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量子論と複雑系のパラダイムコミュの導出

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このページは、このwebの起承転結の「転」にあたります。

古いパラダイム(還元主義的−線形的モード)と新しいパラダイム(全包括主義的−非線形モード)を比較するまでは、よくあることだ。

しかし、比較の先に展開される議論には非常に疑問が残る物が多い。

一番多いのは、古いパラダイムを批判し、新しいパラダイムの良さのみを強調する論だ。

しかし、ただ批判するだけでは、科学的な議論といえないだろう。

なぜなら、科学同士であれば進歩の関係にあり、古い理論は進歩した理論から含まれるかたちで「導出」できるからです。

例えば、「アインシュタイン物理学からニュートン物理学は導出できる。」などと使います。

つまりアインシュタインはニュートンを越えながら、ニュートン含んでいるのです。

逆の例もあげておきます。例えば、芸術では、ピカソからミケランジェロを導出するのは無意味であり、サルトルの「出口なし」のような実存的アングルの芝居は、シェイクスピアの時代にはなかった、これも進歩とは呼ばない。これが科学との違いです。

つまり科学理論の前段階での仮説の段階であれば、議論はあるだろうが、理論同士であれば、批判や対立は、ありえない。もしあったらそれは理論の肩書きを下ろさなければならない。

科学ではどんなときにも、両方とも必要なのです。 一つの方法だけを用いるわけにはいかないことにも、気付く必要があるわけです。

 パラダイムは共約訳不能とされお互いに全く理解できないとされるが、君という一個人の頭の中に、古い考えと新しい考えが混在しているにもかかわらず、理性を働かすことができる。

 実世界でも古いパラダイムと新しいパラダイムは複雑に絡み合っている。

そうした現実にたって、いかに理性社会をつくるかが、実りある議論というものだ。

 

生命システムはどんなものも、自己に固有な個別性をもった統合的全体として、自己主張し自らに固有な個別性を保存しようとする傾向をもちながら、また同時により大きな全体の一部として、自らをよりより大きな全体へ統合していく必要もあるわけです。

この2つの傾向は互いに矛盾・対立するものだということを理解することが大切です。

私たちはそれらの間で、力動的なバランスをとる必要があるわけで、またそれが、肉体的、精神的にも健康の不可欠になるのです。

ホロンのように全体子と個別子の両方が必要なのです。

受け入れるのは3つです。「個別」と「全体」と「両方のバランス」です。

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