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意味不明小説(ショートショート)コミュの喪黒兄弟

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藤子不二雄Ⓐ 笑ゥせえるすまんより




先日大円寺(だいえんじ)〔お七(しち)、吉三(きちざ)ゆかりの菩提寺(ぼだいじ)〕まで花まつり〔釈迦尊(しゃかぞん)の誕生祝〕にでかけ申した だいぶん早めについてしまい 御前(ごぜん)に膝(ひざ)小僧をかかえて待つよりほかなかった

小堂のにじり口みたいな木戸(きど)が明(あ)いて いそいそと和尚(おしょう)さん〔大黒さまほどの恰幅(かっぷく)の好(よ)い〕があらわれた 大事そうに風呂敷づつみを胸にかかえて やおら御前に立つと 大事のふろしきをほどいた なにやらまっくろけのかたまりをとりだして――

大根とならんで それはおごそかにすわったよ なんでも堂内は薄暗く ローソクのはかない明かりと背中から限って差してくる太陽しか 光源(こうげん)はない いかにもわたしは目がわるいのだ となりのつれそいにあれは何かとたずねても はかばかしい返事はかえってこなんだ もう がまんがならなくて 和尚さんが一度帰られたのをいいことに まっくろけの正体(しょうたい)をそばまでうかがった

それがさて大黒天だった まこと肩より袋をさげていたことよ その袋が大きいといったら なかった わては弟とじぶんらの通勤袋をなんどもあらためたよ

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