札幌　BAR PIECE OF DREAMコミュの２０２５年１２月のイレギュラーメニュー

□ご挨拶□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

いつもBarピース・オブ・ドリームをご利用いただき誠にありがとうございます。12月１日、お陰様でピースは開業２５周年を迎えることができました！　四半世紀…２５年前はJRタワーも札幌ドームもありませんでした。　過ぎてしまえば大した実感はありませんが、今やあの時、大学生だったお客様が我が子と一緒にご来店、そんなことが実際に起こりうることを考えると２５年という月日は決して短い時間ではないと思います。　ピースで出会って支えられて２５年。　“いつまでもあると思うな親とピース”というのが昔からの決まり文句ですが、私と同様にお客様にもそれぞれピースの歴史と思い出があり、それを守っていく責任も最近感じ始めています。　これからもピースで過ごす時間がお客様にとって良い思い出になるよう努めて参りたいと思いますので、今後ともよろしくお願い致します。

□今月のお休み□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★１２月７日（日）、１４日（日）、２１日（日）
※年末の営業は、２９日（月）まで。　年始は１月２日（金）から営業致します。


□写真展 「光跡〜 Traces of Light〜」開催！ □□□□□□□□□□□□□□□□□□

酒以外の趣味を求めて始めたのがキッカケで仕事の傍ら国内の風景写真を撮る会社員フォトグラファー　YOTCHさんの 写真展の第三弾！！「光跡〜 Traces of Light〜」を開催いたします。　煌びやかな都会の風景や朽ち果てた廃墟など、作品からは“新と旧”、“喧噪と静寂”、“現在と過去”といったような様々な感覚が伝わってきます。　グラスを傾けながら、写真が語りかける世界観をご堪能ください。

開催期間：１２月１３日（土）まで。


□クリスマス恒例！シャンパングラス売り＆クリスマスチャームサービス□□□□□□□

早いもので今年もこの時期がやって参りました。１２月２４日（水）、２５日（木）の二日間限定で、シャンパンのグラス売りと、クリスマスチャームのサービスを今年も実施致します。　もともとクリスマスに仕事する自分を盛り上げるために始めたサービスで、「来年はやめよう…やめよう」と思いつつも、なぜかこの時期になるとやりたくなる不思議な恒例イベント。(^^;


□今月のイレギュラーメニュー□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

■オリジナルカクテル■

★A QUARTER CENTURY

フルーツブランデーをベースに、バイオレット、ローズ、スーズなどのお酒と柑橘を加えて創作したフローラルテイストのロングカクテルです。　当店は２０２５年１２月で、２５周年を迎えました。　「四半世紀」…２５年という月日は長いようで短いような…。しかし振り返るには長すぎて、歩んできた道が果たして正解だったのか…。　ただ、自分がこうして日々生きていける環境は、常に周りの人々から与えられていると感じています。　そのすべてに感謝の気持ちを込めて。

■今月のミクソロジーカクテル■

★イチゴと生姜のボストンクーラー

フルーツの中でも特にビタミンＣが豊富で、中サイズ10個で1日分の必要量を満たす。そのほか、食物繊維であるペクチンには、血中コレステロール値を下げ、善玉コレステロールを増やす働きがあり、ビタミンＣとともに生活習慣病に効果的。　生姜の辛み成分、ジンゲロール、ショウガオール、ジンゲロンは、新陳代謝を上げてくれたり、体を温めたりする作用があります。

■新入荷■

★THE GLENGRANT ARBORALIS　〜ザ・グレングラント・アルボラリス〜

グレングラント蒸溜所は、1840年にスコットランド・スペイサイド地方ローゼスの町はずれで、グラント兄弟によって創業されました。　近隣にはガーマス港とスペイ川があり、肥沃な大麦畑と良質な水源に恵まれたこの地は、まさにモルトウイスキー造りに理想的な環境です。　モットーは「Simplicity（飾り気のなさ）」。　自然に寄り添った製法で、クリア＆ライトな味わいのシングルモルトを生み出し、世界中で親しまれています。　ラテン語で「木漏れ日」を意味するアルボラリスは、バーボン樽熟成とシェリー樽熟成、2つのタイプの原酒が用いられており、それぞれの特長を引き出しながらヴァッティングされています。
ソフトでスムースな口当たりながら、口に含むと広がる香りと味わいは様々な要素が複雑に混ざりながら調和しています。　長く続くモルトとバニラ、微かに洋ナシを思わせる余韻を楽しむことができます。

★桜尾ジン　ホワイトハーブス

サクラオ蒸留所の5周年を記念してつくられた、花束を思わせる華やかな香りの特別なジンです。　伝統ジンの風味に、レモンリーフやホワイトローズ、エルダーフラワー、ラベンダーなどのフローラルなボタニカルを加え、上品で幸福感のある憧れと、まるで白い花束が広がるような芳香を実現しました。

★メラーナー　パルフェタムール

メラーナー社は、ドイツ東部ザクセン州に1881年創業の老舗メーカー。　伝統的なジャーマンブランデーをはじめ、高級リキュール＆スピリッツ製造メーカーとして知られています。　「色」「香」「味」を徹底的に追求し造られた "完全なる愛" という名のプレミアム・バイオレット。　スミレの紫色が濃厚でとても伸びが良く、高貴で繊細な風味が特徴です。

★イネディット（スペインビール）

「世界一予約が取れない」と言われた幻のミシュラン三ツ星レストラン「エル・ブジ」の天才シェフ「フェラン・アドリア」とそのエル・ブジのソムリエチーム、そしてスペイン・バルセロナNo.1ビールメーカー「ダム」のブラウマイスターによって創りだされた“前例のない”究極のプレミアムビールです。　一般的な大麦麦芽（モルト）と小麦、二つの原料をもとに造られる異なるスタイルのビールでできています。

■旬なおつまみ■

★ゆり根と小柱のクリームグラタン。


□酒の雑学（おもしろエピソード編）□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

★ヴーヴ・クリコを救った『未亡人の経営センス』

1772年に銀行家として成功したフィリップ・クリコが多角事業を行う目的としてフランス北部のランスに今のヴーヴ・クリコの会社を設立。その事業を継承した息子のフランソワ・クリコの急逝により1805年、その妻であったバルブ＝ニコール・ポンサルダンが、27歳の若さでシャンパン商を引き継ぐことになりました。 当時のフランスでは女性が事業を営むこと自体が無く、家族や周囲からは「会社をたたむべきだ」と反対されましたが、彼女には、夫の生前から共に頑張ってきた経験があり、さらに卓越した味覚でワインの特徴を正確に記憶し、複雑なブレンドも自在に再現できる天賦の才能がありました。　戦乱で混迷する時代、彼女は「良い年は特別扱いすべき」と考え、1810年に世界初となるヴィンテージ・シャンパンを発売し年号で価値を変える文化を作った革命的な挑戦でした。　しかし、彼女を歴史に名前を刻ませた最大の功績は、シャンパン造りを根本から変える技術革新。　穴をあけ、家庭用テーブルを改造しただけの手作り装置で瓶を少しずつ動かす「リュミアージュ（動瓶）」技術を考案。 これが現在のシャンパン製造の基本技術となり、透明で輝く黄金色のシャンパンを誕生させました。　さらに彼女の果敢な戦略性が発揮されたのが、ナポレオン戦争末期のロシア市場。 戦争でシャンパンの物流が崩壊し紛争する中、彼女は「戦争の祝宴にロシアは必ずシャンパンを求める」と読み、　海上封鎖が完全に解ける前に密航同然で商品を出荷し販路を拡大させ、やがてヴーヴ・クリコの人気は不動のものとなってゆきました。

以上