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ドキュメンタリー@東海・北陸コミュのいろんな番組@NHK

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NHKスペシャル、ETV、アーカイブス等々大したもんだわな…

コメント(3)

『木村伊兵衛の13万コマ』ETV特集

カメラマンモノっていう分類があるとすると
これはその分野では久々の秀作でした。万人受け
なんて到底望めない番組、と言うよりスチール
をやったことのない人だと50%も面白くない
んじゃないでしょうか?

それにしても「コンタクト」をつぶさに検証して
カメラマンの心の動きを探るなんて企画、面白い
ですよね。それを解き明かす側にアラーキを
持ってくるっていうのもまたマニアック。荒木
さんは今でこそエロっぽいカメラマンとして
見られがちですが、実はそれ以前はコンテンポ
ラリーなカメラマンでね、現代カメラマンの
系譜なんて位置づけはよく知らないけど、同じ
匂いのするカメラマンですね。だからチョッピリ
番組中ではライバル心が見え隠れして面白い。
06年2月25日放送
NHKスペシャル「荒川静香 金メダルへの道」

プッチーニのトゥーランドットの物悲しい旋律には
始めっから抵抗するつもりもなく、ダラダラと落涙
しつつテレビにかじりついて観てしまった女子フィ
ギュア決勝。そのわずか36時間後に放送されたNHK
ならではのNスペ。

番組最後に登場する、試合後の本人インタビューは
印象的。その穏やかな表情は、激戦を制したトップ
アスリートだけに許されるものなのかも。

スピンをレベル4にするための4つ目の技が「エッジの
切り替え」なのだが、それを捨ててバックエントリーを
採用しレベル4を狙ったにもかかわらず、カメラは相変
わらず氷上のエッジを追いかけているのは少々チグハグ。

ハイビジョンカメラのピントのシビアさが不利に出た
のは残念。荒川静香の苦労物語に終始せず、新しい採点
方法でどう闘っていくかを描き、わずかながらフィギュア
スケートを「科学」した点はなかなか興味深い番組に
なっている。
6月3日(土)放送 NHK制作
「もういちどつくりたい・テレビドキュメンタリスト
木村栄文の世界」を視た

「アイラブ・優ちゃん」の愛娘・優さんを亡したのと前後して
パーキンソン病を発病し、闘病を続けながら番組つくりを
続けていると聞いていた木村氏の近況を描いた番組。

NHKが取上げる数少ない民放番組制作者のうちのひとり。

つい最近、フジテレビでドキュメンタリーを手がけている
Yプロデューサーに番組つくりについて話を聞く機会を
得たが、そのY氏とは対極にあるようなのが木村氏。そんな
印象。番組中に登場するドキュメンタリーディレクター・森 達也
氏が言う「自分をとことん押し殺して番組を作るディレクター」が
Y氏のことであり、対して森氏がドキュメンタリストとしてある意
味目指しているのが木村氏なのだと解釈できる。ただ、森氏の
目指しているドキュメンタリストは、木村氏とは程遠い、捻じ曲が
った姿となっているが…。

障害者である娘にレンズを向けた「あいラブ優ちゃん」は当時、
身内の不幸を晒し者にし、それをネタにドキュメンタリーとするのは
いかがなものか、と評価が分かれた聞く。

そして今、木村氏は病と闘いながら「あいラブ優ちゃん 完結編」を
作ろうとしている。そのテーマで再度番組を作ることがいいか、
どうかはもはや関係ない。木村氏曰く「ドキュメンタリーとは、自分の
思いを描く創作である」と言っているように、私的な思いを描くこと
自体なんら躊躇するようなことではないのだ。そこに描かれた私的な
思いが形を変え、番組を見た人の心にズシリとメッセージを残せたら
それが番組として成功だといえるのだろう。

生の木村氏を見たことは1、2回あったと思う。私の中では久しく
伝説的存在であり続けていた。だから、番組に闘病中のシーンが出て
くることが想像できたが、その姿を見てしまうと、私の中の「木村観」
がどう変わってしまうか少々不安でもあった。

しかしドキュメンタリーを作りたいという木村氏の執念を見て、
伝説になるべくしてなる人というのを見た気がする。木村氏のドキュ
メンタリー制作における方法論はともかくとして、その鬼気迫る
執念に脱帽である。

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