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小説『Rei』 保管庫コミュの『Rei』 第5話「お互いの気持ち」

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いつもの様にバイトをこなし終わった後は居酒屋に…。
酒を飲みながら談笑をしていた。
すると突如俺の電話が鳴る。レイからだ!
どうやら他のバイトが終って部屋に帰る途中らしい。
俺が居酒屋で飲んでる話をすると帰りに寄るという事だった。


しばらく経つとレイが店に入ってきた。
そして俺の横に座る…。
突然店員から質問が飛んできた!
「君達って仲良いけど…付き合ってるの?」
慌てて否定する二人。しかし俺の心の中は複雑だった。
やはりレイの中では俺は只の友達か…。


レイがそろそろ部屋に帰ると言った。
そう言って席を立つレイの足元はふらふらしている…。ちょっと飲みすぎた様だ。
心配だったのでマンションの一階まで送って行く事にした。


マンションに着くと俺はエレベーターを呼んだ。
エレベーターが来るまでの時間がレイと一緒に居れる少ない時間。
寂しさも感じながら待っているとレイがこう切り出した。
「少し話そうか?」


二人でマンションの階段に腰を下ろす。
色々な話をした…出会ってからの話、面白かった話…。
しかし俺にはどうしても聞きたい話があったのだ。レイの気持ちを聞きたかった。


俺はこう切り出した…。
「レイは何で俺のところに電話して来たの?」
レイはこう言った。
「最初は俊の事すごく冷たそうな人だなって思っていたんだけど…バイトでミスした時に俊がかばってくれたじゃない。この人って意外と優しい一面もあるんだなって思ったら気になる様になって…。」
そしてレイはこう続けた…。
「自分に関わってる人の中でレイが一番気になってる男性なのかもしれない。」
そう言ったレイの顔は酔いのせいなのか恥ずかしさからか真っ赤になっていた。


レイも俺と同じ様に考えていたのだ…。
お互いの気持ちを確認したら、たまらなく愛しくなった。誰にも渡したくない!俺の感情は既に歯止めが効かなくなった。
俺に自分の気持ちを伝えた後に恥ずかしさからうつむいているレイに俺は声を掛けた…。
「レイ…」
レイは顔を上げ俺を見る。その瞬間俺の唇とレイの唇は重なっていた。
レイは驚いた様だが次第に目を閉じていった…。


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