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剛柔流(空手)コミュのすり足について

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 皆様、こんにちは kaori@gojuといいます。

 移動するための二本の足の動かし方で分類すると運足法には、歩み足、寄り足、継ぎ足等があります。一方、これとは別に、すり足という運足があります。このすり足について意見交換できれば、うれしいです。
 
 問題意識としては、ひとまず次のような点です。

 ?すり足とは?(定義)
 ?すり足は何故、必要か(基本理念)
 ?すり足の長所、短所
 ?実際の組手で使えるか(体験談、意見)
 ?稽古方法(是非、お聞かせください)

 では よろしくお願いします。

コメント(22)

 ダンナさん、はじめまして、ご親切にご回答頂き有難うございます。
 折角の剛柔流の猛者の集まるコミュニティーなので、術理について少しは深く意見交換したいので、詳しく教えてくださいませんか?
 決して揚げ足を取るつもりはありません。教えて頂いた内容をより深く理解したい気持ちでお願いしておりますので、よろしくお願いいたします。
 
>?地面スレスレで足を運ぶこと。
 そのスレスレで足を運ぶ時のポイントは何ですか?
 足裏は全く地面と平行ですか、それともつま先は擦って踵は上がる?逆に雪駄出歩く時のようにつま先が上がり踵が擦る?

>?下に落としている重心を、移動時に逃がさないため。
 スミマセン、理解力がないので判るように解説していただけないでしょうか?具体的にどういうことですか?
 何故、すり足をすると下げた重心が逃げないのですか?また、どこからどこへ逃げるということですか?
 いわゆる縮地法では、重心が体の中心から外に移動することでおこりのない移動を行うと思いますが、これとすり足は相容れないということでしょうか?

>?普段から意識することです。呼吸法なんかもそうですね。
 すり足の稽古となる呼吸法とは、興味深いですね。具体的にどうのようなものですか?

 知りたい気持ちが先走ってしまい、つい問い詰めるような書きぶりになってしまいました。失礼しました。気を悪くされたらゴメンなさい。
 当然、私の考えも書きたいと思いますが、皮相的な意見交換に終わってしまわないように、教えて頂いた内容を充分に理解してからと思っています。
 ただ、こだわるのも常識の範囲にして、皆様から呆れられて放置されないよう気をつけますので、そのほかの方からもご意見をお待ちしています。
「すり足」とえば、古来、道場に「節分」で蒔くような硬い豆を蒔き、その状態で稽古をさせた道場があったとのことです。(剣術・空手など)
「すり足」が出来ないと、豆を踏んづけて痛い目を見る、それ故に「すり足」が上達する....のだそうです。

上記の稽古法かすると、Kaori@gojuさんの質問への回答は、
「足裏は全く地面と平行」が、剣術として使われた歩法であり、空手もそれに準じているのではないでしょうか?

ただ、剣術も空手も、本来は「野外」で使ってきた技術であり、荒れ地・草原・砂地・石ころのゴロゴロしている場所....などでも使えなければならないわけで、その際「すり足」など意味を持ちません。
「すり足」は重要な技術と思いますが、空手の技法の「根幹」とまでは言えない気もいたします。
ジョイさん、こんばんは。ご意見を有難うございます。

>簡単な理由は足を上げて歩くと足が地面につく瞬間(後ろ足から前足に重心が移動する時)がバランスを崩しやすくそのタイミングで突きや足払いされたら簡単に倒れるからですよ

 私もそのように教えられましたが、実際の組手ではなかなか上手くいきません。これは私が下手なので仕方ないのですが、全日本や全国大会の上位入賞者の組手を見ても、すり足はあまり行われていないように思います。特に攻撃時の前方への踏み込みは、すり足で行う者はまずいないように思えます。
 それは、すり足よりも足を上げて踏み込んだ方が、容易に距離も大きく早く移動できるからで、結果を求められる試合では、選手が選択せざるを得ないのは、すり足ではない運足となっています。
 つまり、私の問題意識としては、理念上のすり足の利点、存在理由が、実際ではワークしていない。それは何故かということです。勿論、スピード重視のポイント方式だからでは、理由になりません。もしそう言ってしまったら、すり足はスピードに対処できないことを認めることになります(いえ、認めてもいいのですが、それではすり足の存在理由が無くなってしなわないかと思う訳で…)。

 あと、余談ですが、試合用のマットも圧縮ウレタン等は、すり足の邪魔になっていると思います。ニス等を塗らない白木の床が一番なのですが。
こんばんは。

未熟なのであまり偉そうなことはいえませんが、僕なりの考えでいいなら一つ。剛柔流の成り立ちから考えてみてはいかがでしょう?剛柔流の大本は船の上での戦いを主に想定して発展してきたといわれてますよね?船の上では足場は平坦ですが、不安定だとは思います。そんな場所で遠間から踏み込んで攻撃しようとするでしょうか?他にも理由があると思いますが、簡単に思いつくのはこれくらいです。すり足には剛柔流の根幹を成す技術が隠されているかもしれないので安易に捨てたりはしないほうがいいと思います。
まぁ試合や組手で勝つことを重視するなら必要ないかもしれませんね。
 小次郎さん、こんばんわ。貴重なご意見有難うございます。

>「足裏は全く地面と平行」が、剣術として使われた歩法であり、空手もそれに準じているのではないでしょうか?

 このご意見のSuporting Evidenceは、何かないかと探したところ、剛柔原理主義者の私を納得させるモノがありました。

 それは、昭和17年に開祖が書かれた「拳法の基本運動三戦の解説」で、そこでは「足蹠(あしうら)は前後左右に傾斜せざるように平に二三分の高さに持ち上げ…」と表現されております。戦前戦後では開祖の指導方法が変わったとする説もありますので、少なくともこの当時は、と限定条件がつきますが、三戦の運足は足裏が床と平行となるように開祖は指導された事が窺えます。

>剣術も空手も、本来は「野外」で使ってきた技術であり、荒れ地・草原・砂地・石ころのゴロゴロしている場所....などでも使えなければならない

 ”本来”の闘争術であれば、時と場所を選ぶべきではないので、仰るとおりですが、柔道が畳を使用し当身を禁止したが故に、また剣道が竹刀と防具を使用することにより、飛躍的に技術レベルが上がり普及した様に、平らな床のある道場だからこそ進化したのが各種運足ではないかと思います。その中で、すり足に焦点を絞り皆さんと議論して認識を深めたいというのが私のポジションです。
 すり足が空手の根幹か否かは、事実認定というか評価の問題を含み横道へ迷い込みそうなので、今のところこれ以上はコメントを控えます。
 ダンナさん、私のポジションをご理解頂いて、またご意見を教えて頂き有難うございます。
 ダンナさんをはじめ斯道に精通した方々と意見交流できるのは本当に楽しいものです。

 さて、本題です。今回のお答えでダンナさんのお考えを察しの悪い私も少しずつ理解して来ましたが、もう少しこだわると「中段突きなど、相手の懐に潜り込む時には有効だ」とは、具体的どうされているのでしょうか?

 これまでのダンナさんやそのほかの方のご意見では、すり足は、足裏を床に平行にして正に擦るもののようです。それは理解できるのですが、実際の動き、特に大きく踏み込む動きで、厳密なすり足が出来るのか、疑問があります。
 私の極く限られた経験ですが、「ここはすり足で」と言いながら実際は良くて”すり足風”、酷い場合は飛び込み足である方ほとんどでした。
 ここは、しつこいかもしれませんが、厳密なすり足での動きを問うています。
 蒼司さん、こんばんわ。お礼申し上げるのが遅くなりましたが、ご意見有難うございます。仰るとおり、物事の根本に戻って見るのもいい考えですね。

>試合や組手で勝つことを重視するなら必要ないかもしれませんね。 ?
 
 ポイント式試合は別として道場組手ですり足は有効と考える私には、聞き捨てならないご意見です(笑)。これをすり足は剛柔流の根幹技法かもしれないが、試合、組手では必要ないというご主張と受け取った場合は、もっと悲惨です。つまり、剛柔流の根幹技法では、試合、組手に通用しない。つまり剛柔流は武術として成り立っていない等、拡大解釈されてしまう恐れがあります。
 このような誤解(であれば良いのですが)がないよう、再度ご説明くだされば幸いです。 
Kaori@goju、こんばんは。

そうですね、少し誤解を招くかもしれない書き方でしたね。
本土の全空連系の空手はほとんどポイント制だと思うんですよ、で、剛柔流は接近戦に特化してますからポイント式の試合では剛柔流の動きはよっぽどの修練を重ねてる人でないと出来ないんではないかと思います。だからポイント形式での試合などを重視される場合はすり足以外を稽古されたほうが良いんじゃないかなと思いました。
剛柔流が武術として成り立たないだなんて全然思いませんよ。僕は実際に武術として剛柔流をしてますし、その凄さも体験しましたから。
もう一つ、上の書き込みされている「実際の動き、特に大きく踏み込む動きで、厳密なすり足が出来るのか、」と書かれていますが、剛柔流は接近戦が勝負なのですから遠くから飛び込むということはまずないと思います。

まだ分かり辛かったらすいません。
 蒼司さん、早々にお返事有難うございます。

>剛柔流は接近戦に特化してます

 仰るとおりで、同じ剛柔流同士ならば、お互いにじり寄って接近戦の間合いになります。しかし、相手が間合いを取るタイプの場合が問題です。迫撃砲VS46センチ砲というメタファーが適当か判りませんが、こちらの攻撃が届かず相手の攻撃が届いてしまう状況があり得ます。
  
 私にとって、武術としての空手とは、何でもありの状況に対処できることです。ですから、遠い間合いで軽快な動きにどれだけ対処できるか?は、大きな問題で、俺剛柔だから、遠い間合いは関係ないとは、言ってられないのです。

 で、遠い間合いの対処とすり足の同時処理に苦慮しているところなのです。

 (これから自宅道場で黒帯研究会なので、今日はここで失礼します。)
>Kaori@gojuさん

遠い間合いにすり足で対処する必要は無いんではないでしょうか?そもそもこちらの攻撃が届かないならにじり寄っていくなり相手が攻撃してくるまで待って受けるなりすればいいんではないでしょうか?
銃ではないんですから、相手は必ず接触する間合いを通ってくるはずです。こちらの攻撃だけ届かないということは有り得ないはずです。
剛柔流で遠い間合いの動きをしようとするのは無理ではないでしょうか?もともとそういう技術体系をしてないんですから。

相手の土俵でどう勝負するかではなく、どうやって相手を自分の土俵に引き込むかではないかと思います。どうやったって付け焼刃で相手の土俵で勝負しても勝てないと思います。武術としてを僕も目指してますが、全ての武術はまず相手を自分の土俵に引きずりこむ術に長けていると思います。
 蒼司さん お待たせ?いたしましたが、ただ今稽古から戻ってきました。今日のテーマは、カキエとイリクミでしたが、研究が深まったと実感できた点と認識が甘かった点等が浮き彫りにされて良かったです。

>こちらの攻撃だけ届かないということは有り得ないはずです。
 
 私は、松濤館や和道流の世界チャンピオンと実際に組手をした経験から、剛柔流の得失を自分なりの実感として書いております。
 体の間合いのみならず、技の間合いの遠近を考えると、私の意を理解して頂けないでしょうか?
 お互いの距離が3mで向かい合った状態で、相手は一の拍子で3m先を打ててる技に対し接近戦専門の我れの技のレンジが1mであれば、どうでしょうか?
 その場では、相手の技が届きこちらの技は届きません。にじり寄ろうとしてもその前に打ち落とされます。
 
 剛柔流が接近戦専門で中長距離の間合いでの対処法など必要ないと驕ってしまったら、このような状況に陥るのではないかと、危惧しています。

 旧海軍の戦艦大和は、敵の射程外から相手を殲滅する戦術のために46センチ砲を搭載したとのこと。どうやら、このメタファーは判っていただけなかったようですね…。
 
 あと、剛柔流は接近戦のみで遠い間合いの技術体系がないというのは、どのような根拠によるご主張でしょうか?
 私は、そうとは思いませんが、もしそうであれば、遠い間合いに対処できない不完全な武術と自ら認めることになりませんか?
 また、蒼司さんの会派では、今でも船の上で稽古して平らな床では稽古されないのでしょうか?少し意地悪い質問と思われるかもしれませんが、大きく踏み込まない理由をあやふやな伝説に求めないで明確にしたいとの意図からお聞きしています。

(余談ですが、空手の術理の説明は、これまで、一見理屈がありそうで良く考えると噴飯物(例えば、海は何故青いの?と聞かれて、空の青さが写っているからサみたいな)が多かったように思いませんか。普通だったら、おいおいと突っ込むところ、相手が尊敬する先生なので、そうも出来ない。いつの間にか後輩生徒に自分も同じ事を教えていたり…困ったもんだ。)  
その経験の多さからの実感のこもったお考えには僕程度では浅はかでした。こちらの未熟な経験だけで意見を書いてしまいすいません。その経験から実感されたことでしたらその通りだろうと思います。ぼくは所詮駆け出しの身ですので僕には根拠となるような考えを持っていません。それなのに偉そうなことを書いてしまって恥ずかしいです。

遠い間合いからの技術体系が無いというのも僕の現時点での話なのに断定してしまい申し訳ないです。実際にはあるかもしれません。

会派といいますか僕のところでは平らな床の上などで稽古してて船の上ではしていません。その質問に対する明確な答えも僕には提示できません。偉そうなことを書いてしまったのに本当に申し訳ないです。

>理屈がありそうでよく考えると噴飯もの

どのことを仰っているのでしょうか?それが分からないことにはなんとも答えようが無いです。僕の浅い考えで答えられるかも疑問ですが。
蒼司さん、誠実で真摯なお返事を有難うございます。

 誤解があるといけないので申し上げます。

私自身偉そうな事を言える立場にある訳ではありません。これまで漫然と空手をやっていて、やった割りに何も判っていないと気がついたからこそ、皆さんと意見交換していろいろ教わりたいと、このトピを立てました。

 したがって、経験の多寡で議論を押し切ろうという気は全くありません。俺はお前より経験がある、先輩だ。だから俺の言うことを聞け、では意見交換になりませんから。

 むしろ、若々しい悟性を大切にしたいと思っています。何と無くこう思うがどうだろうか?といった意見からブレイクスルーがあり得るかもしれません。

 私はつい、その根拠は?と聞いてしまいますが、根拠がなければダメといっているのではありません。ただ、知らない同士の議論なので、根拠のある意見や事実と何と無くそう思うと言う意見は区別しながら進めないと、混乱が生じる恐れがあるので、確認した方がいいと思っているだけです。

 多様な意見の中に各自それぞれのFood for thoughtがもしも見つかればこのトピを作った甲斐があるというものです。

 今後もご意見をお寄せ頂ければ幸いです。
>Kaori@gojuさん

僕程度の考えでもいいのでしたらまたお聞きしてください。答えられる範囲でしたら出来るだけお答えします。

ただ、僕が剛柔流が遠くに飛び込む攻撃方法をする必要がないと思う根拠っていうのは実際にそれが出来る人がいてそれを見せていただいてるからこそ必要ないんじゃないかと思いました。
テレンスさん こんばんわ。ご意見を頂いて有難うございます。お返事が遅れて誠に申し訳ありません。

 テレンスさんは、素晴らしい道場で稽古されているのですね。羨ましいです。
 よろしければ、更にお話を聞かせていただければ幸いです。

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