札幌　BAR PIECE OF DREAMコミュの２０１５年１０月のメールマガジ

□ご挨拶□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

いつもBar　ピース・オブ・ドリームをご利用頂き誠にありがとうございます。　この数日、猛烈に発達した爆弾低気圧の影響で道内は大荒れの天気。季節も夏から秋へを通り越してそのまま冬になってしまいそうなくらい急に気温も下がっています。　旭岳、利尻岳には初雪が観測され、もうすでにストーブのスイッチを入れた人も。（>_<）　今年の紅葉もあっという間に終わってしまいそうです。食欲？スポーツ？芸術？　ぼやぼやしてるとすぐ冬ですよ～。　

□今月のお休み□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★１０月４日（日）、１８日（日）、１９日（月）

□今月のイレギュラーメニュー□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■オリジナルカクテル■

★Mature～マトゥアー～

林檎のブランデーをベースに、マンダリン（厳選されたスペイン産マンダリンオレンジと幾多のスパイスをブレンド、蒸留、長期熟成し、高品質のコニャックを加えて造られるベルギー産オレンジリキュール。）とグランマルニエ（コニャックにビターオレンジの蒸留エキス分を加え、オーク樽で熟成させて作られるフランス産オレンジリキュール）を使った甘酸っぱく深みのあるショートカクテルです。　Matureとは“熟す”と意味を持っています。　秋はどんな季節だろうと考えた時「熟す」という言葉が頭に浮かび、そのイメージをカクテルにしてみました。

■今月のミクソロジーカクテル■

★洋ナシと抹茶のベリーニ

洋ナシは水分と食物繊維が豊富で、便秘解消に効果があります。　また、のどの炎症に効果があるソルビトール、疲労回復効果のあるアスパラギン酸、消化を助ける働きのあるプロテアーゼを含んでいます。　抹茶はカテキンの抗酸化作用で老化を抑制できるほか、ビタミンが豊富に含まれ、肌荒れや風邪の予防、また視力維持にも効果的で、身体に害のある活性酸素を除去する働きがあると言われています。

■今月のお勧めの１本■

★モンキーショルダー

ウイリアム・グランツ社が所有する3つの蒸留所のシングルモルトをブレンドして作ったウイスキー、つまり「トリプルモルト」。　グレンフィディックとバルヴェニー、そしてキニンヴィがブレンドされています。　キニンヴィといえば同社が1990年に創業しているものの、いまだに一切オフィシャルとしてリリースしていない、同社秘蔵の第3のシングルモルトなのです。樽で売買されることも無く、ボトラーからも一切リリースされていません。　この「モンキーショルダー」とは、その昔フロアモルティングが盛んに行われていた頃、「シール」いう木製のショベルを使って手作業で大麦を乾燥させていました。　当時作業している人の肩が痛くなり、その肩のことを「モンキーショルダー」と呼んでいたのです。　合計で27樽をブレンドして作られています。

★パウラーナー　ヘフェヴァイスビア瓶（ドイツビール）

ドイツ売上NO.1のヴァイスビアです。50%以上の小麦を原料にし、良質なビール酵母入りです。やさしい酵母の甘み・白濁したクリーミーな泡・フルーティーでまろやかな味わいです。

■旬なおつまみ■

★秋鮭とキノコのみぞれあん

□酒の雑学（おもしろエピソード編）□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★「サントリー」の社名は「シンドン」だった！？

「サントリー」という社名が、創業者の姓をモジってつけられたことは、よく知られている。　当時の寿屋の社長は、鳥井さん。　「トリイサン」では、いくら何でもストレートすぎるので、ひっくり返して「サントリー」とした。　これがいかにも、外国風にきこえ、ウイスキーを製造販売する会社のイメージにピタリとはまったのである。　しかし、実際には、この「サントリー」という名も、スンナリ決まったわけではない。　最初は、鳥井信治郎氏の「信」の字をとり、「シンドンウイスキー」の名が検討されたという。　もし、この名に決まっていたなら、やがて世界へと進出することになるウイスキーを、私たち日本人は気恥ずかしく思うことになったかもしれない。　いや、それ以前に、国内でもさほど売れることはなかっただろう。　かつて、ウイスキーは特権階級の人々の酒であった。
洒落者のそうした人たちは、きっと”信どん”という丁稚さんのようなウイスキーは敬遠したにちがいない。　粋な名だったからこそ、サントリーの今日はあるのかもしれない。

以上