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世界の民話コミュの一番変なストーリーの民話

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今まで読んだ中で一番めちゃくちゃなストーリー、
展開が意味不明な民話を教えてください。
理不尽すぎるとか、残酷すぎるとかでもいいです。

コメント(21)

どうしてそういう話が知りたいのか、訳を聞きたいのですが・・・?
 そういう目(一応、B級映画などを見てギャハハと笑うセンスを仮定)で民話を読んだ事はありませんが、最も理不尽だと思ったのは「猿婿」ですかねえ。

*男の視線で。女性に「猿婿」の感想を聞くと「そうだよね〜。猿と結婚するなんて嫌だもんね〜」とあっさり答える人が多かったのも意外でした。

*サンプル数は少ないです(数人)。
グリムにも色々ありますね。
トサツごっこの話とか、どたばたの末におっ死んぢゃう話とか、
木の洞から出た腕をスッパリ切るとか、有名なねずの木の話とか。

腕をスッパリは、モチーフだけで意味不明ですね。結末になってないというか。

そういえば、昔話で読んだ、物語がありました、ぜひ知ってほしい(笑)

下記ブログから

http://news.ameba.jp/cobs/2009/12/51466.html


■垢太郎

あるところに、貧しい老夫婦が居ました。夫婦の貧しさは相当なもので、もう何年もお風呂に入っていません。子供ができなかった夫婦は寂しさを紛らわすため、自分たちの体から出た垢を固めて人形にすることを思いつきました。 (続く)


■たにし長者

ある日、突然妻に陣痛が起こり、子供が生まれました。その生まれた子供というのが、驚いたことにタニシでした。夫婦は生まれたタニシを息子として大事に育てます。
20年たち、タニシは急にしゃべりだします。「お父とお母に楽させてやる。 (続く)
「◯◯な話を持ち寄る」というのは、むしろ紹介する皆さん自身の「自分にとっての◯◯はこういうものだ」という感覚の持ち寄りになるね♪

もしそれが結構粒の揃ったものになるとしたら、それはここに集う人がわりと似た感受性の持ち主だ、ってことになる。ただし、「集う人たち」のワクはそんなに広くないから、「現代日本人のモラル感覚の平均値」とかを計ろうとすると失敗するよ。


たださ、時代や地域の多様性ってでかいし、先方の常識をこっちが知らないから「イミフメイ」とか、そういうのどうする?あるいみ「狭い中でウケてるだけ」にならね?
> たださ、時代や地域の多様性ってでかいし、先方の常識をこっちが知らないから「イミフメイ」とか、そういうのどうする?あるいみ「狭い中でウケてるだけ」にならね?

 いや、話にはある程度「型」というものがあって、そこから外れると意味不明になるわけです。
 モチーフが理解できないものだったとしても、「型」にハマッているならば、それはそれで“ふに落ちる”話なわけです。

 ところが「型」から外れた話というのもかなりあって、それは人を不安にさせます。モチーフの問題ではなく、物語構造そのものが不安にさせるのです。そういうのをあげていくのは面白い試みだとは思いますよ。

 残念ながら私は大して実例を知らないのですけどね。

> いるまがわさん
レス感謝です。
たぶん「型」にどの程度まで汎用性を認め得るか、ってことだと思うっす。というのは、どんな説話もその地域に根差し、世代を越えて残ってきた以上、何らかのフォーマットを身に付けてるわけで。


俺自身は「汎民族、汎時代、汎文明的アーキタイプ」を策定するなら、も少し調べてからでもいんじゃね?って思ってます。
ぶっちゃけさ、12世紀のドイツの説話を17世紀のドイツの編集者が製本化するときに、キニイラネー部分を当時の型に鋳込み直して整えて、それを21世紀の日本人が読んでワケガワカラネー、とかそういうこともあるわけで。


イスラームの規範を承知した上で読むとスンゴイ深くてイイ話が、ヨーロッパに持ってきてそんなこと知らんもんだから「ナニソレ?バカジャネww」とかさ。


型の概念そのものにもローカル性は含まれんじゃないか、と、今でも蛸を食い、かつてはハラキリをした文化圏の俺は思うのです。
フランスの民話だったかな、よく覚えてないのですが。

教会の祭壇の裏に天使が降りてきて願い事をかなえてくれるとのこと。

生まれたばかりの赤ん坊を抱えた母親が、愛する我が子の幸せのために、そこ行き天使に願いを言った。


「どうか、今すぐ、この子を天国に連れていってください!」

その赤ん坊は、その場で死に、その子の魂は天国に行きました。


それだけの短い話しなんですが、
カルチャーショックを受けましたね。キリスト教というか宗教について深く考えさせられました。
まあ貧しさや生きるのが難しい社会への風刺もあるのかもしれませんがね。
>>6:ヨシアキさん

*↑を読んで運命の女神の話を思い出しました。

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 旅人が、或る家に一夜の宿を求める。その日は、ちょうどその家に赤ん坊が産まれた日だった。
 夜。旅人は、家に3人の運命の女神達が集まって、赤ん坊の死について話し合うのを耳にする。最初の女神が言う。
 「この子は、産まれてすぐに死んでしまう事にしよう」
次の女神が言う。
 「いや、この子は結婚した後に死ぬ事にしよう」
最後の女神が言う。
 「いや、この子は3歳の誕生日に、井戸に落ちて死ぬ事にしよう」
 女神達は話し合い、この最後の意見で一致する。
 翌日。旅人は家の主人に、昨晩の出来事を聞かせる。話を聞いた主人は、家の井戸を厚い木の蓋でおおってしまう。
 やがて、子供は3歳の誕生日を迎える。子供は突然井戸の方に走っていく。そして、井戸の蓋の上に登って身を横たえる。
 人々は青くなって子供を抱き起こす。だが、その時子供は、既に息絶えている。

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 他にも色々な形があるそうですが、何つーか死の不条理を感じます。
落ち着けバルタザールさん、
昔話の型については、「昔話の形態学/ウラジーミル・プロップ著」という本があります。参考までに。

同著の説にのっとって言えば、たにし長者やあかたろうも一応型にはまったストーリーだそうです。(猿婿も)

私が大好きで、「なんじゃそりゃ」とおもったのは「ぶたっこ」という話の冒頭です。
リンゴの皮を食べた王子様がお妃さまに「そんな子はブタになってしまえ」と叱られます。すると王子はブタになり、そこへブタの大群が現れ、王子ブタはその大群と共にどこかへ行ってしまうという始まり方です。
これも、プロップさんの説によれば、しっかり型にはまっています。


ただし、上記の形態学で論じられている昔話の中には、動物譚やきっちょむ話のようなとんち系のものは含まれていなかったと思います。
>昔話の形態学

 アールネ・トンプソンのは若い頃読みましたが今は出ていないみたいですね。ただ、いずれにせよ西洋人の作った分類だから日本人の感覚からは少々ずれがあるようにも感じます。

*異類婚なんかは日本ではハッピーエンドになるものが殆ど無い、とか。

 それと話が逸れるかも知れませんが、物語って、その読まれる環境や読み手・語り手のニーズによってかなり形を変えるものだから、民話などを論ずる場合には、その点に注意がいるのかな、と。個人的にはこちらの方が好きです。(^^;

*例えば、桃太郎や(私見ですが)タニシ長者(農村的)から一寸法師(都会的)に到る異類婚など。

>>4:香林さん

 私の知っているテキストでは、計略にハマって無理矢理タニシの嫁にさせられた娘が、憤激のあまり「タニシをぶっつぶす」・「熱いお湯をかけて殺す」なんてのがありました。

 
こんな話は如何でしょうか?ある所に食器やお膳など必要な品物を貸してくれる洞穴が有る村が在りました。この村では祭りや寄り合いは持ち回りで行われますがこの洞穴が在るためどんなに貧しくても困ることはありませんでした。ところが村1番の金持ちがこの洞穴から食器1式を借りたまま猫ばば。更に今までどんなに願っても授からなかった跡取り息子にも恵まれます。然し何故かこの子供歩きも喋りもしないまま6年が経ちました。突然子供が倉に行き米俵を2俵両手に抱え驚く家人を尻目に山奥の洞穴に入って行きました。慌てて子供の後を追った父親が聴いたのは「これで元は取れた」と言う言葉だった。それ以来この洞穴が村人に何かを貸してくれる事は2度と無かったそうです。
そう言えばぼくにとって納得できない民話の一つに「瓜小姫」が有ります。何故なら桃太郎とかかぐやひめなどはそれなりの特殊能力を持つのに瓜小姫にはそれが全く無いばかりか天の邪鬼に殺されてしまいますよね?いったいナにのためにそんな特別な誕生をしたのか未だ意味不明のままです。
 ↑
 それは「赤い靴」ではないですか。もしもそうならば、創作童話ですよ。

 うりこ姫なんですけど、
 私は木下順二の戯曲を読んだ時、
 うりこ姫と天の邪鬼を同一人物が演じる事が出来ると感じました。
 少女の二面性を感じるのは考え過ぎかなあ。
> りっこさん
私も「赤い靴」だと思います。私の読んだ本には、バレリーナではなく貧しい少女カーレンという名前で、大金持ちの養女になって贅沢をさせてもらうけど、教会に行くときには白い靴でなければならないのに、赤い靴を履いてバチが当たって踊り続ける…最終的に片足を失った兵隊さん(←養女になったとき、兵隊さんをバカにしていた)に両足を切ってもらって、改心して天国に召されたというストーリーでした。

そのカーレンの赤い靴を履いた足は、切られてなお踊り続けてどこかへ行ったというところが恐かったです((((;゜Д゜)))
こんにちはー。
先日からちょっと不思議な話が頭の引き出しから出てきました。

ある村で若者がお嫁さんをもらうことになる。
ところがそのお嫁さんはすぐに流行病にかかって死ぬ。
しばらくして若者は別のお嫁さんをもらうが
今度は式の時にお嫁さんを乗せた馬が暴走し、お嫁さんを蹴り殺してしまう。
相次ぐ不幸に村人は若者を気味悪がり、若者は人里離れた家で暮らすようになる。
そんなある日、若者は行き倒れの女性を助ける。
その女性と若者は一緒に暮らすようになる。
ある夜、その女性に襲いかかろうとする妖怪?が現れた。
女性を守ろうと妖怪に斧か釜を振り下ろす。
すると、その妖怪の正体は若者が小さい頃に死んだ母親の霊で、
今までの結婚相手が相次いで死んだのもその母親の霊の仕業だったことがわかる。
(もしかしたら、女性=母親の霊だったかも?)

…そんな話です。

母親ならなんで息子が却って不幸になることをしたんだ?
それとも結婚させたくないほど息子が可愛かったのか?
と、考えれば考えるほどわかりにくい話です。
何というお話かご存知ありませんか?たぶん日本の民話だと思うんですが。

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