ダメ外人伝説コミュのミッキー・ローク

ミッキー・ローク1956年9月16日生まれ

ハリウッドスターして一世を風靡。80年代に日本でもブレーク。LARKのCMで、GIPSY KINGSをBGMに女たらしぶりを遺憾なく発揮した。

代表作
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン(1985)」「ナインハーフ(1986)」「逃亡者(1990)」「ハーレー・ダビッドソン＆マルボロマン(1991)」「レジェンド・オブ・メキシコ　デスペラード(2003)」「シン・シティ(2005)」

高校時代からボクサーを目指すも挫折。俳優として成功を収めた後、夢だったボクサーデビューをついに果たす。

デビュー戦（1992年6月23日）の舞台は日本。対戦相手はダリル・ミラーという強いんだか弱いんだか不明の外人選手。テレビ東京系列で中継された。

試合は、スケスケの虎皮トランクスを着用したミッキーが、相手を翻弄し、伝説の「猫パンチ」で1RKO勝利。

有名タレントがスポーツの振興に一役買うという意味では、理解できるのだが、この日の前座試合が勇利・アルバチャコフ（当時「ユーリ海老原」、EBIHARAはロシア語で「ウンコ」というスラングで、イヤになって改名）の、「ＷＢＣ世界フライ級のタイトルマッチ」というのがあまりにも理不尽。チャンピオンの試合を前座にして、デビューするという姿勢はボクシングをリスペクトしているとは思えない。

さらに噂によると、ファイトマネーがこんなことになっていたらしい。

ユーリ海老原（チャンピオン）：300万円
ミッキー・ローク（新人ボクサー）：1億2000万円

「史上初、俳優に負けたボクサー」として記憶に刻まれた、ダリル・ミラーだって300万円以上もらえたはずだ。ハリウッドスターは、何でもありなのか？