ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

みさっちさんの絵画教室コミュの振り返りながら、キャンバスの下塗りまで

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
え〜と、、ごく個人的な意識で絵の描き方を書いてる分けなのですが、

 生物などを描く時には、その個体の発生から描き始めると、ヘタでもその生命体の勢いが出る気がしている。

たとえば、人、動物なら眼から、植物なら地面から葉っぱに向かって筆を置いた方が、花ならその付け根から花びらに向かう様に、中心から外に向かって、その生物が成り立っている思いで描いた方が良いと思っている。すると、手の動きと逆になる事があり、順手で描いた方がきれいな線が描けるが、生命感が損なわれる。。気がする。

 キャンバスを手に入れたみさっちさんは、これから下地を作る予定である、、、
本当は、キャンバス枠とキャンバスとキャンバス用釘を使って、自分でキャンバスを張るのも面白い作業の一つではあるのだけど。
 既に塗ってある1度塗りの下地では、細密表現では麻布の目が目立つ様になるのが原因の一つであるので、もう数度、絵の具が乾いたらヤスリを次第に細かくしながらキャンバスの表面をキャンバス地に影響されない絵を描く為の準備である、、、

 最初の下地にじかにヤスリをかける事は、下地の麻布も削っている事になり、基底材の強度を弱める、、、自動車の塗装でさえ、良い塗りだと10回以上の絵の具が重なってきれいな車の塗装が出来るのだろう。

 ところで、リンシード・オイルは、絵の具を混ぜる時にはこれからも使わないので、毎度テレピン油できれいにするパレットの最後に少しリンシード・オイルで拭くときれいな艶が出てくる、、又上品な艶を出したい木製品にもテレピン油に溶いたリンシード・オイルは有効である。。。

んで、溶き油は、「VANEYCK Painting Medium (T)」から出ているもの

�テレピン油は、日本製は精製度が高いみたいで、ターレンス社かルフラン社のものが香りも程々で良い、と思っている。

「VANEYCK Painting Medium」は、リンシード・オイルも入っているが、生のオイルじゃなくてボイルして重合した「ボイルド・オイル」が入っている、、他にも数種類を混ぜて小生は使っているが、その話は、又の話で、、、

・・・と言う事で、テレピン油と「VANEYCK Painting Medium」が必要であるのと、

油壺、写真の様に2種類あるが、寸胴の方が絵の具が貯まりにくく掃除がしやすいのでお薦めです。

刷毛は、日本画で使われてるもので十分役に立つ、、数種類大きさにより持っているが、とりあえずこのようなものでいいでしょう、、、デザイン用としても売っているかな。最後は人肌以下のぬるま湯とシンプルな石けんで手入れをするわけだが、、その際に、毛が抜ける様なものは、だめだな〜。。

 ・・・と、結構面倒な作業をするので、ある程度何枚かまとめて下地を作る方がいいかもね。

 準備ができたら、塗り方についてと後始末の仕方かな、、、石。

コメント(24)

「VANEYCK Painting Medium」って言うのは、ターレンス社から出ているメディウム(光沢を持たせ、顔料を基底材にくっつける役目)このペインティング・メディウムは、数種類のメディウムを配合している。
メディウムは樹脂から出来ていて、一番堅牢なのは琥珀らしいが、今は油絵に使う技術が失われている、、、あの有名なバイオリンは、最終ワニスとして琥珀を溶解したものを使ったとか、、、、写真/左

写真/中は、テレピン油、、水彩絵の具の水の役目をして、跡形も無く蒸発する。

ちなみに、メディウムは酸化して硬化するので、100年の硬化進行が有るそうだ。石
上記の「VANEYCK Painting Medium」が無いバヤイは、ボクが普段使っている写真の2点がよろしいでしょう。
日本の普通のペンティング・オイルやリンシード・オイルより倍以上の早さで乾く。
写真/左は、重合したリンシード・オイル
写真/中は、ベネチュア・テレビン・バルサムと云って、テレピン油とは違うメディウムの仲間。
レンブラント社のが無ければ、ルフラン社のでもいい。
レンブラント社の方が少し安いかな、、ユーロになっておんなじかな〜、、、ホルベインは、日本のメーカー。 石
 みさっちさん、ゴメン、11月30日のコメントを見忘れていました、、、近いうちに追加文を書きます、、、、ほんと、ごめんなさい。石
 ではでは、まず新しいキャンバスに中粗めの紙ヤスリを描ける。この時、絵の具の食い込みをよくする為でキャンバスの折り目に出ている麻布までこすって弱くしない様に。

そのあと、ウエス(主に綿を使っています)をテレピン油に濡らし出て来たほこりを拭き取る。(テレピン油は一晩で揮発するが、石油ストーブ、ガスコンロなどの火によって変質して嫌な匂いが発生するので注意!)

 軽く濡れてる状態でもファンデーションが掛けれる。
ファンデーション・ホワイトの掛け方
 一度塗りに必要なだけホワイトをパレットに練り出すが、チューブのホワイトの練りが緩く(チューブの絵の具は生のリンシード・オイルで練ってある)リンシード・オイルが多い時は、新聞紙などの文字の無い所でオイルをしみ込ませてから使う。

 次に、なるべく白い色の筆が入る皿に、溶き油(テレピン油:ペインティング・オイル)(10:1)位で混ぜる。

 パレットに出したホワイトをペインティング・ナイフで溶き油を刷毛で塗りやすくなる様な柔らかさになるまで均一に混ぜる。

 軽く刷毛を溶き油で濡らし、パレットのホワイトを刷毛につけて、同じ方向に(縦なら縦、横なら横、刷毛の塗る方向も左から右ならそれを繰り返す。<左から右へ行き、折り返して右から左に塗ったりすると、気泡が入るのは、他の絵の具でも同じである>)

 2週間ぐらいして酸化皮膜が出来たら、またこの前より細めのヤスリをかけて、この前立て塗りだったら今度は横塗りをする。

 3度目を塗った頃には、キャンバスの麻布を織った目が消えているはずだ、、、が。

 んで、絵を描き始めるわけだが、ここまででのご質問はどうかな?石


 

 あ!使った筆や刷毛は、付いている乾く前の絵の具を毛の方向に従って紙やらで出来るだけ拭き取り、幅が有る刷毛なら灯油やブラッシング・オイルなどの安価な揮発油を付けながら紙やら布などで拭き取り、ぬるま湯と香料の入っていない石鹸(マルセル石鹸など)を使って泡が白くなるまで洗い落とす、、リンスに蜜柑などもいいかも、、あと指で筆の毛を整えて、吊るして乾かす。石
 

ウエスって、使い古しの布の事で、おむつなどが洗い古されて毛羽立たなくていい、と云うのも新しい布は毛がくっついてくる。綿がいいかな、Tシャツとか、、、

パレットの手入れには良い、使った後もきれいにテレピン油で拭き取った後、リンシード・オイルを適当に布に付けて少なめにこしこし拭くとときれいな光沢が出てくるよ。

んで、なかなか文章では難しい絵の具の粘度だけど、、、

パレットでペインティング・ナイフで捏ねるのは、ホイップ・クリームを機械ネリした後に手で軽くホイップすると粒子が細かく適度に空気が入って、味がまろやかになるような物で、最後の練りになり色がきれいになるのも有るし固定材や溶剤を均等に混ぜて乾く時に不均一にならない様にする為と丁度いい塗りの固さにする事に有るのですよ。

ええ〜と、キャンバスに刷毛を添えた写真(相対的な大きさが解る様に)と、
刷毛の横幅のサイズとたぶん豚の毛かな、毛の種類と写真でアップして毛の密植具合いが解る方が良いな〜〜、、

あまりうす塗りでない方が良いが(塗っていて筆の線がまだらに出る様な)、一度でキャンバスの目が見えなくなる様な圧塗りも避けた方がよい。

また掃除する初めや余った絵の具を、油が付いているとうまく付かないが、何か白木の木や金属に塗る事も出来る。エナメル塗料の上では、はじかれてしまう。

化粧石けんじゃなくて、ただの石鹸が一番良い。

ブラッシィング・オイル(ブラシ洗浄オイル)は安価で、絵の具を溶かして拭き取れるオイル。鉱物性かも。

テレピン油の代わりに、好きならラベンダー・オイルも同じ働きをするよ。
名前は、アスピック・オイル 値段は2倍くらいかな。

ではまた。        いしやま。
 
 固さは、う〜ん、化粧クリームみたい、ペインティング・ナイフでも塗れる感じ、、かな〜、、、実際ナイフで塗る人もいる。
 マア、最初だしシャンプーでもいけるね。リンスも。どちらも動物質だもんね。筆も高価なのもあるから徐々にで良いね。。石

F-3 ですね〜、、、

地塗り最終的には、筆跡など出ない様にペーパーをかけるが、あまり細かいと絵の具の食いつきは悪くなる、、、(剥離の原因になる)、が、ヤスリがけの筋が出るのも絵に影響を起こす、、、

それで〜〜、、
筆を1〜3本手に入れてもらいます。
ウインザー&ニュートン社のテンの毛の筆が、昔から使っている優れものですが、
リキテックス社の人工毛の筆も捨てがたく安い。
日本の画材屋さんも洋筆を作っていて、今は値段も同じだが、一度で駄目になるから止めた方がいい。ただし、月光荘の筆はいいよ。
 サイズは、1号くらいのが、使いやすい。
 水彩用は柄が短く、油彩用は柄が長くなってるが、好きな方で良いし、適当に切ってもいい。

絵の具。
   とりあえず、茶色なんだけど、、、
   Burnt Sienna がいいかな、、美学校ではセピアを使ったけど、この名前は、メーカー独自の名前かも、、、

全般に使える絵の具は、全体的に限られていて、後は退色などが激しかったりする、、

  天然のオーカーとアンバー(有機物の少ない赤土みたいなものですね、、、)

  ○ イエロー・オーカー
  ○ ルー・オーカー
  ○ レッド・オーカー
  ○ バーント・シェナー

 ・・・は、被覆力が大きく、乾燥性も高く、堅牢性もいい。
(ロー・アンバーとロー・シェナーは使わない方がいい。)
 ローは、生。バーントは焼いてある。

 マース系の色(人工のオーカーとアンバー)<酸化鉄の色々)
 淡マース・イエロー
 濃マース・イエロー
 マース褐
 マース・オレンジ
 マース・レッド
 ヴェネチアン赤
 ファン・ダイク赤
 インディアン・レッド
 イギリス・赤

 ・・・は、乾燥性にはやや劣るが、鮮やか。その他は良好。

…と、色々書いたが、影の部分の下描きになる茶色なのですので、当然上描きした後も影響は残る事を思って絵の具を置いていく、、、

 この下描きは、おツユ描きってやり方を使うので、また用意できたら連絡くださいな。

                        石。
 

 ええ〜っと、筆はとりあえず N & W の 一, 二本で良いですよ。

 Burnt は、焼くって云う事かな、、
 Sienna は、なんだろ〜、、その土地の名前かな〜、、、
         <http://homepage3.nifty.com/ccweb/diary/siena.htm>

 セットの色や多く有る様に見える色々も使っちゃいけない色が有るので、買わない様に、、

 茶色系統は、その中にある色で気に入ったものを、、、

 それぞれの色は、いずれまた茶色での作業が終わってから、、、

 2、3週間して乾いたら買って来た茶色一色で、下絵を仕上げる方法を又書きます、、、、

 それまでに、何を描くかを鉛筆画で身体に染み込ませておいて下さいな、、、

                           石。
 

 今日は早く気が付いたけど、2、3日しても返事が無い時には連絡くださいな、、、わーい(嬉しい顔) 石。
 

 あ、テンって云うのは、貂っと書いて、<http://ja.wikipedia.org/wiki/貂>

 とあるが、黒貂の寒い地方の寒い次期に穫ったヤツがよいそうだ、、、


 イーゼルとキャンバス用手代の話は又後で、、、、

                …ishi.

 bonny の人造毛もいいかもしれないが固さに種類があるので、

 一度 W&nN 社のテンの筆を触ってみて、

 同じような固さだったらいいよ、、、

>描く絵が決まりませ〜〜ん

 は、描きたいやつが出てきたら、キャンバスに直接バーント・シェンナで描き始めてもいいよ。

 キャンバスには軽く紙ヤスリをかけて絵の具ののりをよくした後、

 テレピン油で拭いてヤスった粉を落としておく様に、、、石。

ログインすると、残り11件のコメントが見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

みさっちさんの絵画教室 更新情報

みさっちさんの絵画教室のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。