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日本文化を世界に伝えたい!コミュの日本における芸術の危機

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例の事業仕分けで、文化に対しても忌忌しき事態となっています。
私の師「能楽師 山井綱雄」のブログをそのまま転載します。少々長いですが、もし賛同して下さる方はご協力をお願いいたします。


以下先生のブログ〜〜〜

◎緊急告知!!!!!是非皆様のお力添えをお願いします!!

文部科学省副大臣、中川様、政務官の後藤様に
以下の様なメールを2通、是非是非送って下さい!!
nak-got@mext.go.jp  

担当官:中川正春様 後藤斎様
締切12月15日火曜日まで

例の「事業仕分け」により、数少ない能楽の国からの支援事業が全面廃止の危機です!!

◎1通目(国立能楽堂等の運営、後継者育成の廃止・削減)
件名:事業番号「4」
事業名「文化関係1−独立行政法人日本芸術文化振興会」


担当官:中川正春様 後藤斎様 

事業番号3−4−(2)
『芸術創造活動特別推進事業助成金の削減・廃止、優れた芸術活動への重点的支援の削減に断固反対します』
という文面でメール作成をお願いします!!!

◎2通目(地方や学校での能楽公演の廃止)
件名:事業番号「5」

事業名「文化関係2―芸術家の国際交流(学校への芸術家派遣)」

担当官:中川正春様 後藤斎様
事業番号3−4−(4)

『本物の舞台芸術体験事業の国の撤退、削減・廃止に断固反対します』

という文面でメール作成をお願いします!!!

宛て先
nak-got@mext.go.jp  担当官:中川正春様 後藤斎様


2009年12月06日(日)

「事業仕分け」で能楽公演廃止に!!!!
テーマ:ブログ

例の「事業仕分け」で、非常に忌忌しき事態です。

私は大変に腹が立っています!!!
能楽を含めた、日本の芸術文化の予算が大幅に縮減されることが決定されました。

?日本芸術文化振興会への文化庁交付金への圧倒的な縮減(助成金の大幅削減)
?本物の舞台芸術体験事業からの国の撤退(いわゆる学校派遣の実質廃止)

私が現在、(明日も行きます)行っている「本物の舞台芸術体験事業」、この
ブログでも度々書いています、子供に対する学校公演です。

これが、「無駄」だと切り捨てられました。

そして、わが師・ご先代金春信高先生が、能楽協会理事長時代に、心血を注いで建設に尽力された国立能楽堂が、「不要」だと切り捨てられました。


我々芸術家、全ジャンルの組織「芸団協」も反対の声明を出したそうですが、オーケストラ業界では存続の危機が訪れているそうです。
以下のブログ、ご覧下さい。みなさん、どう思われますか???

http://blog.goo.ne.jp/chef-norichika/e/0fbbe6193a25ea6af59e7044e9eabe62

札幌交響楽団のチェリスト、荒木均氏のブログ
「事業仕分け」と道の予算削減 & 追伸(12/1)
http://blog.livedoor.jp/arakihitoshi/archives/51321021.html

切羽詰ってます。(12/2)
http://blog.livedoor.jp/arakihitoshi/archives/51331213.html

日本ヤナーチェク友の会管理人のブログ
事業仕分けとオーケストラの危機(12/4)
http://pilsner.blog100.fc2.com/blog-entry-83.html

能だって、全く同じです!!!

そして、「仕分け人」の方々の、素晴らし〜〜〜いコメントをご覧ください。

(すべてネットで公開されています。)


「仕分け人」たちのコメント抜粋

●新進芸術家の海外研修で毎年150人以上派遣採択は多すぎる。
●芸術は自己責任。日本独自の洗練された文化レベル・芸術性が通用するのであ
れば、しっかりし たマーケティングで興行可能。
●人材育成は不要。各コンテストの副賞等で有望な人材は留学している。交流事
業については、外務省と重複しており、国全体としては縮減すべき。
●収入のほぼすべてを占めている財団法人に委託する必要性がまったく感じられ
ない。
●伝統文化を子どもに体験・習得させることが目的なのか、団体の存続が目的と
なっていないか。
●本来、地方の仕事(文化庁というより都道府県で。)。財団も不要。
●伝統文化は地方が良く知っている。国がやる必要はない。
●細やかな補助事業でもあり、現実的には地域の教育委員会がサポートしている
ので、地方に任せればよい。
●自治体が行うべきこと。
●特に予算をかける事業ではない。すでにどこでも行われている演劇活動などを
、より頻度を上げて定例化する。
●平成14 年度から実施した「学校への芸術家派遣事業」の検証がなされていない
。新たな事業展開は検証をした後に実施すればよい。
●自治体、各学校の取り組みに任せるべき。
●この方法では、あまり必要性は考えられない。
●どうしてもやりたければ、財源委譲。
●成果の達成目標として、どういう評価になったらやめるのかという視点が確立
されてから予算化すればよい。現在の成果目標では終わりが見えないので、スタ
ートさせるべきではない。

どう思われますか????

「芸術は自己責任」、「人材育成は不要」、「伝統芸能は地方に任せるべき、国がやる仕事ではない」、

「どうせやりたかったら、勝手にやりなさい」、、、、

私はこのくだりが、どうしても許せません!!!

何が、「世界に誇る伝統文化」なんでしょうか?

普段から能楽は、国の援助を全く受けることなく、伝承と発展を続けてきました。

そして、数少ない国による支援までも、こうしてあっさり打ち切られる、ということに、この国の政治担当者の、文化芸術に対する無理解が改めて感じられ、腸が煮えくりかえる思いです。

ヨーロッパのオペラやバレエの伝承者たちが、日本で700年伝承されて続けてきた世界最古の舞台芸術・能楽が、このような仕打ちを受けていると知ったら、どう思うでしょうか??

私は常々、日本人の今日の「心の荒廃」は、「日本に文化が根付いていないからだ」と感じています。

今の、こんな時代だからこそ、文化を普及させる必要がある!!!私はそう感じています。

そういう意味でも、「本物の舞台芸術体験事業」として、昨年から廻っていて、とても意義のあることだし、間違いなく舞台を見つめる子供たちの心に、「確かな芽」が宿っているという、実感があります。

(私のところに、訪れたたくさんの子供たちからのお礼の手紙が届いています)

しかも、国による能を含めた日本伝統文化の子供への普及は、ここ数年やっと行われ始めた、という矢先なのです。

それを、「目に見える効果がない」とか言って、切れるものですか?本来、目にみえないからこそ、民間では収支が合わないこうした公演を、国が行うことに、「真の日本人を育てる」という、大きな意味があるのではないでしょうか???

私が所属する金春宗家一門の社団法人・金春円満井会は、新しい公益法人に向けた定款変更や、予算の組み直し等々、専門のアドバイザーを雇って、それこそ少ない予算で、本来は能衣装の修復や購入に充てないといけない予算をカットして、「どうしたら、公益法人に認定されるか?」なんて議論を、能楽師がガンクビそろえて会議しているわけです。

「能が駄目なら、みんな駄目だろ?」そう思う方もおられるかもしれませんが、例外はなし。

必死に、1400年続いてきた流儀を滅亡させないために、国の制度にしがみつこうとしているわけです。

それで、さらに今回の「事業仕分け」。

私は、本当に怒りで震えています。

どこまでこの国は、能楽をコケにするのでしょうか??

しかし、まだ多少の猶予があります!!!!

12月15日までに、文部科学省で、国民の意見を広く募集しているらしいのです。

上記の私のお知らせ欄は、そのメール送信方法を書きました。

是非、「反対!!!」の声を、文部科学省へ届けて下さい!!!!

みなさん、是非、能楽を、伝統文化を、日本の文化・芸術を救って下さい!!!!

みなさんのお知り合い等へ、お知らせお願いします!!!

(私の上記メール、どちらへ添付・貼り付けしても頂いてかまいません。ご自由にお使い下さい)

金春流能楽師  山井綱雄

コメント(19)

メールしました。
とにかく、文化に対して何の価値も見出せない連中です。
特に枝野はもう少しマシだと思っていたが・・・(絶句)
なんか文化庁が廃止されて、重文が総て破壊し尽くされるような話
ですね。
民主党じゃなくて共産党が政権についているのでしょうか?
永田町が怒った自衛隊員に空爆されなければいいけど。
事業仕分っていったい何なんでしょうねぷっくっくな顔むかっ(怒り)

日本の伝統芸能があってこそ古きよき日本人の大和魂が忘れられずに守られるんだと思います

自分も日記に貼らせて頂きたいです手(グー)グッド(上向き矢印)
あえて反論

無から有を生み出すエネルギーこそ芸術

モーツアルトにせよショパン 関孝和 二宮尊徳 生前には恵まれない偉人は少なくない
補助金の有無と、芸術の創造性の相関は高くない

個人的には国民 つまりリッチなパトロンの出現をアピールするべきだと思いたい。
今個人でパトロンなんかになろうと言うのはそれこそパチンコか怪しげな健康食品か、カツラ屋か美容整形外科です。
○須クリニックに能のパトロンになって欲しいですか?
○須クリニックが「雪の小面」を持ってっちゃって理事長室に飾ったらどう思いますか?
能に限らず、オケや歌舞伎など、素晴らしいものなのでメールを送ることにしました。

しかし、殺到しているのか、何故か送れません…
私の分野は 落語です(正確には、こども英語落語)

日本の素晴らしい精神を継承し伝えていきたいという気持ちは みなさまと同じです。

この仕分け方には 多々不満があります。

これを、逆に 日本人が日本人であることの アイデンティティーの重要性を 分野を越えて みんなで共感できるチャンスになればいいなと 願っています。


現在自分は大学院で地域文化の伝承を研究していて


大学では落語をやっていますので現状の日本の文化政策の貧困さを大分勉強したつもりですが



いつも思うコトながらまず怒りをぶつけないで相手の出たそのくだらない論理を一回噛み砕いてその論理に負けないような事例やデータをぶつければいいと思います。



事業仕分けの論理を全く文化を知らない素人だとわかっているのなら彼らにも理解できるような必要性の論理を文化を担う人々が構築すればいいと思います。


普及をやってるのは知ってます。面白いのはよく知ってます。



じゃあ「今子ども達や貧困の人達の生活が危機であるexclamation ×2」という論理に対して


「それでも文化が必要である」という論理を構築しないとこれからも文化は停滞の一途を辿ることになると思います。


「他からとればいい」というのは簡単。「天下りを減らせ」というのは簡単。
政治的に働きかけることも大事ですが、
本気で残す気なら、国以外からの道も探るべきだと思います。

不況になり、税収が減れば最初に切られるのは文化部門です。
衣食住が安定して、そこで初めて文化へ目が向けられる訳なのですから。

国からの援助が有れば、更に活動できる。
しかし援助が無くても、連綿と続けていくことはなんとか可能。
そういう組織作りをしなければ、今回の政策を乗り越えられても、
いずれ同じ問題に突き当たります。
国に食わせてもらおうという考えがまず甘い。
衣装代ぐらいバイトでもして自分で稼げ。
ハコがなかったら自分で借りろ。

皆そうやってるんだよ。

 本当に多くの人に支持される芸術なら、補助金は不要でしょう。多くの人に支持されないならば、補助金はもっと不要でしょう。補助金は芸能や芸術に、本質的なところで害にこそなれ、益にはならないと思います。むしろ芸能や芸術のためにこそ、全面削減を支持します。
伝統文化がいくら普及しても子供がいないんじゃこの国の未来はない。

子ども手当ての拡充に使われるなら削減も仕方ないかと。
本物の舞台芸術体験事業
(子どものための優れた舞台芸術体験事業)
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/chiikibunka/shinkou/sisaku/butai/index.html

戦後日本は文化を育成する事業にはとにかく苦手ですよね。
事業仕分けは、とにかく予算を浮かせたいが目的ですが、
逆に予算をしっかり取っている文化振興事業は、どんなのがあるのでしょう。

能の講演を中止し、代わりに中国の京劇を…だったら、洒落になりません。
> 遊山房さん


民度の高さが試されている。

なるほど。
すっきりしました。

私もそう思います。

仕分けのおかげで みんなが 国のあるべき姿を考えてる機会になることを願います。

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