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プレートテクトニクスの吟味コミュのダブルカップルを分かりやすく教えて

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コミュ内全体

トピックスという機能との違いも分からないままに、コミュニティを立ち上げました。すみません。
地震学を研究しておられる方にダブルカップルとはどのような理屈で発生するのか、他にも自然現象であるのかどうかなど、教えていただければと思います。宜しくお願いします。

コメント(21)

図aはダブルカップルという二つの偶力が震源で働いたというモデルですが、これと図bに示す力の作用とは同じであると、参考書には書いてあります。
ということは、震源に「押し円錐」を想定する石本博士の押し円錐理論と同じことではないのでしょうか。
そうだとすれば、ダブルカップルという物理現象としての存在がイメージし難いモデルを使用するよりも、爆発(爆縮)という明確な物理現象と結びついている「押し円錐」のほうが良いモデルということになるように思うのですが、どうでしょうか、地震学を専門に学んでおられる方に教えていただきたいと思います。
なお核実験のような爆発現象ではすべてが「押し」になりますので、自然現象としての地震とは異なり、押し引き分布が現れないことも「押し円錐」をイメージすればよく理解が出来ると思うのですが、合せて教えていただければ・・・と思います。
押し円錐の立体模型が写真のようなものです。
日記「テレビのやらせ体験」
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=80225397&owner_id=2826427
に紹介したものですが、放映はしていただけませんでした。
この押し円錐が地上と交差する形状の違いで、地上の押し引き分布が決まり、大地震ではそこに断層が形成されるのではないでしょうか。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=102592748&owner_id=2826427

私は石本博士が述べておられるように、断層は地震の結果であって、断層が動くことが地震であるというのは原因と結果を取り違えていると思っているのですが・・・・。
実際、濃尾地震で発生した根尾の水鳥断層は地震のあとで、ずるずると滑って行ったいうことを農夫が観察していたそうです。
http://www.ailab7.com/lib_006.html#lcn006
どんな小さな地震でも震源では断層が動いていて、地上には達しないだけであるというのはおかしな気がします。むしろ、断層は地上(自由端部)でのみ出現する大爆発の傷痕ではないのでしょうか、地下深い炭鉱の内部では意外と揺れは少ないと聞いています。

地震専門家のご意見を伺いたいと思います。
このコミュニティを立ち上げた経緯をもう少し詳しく説明させていただきます。

日記にも紹介してありますが、「再度の質問」「再々度の質問」などを質問された地震を専門に学んでおられる方から、以下のような専門的指摘があり、「定説地震学の常識も知らないで批判するから」地震学者の感情的な問い詰めに会う・・・という次のようなコメントがあったからです。

「パトロスさんはHPに、地震学者と議論したときに感情的な問い詰めに合い閉口したと書かれていましたが、僕も確かにそれはおかしいと思います。(ただ地震学者は研究に対して非常に厳しい人が多いので、定説地震学の常識も知らずに定説地震学を非難すれば、感情的になる人がいたとしても仕方ないでしょう。)しかし、ただ僕はパトロスさんと感情的にならない科学的な議論がしてみたかっただけです。」

また、専門的なコメントは以下のようなものでした。

「よく分からないのですが、押し円錐理論というのは地下で爆発が起こったとき、震源で円錐状に押しの領域ができるということでしょうか? 注―1
もしそうであれば、そのような爆発が本当に起こるのか、というのがまず疑問です。爆発の専門家からも良い資料が得られなかったということですし。 注―2
それに加えて、それでは観測点での初動の押し引き分布が説明できたとしても(それも地震波線追跡などによる厳密な議論が必要ですが)、震源でダブルカップルの力が働いたことの説明になっていません。
モーメントテンソル解析とは、観測された地震波形から震源でどのような力が働いたかを客観的に求める手法で、もちろん爆発や爆縮といったいわゆる等方成分も含んでいます。ダブルカップルは特殊な場合として含まれています。
もし本当に震源で円錐状に押しの力が働いていたとしたら、そのような等方成分が卓越し、円錐状の震源メカニズム解になるはずです。
パトロスさんは初動の押し引き分布と、震源で働く力を混同されていませんか?震源でダブルカップルの力が働いたというのは、地震が断層すべりによって起こったという色メガネ無しで見た、客観的な事実です。」注―3

以上が質問者のコメントですが、

注―1の回答は「そうですね。石本博士のマグマ貫入理論、または押し円錐理論というものです。」

注―2の回答は「爆発の専門家が地下での水素爆発を疑問視しているということではありません。資料がないというだけのことです。
水素プラズマエネエルギー革命を出版された山本寛氏は原子水素の爆発説を唱えておられます。自動車エンジンの爆発を研究されておられた、技術ジャーナリストですが、ある意味で爆発の専門家です。地震工学会の論文に新潟中越地震の原因説としてhydrogen fusionを取り上げておられます。参考にしてください。」

注―3の回答は「ダブルカップルの力とか、モーメントテンソル解析とかについてこれ以上議論を進める知識を持ち合わせておりませんので、その方向で研究を進められて、ぜひ地震予知の成功に繋げてください。
地震学の進歩とは地震の予知が可能となることで評価されるものと思っておりますので・・・。」

以上がそれぞれの回答です。

このように定説地震論のダブルカップルをよく理解していませんので、専門家から教えていただこうと考えて、このこミュニティーを立ち上げました。
参考書を読みましても、よく理解できない難解な記述がしてありますので、噛み砕いて教えていただきたいと思ったからです。
私だけでなく、地震素人の会員で学びたいという方も参加されてきましたので、ぜひこの場でご教授をお願いしたいと思っております。宜しくお願いします。
関心のある方々と一緒に学ぶために、この場への書き込みを期待したのですが、メッセージにて次のようなコメントをいただきました。全文を紹介します。
――――――――――――――――――――――――――――――――
教えてくださいということですが、あらかじめお断りさせていただくと、僕自身勉強中の学生でありまして、しかも専門は震源ではありません。ですので、本来はとてもそのようなことができる身分ではありません。しかし、乗りかかった船ですので、分かる範囲の話であればお答えさせていただきます。


>図aはダブルカップルという二つの偶力が震源で働いたというモデルですが、これと図bに示す力の作用とは同じであると、参考書には書いてあります。 ということは、震源に「押し円錐」を想定する石本博士の押し円錐理論と同じことではないのでしょうか。

どんな参考書でしょうか?僕も円錐型の震源について調べてみましたが、円推型の震源と象限型の震源(いわゆるダブルカップル)は根本的に異なるものです。

>そうだとすれば、ダブルカップルという物理現象としての存在がイメージし難いモデルを使用するよりも、爆発(爆縮)という明確な物理現象と結びついている「押し円錐」のほうが良いモデルということになるように思うのですが、どうでしょうか。

ダブルカップルは断層すべりによると考えれば、イメージし難いということはないと思いますが・・・。そもそもダブルカップルは、断層がすべったということ以外に発生要因は考えにくいでしょう。

>なお核実験のような爆発現象ではすべてが「押し」になりますので、自然現象としての地震とは異なり、押し引き分布が現れないことも「押し円錐」をイメージすればよく理解が出来ると思うのですが、合せて教えていただければ・・・と思います。

よく分からないのですが、つまり石田理論とは爆発現象によってマグマが貫入し、押し円錐が生じるという理解でよろしいのでしょうか?
前回のメールでも述べましたが、爆発のみで押し円錐ができるというのは不自然ではないですか?そのような爆発は本当に起こり得るのですか?

それと、以前の僕のメールでは表現が飛躍してしまっていたので正確に述べさせてください。
モーメントテンソル解析によると、震源ではダブルカップルの成分が卓越している、というのが正しい表現です。というのは、モーメントテンソル解析を行なうと、等方成分が必ずしもゼロにはなりません。その原因には以下のようなものが考えられます。

1)考慮されていない地球の不均質性による。
2)短時間に異なるメカニズムの地震が複数起き、一つの地震に見えている。あるいは単一地震でも断層面が平面でない。
3)断層すべりによる地震とは本質的に異なる物理現象が起きている。

つまり、等方成分がゼロではないからといって、3の可能性であると考えるのはとても難しいです。深発地震では有意な等方成分があるとか無いとかの議論がされているようですが、もしあるのであれば考察に地震爆発論が応用できるかもしれません。

いずれにせよ、地震は本当に断層すべりによって起こっているのか?といった疑問は多くの研究者が持ち、数多くの研究がなされたということはご理解ください。
(震源ではないが・・)地震学を学んでおられるという上記の学生さんから以下のようなメッセージをいただきました。返信も含めて紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダブルカップルは、図だとパトロスさんが最初出されたもので、言ってしまえば断層面での変位の食い違いと等価な力ということになります。つまり、断層がすべると必ずダブルカップルが生じます。

何故か・・・、というのは数学的に難しい話になってしまうので、僕では上手く簡単には説明できません。しかし、断層がすべるとダブルカップルが生じるというのは、数学的に合理的に示されています。

参考文献として、
「地震学 第3版」 宇津徳治 共立出版
「地震発生の物理学」 大中康譽・松浦充宏 東京大学出版会
「Quantitative Seismology 2nd edition」 Keiiti Aki/P.G.Richards
                     University Science Books
を挙げておきます。いずれの本も地震学を知らない方には取っつき難いと思いますが、数学的な証明が示されています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ありがとうございます。
関心のある皆様と学ぶために、コミュニティーのほうに書き込んでいただけると手間が省けてありがたいのですが・・・・。

> ダブルカップルは、図だとパトロスさんが最初出されたもので、言ってしまえば断層面での変位の食い違いと等価な力ということになります。つまり、断層がすべると必ずダブルカップルが生じます。

図aと図bとが同じことであるという説明は横山泉著「地震と火山」東海大出版 にあります。つまりダブルカップルとは震源から離れるような変位と震源に引き込まれるような変位とがほぼ同時に起こっているという現象を説明するためのモデルだと思います。

図aと図bが同じならば図bのほうが物理現象として理解しやすいと思います。むしろ図bを説明するために図aのダブルカップルを導入しているように思います。

それは萩原尊禮著「地震学百年」などを読みますと昭和の初期の頃には押し円錐理論が風靡していたそうですから、地震学の歴史から推定してうなずける話です。

数学的に証明されているということですが、物理的にはどのような実験を行えば確かめられるのかが知りたいのですが。
パンツァーシュレック さん書き込みありがとうございます。

>爆発現象であれば、全方位に押しの領域が広がるのが自然です。

何度も述べますが、これは核実験のような爆発現象のことですね。確かに英語で言えばexplosionという爆発現象では全方位に押しが現れますが、implosionという爆縮ではそうなりません。
爆縮に関して堀内道夫氏が次のような説明をされています。

「それでは水素と酸素が混合しているからものすごく不安定で、振動とかショックですぐ大爆発でもするのではないかと思うのですが、これは皆さんご存じのように爆発限界というのがあります。63、64%ぐらいになると爆発する可能性はありますが、これはちょうど水素と酸素が2対1ですから、約67%ということで、爆発限界から若干離れているわけです。化学の特性というのは非常にうまくできているもので、若干でも、これは全く爆発しない。

 では、爆発しないで火をつけたらどうなるかというと、これは爆縮するのです。凝爆ともいいますが、爆縮とか凝爆。英語で言った方が分かりやすいのは、爆発はエクスプロージョンですが、凝爆はインプロージョンです。うちに爆発するというか、爆縮です。そのために、例えば着火しますとバッと燃えて周りが真空になるわけです。つまり空気の容量から液体の容量に、水になってしまうわけですから、液相に移るわけですから、その空間がなくなるので、これは真空になる。ですからバーナーの炎を手に近づけて、このぐらいの炎が出ているとしますと1cmぐらい近づけてずっと手を置いておいても、全く熱く感じない。火傷もしない。そういう非常に集中した、エネルギーを外に無駄に流さないと言った方が……(素人的にはいえば、)そのような特性があります。」
http://www.recycle-solution.jp/shinki/dai3/05.html より

>実験などしなくても、図を見ていただければ分かるのではないでしょうか。

どの図を見ればということでしょうか。パンツァーシュレック さんが示されている図のことでしょうか・・、この図は押しと引きの境界に現れる傷痕を示していますが、矢印のような力が発生する原因は何なのかが理解できないのです。
物理的説明よりも先に数学的に証明されている・・・というのでは物理屋には納得しがたいものがあります。

>そう簡単に分かりやすくなどとはいかないと思います。ましてや非難しようと思うなら、一通りの数学・物理を含めた地震学を勉強してからになさってはいかがですか?

そこまで言われますと、何も言えなくなってしまいますね・・・。
でもまぁ・・・、地震学の成果とは大きな地震を予知できるかどうかで評価されるだろうと思いますので、数学的に難解な理論を含む定説地震学が予知に成功するか、地震爆発(正しくは爆縮)説が成功するか、コンぺで決めよう・・・という事になるのでしょうね。

どなたか、簡単に分かりやすくダブルカップルの発生原因を教えてくださる研究者の方の出現を待つことにいたします。
>爆発による円錐状の押し、残りの領域は爆縮による引きになるのですか?それは不自然ではないのですか?

球体の中に火薬を仕込んだ打ち上げ花火のような場合には、爆発は全方位に広がることは明白ですね。しかし、ダイナマイトを爆破させるときには、穿孔した穴の中に爆薬を入れますが、爆発は全方位には起こらないと思います。
これと同じように、人体にたとえれば毛細血管のように流れているマグマの流れる管路状の場所に解離ガスが貯留された場合には、全方位の爆発ではない可能性が考えられるのではないでしょうか。ただし、爆発と爆縮がほぼ同時に起こる機構に関してまだ納得できない点があります。爆発は前にも述べたと思いますがボイラーが破壊するときのような平衡破綻型の爆発であり、爆縮は化学反応による体積の収縮ではないかと考えています。
いずれにしても、弾性反撥説と同じく仮説ですので、実験的に証明することが必要ですが、岩石が溶融するような高温度下の実験は困難ですから、とりあえずはどこかの廃坑などを利用して、大規模な爆鳴気爆発実験を実施していただけると有難いナァ・・と思っています。
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ebisan/huusenbaku.htm

>地震は断層すべり・弾性反発によって起こるという目で見れば分かりませんか?それで物理的説明にはなりませんか?

矢印のような力が作用するのはどのような仕組みで起こるのでしょうか。活断層を動かす原因となるのはどのようなエネルギーなのでしょうか。
>左右のブロックの境界面でズルッと滑りが起きたら、各ブロックは矢印の方向に動きます。分かりませんか?

因果関係を明確にしたいのですが、ズルッと滑る原因は何かということです。何らかの力の作用が因となって滑るという果が生じたはずですね。因がなければ果は生じませんよね。

たとえば、逆断層の場合に左右から押す力はプレート間の押し合う力という説明かと思いますが、鉛直方向の引っ張り力はどこから生まれるのでしょうか。地中内部から、また上空からどのような機構で引っ張り力が発生するのでしょうか。

また正断層の場合の水平引張り力はどこから発生するのでしょうか、鉛直方向の圧縮力はどこから生まれるのでしょうか。

>いわゆる歪エネルギーと呼ばれるものです。
歪と応力は降伏点まではほぼ比例関係という密接な関係があります。応力が降伏点を越えると岩盤は破壊(破断)しますがこれが地震だとすれば陸側プレートが海側プレートを跳ね上げるという現象は起こりません。破断してしまえば弾性反撥は起こりえないからです。
降伏点に達するまでの間に起きる弾性反撥現象(フックの法則が成立する範囲)が地震であるとすれば、岩盤の歪量は(金属に比べて)非常に小さなものであり、数メートルというような断層を生じさせることはないと思います。

断層が滑ることが地震であるというのは地震の因果関係が逆転しているように思います。滑るのは果であって因がなければ滑りません。
>すべる前に地殻内で引っ張り力が作用しているのは考えにくいと思います。

当然そうですよね。新・地震学セミナーで何度も述べていますが、「断層地震説は原因と結果を取り違えている」というのはこのことです。引っ張り力が存在しない、つまりダブルカップルという二つの偶力が存在しないのに滑る、というのは因果関係を無視しています。
原因(力の作用)が存在しないのに、結果(滑る)があるというのはおかしいと思いませんか?
セミナーの過去ログは以下を見てください。
http://www.ailab7.com/log/seminarsakuin.html

>ひずみがある限度を越えると地殻は断層面に沿って破壊し、断層面の両側の地殻はひずみを解消するように急激にずれ動く

歪と応力の関係図は次を見てください。
http://www.ailab7.com/sakayanagi.html
歪がある限度を超えるというのが、力学でいう降伏点のことならば、降伏点を越えても変位量はどんどん大きくなります・・それが断層が滑るという現象でしょう。尤も岩盤はガラスなどと同じでフックの法則が成り立つのは破断するまでです。破断したあとは応力と歪が解消され、変位だけが残ります。

また限度というのが破断(または降伏点)する前のことならば、歪量(当然変位量もですが)はごく小さなものであり、滑るという現象にはなりません。
http://www.ailab7.com/sakayanagi.html

>噛み砕いて説明してくださいませんか?パトロスさんのおっしゃる破壊とはなんですか?

せん断破壊でも、その他の破壊でもいいですが、応力(せん断応力)と歪(せん断歪)が降伏点(せん断降伏)を超えると、部材はフックの法則には従わなくなります。岩盤は金属のような降伏点というものではなくいわゆるポキッと折れてしまう破断になるはずです。
私の言っている破壊とは特別のものではなく、破壊力学で言っている破壊のことです。
地震学は、固体力学・流体力学・物理化学・電磁気学などなどの知識を持ち寄って探求すべき学際的な研究だと思います。
>僕の出した図にある引っ張り力のような矢印は、実際は引っ張り力でなく断層がすべったときに発生する力(つまりダブルカップル)と考えて下さい。

これは力学的には意味不明となってしまいますね。
実際は力ではないがすべったときに発生する力である・・・つまりこれがダブルカップルであるというのでは力学的には理解が困難です。
滑るのは力が作用するからですが、滑ってから発生するダブルカップルが断層を滑らせる・・と言っているようなものではないでしょうか。滑る前にダブルカップルが存在していなければおかしいのではないですか。

ダブルカップルも理解できないのですが、もっと理解できないアスペリティーに話題が飛んでしまいました。
固着域というのはプレート境界での話のようですから、混乱を避けるため、このトピックではダブルカップルの物理的理解という話題に絞ることにさせていただきます。

しかも、もっと絞り込んで、未破壊の岩盤に最初に断層が出来るときを想定したいと思います。

私は、岩盤を破壊し、結果として断層を作った原因は爆発(爆縮)という化学反応のエネルギーであると思っているのですが、ダブルカップルは未破壊の岩盤をも破壊するほどの力になるのでしょうか。圧縮力が場所的に不均一になるということが原因で、岩盤を破壊するほどの力になるものでしょうか。
ホントニ混乱してきましたねぇ、私がどこかを誤解しているのかもしれませんが・・・。

示していただいた図の矢印はダブルカップルの別表現だと思うのですが、これは誤解してませんよね。

「僕の出した図にある引っ張り力のような矢印は、実際は引っ張り力でなく断層がすべったときに発生する力(つまりダブルカップル)と考えて下さい。」という記述から、矢印は力を表していないのかなと思ったのですが・・・失礼しました。

では青色矢印は引っ張り力、オレンジ色矢印は圧縮力・・これが誤解なのですね。引っ張り力でも圧縮力でもない・・・ダブルカップルという力・・ですか?
ダブルカップルは引っ張り力と圧縮力が合成されて出来る・・・のではないのでしょうか・・・。

この記述にある、すべったときに発生する力・・・とは滑る前には発生していない・・・ということではないのでしょうか。
文章からは、すべりが起こってから発生する力がダブルカップルであるというように受け取れるのですが・・・。

滑る前から存在するのなら、どのような機構で発生するのかを知りたいのです。圧縮力が場所的に不均一になるという理由で二組の偶力つまりダブルカップルが生まれることが説明できるのでしょうか、図にあります引っ張り力が存在しなくても・・・ということですが・・。

滑る前に何が起こっているのか、断層が滑ると言う結果の原因を知りたいのですが・・・。

>何故そのような場合を想定するのですか?それにどういう意味があるのですか?

断層は地層が形成された後から出来ていることは明らかですよね。その地層が固化して砂岩とか泥岩になってから断層はできていますので、最初に断層が出来る場合を想定することは別におかしなことではないと思うのですが・・・。
また振り出しに戻ってしまった感じですねぇ・・・。

>図aあるいは図bと、「押し円錐」の図は別物です。

もちろん押し円錐は立体ですから平面的な図bとは違いますが、押し円錐の頂点Cを通る切断面を取り出すとどこで切断しても図bになります。あるいは、図bの中心で水平軸の周りに回転させると押し円錐になります。押し円錐はダブルカップルの立体的表示になっていることになります。

>正断層だと鉛直方向の圧縮力によって滑ったと考えていただくと理解しやすいと思います。

鉛直方向の圧縮力というのが何故発生するのかが理解出来ないのです、水平方向ならば分かりますが・・・。
また、そのときに水平方向の引っ張り力がなくてもダブルカップルになるのか、引っ張り力が発生しているのなら何故発生するのか・・・という点が理解できないのです。

>僕の出した図にある引っ張り力のような矢印は、断層をすべらせる原因となる力ではなく、断層がすべったときに発生する力。

ダブルカップルは断層をすべらせる原因となる力ではなく、断層がすべったときに発生する力・・・というのは教科書の説明とも離れてきていると思いますが、とても理解が困難です。
断層をすべらせる原因となる力は圧縮力であり、ダブルカップルではない・・・断層が滑る前にダブルカップルは存在していない・・・断層が滑ったときに初めて発生する力・・・ということですね・・・。

やっぱり定説のダブルカップルは理解不可能ですね。

石本先生の押し円錐理論というのは押し円錐の節面(円錐の斜面のこと)に出来る逆向きの応力が断層を滑らせる力であるという点で、物理的な理解は容易です。また、震源ではどの断面をとってもダブルカップルになっているという点で、数学的事実をも満たしている素晴らしい理論だと思っているのです。
何故大学で教えなくなったのか、その理由はよく知りませんが・・・。
>図bの中心で水平軸の周りに回転させる、というところがおかしいです。

間違えました。添付した図にある線分AーBを中心に回転させると、押し円錐と同じ表示になる・・・でした。

メカニズム解という新しい道具が出てきましたね。これも中々理解が困難ですから、ダブルカップルの解釈だけにとどめさせていただきます。それでは説明が出来ないということならば、この辺りでギブアップすることにいたします。

>水中ではあらゆる方向から圧力がかかります。地殻内でもそれは同じです。と言っても分かっていただけないのですか?

震源を挟んで上方からの圧力(水圧でも土圧でも岩盤内圧力でも良いですが)と下方からの圧力に何故差ができるのでしょうか。
追加説明です。
>回転などさせないで下さい。
これはなぜでしょうか、震源で起こっている力を立体的に解釈するには、平面的な図では不十分だと思うのですが・・・。
21の説明で線分ABをダブルカップルの矢印と平行に表したため少しおかしな絵になりましたので、書き直してみました。
掲示したものは三つとも押し円錐を示すものです。
再度の追加説明です。

「震源を挟んで上方からの圧力(水圧でも土圧でも岩盤内圧力でも良いですが)と下方からの圧力に何故差ができるのでしょうか。」

これは間違いました。「水平方向と鉛直方向の圧縮力に何故差が出来るのでしょうか。」・・・の間違いでした。

水圧は全方向から同じ力が作用しますから、震源でダブルカップルが発生するには全方位からの力に差があるということですよね。
水平方向か鉛直方向かのどちらかが圧縮力で、そうでない方は引っ張り力になるか、少なくともより小さな圧縮力になって相対的には引っ張り力のような働きをしないと、ダブルカップルにはなりませんよね。
とにかく差ができると思うのですが、その原因はなんでしょうか・・・。
このトピックの目的はダブルカップルとはどのような原因で起きるのか、その物理的な解釈を知りたいというのが目的です。

新しく提示していただいた立体図はニューオフィス48
http://www.ailab7.com/osihikibunpu.html
にある笠原慶一先生ご教示のB図のことですね。笠原先生の本では浅発地震ではA図となり、深発地震ではB図のようになる、とあります。B図のような形式になる物理的解釈はニューオフィス48に示してありような解釈で私は納得しております。
その後B図のような形式で全ての地震が表示できるということでメカニズム解というのが一般化されてきていると思いますが、たとえば関東大震災の押し引き分布
http://www.ailab7.com/lib_018.html#lcn018
http://www.ailab7.com/lib_013_data.html
がなぜB図で解釈できるのか、A図のほうが適切ではないかと思うのですが、どのようにしたらB図になるのでしょうか。

いずれにしましても、A図やB図のような力学関係が成立するメカニズムを知りたいと思っているわけです。
A図の力学的関係は何度も言いますが、爆発と爆縮という物理現象が分かりやすいと思っています。

地殻内部の不均質とは、地殻構成材料の不均質ということでしょうか、材質の不均質と歪エネルギーがどのように関係してダブルカップルになるのか理解したいのですが・・・。
不均質が原因とすれば地層に沿って断層が出来るのではないかと思うのですが、断層は地層を切断していますので理解し難いのではないでしょうか。
地震学の専門家ではありませんが、興味深い議論だったので
少し気になるところがあってコメントさせていただきます。
専門は界面磁性です。

地震波の伝達による地殻の破壊を詳しく知る方法があるとすれば。
◆地殻構成材料の個々の力学特性(ヤング率など)の把握
◆それぞれの地殻構成材料間の界面の力学特性の把握
を実験室測定で行って、あとは
◆世界中の地殻構成材料のマッピング
をおこなってあとは計算機でエイヤッと計算すれば
原理的には予測できるような気がします。

パンツアーシュレックさんがおっしゃられている、
地質の不均一性も、界面の状態がわかれば
なんとか理論計算できるんじゃないでしょうか。

基本的に多体問題ですので、計算の量はべらぼうに
多くなると思いますので、スパコンを使うことになると
思いますが、いかがでしょうか?
専門外ですので的外れかもしれませんが
ご参考になれば幸いです。

個人的には断層における残留磁気に興味があるのですが
議題からそれるので、又の機会に。
パンツァーシュレック さん
>これ以上の議論も無駄なので、僕はこれで失礼させていただきます。
そうですか、残念ですが仕方ないですね。どなたか物理的に納得できる説明をしてくださるかたの出現を待つことにいたします。
パンツァーシュレックさんもご自分が納得できるまで地震現象を探求されて、私のような物理的解説を望んでいる人たちを説得できるようになっていただきたいと願っております。
これまでの議論有難うございました。

コツギマン2.0 さん
>あとは計算機でエイヤッと計算すれば
私はどうもそういうやり方には馴染めないもので、名古屋大学武田先生の次のコメントに賛意を覚えます。
http://www.numse.nagoya-u.ac.jp/F1/proftakeda/genshi-simu/comsimutosinzitu.htm


「現在のコンピュータ・シミュレーションは次の2つの点から学問領域として成立するか疑わしい.その第一はコンピュータ・シミュレーションの実施手順の中に自らの錯誤を発見することが出来ないと言うことである.このことによって結果の真実性が失われ,また現在の認識を覆す新しい発見が困難であり,進歩を持って学の本質とする学問それ自体の定義に反するからである.
第二にコンピュータ・シミュレーションの結果を第三者が容易に検証できないという理由からである.また,このコンピュータ・シミュレーションの社会的意義としては,学問的な衣を着ていながら実際には学問的な厳密性を保っていないにも関わらず,社会が学問的厳密性をもって結果を提供していると考えていることから,その意義は低いと結論される.」
ダブルカップルの物理的解釈に関して下記の新地震学セミナーに展開しておきました。
地震は歪力で起きるのではないこと、断層が動いて起きるのでもないこと、などを石本博士の活躍時より随分後年の昭和47年に主張されていた高木聖博士の存在を知りました。
博士の二つの論文を紹介し、石田仮説の考え方を述べておきました。
本当は、ダブルカップルの物理的解釈を定説論者の方から説明して頂きたかったのですが、教えてくださる方が現れませんので、自説の展開となってしまいました・・・。

http://www.ailab7.com/Cgi-bin/sunbbs2/index.html
いつの間にか、バンツアーシュレックさんの書き込みが消えてしまった。ご本人が消されたのだと思うが、これでは議論のやり取りが分からなくなってしまうので、残念です。

それにしても、「礼」を失する若者が多いナァ・・・。
帰国したらお会いするのを楽しみに・・・と言っていた方も何の連絡もなく、また海外へ戻られたようだし・・・。
2chでは「学歴詐称」ではないのか・・なんて揶揄する人もいるし・・・老人のボヤキ・・・でした。
足跡帳に地震学を学んでおられるガキロー様がコメントをくださいました。返答の内容をこちらにも書き込んでおきます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「地震の力学ダブルカップルを学ぶ」は、バンツアーシュレック氏という方とのやり取りが続いていたのですが、氏が書き込みを消されてしまいましたので、議論の流れが分かりにくくなってしまっています。よって、簡単に説明をさせていただきます。

私はダブルカップルを否定しているわけではありません。
震源でダブルカップルという二組の偶力が働いていることを否定しているわけではありません。
ただ、何故ダブルカップルが発生するのか・・・物理的にはどのような現象が起こってダブルカップルになるのだろうかを教えていただこうと考えて、コミュを設定しました。

私は、石本博士の押し円錐理論のほうが物理イメージとして分かりやすいのではないかと考えております。
押し円錐の頂点を含む切断面を取り出して考えれば、ダブルカップルが存在することは明らかだと思います。
と言うことは、押し円錐の内部は爆発(Explosion)によって、外部は爆縮(Implosion)によって出来た領域であり、その境界では震源から遠ざかる運動(円錐内部)と、近づく運動(円錐外部)のために、断層という食い違いが(大地震では)生まれることになる・・・と言う考え方です。小さな地震では断層は出来ないだろうと思います。
くどいようですが、地震がなぜ起きるのか、その物理過程というか、何が原因で、何が結果なのかという因果関係を知りたいと思っているわけです。
断層が原因で地震が起こる・・・のではなく、爆発と爆縮が原因で断層が出来る・・・と考えています。

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