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昭和の本が好き♪♪コミュの「櫂」・・・宮尾登美子

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高知の下町に生れ育った喜和は、十五の歳に渡世人・岩伍に嫁いだ。芸妓紹介業を営み始めた夫は、商売にうちこみ家を顧みない。胸を病む長男と放縦な次男を抱え必死に生きる喜和。やがて岩伍が娘義太夫に生ませた綾子を、自分の手で育てる事に・・・

コメント(5)

私がこの作品をはじめて読んだのは、30代のころ、その後、再読、映画、再放送・・・と、何回も読んだり見たり・・・

でも、そのたびに、宮尾ワールドにはまっていきました。。

岩伍に惹かれますが、夫としてはきついかな?
喜和が岩伍と別れ一人で暮らしているところに、岩伍が「戻ってこんか」と、言いに来ますが、喜和が断るところが好きです。
「櫂」「春燈」「朱夏」「仁淀川」
4部作としてあげさせてもらいました。
「櫂」は30年以上前、図書館の本の中から偶然私が選んで読んだ本です。不思議でしょうがないのは、どうしてこの本を手に取ったか、わからないのです。作者の名前も知らないのに。本に呼ばれたような気さえします。そして惹きつけられました。喜和の人柄に惹かれ、岩伍にも魅力を感じ、人権という思想のない時代に女性を売り買いする、女衒という職業を嫌い、ますます仕事に打ち込む夫に非難の目を向ける喜和を次第に鬱陶しく思ってくる岩伍。夫が娘義太夫に生ませた子綾子を引き取ることを拒絶しながらも次第に愛情がわいてくる。綾子、すなわち宮尾登美子が、育ての母に寄せる、愛情と尊敬哀感のようなものが感じられます。この本は私の入っている読書会に推薦しみなで読みました。
トコさん

「朱夏」のコメント欄で「連」の事が出ていましたが、「連」・・どんな内容だったか覚えておられますか?ヤフーで調べても出てきません。
すごく気になるのですが、昔、伊勢の真珠養殖に命を懸ける女の人の本を読んだ覚えがうっすらとあるのですが、その本とは違うのだろうか・・・と・・・

トコさんならおわかりになられるでしょうか・・・
「連」実ははっきり覚えていないのです。婦人公論の(新人)女流文学賞を得た作品です。真珠の「連」だったと思います。美しいネックレスを繋ぐ女性の打ち込む心と姿書いたものだったような気がします。独特の文章で惹かれたのに筋は覚えていないのです。間違っているかも知れません。

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