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社会学コミュのアルコールに関して。

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えー、社会学部社会学科三回生です。

アルコールに関して何らかの社会学的考察をしたいと思ってます。

 僕はもともと作家の中島らも(『今夜、すべてのバーで』)とかが好きで、アル中に身を落とした彼の姿を見て「カッコイイ!」なんて思ってたクチなんですが、大学生になって下宿し始めたら自分がマジにアルコールに依存した生活をするようになってしまいました。

 それでこれは本腰を入れてアルコールと向き合わにゃならんということになりまして、自分の持ってる道具(社会学)を使って色々勉強してみようと思いました。

 それで『アルコホリズムの社会学』(野口裕二)という本を読んみました。これはなかなか分かりやすかったのですが、最終的に社会病理の「共依存」という概念に関する所で、結局近代人は全員共依存とも言えるみたいなことになってきて、ギデンズの「再帰性」などについて言及しているところなんかは正直って拡げすぎてると思いました。

 ぼくはどちらかというともっと文化的な方向からアプローチしていきたいと思ってます。

 今は何となくですが、カイヨワの「聖ー俗ー遊」のそれぞれの分類に属するアルコール文化を考えて、それが社会にどういった影響を与えているのかを論じていきたいと思ってます。もともと同時代のバタイユとかが好きだったので、酒がもっている狂気、ディオニュソス的な話ができればなぁと。ていうかその辺が分かりやすく知りたいです。

…というわけで今の方向性に対する指摘やアドバイスの他に、アルコールや酒に関する社会学的な論文、作家、小説、映画、などを紹介していただけたらうれしいです。

よろしくお願いします〜

コメント(12)

>らんたさん

コメントありがとうございます。
≫マートンのアノミー論、?の逃避主義

マートンは今まであまり触れてきませんでした…
「予言の自己成就」とかの人ですよね?
アノミーに関する論文を探してみます! 理解できるかな…

≫なんといっても忘年会

 日本は飲酒運転なんかの交通規制はすごく厳しいのに(ひき逃げ事件とか多く報道されてますね)、酒の席での無礼講はとても寛大ですよね。最近は「一気飲み」も自粛されてますが。

 忘年会でのドンちゃん騒ぎも、やはり普段は慎ましい日本人だからこその行動なのでしょうか?

≫バブル期のCMって名作

全体的に暗いのがなくて、ぶっ飛んでる印象が笑
時代ってこうしてみると分かりやすいですね。
>dahlia さん

コメントありがとうございます。

≫鴨志田穣の著作

西原理恵子は大好きだけど、そういえばあの人の著作はまだ一度も読んだことがありませんでした。

彼が酒に溺れたのも、いろんな国の子どもたちに会いに行っていたのも、たぶん今の社会の狂気から遁れるためだったのではないかと思います。
この狂気はたぶん、デュオニュソスの狂気とは真逆の狂気だと思います。

いかん、抽象的になってしまう…これじゃ社会学じゃないなぁ〜

とにかく『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』読んでみます。
文化的な視点でアルコールを語るなら、日本での「酒」の諸事に関する認識から当たるのが王道ですかねー

そこから、多元的に論点を広げることもできます。

でも、ありきたりな展開になりそうで、面白いテーマがもったいないです。


「酒がもっている狂気」(依存症のことでしょうかね)になぜ侵されてしまうのか。
自己の意思がそうさせるならば、その要因は何か?

身体的にアルコールが本来必要でなかったのに、「大人」になった今、必要な理由とは何か?(アルコールを求めるものは、本能とは画するものだとは思いますけど)


うん、興味が尽きませんね。
議論をかき乱してしまい、すみませんm(‐_‐)m
>7

≫うまいと思ったことはないと書いています。酒が好きなわけではなかったので す。

「酒が好きな人」、いわゆる飲兵衛や酒豪と呼ばれる人々はアル中にはなりにくいらしいです。バーでマスターと仲良く話し、居酒屋でボトルキープしたり、ワインの味を楽しむといった人はあくまで酒を楽しんでいるのであって、アル中の人々は一刻も早く酔っ払いたいから酒を飲むそうです。また独りで飲む傾向があるらしいです。

アル中になりやすい人の性格分析なんかが社会病理学のデータにあるかもしれません。探してみます〜
>イッチーさん

コメントありがとうございます。
議論をかき乱すことによって新たな広がりが持てることもあると思います。
もともと曖昧なことしか書いてなかったトピだし、収拾つかなくなっても困りますが。

≫日本での「酒」の諸事に関する認識

昔の農耕社会では経済的な事情から一年のうちの特別な日―忘年会や正月など―でしか飲めなかったお酒。それが今の消費社会は毎日が「薄められた祭」であり、本来非日常でしか許されなかった飲酒が日常的になってしまう。これが今問題になっている諸々の飲酒に関する問題、飲酒運転なんかのマクロな原因の一つであると思います。

≫「大人」になった今、必要な理由

dahliaさんのことばを借りれば「世の中と折り合いをつけるため」ということになりますね。これが前述の消費社会の問題とどう正負の関わりを持つか。
頑張って勉強します。
>9

≫DVになったり薬物中毒

一つのアディクト(依存)から抜け出せても、結局他のアディクトに頼ってしまうだけ、ということですね。
元アル中は酒の代わりに甘い物ばかり食べるようになって糖尿病になるという話も聞きました。

≫社会福祉学者や精神保健福祉士

確かにアルコール作業所のスタッフの方にインタビューしに行ったのですが、法律のことやら医学用語やらはなかなか難しかったです。
近い分野だと思っていたけれど、なかなか向こうは向こうでややこしそうな印象を受けました…

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