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環境科学コミュのゴア氏の映画「不都合な真実」、英裁判所が是正措置要求

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【ロンドン=森千春】英高等法院は10日、アル・ゴア前米副大統領が地球温暖化について警告した映画「不都合な真実」について、政治的に偏向し、部分的に誤りがあるとして、学校での上映に際して是正措置をとるよう求める判決を下した。

 判決言い渡しで裁判官は、グリーンランドを覆う氷が溶けて「近い将来に」水面が7メートル上昇するかもしれないというくだりは、「科学的な常識から逸脱している」と指摘。地球温暖化でアフリカ最高峰キリマンジャロの雪が後退しているという主張も科学的裏付けがないとの判断を示した。ただ、「地球温暖化が人為的な原因で起きている」という全体のメッセージについては、妥当だと認めた。

 英国では、教育省が環境教育の一環として、「不都合な真実」のDVDを学校に配布。英南部ケント州に住む2児の父親が、学校での政治宣伝を禁じた教育法に反するとして、上映禁止を求めて、裁判を起こしていた。

(2007年10月12日0時9分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071011i312.htm


とのことです。



さらにロンドン・タイムズによると、「事実ではない」とされた9つの内容とは以下の通り。ゴアの映画では主要なポイントになっていたものばかりである。

http://business.timesonline.co.uk/tol/business/law/corporate_law/article2633838.ece

1. Burton判事は、この映画の核となる主張には同意するものの、近未来に海水面が上昇するというのは極端な主張であると述べた

2.判事は、「温暖化が原因で太平洋に浮かぶ孤島が沈んでいるという主張は証拠による裏付けがない」と述べた

3.判事は、ゴアが映画の中で「メキシコ湾流は停止する、それによって西欧が氷河期を迎える」と述べているが、この内容に対して科学者は同意していない、と述べた。

4.判事は、ゴアが映画の中で使用している、「過去65万年の二酸化炭素と地球規模の気温の変化」を示したとするグラフの信憑性に疑いを投げかけた。

5.判事は、映画の中で「チャド湖の枯渇」が温暖化によるものだとしているが、判決では、他の可能性の方が高いと述べた。

6.判事は、映画の中に登場する、アフリカ最高峰のキリマンジャロの雪が後退しているのが温暖化によるものであるという主張にも疑問符を付けた。

7.判事は、アメリカで起きたハリケーン・カトリーナが温暖化の影響によるものとの主張にも疑問符を付けた。

8.判事は、北極海の熊が温暖化が原因でおぼれ死んでいるという主張は「事実ではない」と述べた。

9.判事は、珊瑚礁の損傷が温暖化によるものという主張にも疑問を投げかけた。もっと事実は複雑であると彼は述べた。



コメント(27)

映画がデタラメだっつ〜のは、ノーベル賞受賞に全く影響がなかったんだべが〜?
映画は断片的にしかみていないですが、温暖化の原因がはっきり明確ではないのは事実ですexclamation
ただ、環境を考えるという視点に於いて、映画の是非を考え是正していく事も大事ですが、世界の一人一人が環境を意識していく事が大切な気がしますexclamation



ノーベル平和賞というものが政治的意味合いが強いことは周知の事実ですが、ベトナム戦争を推進したヘンリーキシンジャーも平和賞を受賞しています。

映画がデタラメだろうがなんだろうが政治的、経済的に貢献をした人は受賞できるようです。

ここでそういった政治的、経済的な意味で今回のノーベル賞に関する深い考察がされています。

ttp://amesei.exblog.jp/6357837/

僕がゴア氏の受賞は大歓迎です。

さて、イギリスでのこの判決は、「ゴア氏の映画を学校の教材として大々的に使っていいか」というのが論点で、「それは無理」という答えになりました。

映画は決してでたらめではなく、きわめてIPCCに忠実に作られていますが、あくまでも政治家が作った一般向けの商業ベースの映画ですので、センセーショナルな表現方法が使われていることも事実です。

つまり、間違ったこと自体は言っていないけど、視聴者が誤解を抱く可能性があるということです。たとえば、グリーンランドが溶けきるのは千年スケールの時間のかかるプロセスですが、この映画を見た一般人(特に子供たち)は、百年で溶けきると誤解するかもしれません。映画の中では「百年」とは決して言ってないのですが、「百年」と誤解しかねない編集になってることは事実です。



ところで、「学校の教材として使えるか」と考えると、本物の科学者の論文でも大多数は無理でしょう。
反例を上げていけば、
温暖化の"裁判"で勝つことはできませんね...

それから法廷の論議は判決は出すものの、
温暖化の答えを出す所ではないのも面白いですね。

もっと面白いのは、
"英国"の教育現場から論議が始まったことですね。

IPCC自身も、
Intergovernmental PCC......
政治的フィルターがあったり(笑).....(でもNGOも発言のチャンスが...)
http://www.ipcc.ch/about/app-a.pdf

それぐらい壮大なテーマである温暖化の議論は、
各国が関与しない限り、報告を出すことができないと思うと、
ある人の発言がここまで世界中で議論されるとワクワクしますね。

彼が言うように、
"モラル"をもって映画を見れば間違った認識をしない(笑)......
→嘘も本当も??
→そういう面では教育現場には向かないですね
Sueさん

まずは落ち着いてください。

>・・・こんな欺瞞を・・・

ゴア氏の映画は、科学的に非常に正確であり、それは実際に気候変動のシミュレーションを動かしている専門家に認められています。たとえばこれ。
http://www.realclimate.org/index.php/archives/2006/05/al-gores-movie/

ゴア氏の映画が欺瞞というなら、それが忠実に倣っているIPCCも欺瞞ということになります。Sueさんは、「IPCCも欺瞞」という懐疑論者でしょうか。それとも、「IPCCは認めるがゴア氏の映画は認めない」という立場でしょうか。

では、どこが欺瞞なのか、具体的に指摘してください。資料はここにあります。
http://www.hokeg.dyndns.org/AITruth.htm
(映画のせりふが活字化されているサイト)

誰かが漠然と言ったことを聞きかじり、欺瞞という印象を持っているのかもしれませんが、自分の目でゴア氏の主張を追い、間違いを指摘してみてください。



で、言ってることが正しいなら、それを主張することで結果として有名になったり政治的立場がよくなったりしても、いいのではないでしょうか。プロレスをすることで有名になったり政治的立場がよくなったりして議員になる人が(日本には)何人もいるくらいです。アメリカにも、俳優から大統領になった人がいます。温暖化の啓蒙活動で有名になって、何が悪いのでしょうか。

もっとも、ゴア氏はたぶん大統領への野心はないでしょう(温暖化の啓蒙で取れる人気もありますが、作る敵も半端じゃなく多いです)。彼は政治家として大成する前から温暖化のことをずっと言い続けている、真の環境オタクです。行政のトップへの野望はあきらめて、いわば、隠居して趣味をしてるみたいなもんだと僕は思っています。

ちなみに僕は、特に個人的にゴア氏が好きなわけではありません。大統領選挙のときは(アメリカの選挙権ないけど)ブッシュ支持でした。



>我々が諸問題に振り分けられる資源には限界があるわけです。

「温暖化に金をかけたら貧困などに金がかけられない」という説はよく聞きますが、多くの場合Bjorn Lomborg氏の主張が元ネタになっています。Sueさんも直接/間接にLomborg氏の影響を受けているのでしょう。

Lomborg氏が望むように、もし温暖化が起こらないとしたら、温暖化対策にかける金は無駄になります。貧困とかほかの問題に金をまわすほうがいいでしょう。

しかし、もし温暖化が起こるとしたら、温暖化で特に悪影響を受けるのは発展途上国や貧困層です(貧乏な人はもともと低湿地に住んでたりするし、気候のよい高台に引っ越す余裕がないし・・・)。気候変動の影響を直接受ける農業に携わっているのは低所得層が多い。拡大する伝染病の影響も、貧乏な国・人にとって特に厳しいものになる。

「温暖化で耕地が広がる」「気候がよくなる」なんて利益を受けるのは、北の国の人です。「南北問題」という言葉が如実に表すように、先進国は北にありますよね。

温暖化対策に金を回すことで、将来の社会問題が軽減されるというのが専門家の見解です。詳しくはIPCCをご覧ください。

たしかに、温暖化は主に数十年から数百年先の問題です。いますぐ困ってる人に回すお金を削ってはいけません。温暖化にも、ほかの社会問題にも、バランスよくお金を回すべきです。しかし、「ゴア氏の映画のせいで温暖化に金がまわってほかの問題に金がまわらなくなる」なんて直接の影響はないですよ。
おらのコミュでこんたなトピを立てたんで、紹介しておくべ〜〜。

「不都合な真実の」のウソ
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=24073306&comm_id=2499291
>>iserecさん
>気候変動のシミュレーション

自分も何分無知な人間なので余り大きな事は言えないのですが…その気候変動シュミレーションに関してあるサイトでこんなフレーズを見た事があります。

「気候変動シュミレーションとは、言うなれば選択肢が最初の一回しか出て来ない恋愛シュミレーションゲームと同じ」

…まぁ、随分と極端な例かとは思いますが、一応参考までに提示させて頂きました。
>「気候変動シュミレーションとは、言うなれば選択肢が最初の一回しか出て来ない恋愛シュミレーションゲームと同じ」

気候変動シミュレーション(シュミレーションではないですよ)と同じぐらいパラメーターが多くて、計算量が多くて、それらが吟味されている恋愛シミュレーションは見たことがないですね。
恋愛シミュレーションなんて、単純な分岐とせいぜい数個のパラメーターしかないですから。
その発言には気候変動シミュレーションを貶める意図があるんじゃないですか?
その一回で大量の選択をしなくちゃいけないことも考慮していないようですし。
>旅人さん

…まぁ、それが妥当な見解だと思います(苦笑)
まあシミュレーションとは、将来を予想するひとつの手段にすぎませんし、絶対に正確であるとは言い切れません。

しかし、それでもなお、シミュレーションには価値があるし、その精度を評価することはできます。

(1)過去の気候をシミュレーションしてみる。過去の気候をうまく再現できるモデルは、将来の気候をそれなりにうまく表現すると考えられる

(2)世界のいろんな研究所には、いろんな気候モデルがある。それぞれ独自の特徴がある。恋愛占いの流派みたいなもの。いろんなシミュレーションの結果を照らし合わせると、それらのコンセンサスが分かってくる

(3)科学的シミュレーションは、結果と共に統計的な信頼区間が出る(恋愛シミュレーションにはない)。将来の気候は信頼区間内に収まる、ということは安心して言える。
そういえば、観測史上初めてのブラジル沖でのハリケーン出現を、地球シミュレータは予測していたらしいですね。
最初はバグかと思っていたら、本当に出現して驚かれたとか。
まあ、今のところ完全に正確なシミュレーションが出来ないのは事実でしょうが、考慮するべきものなのは間違いないでしょうね。
シミュレーションが信じられないという温暖化否定論者は多いですけど、こういう事実はどう考えているんでしょうかね。
というか信じられないなら、具体的にモデルを改良するのに協力すればいいのに。
10 Kennyさんへ

こんちわ〜。おらもちょこっと、コメントさせてくんろ〜。

>「気候変動シュミレーションとは、言うなれば選択肢が最初の一回しか出て来ない恋愛シュミレーションゲームと同じ」

最初の一回しか選択できね〜〜っつ〜ことはよ〜、中間のストーリーがすっぽりと抜けちまってて、結末だけがぽ〜〜んと出ちまうっつ〜ことね〜。
つまり、こ〜いうことだよな〜。

「彼女はいつまでも目がハートいつまでも目がハートいつまでも目がハート〜〜〜彼を思い続けました。」
  ↓
「二人はめでたく結ばれましたハート達(複数ハート)

IPCCもこれと同じで、
「世界は2007年と同じ設備で、効率のいい開発が進んでも無視し、中国はいつまでもいつまでも産業路線を突っ走りました。」
  ↓
「人類滅亡げっそり

こんくれ〜単純なシミュレーションなんだってな〜。

IPCCのシミュレーションが、かなりいい加減だ〜っつ〜ことはよ〜、ロンボルクも言っとるべ〜。↓

『IPCC は四〇の新シナリオによって、未来についての予測をはっきりとやめ、かわりに「コンピュータ支援によるお話語り」を与えてくれる。そしてそこではいちばん重要な変数の推移をいい加減な事前選択ですませて、規範的なシナリオを「人々が実現すると望むはずのもの」として描いたりしている。(中略)
まともな分析から見て、再生可能エネルギー ---------- 特に太陽光発電 −-------- は二一世紀半ばまでに化石燃料と肩を並べるか、それに勝るくらいの価格競争力を獲得するし、ここからA1F1 はかなりありそうになくて、炭素排出量はずっと低いA1T をたどる見込みのほうがずっと高いことになる。
環境問題を煽ってはいけない ロンボルク著より』
2 ブロニーさんへ
>映画は断片的にしかみていないですが、温暖化の原因がはっきり明確ではないのは事実です
ただ、環境を考えるという視点に於いて、映画の是非を考え是正していく事も大事ですが、世界の一人一人が環境を意識していく事が大切な気がします


たしかによ〜、「世界の一人一人が環境を意識していく事が大切」なのはわかるども、このアル・ゴアの映画が掲示するもんってよ〜、「偏った環境」って言えね〜べが?
だってよ〜、温暖化の原因はCO2,台風起こるのもCO2,湖が干上がるのもCO2,魚が減るのもCO2,っつ〜わけだべ?

やっぱよ〜、人間、「環境を意識していく事の大切さ」を理解した次はよ〜、「与えられた情報の正しさを確認する」っつ〜作業も必要になってくると思うべ〜。
不都合な真実→ノーベル賞→シミュレーション→??
面白いトピックですね。

シミュレーションの非専門家が、シミュレーションを前にした時には、
「果たしてこのシミュレーションは未来を語っているのか??」
と思ってしまいませんか??

しかし、実際に温暖化に関してシミュレーションを行っている人は、
どのようなモチベーションなのでしょうか??

例えば、
「低炭素社会の実現に向けた脱温暖化2050プロジェクト」
などで活躍されている方の意見としては、
「シミュレーション≠未来予想」
「シミュレーション="工学"及び"物理"」
という話をシミュレーションに興味を持っている学生からの質問に答えていたことを、記憶しております。
→専門家の言い逃れとしての意見だと、非専門家の指摘があったり(笑)

そう考えると、
シミュレーションの見方として、
未来を的確に予想しているか??
というより、
初期値における出力の工学・物理的解析に相当すると考えると、
何かと便利そうですね。
→天気予報などを考えてみると面白いですね

そこでシミュレーション出力と未来予想をリンクさせるときに、
不確実性の議論が出てくるのでしょう。
だからこそ、この件がいろいろと揶揄される原因になるのでしょう。

専門家は自分の専門領域から出たくはないものの、
非専門家はそんなのおかまいなし....
ある専門家が非専門領域でその領域の専門家を批判するのですからね(笑)
→いろいろとここでも個人名が出ていたり...

温暖化という、"すべての人々に関係する問題"に、
各界の専門家や様々な視点の持ち主が意見してますね。
→途上国・先進国間、専門家・非専門家間etc


U.Nは各国一票がゆえになかなか議論が進まない??
温暖化も同じく反例や不確実性が多すぎて、
報告や対策が進まない、議論がかみ合わないのでしょうか??
→答えが出てからでは遅いとか言う、脅迫文まで....(笑)

Shigeさん

>温暖化も同じく反例や不確実性が多すぎて、
>報告や対策が進まない、議論がかみ合わないのでしょうか??

確かに不確実なことはいろいろありますが、最近ではかなりの科学的コンセンサスが取れています。

IPCCには、アメリカとか中東の産油国とか、温暖化対策に消極的な国が参加していますが、そういう国の見解も含めて、IPCCのコンセンサスに至っています。科学的に、温暖化が起こることを疑う余地は非常に少ないということです。

科学的にコンセンサスは取れていますが、政治経済的コンセンサスは取れていません。

つまり、「温暖化が起こることは誰も疑ってない。でも対策するのはお前がやれ」「いや、お前のほうがやれ」という状況です。



結論として、科学的コンセンサスと政治経済的コンセンサスを混ぜてはいけません。前者を疑っているのは、単にニセモノの科学です。
iserec さん、いつも専門に基づく説明ありがとうございます。

このトピックの最初の投稿にある英語の記事を斜め読みしたところ、
単に「部分的に誤りがあるとして」
「(その部分を?)是正する説明も教師に配布する必要がある」
と言っているだけのようです。
大々的に学校の教材として使うのもOKだと思います。
(誤読していたらすみません。)
19 katwoさんへ
>このトピックの最初の投稿にある英語の記事を斜め読みしたところ、
単に「部分的に誤りがあるとして」
「(その部分を?)是正する説明も教師に配布する必要がある」
と言っているだけのようです。
大々的に学校の教材として使うのもOKだと思います。
(誤読していたらすみません。)

そんだけでね〜べ〜。もういっぺん記事を読んでみれ〜〜。

『英高等法院は10日、アル・ゴア前米副大統領が地球温暖化について警告した映画「不都合な真実」について、政治的に偏向し、部分的に誤りがあるとして、学校での上映に際して是正措置をとるよう求める判決を下した。
2007年10月12日0時9分 読売新聞』
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071011i312.htm

「政治的に偏向し、部分的に誤りがあるとして、」この映画は教育的にちょこっとよくないね〜〜、っつ〜判断がなされたんだべ?
そりゃ〜、部分的に間違ってるっつ〜だけなら、多少目をつぶってもっつ〜気になるどもよ〜、「この映画は政治宣伝が入ってます」っつ〜わけだからの〜、そんたに簡単に上映OKしてもいいのかの〜〜。
スパイラルドラゴンさん

>再現できないものは真実ではない

モデルも再現方法のひとつです。でないと、地球科学・天文学などはすべて科学で無くなります。生物進化・古気候学などもそうですよね。観測・分析も、科学です。

>「科学的コンセンサス」などという表現は、現場で科学実験すら経験したこと
>がない詐欺師達が使う表現だと思います。

IPCCは、世界中の専門家によって書かれています。もちろん実名・所属は明記されています。それぞれの分野で実績のある科学者が参加しているわけです。実績については、学術論文データベースで検索すれば丸わかりです。もちろん、実験・観測にじかに携わって論文を書いてる人が何百人もいるわけです。

あなたが信じる懐疑論者は、実名・所属を公表していますか?それとも、ネット上の匿名の存在でしょうか。実名・所属を公表している場合は、学術論文データベースに出てきますか?出てくる場合は、どのような実績があるのでしょうか?

IPCCの専門家と、懐疑論者と、どちらが「詐欺師」なのかを考えるには、以上のような方法もあります。

もちろん、肩書きや論文があるから自動的に真実、というわけではありません。どちらが正しいかは、肩書きではなく科学的理論で考えるべきです。しかし、「実績のない詐欺師」という表現を先に用いたのはあなたなので、この尺度を使うと、懐疑論者のほうが詐欺師に近いとしたまでです。

葉っぱさん

温暖化とハリケーンの関係については、おっしゃるようにまだコンセンサスは取れていません。特に、特定のハリケーン、たとえばカトリーナが温暖化のせいで起こったか、なんてことを証明することは難しいです。

しかし、温暖化とハリケーンの関連性について、相関関係を見ることはできます。たとえば、ここに添付したEmmanuel (Nature 2005, 436, 686-688)の図のように、海面温度(SST)と、ハリケーンのエネルギー(PDI)のあいだには相関関係があります。
Generation Investment Management
 http://www.generationim.com/

ニワトリが先か、卵が先か、ではありませんが、ゴアの排出権ビジネスにも注目しておくべきではないかと思います。「ジェネレーション・インベストメント・マネージメント」、このトピでも、「不都合な真実」の関連情報として考察に値すると思いますが。
シミュレーションって、ifの世界ですよね。
必ず、条件が付く。
条件が途中で変わったり、正しいと思われていた理論が変化すれば結果が変わるのは当たり前。
アインシュタインの相対性理論にさえ条件があるわけだし、人間の知っている科学に限界があるなんて当然のことです。

人間の行動がどんなであれ地球にはなんにも関係ないんだろうなと最近思います。
地球は今の形でなくても生存できるし。
最終的には、今の生活環境のまま人間が生存できるか否かの問題です。
どういった風に生きて生きたいかで、どんなシミュレーションの結果が欲しいかも違ってくるし。100%フェアってありえるんでしょうか?
そうなればシミュレーションのifが多少違ってくるのも止む終えないかも知れない。

自分の判断で取り入れるかどうか判断するしかないんでしょう。
学校で教え込むのは危ないけど、上映して話し合うくらいならいいんじゃないかな。
倫理観やら宗教観を教えるように環境観を教えるのもOKでもいいような気もしますが。
政治的っていう判断はどうやって下るんだろう。

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