底にあって、光明を見出すという類のお薦めの作品はありますか?
>みきぽんさん


言葉の持つ力を過小評価しているのが、今の日本の精神構造だと思っています。

マイケルの奥様の一言が、どんな力を持ち、どんな影響をマイケルに与えてきたのか、真摯に考えるべき時がきているのではないでしょうか。
>餡子さん

ユアン「世界を見に行くのに心の奥をのぞいてどうする、日本のTV番組じゃあるまいし」


この言葉、なぜだか、ずしりと心に響きました。
見てもいないのに、見てきたことを言うのは、ある意味では日本人の悪い特性のひとつでしょう。見ていないのに見てきたように言うために、日本人はとかく「心」とか「内面」などという言葉を過剰解釈します。

「認識なくして、評価なし」と、どこかの哲学者が言っていました。まずは、見るなり聞くなり行くなり何らかのアクションを起こしてから、いいとか悪いとかだめだとかすばらしい、などの評価をしていくのは、当然の姿勢なんですが。

ユアンの鋭い一言は、日本人の対人姿勢についての批評をも含んでいるように感じました。
それでは、「再生映画」を。


「TINA」
「幸せのちから」
「シンデレラマン」
「マイ・レフトフット」
「アイリス」


少し再生ということと趣旨が離れているものも入っているかもしれませんが、

どれも本当にすばらしい映画です。

>starsailorさん

マグノリアにそんなセリフがあったとは! うかつでした。

「いかに過去を捨てたつもり」になれるかが、いわば生きるうえでの一つのコツ、という風に解釈してみました。

映画知識が僕なんかよりはるかに豊富でいらっしゃるstarsailorさんの発言は、個人的にとても勉強になります。
>餡子さん
 ご紹介いただいた『普通の人々』みました。とても良質の映画ですね。
 父には心配かけたくない思いから、母とは心の距離があるため、兄を失った悲しみを家族と分かち合うことができない主人公が、とても可哀想でした。
 家族の病巣は、本当は主人公ではなく、自分をノーマルだと主張していた母親にあったのですね。
 精神科医の「感情とは苦痛を伴うものだ。苦痛を感じないものは不感症だ。今生きていることを感じとれ」というセリフは大切ですね。自分自身、感情とか、想いを抑圧するばかりで、心のメンテ、しっかりできていなかったように思います。
 >よっちゃんさん
 たくさんの映画のご紹介ありがとうございます。
 拝見したら、少しずつ書き込みしていきますね!
>みきぽんさん

やたらと作品を紹介してしまい申し訳ありません。ぜひぜひ、どれでもご覧になりましたら一言でもご感想をお待ちしております!
井筒監督が「パッチギ!LOVE&PEACE」

を作った動機について、こんなニュアンスのことを言っていました。



「隣人の生活も知らずに生きるな!」



隣人とは、この映画のテーマに即して言えば、「在日コリアン」のことですが、

それだけじゃありませんね。隣人、身の周りの人が、どれだけ自分の知らない苦悩や社会的背景を抱えて生きているか。

そしてその苦悩や背景を知ったとき、自分ならどうするか。

「受け入れるか」「共生しようと努力するか」「徹底的に差別するか」


このテーマで考えると、実は「バベル」とも共通している部分があります。だから映画は奥が深くて、やめられないんですww

今もっとも映画界に対してチャレンジャーな井筒監督の言うことは、基本的に激辛ですが、僕はチャレンジャーなだけに責任も当然それなりに伴いますので、監督のさまざまな発言にはどれも一理あると思っています。もちろん反論も多々ありますが。

それと余談ですが、

うわさでは、北野武が井筒さんを猛烈に非難しているようですが、これについてはもう少し調べてみて、僕なりに両監督の論点を整理してみたいと思います。

とにかく、今回のパッチギ!は、またまた賛否両論ですが、すばらしい映画ですよ。映画そのものの作り方も、技術的にも格段にこの監督は進歩しています。

それはまた、おいおいということで。
『つらい目に逢うと皆そう思うが どうにもならん
それより 大切なのは 今自分が何をすべきかを考えることだ』

【ロード オブ ザ リング】
ガンダルフ から フロド への 助言

八方塞がりの時の自分によく言い聞かせます。

実際のセリフは
「So do all who live to see such times
but that is not for them to decide.
All you have to decide is what to do with the time
that is given to you」


>しのさん

コメントありがとうございます!!

ロードオブザリングは深いですねぇ。

その通りとしか、言いようがありません。ガンダルフさん、いいこと言いすぎですw

僕もdecideだけははっきりしてますが、自分にgiveされたものは何なのかを、もっと見られるゆとりが欲しいといつも思っています。

エジソンがこんなことを言ってたのを、思い出しました。
「みんな、「もうだめだ」、と思ったときにあきらめてしまう。これからだというのに」
>KAZUさん

釜さん、確かに言ってました!!

バイプレーヤーにさりげない名セリフを言わせる、黒澤演出の真骨頂だと思います。
>観さん

おっしゃるとおりだと思います。そう考えると、実際に人間が「証明」できることは、何もなくなってしまいます。

「自分が人間であることの証明」
「地球に住んでいることの証明」
「自分と相手が同じものを見ていることの証明」

そして
「夢と現実の区別の証明」

>観さん
 何か、学生時代に習った、中国の「荘子」の思想を思い出してしまいました。
 以前、よっちゃんさんが紹介してくださった『アイリス』みましたわーい(嬉しい顔)

 複数の恋人を持つ、主人公アイリスがパートナーとして選んだのは、年の離れた、お世辞にもハンサムとは言い難い男性でした。
 彼は、男性遍歴の暴露本だと非難されていたアイリスの文学を賞賛し、彼女がもつ世界観を理解しようと努めた唯一の恋人だったのです。
 そして彼は、年老いてアルツハイマーに罹ったアイリスに、なお変わらぬ愛情、嫉妬を注ぎ続けました。

 年老いて、衰えることのない情熱に気圧されるような、作品でした。
 アイリスのようなタイプの女性を伴侶とするのは大変な忍耐がいるような気もしますが、その反面、確かに魅力的ではあるのでしょう。

 よっちゃんさんが感動されたシーンなど、教えてくださいわーい(嬉しい顔)
 

 
 
>みきぽんさん

雨の中、アイリスが街をさまようシーンは、彼女の今までの人生が重なって感動しました。

ただ、この映画に関しては、映画全体の流れそのものが静かな感動の連続だと感じました。

アイリスは「プロ」の作家です。

この映画は、そのプロがプロでなくなる悲劇と、それを悲劇とせず、夫婦間の強い絆に変えていった夫の強靭な精神性が描かれています。

プロがプロでなくなるとは、どういうことなのでしょう。

単純に、「プロフェッショナル(専門家)」でなくなるだけではなく、

作家を目指し、作家として歩んできた「プロセス」までもを喪失しまうことの悲劇が描かれているのではないのでしょうか。

言葉を積み重ねていくというプロセスを喪失し、同時にプロフェッショナルとしての作家の地位までもを喪失したアイリス。

しかし、夫が一番恐れていたことは、人間としてのアイリス、大好きな妻としてのアイリスを喪失することです。

それを阻止するため、夫は、それこそ無償の愛でアイリスとの絆を確かめるという、新たなプロセスを築き上げていくドラマがこの映画の本質だと感じました。

>よっちゃんさん
 わぁ、凄く読みが深いですね!
 解説していただいて初めて、作品が理解できました。
 ありがとうございました!

ログインすると、残り6件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

映画DE哲学する会 更新情報

映画DE哲学する会のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング