男子マラソンコミュの２０２０年１２月２５日の速記技能検定試験結果

【２０２０年１２月２５日の速記技能検定試験結果】

速記技能検定試験３級合格３２回が確定した。
３２回というと横綱大鵬の優勝回数を思い出す。
３２回合格は、年に４回行われる速記技能検定試験を
８年連続受け続けなければ達成できない大記録である。
きょうは久しぶりに参議院議院運営委員会の速記をした。
ＮＨＫラジオの国会中継を聴いて、
最初から最後まで速記した。
速記者がそばにいれば、
虚偽の答弁などなかなかできるものではない。
速記者がそばにいないから、
その場しのぎの適当な答弁になってしまう。
私は参議院速記者養成所の卒業生だから
３級に合格するのは当たり前かもしれないが、
速記技能検定試験３級に合格することは、
一般の人にとって１回でも大変なことである。
国会議員でも３級合格者は数名しかいないと思う。
分速２４０字５分間朗読、反訳１２倍の１時間、
正確度９７％以上が合格である。

速記の専門学校生が４月に速記を始めた場合、
翌年の８月に１級に合格するのが模範的である。

　４月に学習を開始
　５月に６級に合格
　８月に５級に合格
１１月に４級に合格
翌２月に３級に合格
翌５月に２級に合格
翌８月に１級に合格

だから私は、１月あるいは２月、
できれば２月末の速記技能検定試験を
断じて省略してはいけないと考えている。
冬の速記技能検定試験の省略は
速記学習者にとって大変な痛手となる。
日本速記協会はその点を猛省して
冬の速記技能検定試験を復活していただきたい。

Ｎｏ．１５０３９２５
検定合格証書
３級　中村佳史
昭和２８年２月７日生
〔手書き速記〕
〔手書き反訳〕
あなたは本会主催・文部科学省
後援第２１２回速記技能検定に
おいて頭書の級に合格したので
これを証します
令和２年１２月１９日
公益社団法人　日本速記協会　印鑑