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コメント(2)
お越しくださいましたすべての皆様＆出演者の皆様、昨晩は本当にありがとうございました！
特に今回は期せずして、出演者それぞれの「即興性」「観客との双方向性」が際立ったように思います。気がつけば「堕天使」も３年目なのですけれども、今回くらい盛況でかつ(イベントとして)やりたいことがやれた、というのはこれ迄も、そしてこれからもそうないんじゃないかとすら、思える次第です。楽しかったよ本当。
さて、一応あらすじをば。
最初は、さちん嬢。・・・腰抜かすごとあった。スイマセンおじさん当初一寸ナメてたかもしれません。福岡に「日刊詩人新聞」なぞというものがあったなら、この日の彼女のことはフロント全段ぶち抜きで報じないといけんでしょう。その位、質・量はもちろん臨場感、熱さ、刹那さ、甘さ・・・と現場に必要な、およそ全てのものが揃ったライブパフォーマンスでした。
スケッチブック一冊分、一枚一枚破り捨てながら、激しい触れ幅での自分語り、その潔さよ！最初は「床に落ちた絵がもっとよく見えたら良いのに」なぞとも思いましたが、まったく的外れでした。後半にしたがって説得力を増す、その速度その過剰さがグッと来る。合間にお客さんとのやりとりも挟んだりと堂々の舞台度胸も賞賛したい、(ほぼ)ソロデビュウでした。
次は私。暑かったので不気味背広は止めて前回の大耳ライブ@チープサイドと同じ衣装を。途中歌ったのは頭脳警察「さようなら世界夫人よ」。
３番目は秀文君。描いて、読む、というワタクシの方向性とは真逆の詩人さんですが、その朗読には強烈なライブ感がある。現場で聞く楽しさがある。炸裂寸前のボイラーと見まがうそのテンションはまったく健在だ。小手先を使うでなく、自らの方法論を積み重ねてなおかつ「観客論」を忘れない彼の詩と朗読は、私にとってもっとも信頼できる表現の一つ。「大耳」の掲示板で江藤さんが言っていた「詩の朗読なのに、なぜかテンションのサビがある」というのはまったく正しい指摘だ。彼が中心になっている「福岡ポエムネットワークコーポレーション」の詩人さんも交えて、今後面白いライブが展開できたらと願っている。
４番目に「Ｄ.Ｍ.Ｃ」。今回最大の問題作(苦笑)。朗読中心で考えていた今回の番組に、色々あって宇宙の面々が出る事になった段で、「だったら『歌ブログ』だよな？」という、じまお君と私の直感がこの事態を招いたというか・・・ハハハ。しかし絶対にお芸術にも詩の朗読にも、まして「歌もの」にもならずに尚且つ会場大爆笑というのは、どういうストライクゾーンなんだ！語れ！今年の高校野球！（ホームラン大杉)その辺の朗読会と一緒にされちゃあ困るぜ。これがあるから堕天使よ！個人的には「サッチモ」と「逆転裁判」がつぼでしたネ。
５番目は、聡文三さんのソロユニット＝ポーチソングス。『是非「堕天使」に出演いただきたいリスト』のかなり上に居らしたにもかかわらず、これ迄縁がなかったんですが、ラウンジサウンズ繫がりのじまお君の助力で、目出度く大願成就。ＴＡＲＪＥＥＬＩＮＧは幾度か見てきたのですが、こないだのヴードゥでポーチソングスに立ち会えたことが本当に良かったと思えます。「さようなら」と「チュウブラリン」は暫く頭の中でヘビーローテになりそうです。「アミダババァの歌」に至っては、今日さんざ仕事中に口ずさんでしまった訳で。
そして大トリはフカホリ姉さん。真っ赤な浴衣という強烈ないでたちで開演前から我々の度肝を抜くことも忘れない(宇宙サービスの「妹」こと風原君は「衣装、ネタ被った！」だって。大丈夫所謂相乗効果でしたぜ。着付けをするさちん嬢もキュートでした)。今回の即興は、ここのところの激しさ・切迫感を前面に出したものとは違い、妙な落ち着きと深く沈んでいくような、質の違う「軽い(浅い、という意味ではなく、適切な質量としての)」狂気があった。ボトルキープのハーパーという、行きがかり上の小道具も利いていたと思う。勿論カンターレ水町大将とのやりとりも。
次回は１０月頃の予定です。今年いっぱいは「３周年記念」を意識して毎回触れ幅の大きいライブを、と考えております。ご期待くださいませ。森耕
特に今回は期せずして、出演者それぞれの「即興性」「観客との双方向性」が際立ったように思います。気がつけば「堕天使」も３年目なのですけれども、今回くらい盛況でかつ(イベントとして)やりたいことがやれた、というのはこれ迄も、そしてこれからもそうないんじゃないかとすら、思える次第です。楽しかったよ本当。
さて、一応あらすじをば。
最初は、さちん嬢。・・・腰抜かすごとあった。スイマセンおじさん当初一寸ナメてたかもしれません。福岡に「日刊詩人新聞」なぞというものがあったなら、この日の彼女のことはフロント全段ぶち抜きで報じないといけんでしょう。その位、質・量はもちろん臨場感、熱さ、刹那さ、甘さ・・・と現場に必要な、およそ全てのものが揃ったライブパフォーマンスでした。
スケッチブック一冊分、一枚一枚破り捨てながら、激しい触れ幅での自分語り、その潔さよ！最初は「床に落ちた絵がもっとよく見えたら良いのに」なぞとも思いましたが、まったく的外れでした。後半にしたがって説得力を増す、その速度その過剰さがグッと来る。合間にお客さんとのやりとりも挟んだりと堂々の舞台度胸も賞賛したい、(ほぼ)ソロデビュウでした。
次は私。暑かったので不気味背広は止めて前回の大耳ライブ@チープサイドと同じ衣装を。途中歌ったのは頭脳警察「さようなら世界夫人よ」。
３番目は秀文君。描いて、読む、というワタクシの方向性とは真逆の詩人さんですが、その朗読には強烈なライブ感がある。現場で聞く楽しさがある。炸裂寸前のボイラーと見まがうそのテンションはまったく健在だ。小手先を使うでなく、自らの方法論を積み重ねてなおかつ「観客論」を忘れない彼の詩と朗読は、私にとってもっとも信頼できる表現の一つ。「大耳」の掲示板で江藤さんが言っていた「詩の朗読なのに、なぜかテンションのサビがある」というのはまったく正しい指摘だ。彼が中心になっている「福岡ポエムネットワークコーポレーション」の詩人さんも交えて、今後面白いライブが展開できたらと願っている。
４番目に「Ｄ.Ｍ.Ｃ」。今回最大の問題作(苦笑)。朗読中心で考えていた今回の番組に、色々あって宇宙の面々が出る事になった段で、「だったら『歌ブログ』だよな？」という、じまお君と私の直感がこの事態を招いたというか・・・ハハハ。しかし絶対にお芸術にも詩の朗読にも、まして「歌もの」にもならずに尚且つ会場大爆笑というのは、どういうストライクゾーンなんだ！語れ！今年の高校野球！（ホームラン大杉)その辺の朗読会と一緒にされちゃあ困るぜ。これがあるから堕天使よ！個人的には「サッチモ」と「逆転裁判」がつぼでしたネ。
５番目は、聡文三さんのソロユニット＝ポーチソングス。『是非「堕天使」に出演いただきたいリスト』のかなり上に居らしたにもかかわらず、これ迄縁がなかったんですが、ラウンジサウンズ繫がりのじまお君の助力で、目出度く大願成就。ＴＡＲＪＥＥＬＩＮＧは幾度か見てきたのですが、こないだのヴードゥでポーチソングスに立ち会えたことが本当に良かったと思えます。「さようなら」と「チュウブラリン」は暫く頭の中でヘビーローテになりそうです。「アミダババァの歌」に至っては、今日さんざ仕事中に口ずさんでしまった訳で。
そして大トリはフカホリ姉さん。真っ赤な浴衣という強烈ないでたちで開演前から我々の度肝を抜くことも忘れない(宇宙サービスの「妹」こと風原君は「衣装、ネタ被った！」だって。大丈夫所謂相乗効果でしたぜ。着付けをするさちん嬢もキュートでした)。今回の即興は、ここのところの激しさ・切迫感を前面に出したものとは違い、妙な落ち着きと深く沈んでいくような、質の違う「軽い(浅い、という意味ではなく、適切な質量としての)」狂気があった。ボトルキープのハーパーという、行きがかり上の小道具も利いていたと思う。勿論カンターレ水町大将とのやりとりも。
次回は１０月頃の予定です。今年いっぱいは「３周年記念」を意識して毎回触れ幅の大きいライブを、と考えております。ご期待くださいませ。森耕
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