ログインしてさらにmixiを楽しもう

コメントを投稿して情報交換!
更新通知を受け取って、最新情報をゲット!

大峰山コミュの吉野からの参道を考える

  • mixiチェック
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
今年も大峰山に登ってきました。
キスリングのリュックを担いだ人間は他にいませんでしたから、もし見かけた人がいたら、それは私か、私の同行者です。

さて、私は吉野から山上ヶ岳に登り、洞川へと下りるのを常にしているのですが、吉野から登る登山家は非常に少なくなり、修験者に至っては百日回峰行の人以外、全然見かけなくなりました。
 #いることはいるのでしょうが、私自身の目で見かけることがなくなったのは、ここ数年。
吉野から大峰に登る人が非常に減ったように思います。

その大きな原因は、大峰に向かう道がすべてアスファルトで固められてしまったためだと思われます。
かつて山道だったところがすべてつぶされ、百丁茶屋跡の少し手前(九十丁)まで、アスファルトが続きます。
この道を歩くのは実に興ざめで、自動車やバイクが時々通りかかるのですが、そういうとき、重い荷物を背負って歩くのがばかばかしくなります。

このアスファルトの道ができたため、回峰行を行っている人は古道を選んで登るようにしているようですが、これが非常に難所。
このコースを取る人もほとんどいないし、所々でアスファルトで分断されるため、人界のニオイをかいでやはり興ざめ。
地元の人の便利さも考えると仕方ないのかもしれませんが、蔵王道から大峰までの千数百年続いた参詣の道が滅びようとしているのはとても残念。

道中、修験道をしている方々とお会いしてお話ししてると、「自分たちも吉野への道を昔は歩いていたが、アスファルトの道になってから、洞川との往復ですませるようになった」とおっしゃっていました。

吉野からの参道、もう一度見つめ直してもよいのでは、と思い、このトピックを立ち上げます。
皆さんのご意見賜れば幸いです。

コメント(1)

「熊野の奥駆け」はとても有名で、吉野を出発点にして、熊野までひたすら歩く、非常な難行です。
今年の山では、「熊野まで行きたい」という、奥駆けを目指したお二人に出会ったのですが、吉野から百丁茶屋跡手前までのアスファルト道にはうんざりされていたようです。
四寸岩山手前で再びお会いし、「百丁の手前までこの調子ですよ」と申し上げると、難所であるのを覚悟して、四寸の古道を歩かれました。
四寸岩山の古道は非常に苦しいのですが、ここを避けているとただただアスファルトを歩かなければならないので、それよりは気分がまし、と思われたのでしょう。

私が残念に思うのは、今やネットのおかげで、熊野の奥駆けに興味を持つ人が非常に増え、世界遺産の効果も多少あって、奥駆けを目指す人が出てきているのに、出発点である吉野からの山道がアスファルトになっているため、登山道としての魅力が失われてしまっていることです。
このままだと、熊野の奥駆けは吉野をすっ飛ばして、五番の関か、洞川から開始する人もでかねません。
何かよい知恵はないものでしょうか。

ログインすると、みんなのコメントがもっと見れるよ

mixiユーザー
ログインしてコメントしよう!

大峰山 更新情報

大峰山のメンバーはこんなコミュニティにも参加しています

星印の数は、共通して参加しているメンバーが多いほど増えます。