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洋書が好き。コミュの今、この洋書を、読み終えました。

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洋書は母国語じゃないですから、

なかなか読み進むのがたいへん


でも読み終えたら、

達成感もあります


ですので、「読み終えトピ」です。

コメント(615)

Ken Follettの『A Column of Fire』を読了しました。
面白かった!
『Pillars of the Earth』『World Without End』と続くシリーズの完結編です。
長大な物語を横糸に、エリザベス女王やアルマダの海戦などの歴史要素を縦糸として、
一大絵巻を描きます。
900ページの長編なのに、最後まで飽きさせない見事な筆致。
Ken Follettの筆力には脱帽です。
こんにちは。

洋書って、日本語訳がない本を読み終えた時が破格の醍醐味感じますよね。
その一つ。

日本在住のアメリカ人女流ミステリー作家であるリーオーハラ氏の『progeny 』読み終えました。
日本人と国際結婚していて、日本を舞台にしたミステリー小説を発表している作家なのですけど、日本ではほとんど無名。
というか、グーグルで検索しても日本語での紹介すら探せないほどの知名度です。

読んでみて、ハラハラドキドキな展開はあまりないながらも見せ場は十分。
福岡県のショッピングモールで起きた一人の少女の不審死から、日本における外国人やハーフの子供たちの孤独や鬱積が浮かび上がり、物語の途中で真犯人が明らかになるのですけど、彼らを追い詰めたつもりが、逆に警察側が追い詰められてしまう………といったストーリー。

読んでいて、涙なしでいられない劇的な場面も用意されてます。

それにしても、日本人と国際結婚しているミステリー作家が、冷静に日本人を観察しながら、彼らを主人公にしたミステリー小説を米国で発表してるなんて、それだけでも驚きです。


こんにちは。

今しがた、マイケルカプーゾ著の『close toshore』
読み終えました。
日本語訳がないベストセラードキュメントですけど、1916年のニュージャージー州の人食いサメ事件について渾身のタッチで描いております。
計4名の死者と1名の重傷者を出した人食いサメと人間との格闘劇は、あの『ジョーズ』の原作にも影響を与えたとのことですが、豊富な資料を読み込んだ著者の筆致がスリリングです。

人食いサメの存在を疑う頑固な海洋学者がいたり、その一方で、あらゆる生き物をハンティングしてきた荒くれ男がサメを仕留めようとしたりとか人間臭いドラマにもあふれて面白かったですね。

ブックオフで、150円までディスカウントされた値段で買いましたが、もとは十分とれました笑。
「CONNECTIONS IN DEATH」J.D.Rob b
を読みました
過去から抜け出し新しい自分を作り上げてきた
イヴ&ローク。
ギャングとドラッグから抜け出そうとしていた
青年の死は怒りと悲しみを投げかける。
冒頭のオールスターのシーンはファンに嬉しい
お楽しみです。また半年後〜
VEN DETTA IN DEATH J D Robb
を読みました
かつて女性への加害者だった男性の
痛めつけられた死体が。
捜査の過程で聞き取った女性たちの
話はイブだけでなくピーボディにも影を
投げかける
解決に向かう後半は疾走を始める
こんにちは。

アランブロックの大著作『Hitlar and Stalin』読み終えました。注釈含めると1200ページにもなる厚さ。
海外でもmassive work(膨大な作品)と評されている本作を読み終えた感慨はひとしおです。約1年がかりで読みました。

読み終える頃にはもうボロボロ。テープでの補強がいるくらいになりました。
表題のとおり、ヒトラーとスターリンというほぼ同時代の独裁者の人生を並列的に描いた伝記です。
悲惨な独ソ戦もそうですが、なぜ二人がぶつかり、またどのようにして権力を握ってきたかの過程が膨大な資料をもとに検証されております。
冷徹無比なスターリンに対して、ヒトラーが人間味あると思えるくらいにスターリンの残虐ぶりが際立っています。
常に本心を隠し、いざという時にワッと政敵に攻撃をしかけるスターリンに対して、ヒトラーはそのカリスマ性で人を屈服させ欲求を達成してるようです。
二人とも朝が苦手で午後から執務するとか、興味深いエピソードも多かったです。
とにかく、流れ作業的に政敵を拷問し抹殺するというスターリンの逸話に息を呑みました。

GOLDEN IN DEATH JD.Robb
を読みました
誰からも尊敬される医師の死。
繋がりを辿り捜査は思わぬ方向に舵を
取ることに。
こんにちは。ブックオフで中古で購入しました。

英国の著名な戦争作家アンディ・マクナブの『spoken from the front 』を読み終えました。日本語訳はありません。
アフガニスタン紛争に派遣された英国軍の苦闘を描いたノンフィクション作品ですが、タリバンに翻弄される英国兵の凄まじい様子が描かれてます。
片手片足が吹き飛ぶのは日常。自爆と地雷攻撃にさらされ、女性兵士ですら両足を失ったり、十代の若い兵士も戦死したりしていたそうです。

タリバンは思ったよりも強くて、中国製のランチャーミサイルを使用したりして英国軍に犠牲を強いたり、英国側も砂漠に取り残された同僚を救うための決死の作戦をかけたりして、読んでいて本当にこちらがぐったりさせられる思いです。

凄惨で、かつ貧困に苦しむアフガニスタンの人々の様子も描かれ、日本人にはけして目に触れないだろう戦地の実情が伝わる、瞠目の作品だと思います。
『Where the Crawdads Sing(ザリガニの鳴くところ)』読了

アメリカでベストセラーになった作品ですが、薄幸の少女の成長物語は、むしろ日本人のテイストに合うのではないかと感じました、
こんにちは。

『ダヴィンチコード』で世界中に知られたダンブラウン氏のデビュー作品『Digitalfourtress』読みました。
もちろん日本語訳はありますけと、誘惑に負けずに原文で読みきりました笑。

スリリングな展開はさすかといったところ。
スペインのセビリアでの殺し屋との対決、それから暗号解読のための二転三転する展開は手に汗を握らされます。
意外な人が悪人であり、善人になったりとか転変激しく、英文で読んでることを意識できないほどに面白いです。

ただ、日本人プログラマーの名前が『エンセイタンカド』とか止めてほしい(///∇///)
面目をmenbokoって読ませたりとか、不自然な日本語表記がこのベストセラー作品にまかり通っているので、そこは正直ダンブラウンさん、取材不足じゃないのこってあせあせ(飛び散る汗)
こんにちは。

トム・ラース『strength finder』読み終えました。
ウォール・ストリートジャーナルのベストセラーという割にはつまらなかったですね。
人にはそれぞれ強みがあって、それを特徴別に分析するとこうなるという事例が延々と書いてあるのですが、そもそも自分にはどういう強みがあるかの分析方法が書いてないわけです。
分析することに強みがある人は、問題点の中に身をおいてそれを冷静に見つめてみようとか、あまり具体的に例を挙げてなくて読んでいて退屈。
これがベストセラーとは思えないのですが、日本語訳もあるそう。ちゃっかり次のバージョンの同名本も宣伝していたりで商売気満載の本でした。
ひさびさ外したなあ(^-^)/
SHADOWS IN DEATH J.D Robb
を読みました
ロークを付け狙う過去からの影。イヴ達ファミリー総出の闘い。後半はまさかの展開でしたがしびれました。
巻末に次回作FAITHLESS IN DEATHの冒頭がお試しで載っていたのですが後日譚の様で面白買ったです。次は8月かなー
気鋭の経済コンサルタントであるデビッド・スミック氏の『The world is curved』.

読み終えました。三か月かかったなあ。
まだまだダメだ、自分。
日本語訳のある本書ですけど、すべて原文で読み切りました。

10年以上も前のベストセラーで日本語訳もあるのですが、内容も相当古くて今は書店で見かけることはないでしょうね。
というか、本書ですけど、本当に読解が難しかった。本格的ともいえる経済学の解説書みたいな
感じ。しかも株式の用語とか見慣れない単語も多くて調べながら読んだようなものである。
公的歩合が上がるには貿易黒字・赤字はどう上下すればよいとか、そこらへんの経済学の基本が
わからないと皆目わからないかもしれない。

世界はフラット化しているのではなく、カーブを描いているという主題で描かれているのだが、
正直肝心の内容については著者が何をどう言いたいのかまるで理解することができなかった。
ただ、中国であれ日本であれ、イノベーションが起こるためには規制ではなく、イノベーションを生むことができる、気難しい天才や起業家たちを理解し、彼らが自由に創造できる環境を整えてやらねばということが所々で協調されている。

あと、著者は非常に豊富な人脈を誇り、そこでの経験が半ば自慢げに描かれていて、まあ話半分としても顔の広い人物なのだなあと思ったかな。
日本の総理大臣を務めた竹下登との交流で、彼はけして自分の感情を見せないことに長けていると評した上で、ロシア帰りにちょっと日本に寄った著者が「ロシアでは治安悪化のために、国民の間で番犬を買うことがはやっており、値段が400%上がっている。」という最新情報を披歴しようとしたところ、竹下氏が「そう言えばロシアでは番犬の値段が400%も………」と言い出してたことにびっくりし、ぼんやりとしていそうで頭が切れる竹下氏の能力に驚いたと言う逸話が紹介されていた。


クリントン大統領時代の財務長官だったラリー・サマーズ氏は経済の運営に優れた人物であるとして、アジアの経済担当大臣らを交えたパーティーを主催して
彼を呼ぼうとしたところ、ひどい雨で遅刻するとのこと。で、しばらく待った後、パーティーの席にずぶ濡れのホームレスのような人物が乱入して支配人につまみ出されようとしていたが、
それが彼本人であったという逸話。切れ者が実は傍若無人の変わり者ということでこれもなんだか面白おかしい話だと思ったな。
この時のラリー・サマーズはまだ40代だったはずだが、ある意味発達障害だったのだろうか。のちにハーバード大学の学長までも
務めることになるから相当な辣腕できれものだっとはずだ。


主題よりも、主題から逸れた逸話の方がむしろ読ませるというなんだかよくわからない読後になってしまったのだが、これはこれでいいか。
なにしろ本当に難しくて、なおかつ、主題部がそれほど面白いわけではないということなので致し方ないかもしれない。
こういう相性の本もあるのだなと思ったのかな。日本語で読んでもこういう場合ってあるから気にしなくてもいいかもしれない。
FAITHLESS IN DEATH JD Robb
を読みました
前回の事件のチーム総出の大捜査に次
今回も一人のアーティストの殺人事件から
各機関の垣根を超えた大捜査に繋がって行きますFAITHとは?
こんにちは。

ポーラ・ホーキンス女史のベストセラーで、映画化もされたことのある『Girl on the train』読み終えました。日本語訳があるということでやや残念です(^_^;)

ロンドンに向かう通勤電車から日々見える理想的な家族。しかしその内実は腐っており、主人公のレイチェルを始めとする女性たちの視点から、1人の女性の失踪事件の真相へと迫っていきます。

あまりハラハラするような展開ストーリーではなく、どちらかというと淡々と静かに物語は進む感じですけど、アル中で不妊体質のレイチェルが記憶障害になり、警察から失踪事件の嫌疑を持たれたりしながらも、レイチェルの元夫夫婦が怪しいということになり、そこから夫婦の泥々が暴かれていきます。
正直、劇的な展開はなく、何でこれがベストセラーなのか?と思いましたが、まあこういこともあるのですかね。

ミステリーやサスペンスの要素あり、ロンドンにも東京と同じような日々通勤の風景があって、DVやセックス依存症の問題を抱える夫婦の日常を取り上げております。
比較的に読みやすい文体ですが、読了に3ヶ月近くをかけました。日本語訳は上下巻の2冊あるということで、それなりのボリュームだったのですかね汗。
FORGOTTEN IN DEATH JD Robb
を読みました
再開発の工事現場で発見されたBODYから
複数の事件を解明していくイブ達
どの被害者をも忘れ去られたままでは
いさせないと捜査に向かう姿に頭が
下がります
こんにちは。

半年ほどかかりましたが、本書『Korean place in the sun』を読み終えました。
日本語訳があるのですが、韓国朝鮮半島の歴史を駆け足ながらわかりやすく、個人の見解をもって描いております。

読んで思ったのは、日本のすぐ近くにあって、恐るべき歴史の凝縮がある国が存在しているということ。つい最近まで武力で民主化を弾圧し、拷問で人を殺していたという事実があったということ。さらに朝鮮戦争では同じ民族同士で殺してあい、戦後は民主化を目指しながらも重工業化を優先させるあまりに国民の生活が犠牲になっていたことを忘れてはいけません。

民主化弾圧の過程でガスマスクを作る会社が大儲けして、国家の税収の過半をまかなっていたりとか、日本の植民地化時代は独立運動の弾圧だけではなく、朝鮮半島に多くの工業をもたらし、特に鉄道網は中国全土にあった全距離よりも長い路線が敷かれていたとか意外な側面を知ることができました。

米国に移住した朝鮮韓国系の人たちの活躍や苦しみについても描かれており、多面な近代史を知ることもできて、ためになったとも思います。
こんにちは。

マーク・モスリン氏の『GLOBAL WARMING』を読みました。英国の文庫版解説書のようで比較的に薄くて読みやすいと思いきや、科学用語がそれなりにあって苦戦しました。日本語訳はないようです。

地球温暖化ですが、この本が書かれた10年前でも待ったなしの状況であり、国際協調もそうですが、とにかく我々の生活が脱炭素にならなければダメだと書いてます。
また、当たり前のことですが、世界中の人が西洋並みの生活水準になった場合、地球が2つ分なければ持たないとも言っております。

アマゾンの密林はこれまで人間が排出してきた炭酸ガスを余分に吸収してきたが、アマゾンのサバンナ化が進むとそういうわけにもいかなくなる。
また、温暖化によって気温が上がれば太平洋や大西洋に潜在的に溶け込んでいた多くの二酸化炭素が吹き出てしまい、それがさらなる地球温暖化を進めてしまうとも警鐘してます。

比較的にわかりやすいテーマだと思うのですが、思ったよりも深刻な地球温暖化の実態をさらしていると思います。今後の百年に我々が何をできるかにすべてがかかっているようです。

こういうわかりやすくも深刻な内容の本がもっと翻訳されてもいいはずですが‥‥。
こんにちは。

映画『ブローバックマウンテン』の原作者であり、ピューリッツァー賞受賞者でもあるアニープルー原作の『Bad Dirt』を読み終えました。
日本語訳ななくて、米国のワイオミング州を舞台にした、人々の哀願を描いた短編集です。

正直読んでいて劇的な場面が多くない短編ばかりなのですが、なぜか心に残る作品ばかり。
DNA鑑定で自分の娘が実の娘でないと知った夫は、不倫をした妻を連れてワイオミング州に移り住むも、妻はその厳しい自然に耐えられず、また雪の中で遭難した男性を助けることができなかったショックで住み慣れたニューヨークに戻ろうとする。
そんな妻を見送る夫。彼は血のつながりのない娘をあらためて自分の娘としてワイオミングの家に迎えたいと思った………といったストーリーですね。

奇抜な展開がなく、あくまでもワイオミング州という、日本人から見ても米国の片田舎の光景を延々と描き、そこで生きる人の姿を素描している感じです。
燃料の薪を買ったら途中で全部燃え上がったのに気づかないでいるドライバーの物語。さらに『髭コンテスト』に出るために髭を伸ばした男たちは、他の州から来た、稀少なバイクに乗っていて見事な白い髭を生やした男に圧倒されてしまい、コンテストのことがどうでもよくなってしまったとか、たわいないながらも心に残ります。

一読して自分は引き込まれましたが、さすがにピューリッツァー賞作家の人の筆力は大きいなと思った次第です。
横溝正史の推理小説が次々と英訳されていて、たまたま手に入れた「The Inugami curse犬神家の一族」を読了。
引き続き「The Honjin murders本陣殺人事件」をKindleで読んでる最中です。
犬神家と本陣では英訳者が違うので、読みやすさとか雰囲気も違って面白いです。
Abandoned in Death
J.D Robb
ソシオバスはナチュラルボーンかトラウマが作り出すものか
若い女性が続けて行方不明になる事件が、
イヴのかつての生活圏で起こる
ファミリー挙げてのリサーチから手掛かりが
掴めるところが気持ちいいです
アイリッシュパブの食べ物が美味しそう
こんにちは。

The Iran-Iraq War: A Military and Strategic History by Williamson Murray Kevin M. Woodsを読み終えました。

あのサダムフセインの写真を前面に掲げた本書。凄惨極まるイランイラク戦争を主としてフセインのイラクからの観点から浮き彫りにしたドキュメンタリーで、日本語訳はありません。

あの戦争では、化学兵器の使用が問題になりましたが、フセインははっきりと自分の言葉で『勝つために化学兵器を使用してやる。』と言い、実際に使いました。
イランとの戦いでは厳しい局面があったものの、ユーゴスラビアやチェコなどのあらゆる武器の売り手から武器を購入しまくり、怖じけづいた将校やパイロットを処刑しまくり、兵士や国民にイランへの憎しみを植え付ける洗脳で最後まで戦争に集中し、結果としてなんとかタイムアウトの引き分けに近い勝利に持ち込んだフセイン。その後は湾岸戦争への流れになったという歴史をスリリングに書き上げております。

イラン軍の人海戦術をものともせずに強力な防御陣地を作り上げて、イラン将兵を殺しまくった戦争の様子も生々しく、読んでいて固唾を飲むばかり。
フセインとホメイニ師という二人の強烈すぎる個性のぶつかり合いに言葉を失う歴史の黙示録だと思いました。

過去の戦争の記録ですが、読んでみる価値は十分にあります。
こんにちは。

『EMPTY PLANET』
by Darrell Bricker& John Ibbitsonを読み終えました。

残念ながら日本語訳はとっくにありますが、原書に挑戦しました。意外に読みやすく面白いです。自分にしては珍しく、2週間程度で280ページ弱のペーパーバックを読み終えました。

国連統計で、今世紀末までに百億人にまで達するであろうと言う世界人口統計にはっきりと異議を唱えた本書。
ケニア、ソウル、カナダ、ベルギー、ブラジルと各国を訪問して人口動態を研究した著者は、都市化と女性の教育こそが人口の減少要因であるとして、2050年に90億人ほどのピークに達した後で、世界人口は確実に減っていくと予言し、世界各国の出生率が劇的に下がってくると述べています。

どこを読んでも面白い内容ですが、カナダ人の著者は、『カナダのように人口の1%ずつを移民してる国は、少子化も防げ、人口減少も最小限にできる』とか言ってる節があるのですが、そりゃカナダみたいに広くて人口少なくて移民の伝統あるならできるだろexclamation ×2exclamation ×2ってツッコミ入れたくなる箇所もありましたね。

水道を初めて塩素処理した人や避妊ピルを作ったマーガレットサンガー女史の話も紹介され、人間がいかに衛生や環境と戦ってきたかの歴史も紹介されて読みごたえ抜群です。

初めて洋書に挑戦したい大学生にはかなりちょうどいい読みやすさのように思えます。
ただ、アマゾンで購入したのですが、インドからの出荷で届くのに2週間以上かかりました。
皆様、新年あけましておめでとうございます。
今年は何冊洋書を読めるかなあ。

さて、このコミュの過去ログにもあったようですが、アンディ・ウィアーの『Martian』を
読み終えました。
映画『オデッセイ』の原作になった本書。もちろん日本語訳もあるのですが、最後の最後まで
原書で読み切りました。翻訳はハヤカワ文庫で上下巻でそれなりの分量ですが、とにかく本書
は本当に面白かったです!

火星での探索作業中に突然の砂塵嵐によって一人取り残されることになったマーク・ワトニー宇宙飛行士。
他の五人のメンバーは、嵐によって作業を中止したばかりか、ワトニーを取り残す形で火星を脱出。そのまま涙を飲む形で地球に帰還することに。
地球に戻ることになった五人はワトニーの死を確信し、地球のサポートメンバーたちもワトニーの死を悼むのだが、実はワトニーは生きていた……ということで、火星からの脱出劇について、最後の最後までどうなるのかわからない!という、まさにハラハラドキドキの展開でした。

ワトニー救出のために立ち上がったプロジェクト、さらにワトニーを見捨てる形で地球に戻ること
になった五人のメンバーの葛藤、思いもよらぬ助け舟、突発的な事件、障害、厳しい火星の気候……どこをどう読んでもスリルあふれるSFサスペンスアクションというべきか、とにかくエンタメとして完全に成り立ってます、これ。

ネタバレはできないのですが、ワトニーが、人間というものは協力し合い、助け合う存在である
ことを再認識した瞬間は、本当に泣けた。
読んでいるこちらが滂沱の涙。
これは素晴らしい作品です。
素晴らしい作品に原書も翻訳もへったくれもない。
日本語でも同じ感動を味わえると思います。ぜひどうぞ。
Rock, Paper, scissors by Alice Feeney、を昨日読み終えたところです、
キャラクターのほとんどがクズで好きになれない人ばっかりだったけど、
ひねりが面白くて読めてしまった感じです。
今はMegan GoldinのStay Awake読んでるところです。
今日は日曜日、ちょっと時間多めにとって一気に読み進めたいところです。
Desperation in death J,D Robb
一人の美少女の死から誘拐、人身売買シンジケートへと休みなく捜査が続けられます
時間との闘いでもあり疾走感があります
その中でもいつものメンバーの何人かの個人的なエピソードも散りばめられていて心憎いです
次回のペーパーバック化まで待ち遠しい

散りばめられて
こんにちは。

サスペンススリルの著名なベストセラー作家ジェームス・バターソンの『kill me if you can』を読みました。日本誤訳はないようです。

面白かったexclamationの一言ですね。なかなかよく出来すぎたサスペンスですが、当たりが軽すぎるかなという印象。日本語版翻訳するには、他の話題作を優先してもいいかもですね。
ストーリーは、ニューヨークのホテル爆破未遂事件のどさくさに拾ったダイヤモンドのつまったバッグを巡る争奪戦。バッグを拾った若い美大生の男が実は海兵隊の英雄であり、ダイヤモンドを取り返しに来たロシアのマフィアと戦うというのが大まかな流れです。その間、恋人が巻き込まれたり、ロシアマフィアのボスが意外に手強かったり、海兵隊の時の大勢の仲間たちが助けに来たりとてんやわんや。
舞台もニューヨーク〜パリ〜ベニス〜アムステルダム〜バハマ〜……等盛りだくさん。
最後の最後までストーリー展開に起伏があり、やや物悲しい余韻すら残す作品に思えました。少しベタついた感じのヒーロー物のような感じですが、こういう作品もあっていいのかなあ。何よりも、読み進めさせる力はさすがベストセラー作家の筆力だよなあと思いました。

どちらかというと、電車や飛行機の待ち合わせ時間に読むようなそんなサスペンスに思えます。お時間あればぜひどうぞ。
こんにちは。

紀伊国屋洋書店で買った本書、読み終えるのに2ヶ月以上かかりました。
米国のベストセラー作家であるリサ・ガードナーのミステリー『One step to far』。
日本語訳はまだないので、お得感満載です(笑)

結婚祝いの山岳トレッキングで突然に行方不明になった新婚のトム。
なかなか見つからないトムの行方。5年後、そのトムを探すために結成された、かつての結婚祝いに参加していたメンバーたち。
そこに加わる独身女性のフランキー。
フランキーは、無償で行方不明者を探すことを生き甲斐にしている元アル中患者という設定。

トムの行方を探すうちにわかるトムの前半生。その利害に絡む独身者たちの思惑。そして突然に目の前に現れる殺人鬼のスナイパー、さらに洞窟の中に横たわる多数の死体……。

多少もたついている印象のストーリーですが、後半で取り返してくれます。なかなかに読みごたえがあり、誰が犯人であり、どういう動機で……というところで読み込ませてくれます。

やや意外感はなかったですけどね。
主人公のフランキーが、不器用でいながら冴えていて、彼女での続編ないかなあとも期待してしまったことも事実。
山岳における調査&殺人ミステリーという感じでのスリルあふれるストーリーでした。紀伊国屋で山積みされて推されていたのですねど、私的には宮部みゆきの方が面白いんだけどなあ(笑)。



Everyone in My Family Has Killed Someone by Benjamin Stevenson
なかなかおもしろい本でした。ミステリーなんですが、主人公がライターで本の中で彼が体験した殺人事件をミステリー仕立てで書きつづるという設定。今まで読んだことのなかったフォーマットだったのでとても楽しめました。著者はオーストラリアの人。普段はアメリカで生活していて、アメリカ人が書いたものを読むことが多いので、オーストラリア特有のワードにも触れられて興味深かったです。

Flowers for Algernon by Daniel Keyes
言わずと知れた名作ですね。ドラマも見たことなければ本作も読まないまま過ごしてきましたが、ついに手を伸ばしてみました。幸せとはなにか、考えさせられます。長男が今8才になろうとしてるところなのですが、もう少し大きくなったらー緒に読んで語りあってみたい作品だと思いました。
7月のラップアップ。先日書き込みのものも含まれてますが。
ピンクはオーディオブック、水色は読み直し。
Encore in death J.D Robb
を読みました
名声ある俳優夫婦の夫がパーティー会場で殺される
犯人はストーカーか過去からのしがらみか
数日間の捜査ですが取調べで犯人を崩していく
ところが痛快と言えるかも
お久しぶりです。
アンソニー・ビーバーの『BERLIN』読み終えました。

注釈入れて500ページを軽く超える大書。
いくら興味深いテーマではあるとはいえ、長くて分厚かったですね。
思いっきり半年かけちゃいました。

さて、本書は、大戦史の泰斗である著者による会心の作品とされ、ベルリン陥落に至るまでのナチスドイツの崩壊ぶりを、主として東部戦線を中心として描きこんでおります。
すでにポーランド地域を失い、東プロイセンという要衝を失いつつあるドイツ軍のぶざまな敗退ぶりもそうですが、勝ち進んでいくソ連軍が所々でドイツ人女性を蹂躙し辱め、略奪に明け暮れてきたかを延々と描いております。

ここらへんの表現はなかなかに過激であり、著者はロシア大使館の館員から厳重な抗議を受けたことがあるとか明かしております。それでもいろいろと証言があったようで、レイプを受けた女性と受けなかった女性との間で仲たがいが生じ、「なんで私がやられて、あなたがやられなかったの?」という理由で、それまでの仲良しだった女性たちが永遠に会わなくなったりとかそういう状況に追い込まれるというのはリアルにありえましょうか。

さらに、ソ連軍の兵士は、故国でもひどい貧しい生活を強いられていたことから、ドイツ他の地に行って、そこでの想像以上の豊かな生活ぶりに驚き、特に腕時計を奪い取ることに明け暮れ、モスクワ時間とベルリン時間の二つの腕時計を嵌めることで得意がっていたとか。
また、自転車を奪うことにも執着し、その自転車を乗りこなすための練習がソ連軍の若い将兵たちの間で流行っていたなんて逸話もあるそうですね。こういうところは戦場のリアルでしょうね。

最後はベルリン陥落に至る展開になるのですが、ヒトラーが最後まで勝利をあきらめず、食欲がない
ながらもランチをとり、将軍たちを激励する様子が何ともリアル。で、最期はやはり自殺してしまうのですが、恋人であるエヴァ・ブラウンとの静かな結婚式の様子は臨場感ありましたね。
宣伝相であるゲッベルスの自殺の場面もなんだかそのそばにいるかのような感じられ、彼の六人の子供たちが犠牲になる様子が実に悲しい。

ヒトラーの死体は燃やされて防空壕近くに埋められたのですが、その遺骸を得ることにスターリンはこだわり、おおよその占領が終わった後でヒトラーの頭蓋骨と思われる部分が得られ、それがモスクワに持ち込まれたという話も描いております。勝利者であるスターリンがその頭蓋骨をどうしたのかはわからないのですが、それにしてもスターリンは終生ヒトラーの私生活や最後の様子に強い関心を見せたらしいですね。


全体を通して見て、ほんとに圧倒的に胸糞が悪くなる内容でしたが、それが戦争の事実だったのでしょう。まさに地獄の中の地獄、地獄の極点がそこにあったのでしょう。瞠目の一書だと思いました。
J. D. Barker のThe Fourth Monkey を読みました。
ハンニバルシリーズのトーマスハリスを彷彿させえるサイコっぷりを発揮する殺人犯と、
あぶ刑事のタカとユージとカオルちゃんを思い出させる捜査官たち。
シリアスなシーンと刑事たちのコミカルなやり取りが微妙な感じに混ざってて
すごくよかった。
残酷なシーンも結構あって、著者があとがきの冒頭で、
「断っときますが、自分はちゃんとした幸せな家庭で育ちました。この話は仮定と想像の産物です」って書くくらい。
ちょっとグロい描写のところは意味は理解してるけど頭の中でイメージ化しないように、オーディブック2倍速と本二刀流でさらっと流すように読みました。
それでもお腹にくる風邪を引いた時は読むのお休みしましたw
PAYBACK IN DEATH JD.Robb
を読みました
冒頭のアイルランドの家族との心温まるひとときは
対比だったと読み終わってから気づきました
リタイアした元キャプテンの死の真相は?
ロークがオーナーの店は間違いないだろうなあ
行ってみたいー
こんにちは。

ノーベル賞作家である英国のカズオイシグロ氏の代表作の一つ『NEVER LET ME GO』
邦題『私を離さないで』を読み終えました。
二か月もかけてしまいました。まだまだです、自分。
もちろん訳書もありますが、原書だけで読み切りました。

なんだかんだ、最後は泣いたなあ。落涙してしまった。

何がなんだかよくわからない部分もあり、訳書の方にも目を通した方がいいかな
とも思ったのですが、とにかく最後まで原書で読み切りました。難解な小説だと
いう印象ですね。
いまだによく飲み込めない寓意に似た部分もありました。それでもこの作品が非常
に力強いメッセージ性を持ち、人はどんなことがあっても他人を思い続ける、そんな
愛の深さを持っているということが伝わったように思えます。
カズオイシグロ本人が認めているようにSF作品としての面も持つこの小説。
物悲しい物語なのですが、異常な宿命にあっても他者を思い、それに涙する
主人公ケイシーの言葉や姿勢に感動してしまいますね。

二か月以上も読解に時間をかけてしまいましたし、未消化の部分も多かったですが、
ノーベル賞作家であり、日本にルーツを持つカズオイシグロの作品をようやく読む
ことができました。
これだけでも相応に感慨深いことでした。

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