図：妊婦が注意すべき魚介類の種類と摂取回数の目安
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メチル水銀 胎児に影響も
魚介類に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を及ぼす可能性があるとして、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の専門部会は１２日、妊婦が注意すべき魚介類として、３種類のマグロや鯨類など計１６種を挙げ、食べ過ぎないための摂取量の試案をまとめた。
同省は２００３年、メカジキなど７種を注意対象種としたが、同部会は、ミナミマグロ、クロマグロ、メバチマグロを含む計９種を追加すべきとした。同省は一般からの意見も検討し、１０月をめどに結論をまとめる。
妊婦などが取り続けても健康に影響がないメチル水銀の「耐容摂取量」は、国の従来基準では、週に体重１キロあたり３・４マイクロ・グラム（マイクロは１００万分の１）。しかし国連の専門家会合が、より厳しい耐容摂取量を打ち出したため、内閣府食品安全委員会が今月４日、従来の４０％減となる２マイクロ・グラムを新基準として提示。これを受け、同部会が注意対象種の見直しを進めていた。
同省は「胎児に影響がでても、音への反応が１０００分の１秒ほど遅れる程度で、将来の生活には支障はない。妊婦以外は普通に食べても全く問題ない」としている。（2005年08月14日 読売新聞）
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メチル水銀 胎児に影響も
魚介類に含まれるメチル水銀が胎児に悪影響を及ぼす可能性があるとして、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の専門部会は１２日、妊婦が注意すべき魚介類として、３種類のマグロや鯨類など計１６種を挙げ、食べ過ぎないための摂取量の試案をまとめた。
同省は２００３年、メカジキなど７種を注意対象種としたが、同部会は、ミナミマグロ、クロマグロ、メバチマグロを含む計９種を追加すべきとした。同省は一般からの意見も検討し、１０月をめどに結論をまとめる。
妊婦などが取り続けても健康に影響がないメチル水銀の「耐容摂取量」は、国の従来基準では、週に体重１キロあたり３・４マイクロ・グラム（マイクロは１００万分の１）。しかし国連の専門家会合が、より厳しい耐容摂取量を打ち出したため、内閣府食品安全委員会が今月４日、従来の４０％減となる２マイクロ・グラムを新基準として提示。これを受け、同部会が注意対象種の見直しを進めていた。
同省は「胎児に影響がでても、音への反応が１０００分の１秒ほど遅れる程度で、将来の生活には支障はない。妊婦以外は普通に食べても全く問題ない」としている。（2005年08月14日 読売新聞）
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