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VACCOS(読書会)コミュの椎名誠著「哀愁の町に霧が降るのだ」の感想を書こう!!!

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本日、恒例の読書会が行われ、椎名誠の「哀愁の町に霧が降るのだ」について、メンバー4人が勝手なことを言い合いました。
それほど評価は割れなくて、少なくともこの作品を傑作だという人はいなかった。
一番評価した人で椎名誠は80年代を代表する作家だから、避けて通れない、読まれるべき作品だというものだった。
多かったのは、椎名誠のコアなファン、あるいは椎名誠と同時代を生きたこの世界に共感できる追体験を感じられる人にはいい作品という意見だった。逆に言うと、たとえば今の10代、20代の若者が読んでも面白くも何ともないだろうと。
面白い青春小説といってもいいが、この構成をうまいとは言い兼ねる。
どこまでがフィクションで、どこからが実話かあいまいで、入りにくい。
なかなか話が始まらない。前フリが長い。一方、いろんなストーリーを回収しているわけではない。最後の方で、急に中国旅行の話が出るなど、行き当たりばったりの展開にみえる。
70年代の青春記でありながら、女や政治の話がないのは物足りない。
なんのドラマもない。当時の金持ちの坊ちゃん達のダメダメ青春モノだ。
と、話しているとけっこう否定的な意見がとびかったのだが、楽しく読めたということは、いちおう全員が認めた。うまい小説ではないが、面白い作品とはいえるのだろう。
そんなやこんなで、なんでも感想をカキコして下さい。

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