ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

がん専門・薬物療法認定 薬剤師コミュの本日の試験

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
みなさまお疲れ様でした。・・・やっぱり宇宙人が受ける試験だったな・・・
一応記憶の限り残しておきます。補完できる方協力よろしくです。

gefitinibやerlotinibによる治療が奏功した肺がん患者の腫瘍組織においてEGFR-TK部位に遺伝子変異を認めるといものである。

mTOR(mammalian tagert of rapamycin)は細胞質内に存在するセイン/スレオニンキナーゼである。mTORは多くのがんで恒常的に活性化しているPI3K/AKTシグナル伝達経路の下流に存在する。
mTORは、2つの下流シグナル分子、p70S6K1と4E-BP1をリン酸化することにより、細胞周期やアポトーシスなどの生存シグナルに関わる蛋白質をコードするmRNAの翻訳を調節している。

AML治療薬のヒト化抗CD33抗体(gemtuzumab ozogamicin)はcalochamicinという抗がん剤を抱合したchemoimmnoconjugateである。

mAb療法として当初マウス型mAbが用いられたが、異種抗体産生によるアナフィラキシー、ヒトに投与した際の短い半減期、低い抗腫瘍効果が実用上の障壁であった。
マウス型抗体の欠点克服を狙って開発されたのが、キメラ抗体、ヒト化抗体、ヒト抗体である。キメラ抗体は抗原と結合する可変部がマウス由来で、補体やADCC effecter cellと結合する定状部分がヒト由来である。

CD20抗原は、正常B細胞と大半のBリンパ腫細胞発現している約35KDの細胞貫通型蛋白である。造血幹細胞、形質細胞に発現せず、多の血液細胞を含むB細胞以外のヒト細胞にも発現していない。

trastuzumabはADCC、bevacizumabはVEGFと血管内皮細胞上に発現しているVEGF受容体との結合阻害によるVEGFの機能障害、cetuximabはEGFRへの特異的結合によるEGFの機能障害が主体であると考えられている。

HLに対してのABVD療法が代表的な使用法

L-OHPは塩化物含有溶液や塩基性溶液により分解するため、生食を避け、5%TZに溶解する。

アルキル化剤
作用機序
いずれも主としてDNA,とくにグアニン塩基のN7やO6、アデニン塩基のN3などをアルキル化することにより抗腫瘍効果を発揮し、その効果は細胞回転に依存しない。

代謝拮抗薬は、主に核酸合成に関与する前駆体に「なりすました」誘導体であり、核酸代謝関連酵素などの標的分子に結合、またはDNAやRNAの合成酵素の基質になり、核酸合成を阻害する。

S-1
本剤は、FTにgimeracil(CDHP)とoteracil potassium (Oxo)の2つのmodulatorを1:0.4:1(FT:CDHP:Oxo)のモル比で配合した経口フッ化ピリミジン製剤である。
CDHPはウラシルの約180倍の可逆的なDPD阻害活性を有しており5FUを高濃度で長時間維持させる。またDPDを強力に阻害するため、神経毒性や心毒性の起因物質とされるFBALの産生量も低下する。
CDHPは腎排泄を受けるため、腎機能低下患者にたいしてはS-1は減量が必要である。

PEMは臨床試験において因果関係の否定できない死亡例が報告され、治験前ベースラインのホモシステイン高値と重篤な副作用の発現が関連することが示された。このためホモシステイン濃度を減少させるため、葉酸に加え、ホモシステインからメチオニンの合成経路で補酵素として働くVit B12を併用したところ、有効性を損なうことなく重篤な副作用が軽減した。
本剤投与前からの葉酸とVit B12の投与は必須である。

TopoはDNAと結合して一本鎖あるいは2本鎖を切断した後、DNA鎖の切断面と共有結合して、共有結合複合体(cleavable complex)を形成する。続いてねじれや歪みの是正後にこの結合が解かれ、切断DNAは再結合することになる。

Topo?はDNA二重らせんの一方を切断し、topo?はらせんの両者を切断する。

CPT-11投与による下痢は作用機序の面から、以下の2つの機序が考えられている。
早発生:
本剤投与中あるいは投与直後に発現するコリン作動性と考えられ、高度である場合もあるが、多くは一過性で、副交感神経遮断薬の投与により緩和することがある。
遅発性
本剤投与後24時間〜数日後に発現する。主に本剤の活性代謝物(SN38)による腸管粘膜傷害に基づくものと考えられ、持続することがある。

VP-16は非水溶性であり、静脈内投与するためにはクレモホールなどの溶媒を必要とする。
主たる毒性は骨髄抑制であり、その他中等度の嘔気、脱毛やクレモホールによる過敏症などである。
VP-16静注後血中濃度は2相性に減少する。96%が血漿蛋白と結合し半減期は4〜11時間である。
排泄は腎からが56%、胆汁からの排泄が44%であり、肝機能障害患者のみならず腎機能障害患者に対しても用量調節が必要となる。

ビンカアルカロイド系抗がん剤はtubulin結合により重合を阻害し、tubulinと微小管の動的平衡状態を微小管解体へ導き、タキサン系抗がん剤は微小管結合により安定化させ、動的平衡状態を微小管形成へ移行させる。

CDDPとの併用ではCDDPを先行投与した場合、反対の投与順序に比べPTXのクリアランスが25%低下し、好中球減少が増強する。さらにin vitroではPTX⇒CDDPで殺細胞効果が高く、PTX→CDDPの順序が一般的である。

PTXは難水溶性であ溶解剤にクレモホールELを用いるため、この物質に起因すると考えれる呼吸困難、血圧低下、血管性浮腫、蕁麻疹などが問題となる。このため過敏反応に予防の前投薬が必須である。
また一過性の関節痛、筋肉痛が投与2〜3日後に発現するが非ステロイド性消炎鎮痛剤などで対処可能である

MTXおよびその不活化代謝物の7-OH-MTXは酸性側で溶解度が著しく低下し尿細管への結晶の析出により腎障害をきたす。このため十分量の補液による尿中濃度の低下、および炭酸水素Naやacetazolamideの投与により尿のアルカリ化を図る。
尿を酸性化する利尿剤の使用は避ける、NSAIDsの併用により副作用が増強することがあり、注意が必要である

ヘアリーセル白血病
通常、成人にはクラドリビンとして、1日量0.09mg/kgの7日間持続点滴静注を1コースとする。
再発・再燃又は治療抵抗性の下記疾患
低悪性度又はろ胞性B細胞性非ホジキンリンパ腫、マントル細胞リンパ腫

ゲムツズマブオゾガマイシンの投与にあたっては、孔径1.2μm以下の蛋白結合性の低いメンブランフィルター(ポリエーテルスルフォン製等)を用いたインラインフィルターを通し末梢静脈又は中心静脈ラインを使用すること。同一の点滴ラインで他の薬剤を使用しないこと。

コメント(3)

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

がん専門・薬物療法認定 薬剤師 更新情報

がん専門・薬物療法認定 薬剤師のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。

人気コミュニティランキング