悪役大好き！コミュのマンデーナイトロ復活！！！

テレビ埼玉で勝手なダイジェストしか見れなかった私ですが、幻のナイトロ完全版をゲットできました。
もはやWCWなんてあったことすら知らない人がほとんどという昨今、ぜひそのおもしろさを皆様にも味わっていただきたく思います。
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2000.1.4　サウスカロライナ・グリーンビルからのナイトロ。ここは言ってみればフレアーの地元の近所。フレアー人気はものすごいことになってます。この伏線があとで効いて来きます。も一つ、そろそろ2年にわたってWWFとの月曜プロレス戦争を戦い疲弊してしまったWCWが、視聴率アップのために何と！nWoを復活させるのです。ん？それってビンスも一昨年やったって？コラーッ。そーゆーこと言っちゃダメ。WCWプロレスの脚本家のチーフ、ビンス・ルッソも苦肉の策でnWo2000として、ケビン・ナッシュ、ビッグパパパンプ、JJを中心に、反正規軍（ゴールドバーグ欠場、スティングも）としてリング内外をメチャメチャにしています。

この壊れっぷり、また全然プロレスさせない、ストーリー重視のシナリオが、なんともおもしろく、久々に見たナイトロは全然早送りする間がありませんでした。ではどうぞ！
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オープニングは新日に出場するため来日したWCWスターズへのタイガー服部（ナイトロ日本側解説者）インタビュー。マッチョマン、スコット・ノートン、お兄ちゃん（リック・スタイナー）、何とまだWCW時代のベノワが答えます。
リング上ではTシャツ姿のビッグパパパンプ（BPP）が涙を流しながら引退宣言。体力の限界とケガのため、引退すると表明。・・・・・・・・・しかしこれは真っ赤なウソ。正規軍をハメるための芝居でした。真剣勝負のプロレスに芝居を持ち込むなんて、許せん！BPP。カッコいいぞ。
PTB（パワー・ザット・Ｂ）と呼ばれる影の権力者ルッソによって再び生命を与えられたnWoの一員BPPだが、ナッシュやJJ（ダブル・ジェイ。ジェフ・ジャレット。現NWA-TNA総帥）と仲良くWCW制服を目論んでいる。

WCWタッグトーナメント決勝が行われる今日、第1試合はハリスボーイズ（全日に来たね）対バズ・キル、マイク・ロットンド（マイケル・ウォールストリート。もちろん全日バーシティクラブです）と対戦。ちなみにバーシティクラブのチアリーダーはECW出身カモナ・ワナ・レイヤ。私はタカハシさんからレイヤのデビュー前の秘蔵ビデオを見せてもらったことあり。
そのレイヤを邪魔をするのはミス・ハンコック（黒い超マイクロミニスカスーツに黒ブチ眼鏡の秘書。正体はステイシー・キーブラー）の手によって何度も引きずりおろされそうになる。試合は仲間割れで孤立のロトンドがHボム（ダドリズがやると3Dとも呼ぶ）風、フラップジャックでハリス兄弟の勝ち。

バックステージで仲良くモニターを見るナッシュ、BPP、JJ。nWoの一員・ヒットマン・ブレット・ハートがシッド・ビシャスに襲われたと聞いて駆けつけるもシッドはもう逃げてしまった。
本日よりWCW当局により、新コミッショナー就任。新コミッショナーは邪魔なので何とか阻止したいｎWo。　　

PG13というオシャベリタッグ登場。そこにWWEで元ストーカーをやらされてた、実はWCWの正義・ダイヤモンド・ダラス・ペイジ（DDP）登場！セルフ・ハイブ♪Bang！二人がかりでDDPに襲いかかるPG13だか、必殺スタナー、いやもとい、ダイヤモンドカッターで二人を掃討する。
しかし実際のPG13のトーナメントの相手はナッシュ、BPP組。二人がKOされたとこにのっそりあらわれ、ダウンしてるPG13を悠々フォール。お約束のPG13の体にnWoのサインをスプレー。
nWo勢ぞろい。ヒットマンはさっき自分を襲ったシッドへ復讐を宣言。BPPは「この田舎には俺のファンはいない。俺のファンは皆スーツを着てネクタイをしている。そこのゴールドバーグTシャツ着たバカ、FU！」とアオる。会場は大ごーばーコールで大盛り上がり。さすがに会場煽らせたらWCWが一番だ。

続いて全日来日中のデビッド・フレアーとクローバー組対ラッシュ・ラルーと黒人女子レスラー・ミッドナイト。しかしハーレムヒート軍団の兄弟げんかで、兄スティービー・レイと対立するブッカーTと親しいミッドナイトにレイはちょっかい。そこに救出に現れるBT、WWEに魂を売る前はカッコ良かった！
さらにライバルのママルークス（WJに来たビッグ・ヴィトーとFBIのジョニー・スタンボリ）が乱入でジョニー・ザ・ブルがラルーをKO。倒れていたデビッドの手をラルーの上に置いて、デビッド組決勝へ。

スティングのメイクをして登場のTPスティングことトータルパッケージ・レックス・ルーガー、恋人（本当の恋人。こないだ自宅で死んだ）エリザベス同道。さんざ欠場中のスティングをバカにした後、タンク・アボット（元UFCチャンピオン。後のタンクバーグ）が現れるが、さっさと逃げ出してしまう。しかしその逃げ道にはカラスが！（カラスはスティングの象徴。スティングは見ているぞ、という脅しの意味）恐れおののくルーガー。

新コミッショナー登場！WCW社長ブッシュ氏の名代ポーター氏が紹介し、現れたのは・・・・スピニング・トー・ホールドのテーマでテリー・ファンク（ウソ。スピニングトーホールドは日本限定テーマ）新コミ・テリーはPTBを全否定。秩序を取り戻すことを宣言。さらに自分の補佐として「あの男を呼び戻す」と言い、出てきたのは・・・・・・・AA（ダブル・エー。アーン・アンダーソン。元４ホースメンで名実ともにフレアーの親友）フレアーの地元だけに大喜びの会場。フレアーコール。新コミ・テリーは次回PPVソールド・アウトでWCW世界ヘビー級戦（現WWEロー・ヘビー級王座）で、nWoが乱入したらただちに王座剥奪、さらに特別レフとしてAAが行うことを宣言。

WCWの申し子バフ・バグウェルは、相棒クリス・キャニオンをシャンペンのボトルでぶん殴り、一人でノーマン・スマイリー（闘龍門に来たんだっけ？？）と女子レスラー・エイジアを一人で倒す。するとそこにはまだラディカルズを結成する前のレボルーション登場。ペリー・サタン、Dマレンコ、。さらにフランチャイズ・シェーン・ダグラスやMrUSAハクソー・ジム・デューガンも加わりメチャクチャ。
孤立するデューガン救出に来たのは何とフィルシー・アニマルズ。素顔のレイ・ミステリオとキッドマン。
またしてもズルイ手でハリスボーイズを倒したナッシュ・BPP組、決勝進出。
発狂しているDフレアー、クローバーはバフ、バンピーロと対決。バフたちが仲間割れしたため、Dフレアーがまた勝って決勝へ。

シッド・ビシャス対JJのパワーボムマッチ。先週nWoに襲われムチ打ちになってしまったシッドだが、小兵のJJを一ひねり。しかしヒットマン乱入でKOされる。
トーナメント決勝。ナッシュ、BPP対Dフレアー、クローバー。レフ・AAをからかっていたナッシュに、AAは凶器で背中から一撃。親友の息子デビッドを優勝に導く。
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このあとオマケ映像でジャイアント特集が。もちろんザ・ビッグショーのWCW時代のことです。
どーですか、お客さん、このメチャメチャぶり。レスリングなんてないんです。私はすごく良くできてると思うんですが。欠場してるゴールドバーグやスティングの影さえもモティーフにしてしまう脚本。とてもおもしろかったです。