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■写真展備忘録(仮)コミュの■藤部明子作品展「ヒカリバ」 7/10-7/31 @ツァイト・フォト・サロン(東京・京橋)

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■藤部明子作品展「ヒカリバ」

http://www.zeit-foto.com/

藤部明子作品展“ヒカリバ ”
2007年7月10日(火)〜7月31日(火)日、月、祝休み
10:30〜18:30(土〜17:30)
ツァイト・フォト・サロン
東京都中央区京橋1-10-5松本ビル4F


写真を撮りはじめて、気づくようになったことがある。オバケのようなもの。つまり予期せぬもの、摩訶不思議なもの、矛盾あるいは無関心さ、そうした何ものかが、ときおり写りこんでしまうのだ。
花冷えの頃ソウルで瞬時にすれ違った彼女が、私を見つめ返す。昨年の梅雨時に大阪で出くわしたバンは、暗闇の中で再びそのお尻をヌっと現した。七年前の初夏にアントワープで見つけた光の葉を、この春東京で再発見した。
フィルムに定着された像は、それを見つめる私の前に立ち現れる。私の中にその姿が留まることもあれば消え去ることもあり、また、時を経てから別の貌で見出されることもあるのだ。

コメント(4)

写真に対するこうした切り口がこれだけのことばですでに語られていて、
まだ見てもないのに分かった気になってしまっている自分がいます。
色々お世話になったってのもあるし、実際に写真展に足を運んで、
それを裏切られたいんですが、あいにく都合がつきそうにないんで、
よかったらレビューお願いします。
土曜日に,展覧会巡りを兼ねて行ってきました.

過去10年近いストック(一種のアーカイブ?)から,時や場所を問わずに選び出されたもののようです.テーマを設定したシリーズものとは随分違う,と本人もおっしゃってました.

何かゾッとする感性を,さらに抽出して純度を高めたとでもいうのでしょうか.液体を遮る不可視の膜,湿り気のある透明感.そんな言葉が浮かびました.文章もいいですよね.
ぶらっと行って来ました。

写真と光について、水やガラスの透過や反射と、記憶の再帰や往来と、それらが対象性を持って心地よく共鳴しているような印象を受けました。
確か、ホテル(アメリカのアパート)の写真ではF5を使っていたと思うんですが、今回のもそうだとしたら、すごい感性だなと思いました。私自身はカメラによって影響を受けすぎてしまう部分があるので。

> 過去10年近いストック(一種のアーカイブ?)から,時や場所を問わずに選び出された
アーカイブ整理の作業からもヒントを得ているのでは?と思いました。

日記にはこう書きました。

過去に撮影した写真の中に眠っていたものを呼び起こして制作されたシリーズ。光を視覚し記憶は再帰し往来する。光を透過し反射するガラスや水がフィルムに写る。時間の流れ、場の移動の中で立ち現れてくるモノを、写真と記憶を独りよがりにならずに、どこか詩的であるほどに定着させている。

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