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台湾独立と日台両国安全保障問題コミュの中国軍事威嚇、いつものパターン

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陳水扁総統が「国家統一委員会」と「国家統一綱領」を廃止したのに伴い、いつものパターンが中国軍が騒いでます。

「台湾の声」編集者は「一々反応するのは馬鹿馬鹿しい」と言っておりますが、私も同感です。この中国共産党指導部の連中は一体何時になったら一人前の文明人になれるんでしょうか?

当コミュに載せるのも「馬鹿馬鹿しい」ですけど、敢えて皆さんにその「馬鹿馬鹿しさ」をご紹介します。

<以下、「台湾の声」より転載>−−−−−−−−−−−−−−−−−


中国軍事委副主席・郭伯雄
武力行使への決意明確にし台湾を威嚇


5日の中国全国人民代表大会(全人代=国会)の人民解放軍代表団分科会で郭伯雄中央軍事委員会副主席は、「陳水扁が国家統一委員会、国家統一綱領を終止すると決定したことは台湾の法的独立(問題点1)への重大な一歩であり、国際社会が普遍的に堅持(問題点2)しているところの『一つの中国』への重大な挑戦である、台湾人を含む中国人民全体と対立する態度であり(問題点3)、台湾海峡の平和的状況を著しく破壊する(問題点4)」として、「“台湾独立”分裂勢力がいかなる名義・方式であれ台湾を祖国から分裂させる(問題点1)ことを我々は決して許さない。人民解放軍は、さらに危機意識を強め、訓練を行い、戦闘精神を培って、戦闘力を全面的に高め、使命を有効に履行できる能力を確保する。祖国が必要とすれば、わが軍は法律で与えられた職責(問題点5)に従い、国家の安全、統一、領土の完全性を守る(問題点1、問題点6)」と武力行使への決意を明確にし、台湾を威嚇した。

新華社報道
http://big5.xinhuanet.com/gate/big5/news.xinhuanet.com/misc/2006-03/05/content_4261714.htm


中国の指導者の言っていることにいちいち反応するのは馬鹿馬鹿しいが、念のため問題点をいくつか挙げておく。

問題点1.「台湾独立」とは何か?台湾は中国の支配に属していない。中国は台湾の潜在的主権すら獲得していない。どう見ても台湾は中国の領土ではない。俗に言う「台湾独立」とは「中華民国」を名乗る占領体制からの脱却であり、近年は「国家の正常化」や「建国」などと呼ばれている。中国とは何ら関係ない。台湾は中華人民共和国から独立するのではない。中国は台湾が中国に属しているかのような印象を刷り込むために宣伝しているのである。

また「台湾を祖国から分裂させる」と言っているが、台湾人の祖国は中国ではない。歴史を歪曲しているのである。また、統一されていないのに、分裂することは不可能である。いつ統一されたのか?そもそも、台湾のために「反分裂法」を制定している時点で、台湾に支配が及んでいないことを証明しているのである。


問題点2.中国は「国際社会が“一つの中国”を堅持している」としている。侵略の意図を明確にしている暴力国家の言い分を国際社会が堅持しているとしたら、誠に恥ずかしいことである。


問題点3.「(陳水扁総統が)台湾人を含む中国人民全体と対立する」と表現している。台湾の総統は直接投票によって選ばれている。選挙前などになると政権が台湾独立色を強くして乗り切ることなどからも、台湾人が陳水扁総統を支持していることは間違いがない。ただし、声が大きい一部の親中派(しかも血統、国籍、歴史、文化、意識の面から中国人)が中国と呼応しているだけである。また、中国の政府こそ人民と対立しているのではないか?

中国による「反分裂法」一周年を前に、台湾の國策研究院が5日に発表した世論調査結果では、87.1%が台湾の前途は台湾人民が決定すべきとし、88.7%が中国の「非平和的手段」に反対している。

そもそも、台湾人は血統、国籍、歴史、文化、意識などさまざまな面から見て中国人ではないが、「台湾人を含む中国人」と表現することで、台湾人が中国人であるかのような刷り込みを行っている。


問題点4.「台湾海峡の平和的状況を著しく破壊」することを公言しているのは、この発言の主である軍事委員会副主席であり、中国共産党である。陳水扁総統ではない。この発言は、自分の非を無実の相手に押し付けようとする中国お得意の宣伝工作である。


問題点5.反分裂法に従って、人民解放軍は武力行使をしなければならない。反分裂法は侵略を義務付ける戦争準備法である。中国は軍国主義に反対するはずではなかったか?外国への干渉は、まず、自己矛盾を解決してからにしてほしいものだ。


問題点6.中国政府が嘘で人民を騙してきたために、国家の安全ではなく、「政府の安全」が脅かされているのだ。自業自得である。腐敗した革命政権は、民主主義革命によって倒されてしまえばよい。内政における不満を封じるために台湾をだしに使うのは止めて欲しい。

コメント(9)

内政における不満を封じるために日本をだしに使うのは止めて欲しい。
>かんなさん、

仰るとおりですね!去る反日デモは「反政府デモ」であることを胡錦涛共産政権は気付かないのでしょうかね〜?
アンソニーさんの声援ありがとうこざいます。
>ジョグさん
如何いたしまして。日本の為に声援を送ることは光栄なことです!頑張りましょう〜!

>392さん
そのとおりです!中国沿岸の虚構的繁栄の裏腹には幾憶という貧民が居るのです。彼らが蜂起すれば http://www.taiwanus.net/caoforum/20060303.wmv (←クリック:) の内容のように、迫害を受けます。本当に酷い国です。とやかく他国の内政を干渉する時間があったら、いい加減にもっと国民の面倒を見るべきですよね!


【URL:曹長青氏評論より転載。北京語ですが、映像を見ているだけで何を言っているか分かります。】
台灣独立という言い方で難しいのが

独立か?統一か?

ということですね。

独立かどうかというとはっきり言って現状は独立しています。しかし国名が中華民國という中華人民共和国の前の中国の政権時代の国名なので「正名」が必要。

統一かというと、中華人民共和国が主権が及んでないところを自分の領土にするのだから「併合」ではないでしょうかね。

統一という言い方はやはり変ですね。

台灣でアンケートとるときには「併合か?正名か?」という形でアンケートをとってみたらよいのに。多分間違いなく正名を過半数以上が選ぶでしょうね。
>KENさん、

私は「正名」を支持しますが、それは中華民国体制脱却の「応急処置」に過ぎないと思います。つまり完全な「正常国家」には成れません。

根本的な問題は「今」の中華民国憲法にあり、台湾独立建国連盟主席黄昭堂氏曰く:

「中華民国体制は台湾に、そして台湾のみに存在している。この中華民国体制が、台湾を中国に結びつけ、そして「中国」という観念を媒体として、現在中国として広汎に認められいる中華人民共和国に結びつけられ、そして、台湾はその武力侵攻の脅威下に置かれている。だから、台湾から中華民国体制を除去せねばならない。」
【↑台湾新生国家理論/黄昭堂 著 より】
http://www.wufi.org.tw/jpn/jng17.htm (←全文はクリックを!)


従って、台湾の現状にあった、国民による、国民のための「台湾憲法制定」が急務だと思います。台湾の新憲法を制定すれば、自ずと正名されて行くと思います。


>KENさん

これは別件なんですが、コミュニティ内でアンケートを実行するには如何いった手続きが必要なのかご存知でしょうか?不勉強で恐縮です。ご存知でしたらご指導願えませんか?
アンソニーさんの意見はごもっともです。
「正名運動」は政治家の小ずるい道具にすぎません。
本当の台湾人の国家を作り上げるには、
今の体制をぶち壊すしかないと私は信じています。
民進党のやることは我々の目で一目瞭然です。
彼らは「中華民国」という利益共有集団に入って、
そしてかろうじて政権を握ったわけですから、
自らこの体制をぶち壊すにはなかなかのものですで。
彼らは忽ち腐敗し、それでも「正名運動」のような小道具を使って、
台湾人の心を魅惑しようとしてます。
本当にやる気があったら、「建国運動」でもしていたでしょう。
>弥三郎さん
私の知ってる情報は、李登輝前総統が立ち上げた建国党は、
民進党とあまり仲がよくないようです。
陳総統去年テレビのトークショーで
毒舌で李登輝さんを批判したことは記憶に残っています。
同じ台独路線を歩んでいる両党は、
もちつもたれつ関係になれなくて本当に情けないです。
そして建国党は民進党とは違って、完全に「台湾独立」に偏っているので、
正直こういう政党は親中派のマスコミに洗脳されている
台湾の民衆にとっては、ろくなことのない政党です。
以上のような原因を含め、この建国党はバブル化しつつあります。
拙い意見を言ってしまって本当に恐縮です。
もし参考になれれば幸いです。

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