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Ability of PTコミュの冷静にPTという仕事を見つめてみませんか?

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感情論は排除して、
理学療法士という職能について、
意見を出してみませんか?

コメント(9)

 PTコミュにも書いたんですが、「PTに求められていること」を考えると、「ADL自立が困難なために帰れない患者」を「帰れる状態」にすることが原点ではないかと最近考えています。
 それで、「ADL自立が困難な状態」→「リハビリの結果ADLが自立し退院」と大抵なります。ところが、たまに「リハビリしてもこのままではADL自立は困難」というケースも当然あります(たまにではないか)。この時に「リハビリしましたが自立は難しいです。以上。」では職務を果たしていないと思います。それ以上の回復が難しいのであれば、その能力でどうやったら退院できるかを考えないといけません。寝返り方、起き上がり方、立ち上がり方、歩き方、床からの立ち上がり方・・・、玄関の上がり方、お風呂の入り方・・・&必要ならば手すり設置、段差解消、シャワーチェア・・・などなど、退院後の生活で必要な動作の方法をこちらが提示して、家屋環境も調整しないといけないのでは。
 つまり、「ADL自立は困難な状態」→「リハビリしたが入院前の状態までの回復はせずADL自立に至らず」→「能力に見合った動作方法を提示・指導し、自宅改修を行い、家族に介助方法を指導した」→「何とか退院できる状態に」 、ここまでやるのが僕らの仕事では。と思います(PTコミュと同じような内容ですいません)。
「何とか退院できる状態」にもっていく、
というのは、我々の基本でしょう!

帰れるべくして帰れる人をいくら帰しても、
それは我々にとっては当然の事ですよね。
要は、他のコメディカルからみても
「この人、どうするの?」という人を
いろんな福祉的なことを総動員して、
「この人、こんなこともできるんですよっ」っていって、
周りを納得させて、ねじ伏せて、
おうちに帰す、っていうのも、
我々の職能の大切な一つですよね。


…って、このコミュ、
真面目なPTでふえねえかなあ。
>まいまいさん
 その「基本」に最近気付きまして(汗)。
 前は基本動作と歩行を自立させるのが仕事だと思っていたので。
 回復期リハ病棟の専従になってから、入浴や玄関など色んな動作を意識するようになりました。家族に間取りを聞いたり、段差の高さを調べてもらってそれを設定して練習したり・・・。家族指導もやってみると思ってたより苦労します。1回じゃ無理だなと思います。何回もきてもらって毎回のように同じ事を指導しないといけません。

 延々と介助歩行exを行って、家で自立歩行できそうもない感じで、退院が近づいて結局ベッドサイドでの寝返り、起き上がりも行えない。「結局この人家に帰ってどーすんの?」「さぁ・・・?自立歩行はまだ難しいんですけど・・・」こんな状況はなるべく避けたいなぁと最近考えています。
書き込み、遅くなってすみません、まいまいさん。

私は長いこと病院勤務ですが、そのなかでは「いかにADLをあげるか」「どのような環境が整えば自宅退院が可能か」を考えてやってきました。
病院というなかでは身体機能をじっくりみるのはリハビリの人間だけだし、「このひとはこれができますよ」とか「自宅退院にはこういうことが必要です」ということを医師、看護師、MSWをはじめ、ケアマネさんとかヘルパーさんにも伝えるようにしてきました。これは訪問リハでも心がけてます。
診療報酬改正で、「PTじゃなくてもいいじゃん」とこちらのモチベーションは下がる一方ですが、今現在においてはまだまだPTの役割はありそうかなと思います。でもこのままではいけないんでしょうね。
このあたり、これからいかにPTは変わるべきか、どう思いますか?

ちょっと余談ですが、私はPTとしてスポーツ現場に顔を出しています。そうなると、ADLとはまた違った観点でみるようになります。スポーツ現場にいると意外とPTに会います。そしてトレーナーさんたちからも多くを学びます。
PTに求められていることって世間を見渡すとまだまだ多いのかもしれませんよ。
ptの現状を把握し
ptの目標を引き出し
ptの予後と目標の差をうめ
ptの目標を設定し
ptの目標を達成すること

だと思います。


上田敏さんの書物にもあるように、「目標設定というのは社会的不利の回復が第一」と私自身も思うので、まずは退院などが挙がると思います。(「福祉的なことを総動員して・・・」と、まいまいさんのおっしゃるとおり、幅広く多くの知識がよりよい選択をうむと思います。そうであれば、今後福祉の事についての勉強も進めていかなければと課題が1つ増えました!ありがとうございます!)
そして、PTとしての関わりは退院後からよりptのモチベーションを維持し続ける役割を果たすということが重要となると思います。それは、よりptとの関わりが「点」となるからです。ptには、生活があり人生があるわけですから、機能回復が社会復帰へと繋がるということをより知識・技術として知っているPTがサポートする必要があると思うのです。その方法のひとつとして、コーチングが有効だと思い現在勉強している最中です。
(コーチングを学ばなくとも、臨床の先生方は経験としてコーチングで学ぶようなptとの関わり方をしていらっしゃると思いますが、学生として最初のリスクを少しでも減らそうと学習しております。)

話はずれてしまいましたが、要は「ptの目標達成」のサポートがPTとしての職能だと思っています。

なかなかやる気のでない方や、今後の予後についてさまざまな問題のある方に対しての理学療法については、今後この場や様々な場所で臨床の先生のお話を聞いたり本を読んだりして勉強したいと思っております。

具体的な例を出せないのが残念です。
以前、
スポーツで有名な先生とお話をしたとき
「現場はスポーツの地域医療だ」
とおっしゃてました。

…名言です。


PTが変化しなければいけないのは
明白な事実です。
しかし、PTの本来の役割を考えなおさないと、
その価値も浮き彫りにならないと思います。

…考えましょう。
ひろです。
まいまいさんからお誘いを受けましてコミュに参加させていただくことになりました。若輩者?ですが何卒よろしくおねがいします。
PTのコミュで、ことあるごとにみんなの意見が正しい方向(と思っている)に行くようにと、方向付けして、意見を述べてきましたが、なんとなく悲しくなってしまいました。

PTがその「専門」として位置づけられているものとは何でしょうね?

PTの学校で教鞭をとっていた頃、PT1年のPT概論の時間で、「PTOT法」を指導するわけですが、そこで、「理学療法の定義」ってのを教えるわけです。でも何十年も前の定義を教えても、それが今の理学療法に当てはまるってわけでもなかったりして・・・。
拡大解釈をして教えても、どうしてもつじつまが合わなかったりして、大変でした。
>ヒロさん

コミュ参加、ありがとうございます。
頼れる先輩、ご助言、お願いします。

個人的にPTの「専門」とは、
身体機能の評価とそれに基づく運動の指導と
その指導内容をきちんと継続させることのできる
「身体機能に関する説明力と人間力」であると
思ってます。

ここで問題なのが「身体機能」。
「身体機能」を説明するためには、
運動物理学、解剖学、生理学、基礎医学、病理学、等、
全てを網羅しなければいけないのが理学療法。

しかし、このへんが、いまいち「理学療法学」を確定できない
一要因のような気がします。
でも、根底にあるのは
『運動療法』だと思っております。

徒手療法のように、
ある程度効果があるものは確認されていますが、
基本的には、身体機能の維持を目的とした運動を
日常の中で行っていただき、それを習慣化することが
非常に重要であると思います。
よって、「いい身体機能のイメージを獲得する」ことを
目的とした徒手療法はまったく否定しませんが、
(というか、一流の方の手技はすごいことが多いです)
それだけでは、患者さんのことを
本当に考えたことにならないと思います。

もちろん、
これは疾患における時間軸を考える必要があるのは
いうまでもありませんが・・・。
急性期においては、
「絶対これをしとけば、何とかなるっ!!」
という、EBMの基に琴が進むことが多いです。

急性期の醍醐味、
慢性期の醍醐味、
自分にあったほうを選択する、
というのもPTとして必要な能力ではないでしょうか。

なーんて、
えらそうですね。
「身体機能」
「運動療法」
の考え方。
とてもいいところに着眼していると思います。

分野によって捕らえ方がさまざま。
機能=Function(昔携帯電話では機能キーをFキーと言ったよね。って知らないかぁ)
と考える場合もあれば、機能=器質と捕らえる人もいます。

肘が曲がる。
これは、関節の機能でもあるし、「〜することができる」という動作・能力との解釈もあります。
一方では、機能とは、あくまで物質そのものの存在を表す場合として考える人もいて、機能が組み合わさって能力を発揮する、とも言えます。

身体教育(Physical Education) 的には、身体機能と身体能力の定義は曖昧で、著者によって、定義が異なります。
となれば、理学療法(Physical Therapy)的にもそれぞれ人によって定義が異なるのは、必然ですね。
問題はごっちゃ混ぜにして考えずに、自分なりにストラテジーをしっかりしていればいいと思います。
そもそもPhysical Therapyは、物理療法と訳されていましたし、それは間違っていません。

運動療法も然り。運動って何?ってことですね。
エルゴメーターでの運動は、確かに運動(というかエクササイズ)。
じゃあ、AROMは運動じゃないの?といわれるといや、自動運動。という答えになる。
それなら、運動療法は?となると・・・。めちゃめちゃになるよね。

つまり、運動の考え方が、エクササイズもあればムーブメントもあるわけで、論を展開する前に、自分自身の中で定義づけをしておけば、良いと思います。

アキューステージによってアプローチはさまざまです。ただ急性期の基本的なアプローチはどの疾患に対してもほぼ同じ部分も多いので、ベーシックなアプローチとして行えるでしょう。PTとしての視点で、何のアプローチが絶対に必要なのか、を持っているとよいでしょうね。

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