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nonlinear / 非線型コミュの村野藤吾

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【村野藤吾】
モダニズムが主流の時代にあえて我流で有機的な曲線を多用し設計した巨匠の一人。
生前、大阪を拠点に創作活動を行い、建築批評界では丹下健三とよく比較された。90歳を超えても創作意欲は落ちず、死の前日まで仕事をしていたことは伝説となっている。
代表作:世界平和記念聖堂・佳水園・日生劇場・箱根プリンスホテルなどがある。

そんな村野藤吾をしのぶシンポジウムが
11月26日(日)に開催されます。

村野建築を支えた人達
http://www.togomurano.com/symposium/index.html

コメント(1)

【目黒区総合庁舎(旧千代田生命本社ビル)】
本日村野藤吾先生の研究するシンポジウムに参加してきました。

村野事務所の元所員さんの話や村野作品に携わった人々の話しも聞けてとても面白かったです。研究会のメンバーには、菊竹清訓、竹山実、栗生明、古市徹雄などなど建築会の重鎮が勢揃い!
会場の目黒区総合庁舎は村野氏らしい有機的な空間でした。特に螺旋階段は圧巻!!よくこれで持つなぁって感じのするバランスの保たれた美しい作り。ポロポーションも綺麗でした。

話としては、村野氏はかなり気難しい方だったらしく、氏と一緒にいると居心地が悪かったそうですw またほとんど、村野氏が仕切って設計してたらしく、気に食わない図面を描くと消しゴムで全部消して書き直したらしいです!

また、設計のプロセスとしては、全体から部分へと設計していくのではなく、トイレなどのミニマムなものから段々全体に広がって設計してたとのことでした。普通と逆ですね。流石、奇才村野藤吾!!

あと元所員の時園氏が村野事務所での日々を「修行」と言っていたのが印象的でした。
「修行とは自分を殺すこと。自分の心の庭を一度消すこと。そのお陰で村野先生に良い景色を沢山見せてもらった。後に自分の庭を再び見た時、とても豊かな庭になっていたよ。」

時園氏曰く「村野藤吾とは私にとって財産そのものである。」とも仰っていました。師弟愛を感じた一言でした。

【写真】左から外観、エントランス、螺旋階段

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