ミュージックおすすめレビューコミュのWaiting For Columbus/Little Feat

まさに「いとしのフィート」です。

大好きな大好きなバンド。

これは１９７８年に発表された唯一のライヴ。

どうやら現在ではボーナス・トラック付きの

デラックス・エディションで発売されているようです。

僕が持っているのはかなり前に購入したヴァージョン。

確かアナログよりも２曲少ないです。

ま、んなことはどうでもいいくらいに

ご機嫌そのものの演奏を堪能出来ます。

オープニングの

「JOIN THE BAND」

におけるライヴの始まりを待つお客さんたちの歓声。

司会者と観客による

「エフゥ！」

「イィ！」

「エィ！」

「ティ！」

のコール・アンド・レスポンスを聴くだけでも

「ああ、みんなに愛されているバンドなんだなぁ」

と感じられて嬉しくなってしまいます。

演奏技術が上手いのは言うまでもないです。

ローウェルのスライドもビルのピアノも

リズム陣もみんなみんな凄いです。

そんな凄腕ミュージシャンが繰り出すグルーヴ。

しなやかでタイトでエロティックでエキサイティング。

僕達はただ、そのグルーヴの中に身を任せて

体を揺らすだけでいいんです。

僕なんか

「OLD FOLKS' BOOGIE」

のグルーヴに何度失神しそうになったか。

「DIXIE CHICKEN」

のピアノに何度失禁しそうになったか。

名曲

「WILLIN'」

に何度ゾクゾクさせられたか。

中には

「小さな足」

と勘違いされている方もいるようですが

「小さな業績」

が正しいです。

（Feet じゃなくて Feat ですね）。

確かに売上に関しては大した業績は残せなかったです。

でも彼らが残してくれた素晴らしい音楽の数々。

まさに

「偉大なる業績(Great Feat)」

であったことは間違い無いです。