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懐疑的に超常番組に突っ込むコミュの『ヒストリーズ・ミステリー』?56「ロズウェルの謎」

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 うわっ、しまった、ヒストリー・チャンネルを甘く見てた!
 ロズウェル事件を扱った、マイケル・シャーマーやらグレン・デニスやらが登場するドキュメンタリー番組。プロジェクト・モーガル気球説を肯定するスタンスから作られていて、「マーセルがガイガー・カウンターで放射能を調べてたなんてのは嘘」とか、「キャビットが憲兵といっしょに帰ったというのは嘘」とか、ロズウェル事件をめぐる伝説を否定していく。ざっと見たかぎりでは大きな間違いはなし。
 運悪く、ダビングしてる最中にたまたま見たもんで、デッキがふさがっていて録画できなかった。とりあえず、見ながらメモを取った。

 プロジェクト・モーガルの実写フィルムもかなり流れたんだけど、面白いのは、軍の勇み足として語られることの多い「ハイダイブ計画によるダミー人形の投下」のフィルムも流れたこと。
 これは高高度からの脱出装置の試験のため、高度3万mまで上昇したゴンドラから人形を投下するというものだったんだけど、その後、「エクセルシア計画」という名称に変わり、実際に生身のパイロットが3万mから降下するという実験がロズウェル近郊で行なわれた。
 1959年5月21日、ジョー・キッティンジャー大尉がテスト・パイロットに選ばれてゴンドラに乗りこんだが、低高度での実験中、気球が墜落し、同乗していたダン・フルガム大尉が頭部に重傷を負って、ウォーカー空軍基地(旧・ロズウェル陸軍航空隊基地)の病院に運ばれた。
 番組にはダン・フルガム自身が登場して体験談を語る。入院した当初、彼の頭は2倍ぐらいに腫れ上がっていて、もしそれを目にした人がいたら「宇宙人」と思っても不思議ではないほどだったという。
 この計画は極秘だったので、無事だったキッティンジャー大尉は、病院の関係者らに、この事件について喋らないように頼んで回った。このことが「隠蔽工作」のうわさの元になったのかもしれない。

 また1958年には、やはりロズウェル近郊で軍用機の墜落事故があり、犠牲者の遺体は一時、ロズウェルのバラード葬儀会館(グレン・デニスが務めてたとこね)の冷蔵庫に保管されていた。

 で、例のグレン・デニスの証言は、この二つの事故の記憶が長年のうちに1947年の円盤回収騒ぎとごっちゃになって生まれたのではないか……というのが番組の結論。

 他にも、60年代にはサーベイヤー計画やバイキング計画の探査機の着陸実験もニューメキシコの砂漠で行なわれてたんだそうで、その実写フィルムも紹介。
 ソロバン玉の形をした探査機(たぶんバイキングのモデル)が気球から切り離され、姿勢制御ロケットを小刻みに噴射しながら落下してゆく。
 か、かっちょええ!
 これ、もし目撃した人間がいたら、UFOと信じて疑わないだろうね。まさに「空飛ぶ円盤」そのものだし。

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