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ビジネスと福祉の融合 コミュの障害者サッカー・ビジネスの可能性?

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サンフランシスコ在住のまぐろです(10歳の自閉症の男の子の父親です)。仕事の関係でこちらに来て1年ほどですが、自閉症をはじめとするSpecial Needsを有する子供たちにとても良いと思う活動に出会いましたので、ご紹介です。

こちらでの活動は基本的にボランティアによるものですが、理念はそのままに、民間のスポーツクラブや社会企業家の方々と手を組めば、福祉とビジネスの融合化も可能ではないかと思います。

これは、eSoccer(「イーサッカー」と読みます)という活動で、サッカーを通じてSpecial Needsのある子供たちと交流していこうという活動です。

http://e-soccer.info/jp/

「大人や健常児が障害児にサッカーを教える」というのとは随分と考え方が違うのが気に入っています。この活動は全てボランティア・ベースのものですが、健常児と障害児が一緒にサッカーというボールさえあれば楽しめるシンプルなスポーツを通じてお互いに成長していく、という理念に基づいています。

具体的には健常児と障害児が年齢やスキルに応じてチームにわかれ、一緒に毎週土曜日の午前中に1時間、公共の公園でサッカーを練習するというものですが、健常児は他の健常児や障害児にサッカー教えるということを通じて人間性を高めていくという意味でのリーダーシップ育成を、そして障害児(自閉症児)はサッカーを通じての社交・コミュニケーション力育成をはかっていくということを念頭においています。つまり、ウィン・ウィンの関係です。

コーチは、サッカー経験者や障害者教育の関係者、そして地元の高校生や大学生が中心です(僕もコーチをやっています)。アメリカの教育制度では、良い大学に入るためには、勉強だけできてもダメで、社会貢献の経験が必要というのもこの活動の後押しをしているようです。

この活動は、地元ではそれなりに良く知られていて、社会貢献の賞を受賞したり、新聞やTVなどのメディアにもとり上げられたりしています。ただ、全ての情報が英語によるものなので、日本・日本人にはまだあまり知られていないのが実態だろうと思います。

eSoccerは、アフリカとインドにもネットワークを広げていて、今後は機会があれば、日本、中国、韓国などにも仲間を増やして行きたいとのことです(単にサッカーのスキルがあるだけではなく、健常児と障害児が一緒にサッカーを楽しむたためのノウハウが必要なので、ノウハウ移転が必要になります)。

僕自身としても、日本にも是非この活動をもっと紹介したいのですが、どなたかご関心のある方はいらっしゃいますか?個別にメールの交換などして、だんだんどと日本でも似たような活動を展開できれば素晴らしいのではないかと思う次第です。

コメント(4)

eSoccerの映像のリンクをアップします。最初は、コマーシャルが出てきますが、10秒くらいで、TVニュースクリップに変わります。そのニュースがeSoccerの紹介です。是非ご覧下さい。 

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1095268321&owner_id=8301831

まぐろ
横浜マリノスが障害者サッカーチーム(Futuro)を有しているということを知りました。 どなたか関係者の方は、いらっしゃいますか?
ご参考として、最近の僕のeSoccerでの様子をお伝えします。

僕が今、eSoccerで担当している6歳の男の子は、知的障害を伴うADHDです。サッカーグランドの中に留まるのが難しくて、ちょっと目を離すとどんどん無関係の方向に走っていってしまいます。その度に、僕は彼の名前を呼びながら全速力で追いかけて行き、彼をグランドへと導きます。1時間の練習の間に、だいたい20回くらいはそんな場面があります。

また、ボールに集中することも難しい様子で、他の子供たちがボールを追いかけていても、どこかのタイミングでポツンと取り残されてしまうことが多々あります。なので、僕は彼と一緒に、時には手を繋いでグランドの中でサッカーボールを追いかけます。

おそらくボールをしっかりと目で追うことも十分にできないというような障害性があるようで、足元のボールも上手く蹴れずに、よく転んでしまいます。

でも、チャンスが巡ってくると、彼も一生懸命ボールを蹴ってチームに貢献しています。そして、その度に周りのコーチたちに大きな声援で褒められます。

今週でまだ2回目なので、まだ慣れていない様子ですが、ときどきボールに向かってまっしぐらに走って行っては、ボールを蹴ろうと夢中になっています。きっと、数ヵ月後には、サッカーや仲間にもなれて、知らず知らずのうちに集中力がアップしたり、サッカーのスキルが身についてきたりすると思います。

この子のお父さんとお母さんは、グランドの外から見守っています。1時間だけ子供を手から離し、ちょっとリラックスしつつも、グランドから走り出てくると、僕と一緒になってサッカーへ戻るよう促します。

文章では上手く伝えられないのですが、チームには彼を包み込むような温かい雰囲気があり、そんな環境を是非日本にも伝えられたらと思う次第です。

そのためには、障害者の関係者、サッカー愛好者、帰国子女のように英語の通訳の出来る人たち、NPOを上手く運営できる社会企業家やスポンサーとなってくれる企業の方々とのネットワーク構築が不可欠と思うのです。

読者のみなさん、なんでも結構ですのでこの話に繋がりそうな点にお気づきになられましたら、是非教えて下さい。
こんにちは!

大変うれしいニュースです。7月3日の『週刊自閉症ニュース』というポッドキャストの番組で、eSoccerが紹介されることになりました!

http://soyokazenotegami.seesaa.net/

iTuneで検索する場合は、「自閉症」と入力すれば、出てきますよ。

この番組は、やはり自閉症のお子さんを持つ方(りょうま君のお父さん)が、個人的にやっておられるもので、おそらく日本では唯一の自閉症をテーマとするポッドキャストだと思います。

約2年前にこの番組はスタートし、今では1000人弱の定期リスナーがいるようです。僕ももちろん2年間からのリスナーの一人です。最近ではその活動が大手マスメディアの目にとまり、確かりょうま君のお父さんは、TV番組にもご出演されていたと思います。

今回、実は飛び込みでメールを送って、eSoccerを採り上げてくれるようにお願いしたのです。そうしたところ、即ご快諾頂き、今回の放送が決まりました。僕自身、とっても楽しみです!

ポッドキャストですので、もちろん無料ですし、ラジオ番組と違ってダウンロードさえすれば、いつでも聞くことができます!!是非、お聞きになって下さいね!宜しくおねがいしまーす

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