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ビバ!60&70's moviesコミュのJAWS/ジョーズ

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アメリカ 1975年
監督 スティーブン・スピルバーグ
出演 ロイ・シャイダー リチャード・ドレイファス ロバート・ショー

子供より オヤジが燃える 海洋活劇   字余り

むくつけき男たち3人のアンサンブル、前半のヒッチコックばりのサスペンス演出、波を蹴って奔るオルカ号と8メートルの息詰まる死闘・・・!

映画としての純度は「激突!」に一歩譲るとしても、エンターテイメントとしては「激突!」を凌駕するスピルバーグの最高作。

「この船では小さすぎる・・・!」byブロディ

コメント(8)

「海洋活劇」とは言い得て妙です。
ジャンルでくくれば「エイリアン」や「遊星からの物体X」のようなおぞましいクリーチャーが人間を襲うホラー映画なんですが,数多あるスプラッタ系と一線を画すウィットに富んだ恐怖の演出に加え,男くさいキャラクターにも随所にコミカルなエピソードが盛り込まれて,ドラマ自体が波のように絶えず緊張と弛緩を繰り返しながら,結末に向かってぐいぐい引き込まれていきます。
アミティという夏場の海水浴客からの観光収入で財政が成り立っている東海岸の島を舞台に,イメージダウンを恐れるあまり悲劇を隠蔽しようとする市長ら島民と,ニューヨーク市警から左遷のようにして配属され島の治安を一手に背負うことになる署長との対立がドラマの軸となって展開し,海洋学者やシャークハンターといったその道のプロたちが冷ややかに見守る前半。
そんな人間たちをあざ笑うかのようにホオジロザメがその存在を衆目にさらしたところで市長も観念し,後半の捕り物劇に一気に突入。主人公3人はサメを追って沖合いに出たものの,孤立無援となったところでサメの思わぬ反撃にあい,絶体絶命の状況に追い込まれていく…。ストーリーだけを書くといかにも暗い展開なんだけど,サメ狩りのシーンはディティールまできっちと描かれ,ジョン・ウィリアムスの音楽はスピーディな追いかけっこをまさに「活劇風に」高らかに歌い上げる。
ともすると低俗なC級ホラーになりがちな題材を,監督はじめ脚本,撮影,音楽,編集,美術など各スタッフの総合力とひねりのきいたキャスティングで見事一級品に仕立てあげ,スピルバーグの名を世に知らしめた傑作です。
前半のサスペンスに、ご指摘のように社会風刺的な要素を加えているのも見逃せませんね。
この映画の音楽は「ズンズンズンズン〜タリラ〜」があまりにも有名ですが、鮫に銛を打ち込んだ後にオルカ号が鮫を追って疾走する際の曲(シャークアタック?何とか)がとても勇壮でワクワクします。ホントすべてのスタッフ・キャストがいい仕事してますね。
威勢のいいことばかり書きましたが,メーキングなどを見ると,舞台裏の苦労話には事欠かないようです。
美術の職人が総力をあげて作り上げた機械仕掛けのサメが動かかず,撮影がなかなか進まない。スタッフ,キャストは東海岸の孤島に缶詰にされ,製作部から撮影終了まで一切陸に戻ることを禁止され,半狂乱になる。水平線に船影が見えると洋上に孤立無援となっているはずの設定が台無しになるため,船がフレームアウトするまでしばしば撮影が中断される。クイント役のロバート・ショーは実際にも傍若無人な人柄で,ロイ・シャイダーやリチャード・ドレイファスは現場で滅入ることが多かった。
まあ,美談も多い作品ですが,現場は何かと大変だったようです。スピルバーグもできあがった作品が公開されるまで,観客に受け入れられるかどうかひたすら心配で,最初からヒットする自信など微塵もなかったようです。
僕もそのメーキング観ましたよ。
脚本なんかほとんどその場でスピと脚本家が書き上げたようなこと言ってましたね。
でも、モノを作っている時というのは、得てして舞台裏がカオスのような状況の方が、却ってよい作品が出来ることってありますよね。その時その時の無我夢中さが、不思議なパワーを生み出すというか。ちょうどロックミュージシャンがリハーサルを敢えてせず、勢いに任せて一発録りでレコーディングするような感じでしょうか?
もちろん作り手に才能がなければただのカオスのような作品にしかなりませんが^^;
>ジョーズ
凄い映画でしたね!
それ故にその後の作品には・・・。
「激突」の直前の「コロンボ」作品もGOOD!!ですよ。
>魔愚郎がくる!!
カキコ有難うございました!
個人的にはこの後の「レイダース」とか「E.T.」も大好きなんですけど、さすがに賞狙いみえみえの「カラー・パープル」くらいから(いい映画ですけど)、スピへの興味が醒めてきました。「シンドラーのリスト」を映画館で観て、正月早々嫌〜な気分にさせられたのを昨日のように覚えております。スピとしてはどうしても撮らねばならぬ映画だったでしょうけどね。

さすがに「刑事コロンボ/構想の死角」は観てません><
昨日か一昨日、テレビ放映あったみたい。たまたまつけたら、あの曲が…っていうか、もう吹替えが誰ってクレジット画面。
次週の予告は…
ほら、あの、ナントカドッグだっけ?
うー、思い出せないたらーっ(汗)

↑コロンボ、必見ですよ!
オルカ号の中で三人が傷口の話しをするくだりが実は一番怖かったりします。
あのインディアナポリス号の話・・・。ロバート・ショウは迫真の演技でした。実はあのくだりだけをスクリプト協力したのがジョン・ミリアスでした。今考えるとあのインディアナポリス号のくだりだけ船や飛行機の名称がやたら詳しく語られていたり戦争の歴史を語ってしまうあたりはミリアス色が生かされてました。
当時27歳のスピルバーグが撮影現場で頭を抱えている写真をみたことあります。
未だにあの撮影の悪夢を見るそうです。
撮影現場であのホオジロはブルースと名前がつけられていて中々思うように動かなかったらしいですね。
「ブルースが動かない!」って飛び起きるそうです。

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